バストマン「第二章」

救急戦士 作
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「第一話」「バストマン戦国時代へ」
美麗と唯達の活躍によって、ムランダーは宇宙警察へ護送される事になった
「お姉ちゃんこれからも宜しくね」
「ええ、勿論よ」
二人は楽しく会話をしていた

で、一方宇宙警察の護送車は、ムランダーを宇宙へ送って行くのであったが
行き成り閃光が飛び護送車が緩んだ
「うわああ、な、何だ」
そして、護送車のドアが外れた
「あ、拙い」
その瞬間をムランダーは、見逃さず手錠のまま外に飛び出た

そして、時空に穴が開き、ムランダーは、そこへ逃げ込んだのである
「ホー隊長大変です、ムランダーが時空の穴に逃げ込みました」
「何だって大変だ、奴はどの時代に行ったのだ
急いで見つけないと、別の時代の男達が女性を襲ってしまうぞ」
「判っています、けど、あ、いました」
「何処だ?」
「ここは、戦国時代です」

「戦国時代?」
「そうです、奴は、大変です。織田信長を操っています」
「拙いな、織田信長と言えば、戦国時代の武将ではないか
もし信長が、歴史を変えるような事をすれば大変だ
こうなったら、美麗君と唯君に連絡を取ってくれ」
「はい、判りました」

一方、美麗と唯は、授業を終え、家に帰って行った
すると、変身パックに連絡が入った
「もしもし」
「ああ、美麗君か、久しぶりだね」
「ええ、その節はどうも、所でどうかしたのですか」
「実は、ムランダーが逃げ出してしまったんだ」

「な、何ですって?」
「それで、君達の力を借りたい」
「判りました、けど、何処に?」
「戦国時代だ」
「な、じゃあ空に穴が開いたのですか」
「ああ、そうだ、頼む」
「判りました、けど、此処は」
「この世界には警察がいる、大丈夫だ」
「はい、じゃあ唯も」
「うん」
「行くわよ、唯」
「うん、けどどうやって行くの」
「それなら、そのパックの中に手鏡がある、それで行ける筈だ」
「判りました、それじゃあ行くわよ」
「うん」
そして、手鏡を開ける二人、すると二人は鏡の中に吸い込まれた
「きゃああ」
「きゃああ」
「で、あ、光が見えてきたわ、あそこが戦国時代ね」

二人は光の方へ行く、そしてそこにあったものは、出口であり
もう一つ戦国時代の武将との出会いだった。