憂いの瞳

毬藻(物語)・ルーガ(挿し絵) 作
Copyright 2003 by Marimo (story)
Copyright 2003 by Ruga (picture)

クリックで原寸表示

またいつもの朝がきた。
朝日が昇り、小鳥がさえずり、清々しい空気に包まれているようだ。
今日もいつものように学生たちが学校へと向かっていた。
ここにも一人の女子高生が学校へと…
「あぁ…もう…急がないと遅れちゃうよぉ…」
この子の名前は山野あおい。
市内の高校に通う17歳で無口だがとても美しい子だ。
スカートから伸びている長い足。
クラスでも多分、一、二を争う程の細さと長さだろう。
【天使の輪】が輝くストレートの長い髪。
その長さは腰まである。
憂いを感じさせる真っ黒な瞳。
彼女の瞳を見ていると何か吸い込まれそうな気がしてしまう。
そして…正面から見ると大きな風船を抱えているかのような大きな胸。
大きな二つの球体はブラウスを押し上げ、制服であるブレザーから飛び出し、リボンはちょこんと胸の上に乗ってしまっている。
もちろん歩くたびに大きく上下左右に揺れてしまうのだが、
学校へ遅れまいとするために急ぎ足で歩くので余計その揺れが大きくなってしまう。
「この胸邪魔なんだよぉ…はぁ…重くて歩きにくいじゃん…ムカツクゥ…」

そんな彼女には友達がいない。
小学生の頃、体に対して大きすぎる胸のせいで虐められた事が原因で、人見知りをするようになり、だんだんと無口になっていった。

「おまえ、おっぱいでかいなぁ!ばけもんかよ!」
「気持ち悪いからこっちによるな!」

そのおかげで高校二年生になった今でも自分から話し掛けたりする事が出来ずにいた。
もちろん彼氏もいない

この日も学校にいつも通りの時間についた彼女は誰とも言葉を交わす事なく席に着き、大きな胸を机の上に乗せ、はぁと深いため息をついた。
自分の体についている“おもり”から解放されたのだからため息が出るのも無理はない。
「どうしたの?ため息なんかついちゃってぇ?」
そう声をかけてきたのは隣の席の吉田梨紗。
あおいには負けてしまうが梨紗も相当な胸の持ち主だ。
「えっ…いや…学校来るだけで…疲れちゃうから…」
あおいは声をかけられた事に戸惑いながらも精一杯の言葉を返した。
「そうなんだ!私も家から学校まで45分くらいかかるんだよね!」
「た、大変だね…」
「かなり大変だよ!マジ疲れちゃうよ!」
「あはは…」
梨紗は喋る時にアクションをつけて話す。
その動きの度に胸が揺れる。
あおいは梨紗の明るいテンションについていけない様子だった。
梨紗はその様子に気づいたようで優しい口調で質問をした。
「ねぇ、山野さんって…一人でいるの好きなの?」
「そういうわけじゃないんだけど…話したりするの苦手だから…」
「ほぅ…なんか羨ましいな!私うるさいでしょ?だから山野さんみたいにおしとやかな女の子って憧れちゃうな…」
「そ、そんな!…おしとやかだなんて…」
「あれ?顔赤くなってるよ?かわいいね!」
「やめてよ…恥ずかしい…吉田さんの意地悪ぅ…」
あおいは嬉しいような、恥ずかしいような複雑な気持ちになった。
「あ!ごめんね?許して?」
「・・・」
あおいは黙り込んでしまった。
「あの…さ、今日よかったら一緒に駅前のクレープ食べに行かない?ね?いいでしょ?」
梨紗は身を乗り出して、あおいに顔を近づける。
机についていたはずの梨紗の手はそっとあおいの胸を撫でていた。

クリックで原寸表示

「あ…あたしでよければ…」
「ありがと!じゃあ掃除当番終わったら待っててね!」
その日を境にあおいと梨紗は仲良くなっていった。

ある日の昼休み、あおいは梨紗に家に来ないかと誘われた。
「今日さ、私の家来ない?」
「本当に?嬉しいな!前から行きたいなって思ってたの。」
「なんならお泊り会しちゃおっか?」
「でも…梨紗ちゃんのご両親とか…」
「ぁ、私の親なら大丈夫!ママもパパも旅行に行っていないんだよね。」
「そうなんだ…それならお言葉に甘えて…」
笑顔で梨紗からの誘いを受けた。

