君の乳は 〜始まり 1〜

またたび 作
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---------------流れ星を見たことは?-------------
---------------私は1回しか見たことはない-------------

綺麗だったな。というのが最初の感想。
願い事をしたら叶うかな。っていうのが最後の感想。

その綺麗な輝きはあっという間に消えて、また世の中は真っ暗になってしまった。
それが、私が流れ星を初めて見た時の瞬間だった。小学生だった。

2回目は新宿の帰り道を歩いている間にたまたま見かけた。
綺麗な淡い輝きの流れ星。夜空に、一直線に線を描きながら、一定の速度を保ったままで落ちて、落ちて、落ちて…。願い事、叶ったりしないかな。これは今の私

別にそんな大したことはなんにもない。
一人の少女の些細な感想。

またどこか別の世界では、自分と同じ感想を持っている女の子がいるだろう。
きっと同じ空の上にある星を見ながら。





「う…ん。」

私は目を覚ました。午前7時。
いつも通りに服を着て、学校に行かねばならない。
今日はバイトもある。帰宅できるのは午後10時くらいかもしれない。

「ふぁ…ぁあ…ぁ…。」

ようやく重い体を起こす。
とりあえずシャワー。シャワーを浴びたい。このままじゃ髪もボサボサだ。体もベトベトだ。
このまま学校に行っても困っちゃうな…。
重い、なぜかいつもより余計に重く感じる、体を引きずりながら洗面台に進む。
なんだろう、肩が特に重い…なんか錘がついたようだ…
洗面台につく。

ふと、自分の顔を見る。
ひっどい顔だ。こんなんで外に出たらすぐに逮捕されるだろうな。

次に自分の手を見る。
綺麗に整えた爪に、華奢な手のひらがある。

最後に自分の体つきを…

…ん?

なんか、パジャマを何かが押し上げている…?
おかしいな、こんな横幅が大きいはずはない。私結構痩せてるはずなんだけど。
なにこれ…もしかして、一夜で太った…とか?
だとしたら何?

腕、変化ない。
首、変化ない。
顔、変化ない。
胸、モミュリ。
…ん?

いま、何か変な感触してなかった?

もう一回

モミュリ

…ん?

自分の胸元を確認する。
高校生らしいBカップ前後の膨らみ始めの胸があるはず

しかし

そこに

そんな

胸は、

なかった。

そこにあったのは、信じられないぐらい張りつめている超巨大な乳房。
パジャマを平然と押し上げて、これでもかと自己主張し、乳首はいっちょ前に突っ張っている。
低反発枕のような感触で手がいっぱいになり、ほんわかした温かさが感じられる。
服を脱ぐと、普段通りの締まった体に似合わない程の爆乳が一夜にして出来上がった。
今日、この日、この日ほど、

「え…あ…え…えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」

甲高い悲鳴を上げたことは、ない。