憂いの瞳〜第三話〜

毬藻(物語)・ルーガ(挿し絵) 作
Copyright 2003 by Marimo (story)
Copyright 2004 by Ruga (picture)

ここはある中学校。
放課後になった学校は部活動をする生徒の元気のいい声がする。
静かに聞こえてくるのは吹奏楽部の楽器の音色だ。
校舎の二階、窓から夕暮れのオレンジ色が射してきてまぶしい。
その階層の教室一人残ってずっとグラウンドを眺めている女子生徒がいる。
名前はちひろ。
彼女は密かに想いを寄せているサッカー部の慶介をずっと眺めていた。
「慶介君……」
慶介とちひろはクラスメイトだが、言葉を交わした事は無い。
彼女はとても無口で、自分から話し掛ける勇気を出せない。
慶介をそっと眺めている事で精一杯なのだ。
「慶介君…かっこいい…大好き…」
うっとりした目でちひろはつぶやいた。
「こらぁ!こんな時間まで何をしている!」
見回りの先生がちひろを見つけてしまった。
「……」
せっかくの気分を台無しにされ、ちひろは不機嫌な顔で教室を後にした。

ちひろは中学二年生だがとても背が小さく、まだまだ幼児体型。
顔立ちは十四歳とは思えないような童顔。
小学生に間違えられた事は数え切れない程何回もある。
特に虐められた事は無いが、昔から社交的ではなく無口で家にこもるような性格。
周りのクラスメイトはちひろにどこかミステリアスな雰囲気を感じ、近寄りづらい存在であった。

ちひろはすっかり暗くなってしまった道を急ぎ足で家へ向かっていた。
少し後ろをちひろと同じくらいのスピードで女子高生が歩いていた。
「あれぇ?ちひろじゃん!」
ちひろに不意に話し掛けたのは後ろを歩いていた女子高生。
「ん?…お姉ちゃんか…」
それはちひろの姉のあおいであった。
あおいはちひろと全く正反対の容姿をしている。
長い髪。
細く引き締まった長い脚。
美しく大人っぽい顔立ち。
細い体にアンバランスに育っている巨大な胸。
ちひろはそんな姉を少し羨ましく思っていた。
それになぜだか最近姉が明るくなったような気もしていた。
「相変わらず暗いなぁ?もっと元気出したらぁ?」
「……そういうお姉ちゃんだってちょっと前は無口で暗かったくせに。」
「昔の事は気にしないんだよぉ。まぁ…ちひろはそういう無口な所がかわいいんだけどねぇ。」
「かわいくなんかない。」
「本当だよぉ?キスしたいなぁ……」
あおいはちひろの顔をそっと上げさせ、唇を近づけた。
「やめてよ。最近のお姉ちゃんおかしい。」
「…照れてるんだぁ?キスするわけないでしょぉ?冗談だよぉ。」
ちひろはそっと胸を撫で下ろした。

その夜、ちひろは姉と一緒に風呂に入った。
いや、正しくはちひろが入浴している時にあおいが入ってきたのだ。
「おじゃましまぁすぅ。」
「どうして入ってくるのよ。」
「いいじゃないのぉ!姉妹なんだからさぁ?あたしはちひろと仲良くしたいんだよぉ。」
「わかった。」
あおいの胸は相変わらず巨大だ。張りがあり弾力もある。
体にはバスタオルを巻いていないので少し動く度に胸が細かく震えてしまう。
「ちょっと湯舟から出てくれないかなぁ?胸が全部入らないのぉ。」
ちひろは湯舟から出て、体を洗い始めた。
「あのさぁ、ちひろってぇ、好きな人とかいないわけぇ?」
「……いるけど。」
「そうなんだぁ?告ったりしないのぉ?」
「話し掛けた事無いもん。」
「ふぅ〜ん…それなら明日告ってみなよぉ。ちひろかわいいからもしかしたらあっちも気になってるかもしれないよぉ?」
「だから話した事ないんだもん。」
「そんなの関係ないのぉ!女なんだからぁ!気合い入れなさい!」
「…やってみるよ。」
そう言ってみたものの自分には簡単な事では無い事はわかっていた。
その晩、ちひろは眠る事が出来なかった。

