乳神様コントローラー 17話

またたび 作
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「……」

茜は部屋に突っ伏していた。
本日、会社では様々なハプニングのおかげ様で、もはやご飯を食べる気すら起きないのである。
そしてなんといっても、このカメラは新品のパーツに取り換えたことにより、またビックリドッキリな機能を手に入れたのだ。
普段あんなに愛用していたのに、いまは、もう、なんか怖い。

いま、茜の見るテーブルには、その件のカメラが置いてある。
天音のおかげですっかり新品同然なっているそれは、部屋の電灯により綺麗な光沢を放っている。その姿は神々しくも、禍々しくも見える








「…でも、使わないのは…ヤダ。」

しかし茜はおっぱい星人なのであった。
こんな程度ではへこたれないのであった。

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「とりあえずいろいろ見てみるか。」

ペタペタとカメラを触ってみる茜。
すると、様々な見たこともないボタンがくっついていることに気付く。
たとえば、マルチジョグの右側には“REC”という赤いボタンが…

「…REC?録画?」

REC。

新機能、というか、ビデオカメラが本来持つべきものである。
もしかして、本来持つべきカメラの能力に目覚めたのか?
茜は不安と期待、両方の感情を入り混じらせながら、そのボタンを押す。
すると、カメラはいつも通り『ピピ』と音を鳴らし、そこに映っていたのは…

「・・・私じゃねえか!?」

茜であった。
なんだよ!?録画機能どこいったんねん!?と思うのもつかの間、不審な点に気付く。
(このアングル、どう考えてもおかしくない?)
もしこのカメラが茜を映すなら、当然、茜の顔を映すはずである。
しかし、このカメラが映しているのは茜の






背中。まるで監視カメラのように部屋全体を見ている。






ぐるっ!と茜は180°振り返る。
しかし、そこには普段ある熊のヌイグルミ、本が何冊、ビジネスカバン。
いったい誰が?
この部屋にだれかいるのか?
玄関は閉めたのか?
もう一度カメラの映像を見る。やはり茜の背中を映している。
もしかすると、これがこのカメラの新しい力なのか?盗撮?冗談じゃ…

そこで、茜はもう一つ特徴的な点に気付く。
画面の下にはいつもの数字の羅列が浮かんでいるではないか。
つまり、ここでは茜のおっぱいを自由自在に変えることが出来るわけだ。

「これじゃ、いつも通りの機能じゃない…」

しかし、なんでこのカメラは茜の部屋全体を映しているのだろうか?

「…?」

とりあえずジョグをいじったら面倒なことになるので、それ以外の部分をいじる。
RECのボタンの両端にちっちゃい左右ボタンがくっついている。
これはなんだろうか?と茜が一回右のボタンを押すと、茜の部屋の映像が変わり…

「あれっ!?千代ちゃんだ!?」

今度は千代を中心に千代の部屋全体が映った。
千代は彼女の愛娘のために絵本を読んであげるところだった。
そして、その下には数字の羅列が…

「わかった…」

まさかこの機能は…

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千代はダイニングでのんびりしていた。
子育てというものは簡単ではない。
なにせわがままだし、ご飯はこぼすし、すぐ泣くし、お金はかかる。
でも、やっぱり自分の子どもは好きだし、嫌と思ったことはない。
自分が選んだ道なのだから。

「ふぅ…」

寝る前に飲む一杯の熱燗が至福の時…ずいぶんと、オバサンっぽくなっちゃったなあと思った時に、

それはきた

「はぐぅ!?」
『ブリュゥウウン!!』

とすっかり大きくなった彼女の巨乳が弾む。
その揺れは収まるどころか、さらに拡大していく。

『ブリュリュリュリュリュン!バルルルルンッ!!』

「ひぎゃあああああ!?やめっ!?やめえええ!!!」

しかし彼女のおっぱいは言うことを聞かない。
グニュグニュと形を変えながら、ビクビクと痙攣をおこし、その痙攣が官能的な快感を脳に送る。
乳首はあっという間にパジャマの上から形がわかるほどに出っ張り、そこから漏れ出た母乳は徐々にパジャマを濡らし始める。

