超乳美沙

LINK 作
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No.1「ブラジャーはまだ…」

薮橋 美沙(やぶはし みさ)は4月8日帝王中学校の生徒として入学した。
帝王中は日本一を誇るIQナンバー1の中学であり、日本一巨乳女生徒が多い中学である。何でも女生徒は、Fcup以上が基本であるこの中学。わざと集めているわけでなく勝手に集まってくるのだ。そんな中学に入りたくて勉強をがんばる男子生徒だっているほどだ。
そんな周りに対して一人違うのが美沙だった。普通中学なら胸は今から育つと言うところ。なのに帝王中の女性とが周りに居るだけでそんなことはないと言いきれるほどだった。美沙は童顔で、髪の毛がちょっと茶色がかっている。体育の授業でも胸がないことに恥ずかしいことこの上なしなのだ。
美沙はもともと体育系だから成長が遅いほうかもしれないがほかの女性徒で体育系であっても胸はちゃんと発達しているのである。
「はぁ〜。中一になって友達はたくさん出来たけど、何であたしの胸だけ大きくならないの?」
「そんな落ち込まない!!」
と言って背中を思いっきり叩いた。
「結梨…」
浜里 結梨(はまざと ゆうり)。Kcupのクラス一胸の大きい子だ。
「あたしだってそんなときがあったわよ。」
正直そんな言葉が結梨の口から出てきたのがびっくりだ。
「あたしの胸が大きくなり始めたのが小学3年生の頃だったわ。あたしは皆に比べて発達がやけに早かったから自分でもびっくりしたし体育の時間は毎回嫌だったわ。でもこの中学に受験して合格して、いざ学校に来てこんな感じだったからあたしは仲間がいるからもう恥ずかしくないって、学校が楽しくて仕方がないわ。」
美沙は、
「あたしの場合は今のほうが正直つらい。一人ぼっちっていう感じがして。でもそんなあたしを仲間はずれにしない結梨が大好き。・・・あたしなんだか嬉しくなって来た!学校も楽しみになってきた!ありがとう!結梨!!」
「美沙が喜んでくれるとあたしも嬉しいわ。」
「「じゃーねー。また明日ー」」
結梨の家は美沙の家より向こう側にある。今日は特別にということで回り道をして美沙と一緒に帰ってあげたのだ。

家に着いたのが6時だった。美沙はすぐに宿題を終わらせて夕食にした。
「学校は楽しみになったけどあたしもいつかは巨乳になって皆みたいに自慢できる胸を持ちたいなー」
といって美沙は疲れていたこともあって9時には深い眠りに入ってしまっていた。

「僕はミレイ。今日はあなたの悩みをすぐにかなえます。」
「・・・?」
「僕が行ってしまうとあなたの悩みは一生続くでしょう。今、この瞬間でしかチャンスはありません。」
「じゃああたしの胸を大きくして!!」
「わかりました。」
といってミレイは消えた。

翌日は土曜日で一日中暇だった。昨日夢を見たのは覚えているのだが何を見たのまでは全く覚えていない。
「ねぇ、お母さん。そろそろあたしの胸も大きくなる年頃だしブラジャーかってよ〜」
「う〜ん。そうねぇ。確かに美沙の言うとおりだけど、お母さんはブラジャーはまだ早いと思うんだけどなぁ。」
「そういわずに。ホラ買いにいこ!!」
といって二人は車に乗り込み下着店、「プラティオス」へと向かった。
「なんだかわくわくするなぁ〜。あたしもいつかは巨乳アイドルとして活躍するんだから!!」
といってお母さんの気持ちを考えずにはしゃぎまくる美沙だった。
プラティオスに着くと早速ブラジャーを作ってもらうことにした。バストを測るときにちょっと緊張したけどすぐに終わった。明日には出来てるといわれ美沙のテンションはさらに上昇した。その日はブラジャーのことだけで美沙の頭の中はいっぱいだった。

翌朝美沙に起こされたお母さんはまだ寝たかった。それもそのはず。休日というのに8時に起こされたのだ。お母さんは普段10時に起きる。
プラティオスは24時間営業だ。それを知っていた美沙はいつもより早く起きたのだ。美沙はついに初めて自分のものとなるブラジャーの元へとすぐに行きたかった。しかし家を出発したのがお昼ご飯を食べてからだった。

プラティオスに着き早速ブラジャーを受け取った美沙。3着作ってもらった。
これであたしも帝王中にちょっと近づいたような気がしてテンションがあがりまくりだった。この先どうなるかわからないのに・・・。