次の日の放課後、ちひろは部活が休みだった慶介を教室に呼び出して、ついに告白をする事になった。
「どうしたの?用って何?」
「じ、実は……慶介君の事……」
ちひろは体中の血液が逆流するような感覚に襲われていた。
体が熱くなり、鼓動が自分で感じられる程大きく打っている。
「慶介君が好き…です……」
「マジ?う〜ん…気持ちは嬉しいんだけどごめんなさい!俺、山野みたいにロリ系の子って好きじゃねぇんだ。悪いな!」
「え…ぇ……」
慶介はそう言うと気まずくなった雰囲気から逃げるようにすぐに教室から出ていってしまった。
ちひろは慶介の言葉を聞いて、頭が真っ白になってしまった。
それから少し経った後、涙が流れてきた。
「そんな…」
ちひろは泣きながら、走って家に帰った。
「どうして……」

「ちひろおかえりぃ!…ってどうしたぁ?」
家に帰ったちひろはあおいに泣きついた。
「ふ…ふられちゃったの…慶介君に…」
「あらぁ…ちひろかわいいのにぃ…」
「あたしみたいなね…ロリ系はだめなんだって…どうしてよ…」
「そっかぁ…それがちひろのいい所なのにねぇ?」
「ねぇ…お姉ちゃん…どうしたらそんなに脚が長くなるの…?」
「え…?」
「どうしたらぁ…そんなに胸が大きくなるの…?」
「いやぁ、あたしはさぁ…何もしてないんだけどぉ…」
「お願い…どうにかしたいよ…」
「そうだよねぇ…じゃああたしの大好きな人に聞いてみようかぁ?自分で胸を大きくしたって聞いたんだよねぇ…」
「うん…あたし…綺麗になりたい……」

ちひろの涙の訴えから五日経った。
あおいが“大好きな人”を来るらしい。
「ちひろぉ!あのねぇ、あたしの大好きな人連れてきたよぉ!」
「こんにちわぁ!あなたがちひろちゃん?」
「はい…」
そこには金髪のショートヘアーの女の子がいた。
あおいの友達、梨紗である。
「はい……」
「好きな人にふられちゃったんだ?悲しいよね!私もその気持ちわかるなぁ。」
「は、はぁ…」
昔のあおい同様にちひろも梨紗の高いテンションにはついていけない。
「でもね、私に任せてくれたらちひろちゃんもおっぱいが大きくて、脚の長い素敵な女の子になれるよ。」
ちひろはその言葉に半信半疑であったが、とりあえず任せてみよう、そう思った。

「それじゃあこれからする事を説明するね?えっと、私はちひろちゃんの体のある部分をマッサージします。そうする事で体を急激に成長させてくれるんだ。その成長の仕方はマッサージが受けた人が想像した通りになるからちひろちゃんの想像力が重要だよ。」
「わかりました…」
「マッサージするのはおっぱい。ツボが両方の乳首のすぐ横にあってそれを刺激する事で効果が出るの。それで…ちひろちゃんは何があっても耐えられる?」
ちひろはその言葉に少し恐怖を感じたが、自分の思い通りの体になれる事を思うと大丈夫と言うしかなかった。
「おっけぃ!それじゃあ始めようか?服脱いでくれるかな?胸大きくなると破れちゃうからね。」
ちひろは梨紗に言われるがままに服を脱ぎ、ブラを外した。
そこにいるあおいと梨紗に比べると殆ど無いくらいの小さな胸。
中学二年生とは思えない体つき。
「悪いんだけどあおいは部屋から出てくれる?あとのお楽しみって事で!」
「まぁいいけどさぁ…ちひろをもっとかわいくしてよぉ?」
「もちろん!任せておいて!」
あおいは渋々部屋から出ていった。
「それじゃあ始めるね。しっかりと自分のなりたい体を想像してね。」
すらりと長い脚。巨大な胸。引き締まったウエスト。
ちひろは頭をフル回転させて自分の理想のボディを想像していた。
梨紗はそっと手を伸ばしてちひろの乳首をつまんだ。

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「ひゃぁっ!」
初めての快感に危うく思考がストップしそうになったが、なんとか想像を続ける事ができた。
梨紗はいやらしく指先を動かし、乳首とその周りを刺激する。
乳首に圧力を加える毎にちひろは快感に襲われ、体が痙攣するようにびくついてしまう。
味わった事の無かった快感が何度も何度も波のように押し寄せてくる。
「っあ…あぁっ…ぃっ…ぃゃぁっ…」
「ほらぁ…気持ちいいでしょ…?これで素敵な女になれるんだからね…」
乳首がねじられると喘ぎ、伸ばされるとより強い喘ぎ声を上げ、吸われるとさらに大きな喘ぎ声を上げる。
「あぁぁぁっ…こっ…んなにぃ…気持ちっ…いい…なんてっ…」
「乳首への愛撫はこれでおしまい。これからおっぱいを愛撫するよ。ここからが本番だからね。」
そう言うと梨紗はちひろの胸を指先で揉みはじめた。
「ぁっ…はぁっ…ゃっ…」
揉み始めると心なしか胸が大きくなってきているようだった。
「少し大きくなってるみたいだね。もう少しだよ!」
揉むスピードを少しずつ速めていく。
「あっ…あっ…あっあっ…」
するとちひろの胸に大きな変化が現れた。
梨紗が揉む度に掌の中で胸の体積が増しているのだ。
胸はその形を変えながら少しずつ膨張している。
その様子は風船に空気を入れていくようだ。
変化後、少ししか経っていないのにもう掌に収まるくらいの大きさになってしまった。