「ひっ!ダメッ!ダメエエエエエェエ!!?」

子どものために全力で声を押し殺そうとするが、限界がきた。
『ブシュウウウウウウウウウ・・・・』と二つの巨峰から白い液体がほとばしる。
せっかく綺麗に拭いたテーブルに、白濁液がベタベタについてしまった。

そして、徐々に千代の胸はその体積を減らしていく。

『ブリュリュリュリュ!…グググ…ブルルルルルルッ!!』
「あ、いや、ちっちゃくなっちゃ…めぇええ!!」

スイカほどあった爆乳は、メロンぐらいの巨乳に

『ブルルルルッ!…グググ…プルンップルンッ!』
「ふぁああああ!どんどん、なくなっ・・・・あああぁああっ!?」

メロンほどあった巨乳は、ミカンぐらいの美乳に、

『プルッ!プルルッ!…グググ…フルンッ!』
「ひゃあぁっ!?小さくなるの・・・きもちいなんてぇっ!!」
ミカンほどあった美乳は、サクランボほどのささやかな膨らみになっていき…

『ギュウウウ…ピクッ!ピクッ!!』
「ちいさく…ちいさくううううううううぅぅぅぅぅぅっ!?」
ついに膨らみという膨らみを失った胸元には、すっかりユルユルになったブラと、小さくなってもなお、ギンギンに張りつめた乳首が鎮座している。

「う…ああぁ…そ、そんなぁ…」

かつての千代よりも小さい、完全な無乳。
もはや男と肩を並べても大した差がないくらいに…

「な、なんで、なんでここここんな…」

考えうるのは一つ、茜の持つ摩訶不思議なビデオカメラだが、もちろん茜とそのカメラ」なぞ、家のどこを探しても見つからない。
なぜならここは千代の自宅だからである。
それとも茜は、この家に潜んでいるというのか…?

「あり得る…茜ちゃんなら、やりかねない…。」

もはや彼女、おっぱいのためならなんでもやりそうに見えてくる。
千代の中でもはや茜のキャラはそんな感じなのだ。

と、ちょうどその時、バタンと玄関を閉める音がした。
千代の夫が帰宅した音だ。

「(え?やだ、こんなときに帰ってきたの?)」

どーしよどーしよどーしよ。

こんな姿見られたら…
「ただいまーいま帰ったz…」



一目見て、止まる。

「お前…なにやってんだ?」

「あ、いや、えと、あの、えーと」

「その胸…どうした?最近急に大きくなったと思ったら…」

明らかに夫の顔に「困惑」の二文字が浮かんでいるのがわかる。
しかし千代はこんなときにうまく説明できるスキルも、ジョークで笑わせるスキルも持ってない。
困った。

「医者行く?もはやそれが病気なのか何なのか俺にもわかんないけど…」

あーもう何から説明しようか、と思った矢先。







再び、あの感覚が胸に広がる…

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「うおおおおおおおおおお!?」

茜宅。
大声で騒ぎ立てる女が一人。

「すごー!これすごー!!やばーい!!」

ビデオカメラの新しい力にここまで歓喜する馬鹿がいると、このカメラを作った野郎は思っただろうか。

「ついに遠隔操作かよ!!」

楽しすぎていろんな人をやろうと思ったが、萌香や牡丹、綾乃、天音先輩…といった、知り合いしか表示されないことに気が付く。

「ん?これ…なるほど。『一度これを直接使った人間にしか使えない』のか…」

おそらく、そのような制約がかかっているのだろう。
そりゃそうだ、そこら中の女性の室内を盗撮した挙句、おっぱいを自由にカスタマイズなど、男が持ったらそりゃ大変である。

「よかった、私みたいな善良な女の子がこのカメラを手に入れて、そこらの変態だったら、なにしでかすかわかったもんじゃない。」

そして茜は先ほど『悪戯』をした千代をもう一回、画面に映す。
するとそこには困惑した千代と、もう一人同じくらい困惑した旦那のような男が浮かび上がった。
もしかすると、小さくなってしまったおっぱいを見て、見られて混乱したのかも…

「(ここここれはやばばばばばば!!戻さないと!?)」

と咄嗟に思った茜は、すぐにジョグのプラスボタンを押す。
そして何回か押している途中に思った。



あれ?ていうかここで急に大きくなった方がやばくね???

