バストマン「第二章」

救急戦士 作
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「第三話」「蘭丸の家族」
二人は、先に住む場所を探した。とは言え見慣れぬ姿であるので
戦国時代の人々は恐ろしがって、話しかけると逃げて行った
「困ったわね、これじゃ住む場所がないじゃない」
「そうね、かと言って男の人に尋ねたりしたら、襲われるかも知れないし」
「そうよね、いったい如何したらいいの」
「う〜ん、困ったわね」
二人は、道を歩いていた。でいつの間にか山奥に入ってしまった

「こ、此処は山の中よ、如何するの」
「如何するって言ったって、どうしようもないわよ、部屋を貸してくれる人がいないんだから」
「そうよね、困ったわ」
二人は、それでも山の中を歩いた
もうすぐ日が暮れる、だがそれと同時に美麗は気付いた

そう山の中と言えば誰も通らない、それとは別に野盗と言う男達が徘徊している事を
まあ、彼女二人なら爆乳を飲まして撃退するだろう
だが、腹が減っては戦は出来ないと言うぐらい、お腹がすいた
そして、そこで倒れこんでしまった
「お姉ちゃん、お腹空いたよ」
「我慢してよ、怪しまれて止まる所ないし、町へ戻ったらそれこそ
奴等の思う坪だわ」
「そうよね、我慢するか」

その時であった、山の中から声が聞こえる
「あ、ひょっとして誰か来てくれたのかも」と期待する唯
だが、その声は、男たち三人の声であった

男の一人が、二人を見つけて、「おい、馬鹿でかい乳女が寝ているぜ」
「ほう、いい女じゃねえか、飲んでいいのかな」
「まてよ、妙な格好してるぜ、こいつら」
「いいんじゃねえの、ちょっとぐらい乳飲んだって気付きやしねえよ」
「じゃあ、頂くか」
そう言うと、二人の男は美麗の両乳に、一人は唯の両乳に吸い付いた
「チュパ、チュパ」
「あん、あはん、き、気持ちいい、けど窒息させる元気が無いわ」
「そうよね、もうダメ」
二人が諦めようとした時、男達の目の前に一人の男が現れる
「貴様ら、それ以上やると、首が地面に落ちるぞ」と言った

男達は「あ、お、憶えてろよ」と言って逃げた
男は、二人の場所に来て「大丈夫か」と助ける
「え、あ、ありがとうございます、あなたのお名前は」
「私は、森蘭丸と申す、この所男達がどうも可笑しいのでな
それに信長様や、城にいる連中たちも、どうにかなっているのでは」
蘭丸が、そんな事を言うものだから

美麗は「ねえ、唯、この人まだムランダーに操られていないんじゃないの」
「そうみたい、だったら信長を助ける方法を一緒に探してくれるんじゃないの」
「だったらいいんだけど、聞いてみましょうか」
「ええ」

美麗は、自分達が未来人である事、そして未来(現代)の世界で
悪人達を倒した(おっぱいを飲ませ浄化した)事
それと、信長を助けようとしていると言う事を話した
蘭丸は「俄には信じ難いが、私にとっても信長様は上司であるし
それを助ける方法を見つけるなら、一緒に探そう」
「ありがとうございます、あとそれと泊まる所と食事をしたいのですが」
「うん、そうだな、女性は風呂にも入らなくてはいかんし
判った、では私の家に来なさい、家には兄上は無くなったが弟達がいる」
「ありがとうございます、では失礼して」

そして、蘭丸の家に行く
「只今〜」
「お帰り、あらその二人は、」
「野党に襲われた所を助けた、帰る家が無いと言うので、此処に置くがいいか」
「うん、兄上の仰せのままに」
「ありがとうな、じゃあ、まずは夕食だ」
「うん」
蘭丸が、力丸と話しをしていると、美麗が
「あのう、食事なら私手伝いますけど」
「しかし、客人に」
「いいえ、助けて貰ったお礼もしたいし、それに明日から手伝って貰うんですから」
「そうか、そうだな判った」

こうして、食事が出来て、客人が来たと言う事で、宴会をやり
二人は、風呂に入って寝た
その夜中、二人の部屋に、二つの足音が近づいた
ぐっすり眠っていて、気付かない二人

部屋が空き、二つの足音が、二人に近づいた
その人物達は、刀を持ち、二人に切りかかろうとした
「は、あ、え〜い」
「え〜い」
美麗と唯は目を覚ますと、爆乳の谷間で刀を挟み、取れなくした
「く、くそう」
「ええ〜い」
「く、くそう」
「ええ〜い」
刀が抜けないと同時に、四人とも吹っ飛んだ
「い、イテテテ」
「お姉ちゃん大丈夫」
「ええ、うん、どうやら私達を殺そうとしたわけね
多分ムランダーに操られているわ」
「でも、どうして、奴の狙いは女性のおっぱいでしょ」

「うん、ひょっとしたら私達が邪魔だからじゃないの
私達の場合は、そのおっぱいで浄化しちゃうから」
「そうなのかな」
「あ、それより、誰か見ましょう」
「ええ」

二人は自分達を狙った男たち二人を見た
「これは」
「許せないわ、まだこんな幼い子を、操るなんて
唯、おっぱい飲ませるわよ」
「ええ」
二人は、操られた力丸と坊丸におっぱいを飲ませ、寝かせた
そう、二人のおっぱいには、ミルクだけではなく
記憶を忘れさせる事が出来る能力があるのだ

二人を抱きしめたまま、二人の部屋に寝かせて
美麗と唯も眠るのであった。