あおいは一旦家に帰り、私服に着替えてから梨紗の家に行く事にした。
まずブレザーを脱ぐと胸は大きく縦に揺れた。
ブレザーの下に着ているブラウスは大きな膨らみを包んでいるのだが、ボタンとボタンの間から胸の一部が見えていた。
「ぅん…っしょ…」
必死の思いでボタンを外すと真っ白な双球が顔を出した。
ノーブラだ。
あおい位のサイズになると合うブラジャーなんかあるわけがない。
自分の体を鏡で見た。
少しポーズをとってみる。
舌を出し…挑発・・・
「な、なにやってんだろ…」
あおいは恥ずかしくなってすぐに服を着た。

ピンポォ〜ン…
「はぁぃ!ちょっと待ってねぇ!」
梨紗の間延びした声が聞こえ、ドアが開いた。
梨紗も私服だったのだが、制服の時よりもスタイルが強調されているようだった。
「おじゃましまぁす。」
あおいはミニスカートにTシャツという格好で梨紗を訪ねたのだが乳首の形は浮き出て、大きすぎる胸は収まるはずもなく布を押し上げ上からも下からも胸の一部が見えていた。
「こっちだよぉ!」
あおいは梨紗に部屋へと案内された。
「座ってて?今、飲み物持ってくるからさ。」
あおいは部屋を見回した。
見る限り普通の女子高生の部屋だ。
壁には男性アイドルのポスターが貼ってあり、本棚には少女マンガが並んでいた。
ベッドには大きな熊のぬいぐるみが置いてあった。
毎晩抱いて寝るのだろう。

「お待たせぇ〜…紅茶持ってきたよ。」
「ありがとう!おいしい…」
「本当??よろこんでくれてよかったぁ…」
「だっておいしいもん!今までで最高の紅茶だね。」
「それは言いすぎだよ!!っていうかぁ…あおいって相変わらず胸大きいよねぇ…」
「そういう梨紗ちゃんだって大きいじゃん?」
「いやいや!あおいには負けるって!」
「…」
あおいは突然黙ってしまった。
「どうした…の…?」
「…梨紗ちゃんと友達になれて本当によかった…」
あおいは泣き出しそうな顔で言った。
「ん?!突然何?!」
「あたし…話す事苦手だったし…人見知りとかもしちゃうし…でもね、梨紗ちゃんと友達になってから話すのって楽しいって思い出したの!梨紗ちゃんのおかげだよ。」
「私のおかげなの?」
「うん!それに梨紗ちゃんあたしの事守ってくれるじゃん!街とか歩いてる時にナンパとかされても…あたしの事守ってくれて…すごい嬉しいんだ…」
あおいは今にも泣いてしまいそうだ。
「もう…これからも守ってあげるよ…」
そう言って梨紗はあおいを抱きしめた。
お互いの胸が当たり、横に広がり大きく歪んだ。
あおいは梨紗の呼吸を感じた。
「り…梨紗ちゃん…?どうしたの…?」
「あ…ごめんごめん!つい抱きしめちゃった…」
「いや、いいの!大丈夫だよ!」
梨紗の雰囲気が少し違うような気がしたが、気のせいだと思い笑顔を返した。
「なんか梨紗ちゃん男っぽかったぁ…」
「いや!女だから!!」
「あはは!!」
「ごめん、ちょっとトイレに行ってくるね。」
そう言うと梨紗は部屋を出て行った。

