新井 牡丹。
かつて茜と一緒に『巨乳愛好会』を設置した女の子。
たとえ親の遺伝子がどうであれ、巨乳になることが出来る!という淡い夢を抱いたが、
わずか二か月で挫折。
というよりも、茜の深い胸に対する愛情に敵わなかったことと、このころの女の子は胸より恋であった。
このころのクラスの牡丹が気になっていた男の子は、どっちかっていうと貧乳さんがお好みだったらしい。自分の欲求と相手の欲求を鑑みたときに、前者を取ったのが茜。後者が牡丹だった訳である。
しかしなんだかんだ二人は大の親友であったことに変わりはなかった。
そしてなぜ牡丹が久しぶりに茜のことを思い出したのかというと、ようはそのころの欲求がぶり返してきたわけで…。
「うが〜!!!おっぱいおおきゅうなりたいわ〜!!!」
というエセ関西弁が部屋中にこだまする。
最近Bカップも緩くなってきた気がする。
真夏であることをいいことにかき氷、冷やし中華、素麺とか冷たい高カロリー食品を食べすぎたことで一回り大きくなったお腹。
そしてその恐怖心からなんとか離脱しようと頑張った結果、しぼむのはお腹ではなくお胸。
最悪やんけ。
「ぐすっ…なんでやねん…私なんか悪いことしたかなあ…。」
なんかテンションが低い。
もうこのまま起きても仕方がないので、とっととお風呂に入って寝よう。
体調が良くないときは寝るのに限る。
脱衣所で服を脱ごうとする牡丹。
しかし、そこで彼女は何か部屋に違和感を覚える。
「なんか、誰かに見られているような…気のせいか?」
なにか背中に視線を感じる。
まるで監視されているような…
「ま、気のせいか…」
なんだか考えすぎかな…
そう考え、下着も脱ぎ始める。心なしかきつく感じるパンツを脱いで、心なしか緩くなったブラを外す。
「(どうして女の体ってうまくいいスタイルにならんやろなぁ…)」
別にそんなことはなく、牡丹の考えすぎなのだが、年頃の女の子は気になるらしい。
シャワールームに向かい、シャワーを出す。
シャワー、最初は冷たかったが、すぐに人並みの水温に変わる。
それを頭から被る牡丹。ちょっとあったかいお湯のお陰でほんのり熱を帯びる。
熱を帯びて血行が良くなったのか、頭の回転も良くなる。
そうすると今までの悩みや背筋の悪寒もすぐになくなる。
「(なんか、悩むのも馬鹿馬鹿しいわ!)」
牡丹は気分転換するのは異常に早いらしい。
さて、体でも洗…
『プルンップルゥウンッ!!』
「ふぅああああああ!?」
牡丹のお椀、もとい、おっぱいが激しく打ち震える。
乳首も急激にその身を強張らせ、ピーンとそそり立つ。
『プルゥン!!プルルルルルルルル!』
「ひぐうううううううううう!?」
打ち震える速度はグングン上昇して…
『ビクッ!ビクッ!!ムク!グググググ…』
「おっき…おっきくなっとるぅ!?あたしの…おっぱ…はぐぅう!?」
お椀だったおっぱいは一気に体からせり出してくる。
重みを持ったおっぱいは前に前に伸びていき、同時にタプンタプンな柔らかさを持ち始める。
乳首がドンドン視界の上の方に伸びていき、同時に乳首は真っ赤になりながら、乳首自身も大きさを増していく。
『グググゥッ!!!タップゥン!!ブリュリュン!!』
「いっやああぁぁぁぁああ!いっきぃにぃ!!?増えて、いっぱいにいいいぃぃ!!」
元々、牡丹のおっぱいは釣鐘のようにボーンと横に突き出ているタイプのおっぱい。
なので、ちょっとおっきくなると、視覚的には一気に巨大化したように見える。
ちょっと小さくなっただけで牡丹が小さくなったと思ったのは、このためかもしれない。
この牡丹の釣鐘型のおっぱいなせいか、震えるたびに乳首のある先端がプルンブルン!と上下左右、縦横無尽に揺れまくる。
『ムグググ…バリュウゥゥウウン!!』
「はふぅうううううううう!!!おっきいおっぱいいいいいい!!!」
すっかり富士山を超えてエベレスト級の高山になってしまった牡丹のおっぱい。
余りの重さか、前に倒れる。
そこにあるのはシャワーのホースと鏡。
『ズブリュウ!!』とすっかり巨大化した牡丹の爆乳はシャワーのホースを綺麗に包み込む。
そしてそのまま鏡におっぱいが激突。
『グニュウウウウウウゥゥゥゥゥゥ…』
「うっくぅうぁああ!!?」
張りつめた牡丹の乳房は鏡に当たってパンパンに張った風船を壁に押し付けたように凹む。
「あぐぅうう!?」
すっかり敏感になってるおっぱい突然来るヒンヤリとした感覚。
すっかり火照った体にもはや痛みすら覚える感覚。
「ひぅぅぅぅぅ…」
思わず尻もちをつきそうになり、ずるずると膝から倒れてしまう。
当然、そうすると重心が乗っているのは鏡の方なので、牡丹のおっぱいはガラスにくっついたまま、上から下に擦れてしまうわけで、そこで一番摩擦を受けたのは、柔らかい乳肉ではなく、固まった乳首であった。
「ひゃああああああああ!!!いぃたいいいいいいい!!!」
急いで重心をずらして、鏡から胸を離す。
すると、さっきよりも二回り膨張した乳首が、これまたおっきくなった乳輪の上にくっついている、しゃぶりがいがありそうだ。
「あ、ああぁ…」
すっかり巨大化したそれを見て身もだえる牡丹。
しかしそれは巨大化した乳首が恥ずかしいのではなく、何かこそばゆい感覚が乳首にあるからだ。
なにか出てきそうな、でも出したくないような感覚。
その感覚は徐々に徐々に大きくなっていって…
『ムミュウ…モモモモモ…』
「何か…でてくるぅ…切ないやんけぇ…はよ、出てなぁ…」
何かを出したくてたまらない
『モミュモミュ…グニュウウウ!…』
「はっ…はっ…いい…いいぃ…」
爆乳を揉みしだきながら悶える牡丹。
『スリスリスリ…』
「んん…挟まってるの…ええぇ…」
まだ挟まっていたシャワーのホースに乳房を擦らせるだけで快感が湧いてくる。
『ムギュウ…ビクッ!!ビクビクビクゥウ!!!』
「ひ、ひぃ!?出てくる!?わかるっ!わかるっ!!来てるのがわかるぅっ!!!」
乳首が迫りくる何かのためにその身を振動させて…
「きてっ!!きてきてきてぇええええええええええええ!!!!!!」
『ブルルルルッ!!ブリュン!ゴゴッゴ…ブシュウウウウウウウウウウ!!!!』
「あぐうううううううううううううううううううううう!!!!」
すっかり巨大化した爆乳の先端から大量の母乳が吹きこぼれる。
あたり一面を白濁まみれにしてしまう。
そんな映像をみながら、牡丹はすっかり母乳の虜になってしまった…。
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「ふふふふふ………。」
カメラの映像を見ながらほくそ笑む茜。
その笑みはもはや悪役のそれである。
「面白いなあこのカメラ。なんかさらに神様に一歩進んだ感じだわ…げへへ。」
そして茜は更なる標的を選ぶのであった…