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胸の変化と同時に現れたのが脚が少しずつ伸びてきた事だ。
腰のくびれも現れ始めている。
「あぁっ…大きくなってるっ…あはぁっ…」
胸がどんどんと大きくなり掌を押し上げている。
まるでバスケットボールが二つ体にくっついているかのような大きさだ。
「ぁっ…あたしのっ…っぁ…胸がぁ…っっ…脚が…」
「心配しなくていい…素敵な体だよ…」
脚は今までの二倍の長さになり、腰も相当なくびれを誇るようになったが胸の成長は止まらない。
梨紗は揉めば揉むほど大きくなるちひろの胸を見て、楽しんでいる様子だった。
ついにその大きさは腕で抱えるのが精一杯という大きさになった。

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しかし、成長は止まらない。
「だめ…これ以上やると…おかしくなっちゃいそうです…」
「でも…私が止められないよ…気持ちいいんだもん…」
胸の成長は先程よりも加速している。
「あっ…っぁっ…あたしの胸がぁ…」
胸はすでに抱えられる大きさを通り越し、部屋の絨毯についてしまっている。
「よしぃ…これでおしまい!お疲れ様!大きな鏡で体を見てみたら?」
ちひろは立ち上がったが、いつもの感覚とは違う。
胸の重さが立っている事を難しくしていた。
立ち上がった後、乳首と接していた絨毯の部分はうっすら湿り気を帯びていた。

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全身が映る鏡の前に立ち自分の姿を見たちひろは驚愕した。
胴の二倍、いや、それ以上あるような長い脚。
体の横に大きくはみ出た巨大な胸。
丸い膨らみは何もかも弾き返すような弾力が感じられる。
姉のあおいに負けず劣らずの大きさだ。
その胸とのギャップが激しい腰のくびれ。
ちひろは変わり果てた自分の姿を見て絶句し、気絶してしまった。
「ちひろちゃん?!大丈夫?!ちひろちゃん!!」

「ちひろぉ…?ちひろぉ!起きたのぉ?よかったぁ…」
「お姉ちゃん…」
ちひろは起き上がろうとしたが、いつものように起きあがる事が出来ない。
自分の体が急成長した事を忘れていたのだ。
「あぁ…あたし…体…」
「うん!そうだよぉ!とても素敵になったぁ…かわいいよぉ?」
あおいは頭を撫でながら優しく語りかけた。
「ありがとう…」
「あとはその無口な性格だけだなぁ!もっと元気よくね?」
「うん…がんばってみる…」
「よし!じゃあ…胸が大きくなった記念にあたしがちひろと遊んであげよぉ!」
そう言うとあおいはちひろの胸を撫で始めた。
「ぃゃぁっ…だめぇっ…くすぐったいよぉっ…」
「いいからぁ!あたしに体を預けなさぃ!」
撫でながらその手を徐々に下の方に持っていき、乳首を弄び始めた。
「あぁぁんっ…はんっ…気持ちいいぃっ…」
乳首の先端を指で押していくと、巨大化した胸に指が沈んでいってしまう。
「はぁっ…っぁあぁっ…ぃ…」
「ほらぁ…こんな事しちゃうよぉ…」
埋めた指をぐりぐりと渦を描くように動かし始めた。
「あぁあぁっ!…だ…だめぇっ…あぁんっ…」
指を乳首から抜き、掌全体を使って胸を揉み始めた。
揉むとその胸の大きさに比例するように歪み方もとても大きい。
ちひろ力を加えられて歪んでいる自分の胸を見て、改めて成長した事を感じた。
「ちひろの胸…あたしより大きいじゃん…ずるいなぁ…虐めてやるぅ…」
あおいはより強い力で胸を揉んでいく。