しばらく待っていたが梨紗が部屋に戻ってこない。
気になったあおいは部屋を出た。
いろいろな所を探していると人の気配がした。
すると突然背中に何か柔らかい物が当たったかと思うと両脇の間から腕が伸び、あおいの胸を揉みだした。
「ひゃぁっ…ぁっ…っぁ…梨…紗…ちゃんっ…?」
その手を静かに払いおそるおそる振り向くとそこには下着姿の梨紗が立っていた。
あおいに勝てないとはいえ、相当大きな胸がブラジャーの中で主張している。
「私…あおいの事好き…」
「え…?」
梨紗の言葉をにわかには信じられなかった。
無理もない。
突然の告白。しかもそれが梨紗からだったのだから。
「私…あおいがうらやましかったんだよ…その大きな胸…」
あおいは冗談では無い雰囲気を感じていた。
「いつもあおいの事見てた…羨ましかったから…でもね…気持ちが変わっていったの…私あおいの事好きなんだって気づいたんだ…だけど話し掛けられなくって…だから席替えの時は隣になれるように毎回祈って・・・この前の席替えでやっと隣になれた…チャンスだって思ったの。これで一気に近づいてやるって。」
「ちょっと待って?あたしたち女同士だよ?好きって言われても…付き合うとか…」
あおいの言葉を遮るようにして真剣な顔で言った。
「女同士でも好きって気持ちがあるなら関係無いよ。」
「うん…もしかしたら…あたしも梨紗ちゃんが好きかも…」
そう言うと自然に二人は唇を重ねていた。
梨紗はTシャツの上からあおいの胸を静かに撫でる。
垂れる事なくしっかり張った胸は相当な弾力があり、撫でる度に小さく揺れる。
先ほど一瞬ではあるが胸を揉まれたため感じたのか、乳首が少し勃っていた。
それに気づいた梨紗は乳首のつまんだ。
「あぁっ…ぃゃ…だ…だ…め…」
「あおいの乳首かわいい…もっと…もっと…」
梨紗は乳首で遊んでいるようだった。
ついにあおいの乳首は完全に勃ってしまった。
大きさは親指の先くらいの大きさくらいになってしまっていた。
次に梨紗はTシャツの裾から手を入れて直接乳首を弄び始めた。
「ひゃっっ…あっ…あっ…だめっ…ああっ…」
乳首をいじっているかと思うとTシャツをまくりあげた。
大きな胸がTシャツから溢れ出てくる。
梨紗の手は次に胸を揉みはじめた
「ぁっ…あっ…だめっ…だめっ……」
大きく形を変えていく乳房。
弾力がある球体は揉み応えがありそうだ。
「どうしてだめなの…?気持ちいいんでしょ?」
「気持ちよくなんか…ないっ…やめて…」
「じゃあやめるよ?あおいはそれでいいの??」
「…意地悪…やめないで…気持ちいいの…」
梨紗は一層揉む力を強くしていった。
それに合わせて変形も大きくなっていく。
「ぁっ…あっ…あっあっっ…」
あおいの高い声が家の中に響く。

ぐにっ…ぐにっ…ぐにっ…

まるでこねるように胸を揉んでいく。
「あっ…だめっ…はっ…ひゃっ…」
「あおいの声かわいいなぁ…もっと聞きたいなぁ…?」
「かわいくなんかっ…あっ…なぃっ…んっ…だからぁっ…」
「とってもかわいいよ?大好きだからね…」
「いやぁっ…あっあっ…ひゃっ…あぁっ…」
「あおい…次は吸ってあげるからね…??」
梨紗は大きくなった乳首を舐めた。

ぺろぺろ…ぺろぺろ…ぺろ…ぺろ…

「ひゃぁっっ…いやぁっ!!!…はっ…はぁっ…」
あおいの息遣いが一層荒くなる。

ちゅぱ…ちゅぱ…ちゅぱちゅぱ…

「だめっ…だめだよぉっ…イっちゃう…だめ…乳首は…弱い…の…」
「そうなんだ?じゃあもっと吸ってあげるからね。」

チュバチュバ…チュバチュバ…

クリックで原寸表示

「ひゃぁぁっっ!!!だめっ!!だめだよっ!!!もぅっ・…あぁっ…」

チュウッ…チュッッチュゥゥッ…

「ひぃっ…ひぃっっっ!!!ぁっ…ぁっ…あっ…あぁっ…ああああっっっ!!!!!」

梨紗によりあおいは絶頂を迎えてしまった。
あおいの細く美しく高い声が家の中に響いた。
「梨紗ちゃん…上手なんだもん…はぁ…」
「へへぇ…初めてだったけど上手くいったなぁ…」
「初めてだったんだ…もう…汗でびしょびしょだよぉ…」
「じゃあ一緒にお風呂入ろうか??」
「うん☆」

梨紗とあおいは二人で風呂に入る事にした。
二人の戯れはまだまだ続くのであろう。