戦国時代へ「第二話」

救急戦士 作
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戦国時代に来た事を、まだ把握できていない、遊香
牢屋に、入れられた遊香は、まだ自分が、何故こんな所にいるのかを考えてみる
「何故、こんな所にいるのかしら」

遊香は、考えていると、行き成り、牢の中へ一人の男が入って来た
そして、有無を言わず、遊香を押し倒し、胸に顔を埋めた
「え、ち、ちょっと何よ、何」
遊香は、唖然としながら、自分の状況を全く判断できなかった
突然の事であったから

で、遊香は、顔を埋めた男に、「あ、あのう、此処は何処ですか
それに、今、何年で、あなた達は誰ですか
そんな時代劇のような姿をして」と聞く

すると男は「お前、頭でも打ったのか、今は1575年だ
で、此処は、安土城で、俺達は此処の牢番だ」
「ろ、牢番ですって、牢番が、こんな事していいの」
「いいんだよ、誰も来ないんだから」
「そ、そんなあ、それにしても、じゃあ、私はタイムスリップした
訳なんだ、困ったな、誰か助けてくれる人もいないし
しょうがない、信長様の行為に甘えるしかないか
もしかしたら、此処で働けて言ってくれるかも知れない
けど、もし、怪しい奴は、磔だとか言われたら、如何しよう」
遊香は、段々怖くなって来た
そして、顔を埋めていた牢番達は、眠ってしまった

遊香の胸は、何時も香水を付けていて、いい匂いがするのだが
それが、時として、相手を眠らせる事も出来るのだ
すっかり、眠ってしまった牢番

で、待っていると、怪しい靴の音が聞こえる
そこにやって来たのは、誰か
遊香の危機は、まだ続くのであった。

その音は、足音であり、現れたのは一人の女性だった
「あのう、あなたは」
「これは、失礼、私は、森蘭丸と申す
どうやら、牢番が、手荒な事をしたみたいで」
「いいえ、眠っているだけです」
「そうか、そなたは、優しいな、普段なら手打ちにする所であるが」
「お願いですから、やめてくださいね」
「判った、所で、そなたはいったい何者かな
此処では見慣れない服装をしているが」
「え、あ、はい、何者って言ってもただの女教師です
おっぱいがでかいのは成長しているからですし
ただ、違うといえば、私は未来から来ました
それぐらいですかね」

「な、未来からだと、凄いな」
「え、信じてくれるんですか」
「そなたの目に嘘はない、しかし、何時も大変ではないか
そんなに、胸が大きくて、肩も凝るだろう」
「それぐらいなら、大丈夫です
やっかいなのは、おっぱいを飲んだり、揉んだりしてくる人達です
現代では、色々な人に助けて貰ったりしていましたが
此処は、私の知らない世界です
何時襲われるかも知れません
そんな時、如何すればいいのか
特に、運動は苦手で」

「そなたは、気が弱くて優しいのか、で、教師とは何なのだ」
「その名の通り、私は、学問を教える仕事をしています」
「そうか、それは、便利だな」
「けど、教えるたびに、おっぱいを飲まれ、吸われます
まあ、その時は、教え子ですから、我慢しますけど」

「ふうん、そうか、そなた、料理は出来るか」
「あ、はい、戦う事が出来ない私でも、料理は作れますから」
「なら、この城で、料理を作るがよい」
「けど、迷惑なんじゃ」
「迷惑であろうと、なかろうと私が頼んだのだ
しっかり働くがよい
そうだな、そなた、昼は寺子屋に学問を教えに行ってくれないか
学問の先生が、病気になってな」
「あ、はい、判りました」

「じゃ、そろそろ出るか」
「あ、はい、で、何処へ」
「信長様が呼んでいるのだ」
「判りました」

遊香は、眠っている男から、自分の体を揺らし、男を下に降ろす
そして、蘭丸と信長に会いに行くのであった。