むにゅぅっ…むにゅぅっ…むにゅっ…

こねるように胸を揉むと、あおいの手は脂肪の中に埋まってしまう。
「ひゃぁっ…あぁっ…お…姉ちゃんっ…」
「余計な事は喋らないでぇ…」
「あぁんっ…んっ…」
あおいはちひろの言葉を遮るようにキスをして、舌を絡ませた。
「んっ…むぅっ…ぅぅんっ…むっ…」
あおいは胸への愛撫を続ける。
「んっっ…あぁんっ…」
胸に手がめり込む。その感触があおいを虜にしていく。
揉む動作の度にちひろの腰が跳ねる。
「ちひろの胸気持ちいいなぁ…あたしのより柔らかい…」
「もう…やめてくださぃっ…」
「嫌だよぉ…ちひろぉ…これまでで一番気持ちのいい事をしてあげるからねぇ…」
揉む動きのスピードが急激に上がった。
「あぁぁ!!!だっ…めぇっ…」
「ほらぁ…ほらぁ…」
あおいは行為を楽しんでいて、いやらしい手つきは止まる事はない。
どうやら“奉仕”の性質が覚醒したようだ。
「いやぁぁっ…だめっ…もうっ…あぁっんっ!!」
ちひろの呼吸は荒くなる。
あおいは乳首も弄びながら、力に強弱をつけて、胸全体を慣れた手つきで揉みしだく。
「あぁっ…だめなのぉっ…お姉ちゃんっっ…」
「こうしてやるぅっ…ほらっ…ほらぁっ…ちひろの胸を虐めてやるぅ…」
「あっ…あぁっ…だめっっ…あっ…あぁぁぁぁっ!!!!」
ちひろは快感で理性を失い悲鳴をあげた。
そして絶頂を迎えた瞬間、ちひろの乳首から白い液体が噴き出てきた。
「あぁぁっ…なっ…なにっ…」
とろっとしていて甘い香りのする液体で、舐めてみると甘い。
「やぁん…ミルクが出たぁ…」
「ちひろすごいじゃん!ミルクが出るなんて!いいなぁ…吸わせてぇ…」
「…いいよ。」
ちひろは恥ずかしながらも再びあおいに体を委ねた。

あおいはまずちひろの乳首をつまみ、勃たせる事にした。
「はんっ…あぁんっ…」
ゴムボールのような反動をあおいは楽しみながら力を加える。
始め、親指の先くらいの大きさだったのが、少しずつ膨張する。
今度はその乳首を口にほおばり、唇で優しく噛んだ。
「ぁっ…あっ…ぁっ…」
乳首は口の中でピンポン球くらいの大きさになった。
あおいはまるで赤ちゃんのように乳首を吸い始めた。
「んっ…ちひろのぉ…乳首おいしい…」

ちゅばっ…ちゅっ…ちゅぱちゅぱっ…

吸いつく音がちひろの耳にも届き、より快感を高める。
「あんっ…おいしいのっ…?あたしの乳首…おいしいのっ…?」
「うん…とってもおいしい…大きくて…甘くて…」
「ありがとっ…はんっ…で…でちゃうよっ…」
ちひろがそう言うとあおいの口の中に先程の甘い液体が流れこんできた。
「あぁんっ…お姉ちゃんっ…ぁっ…全部ぅ…はっ…飲んで…」
あおいは口の中がミルクで一杯になり話す事は出来ないが、少しうなずいてみせた。
ミルクが口から溢れ、顔からミルクの線が体をつたう。
「気持ちいいよぉっ…お姉ちゃんっ…もっとぉっ…もっとぉっ…」
あおいはその言葉を聞いて吸う力をもっと強めた。

ちゅぅっっ…ちゅばっっ…ちゅぅぅっっ…

「あぁぁぁんっ!だ…だめっ…ぁっ…」
あおいは吸いながら体を引くと、乳首が30cm程も伸びた。
「いやぁぁぁぁっ…もぅっ…イクよぉっ…」

ちゅぱぁっ…ちゅぅっっ…ちゅぅぅっっっ…

「ぁっ…あぁっ…ぁっ…あぁぁっ…あぁぁぁぁぁぁ!!!」
ちひろが絶頂を迎えるとあおいが吸っていた乳首とは反対側の乳首からもミルクが噴出してしまった。
「はぁっ…はぁっ…ミルクまみれになっちゃったぁ…」
「お姉ちゃん…上手なんだもん…」
「えへへぇ…あんたより二つ年上だもんっ…」
「お姉ちゃん…一緒にお風呂入ろう…洗って欲しいな…」
「いいよぉ?もっともっと胸が大きくなるかもね?」
「大きくなってもいいや…お姉ちゃん…好き…」
二人は甘い香りのする部屋で抱きしめあった。