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再び千代の胸元に衝撃が走る。

「ふわぁあああああ!!」
『ピクッッ!!ピクピクピクゥウウウ!!』
千代のピンク色の乳首が再びそそりたち、白い液体がプシャア!と床に飛び散る。

慌てて手で胸元を覆い隠す千代、そしてそれを見て更に困惑する千代の旦那。

「お、おい!?大丈夫か!!ほんとに病気じゃないよな!?」

「はぐ、う、ああぁあっ…」

びくっ!と体中か痙攣し始める。
小さな胸なのにも関わらず次から次へと母乳が溢れて止まらない。

『ビクッ!ビクビクビクゥッ!!』
「む、や、あああああああ!!?」

『ピクッ!…グググ!…フルルンッ!!』
「ひゃッ!!おっきく!こんどはおっきくぅうう!!」

まな板の無乳があっという間に、野球ボール二つくらいの、しっかり丸みを帯びた美乳に。

『フルンフルンッ!!…ムクムクッ!…ブルンッ!ブルンッ!』
「や、あ、張って…おっきく…おっきくぅう!!ひぐうぅぅぅぅ!!!?」

その美乳もすぐにドドンと大きくなり、バレーボール並の重みのある巨乳に、

『ブルンブルン…グググググゥ!!…タップゥンンッ!!タップゥンッ!!』
「ひゃあああああ!!もういい、もういいからああああああああああああああ!!!」

バレーボール並の巨乳は、さらにその幅を広げて、バスケットボール並の爆乳に…

『バルンッ!!バルルゥゥゥウン!!…ググゥ!』
「ひぎぃ!!ダメ、メ、メええええええええええええええ!!!!」

最終的にはバスケットボール以上の質量すら凌駕するほどにまでその体積を増やしてしまった千代の超爆乳から、またまた大量の母乳が部屋中に飛び散る。
それはもちろん旦那も例外なく浴びてしまうわけで、

「うわわわわわわ!!」

素っ頓狂な声をあげてしまう旦那。
いまのいままで嫁の膨乳にあっけからんになっていたのだ。



それから2.3分…



「はぁ…はぁ…」

千代はすっかり疲れてしまって、体中から汗を流し、目はすっかり生気を失ってしまった。

「お、おい…。」

すっかり腰が抜けた旦那がようやく口を開く。

「すまん…大丈夫か?何をすればいい?」

「はぁ…とりあえず…はぁ…もう、寝たいぃ…」

「よし、なら寝室にとりあえず行こう。」

そういって千代に手を貸す。
同時に『グニュウウゥ・・・』と千代の特大おっぱいが肩に当たる。
いくらなんでも大きくなりすぎだろ…と心の中でつぶやく。

「もう…疲れたぁ…グス…」

「なんで泣くんだよ、おい、ははは」

「だってぇ…もうわかんないんだもぉん…」

「なにが?おっぱいがか?」

「おっきくなったり小さくなったり…もうやだぁ…」

「大丈夫、世の中そんだもんだから。」

「また適当言ってぇ…」

「はははは。」

なんか酔っぱらっているのかコイツ。と思いながら、やっと寝室に着く。
そこで千代を下す。彼女はベッドに座ると同時に
バタン!といった感じで横になる千代。
同時に(ブラはビロビロになってしまったのか、役に立ってないのか)何の支えもない千代の爆乳がバウゥゥン…と上下に弾む。
思わず食い入るように見つめてしまった。

「…とりあえず、何かあったら呼んでくれ、な?」

「寝ないのぉ…?」

「仕事があるんだ、ごめんな。」

そして行こうとしたら、裾を何かに引っ張られる。
危うくバランスを崩しそうになるのをこらえて、振り向く。
そこには、目をうるうるさせて、泣きそうな表情で

「行かないでよぉぉ〜」

と子供みたいに言う女が一人いた。



たまには、仕事もやすもっかな…