復活する魔剣 四話

またたび 作
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今度はのどかな村に来た。
ここでは繁華街のような賑やかさはないが、なにか落ち着く感じがある。
とりあえず宿を探す。見つけた宿は一家で切り盛りする下宿である。

「どうぞ、ゆっくりしてください。」と夫婦は温かく迎えてくれた。
その子供とちょっと遊んでやった。女の子は楽しそうにしていた。

しかし、問題が起きた。それは魔剣である。
『こいつだ…この餓鬼の一族…封印の一族だっ!!』
と言い始めた。馬鹿な、まだ10歳程度の子供だぞ!?

『黙れ…間違いないのだ。この一族こそ我の敵だ!!』
しかし、いくら君でも、年端もいかない無垢な女の子を曲りなりでも切りたくはない。
さすがに拒絶の姿勢を見せる。せめて敵対してきてからにしようと。

『そんなことを言っていると、寝首をかかれるぞ…。』

そしてそれは現実になった。寝床で寝ていた君に、なんとあの女の子が侵入、そのまま短剣を君に向けてこう言った。
「おとなしく寝ていればよいものを…魔剣の所持者め…覚悟ぉ!!」
そういって、女の子が切りかかってくる。君も頑張って応戦するが、その脳裏には、あの笑顔が散りつく。
まるで別人だ。なんでいきなりこんな鬼のような形相で襲ってくるのだ…。

『どうした?襲ってきたぞ…戦え…やらねば切られるのはお前だぞ!!』
魔剣が君に語り掛ける。確かに、このままなら殺されるのは、自分だ。
くっ…!と、少女に思いっきり剣を、魔剣を突き立てた。見事に少女の胸元に剣は突き刺さる。当然、傷はつかない。代わりにシュウウウウと煙が出てくる。

「ひゃあああああああああああ!!!」と少女特有の甲高い声を上げる少女。
下宿の両親も騒動を不審に思って、寝室に来た。そこでは魔剣を持った男と、うずくまる娘。両親とも、驚いて声も出せない。
しかし、この後は予想できなかっただろう。

「う、ああ、ああああああああああああ!!!!」
と甲高い悲鳴が上がる。少女の声だ。
ムクムク…ボゴゴゴォ!!!
少女らしい薄い胸が急に蜂起する。そのままムゴムゴゴゴォ!!と急激に膨張する。

「ひぐうぅううう!!助けて!お母さん!お父さぁあああん!!」
ムグググ…ムククゥ!ボッコン!!ッモゴゴッゴォオ!!
変則的にどんどん巨大化していく乳房。少女の体には似つかわしくない、綺麗な球体はあっという間に少女の体を隠し、そのままどんどん大きくなる。
乳首も子供のあどけない桃色の乳首はすっかり張りつめ、大人の女性でもなかなか見ないような巨大な先端に、乳輪もぷっくり張りつめ、真っ赤に張りつめた。
両親は、娘の変化に声も出ない。

「うああああああああああああああ!!なんか、なんかでてくるううううううううううううううううううううう!!!!」
ドババババッバババババババババアアアアアアアアア!!!と猛烈な勢いで母乳が吹きこぼれる。寝室に初々しい甘い匂いをまき散らして、とろとろとした液体は寝室中に飛び散っている。

「あ…あ…ああぁ…」と娘は声も出ない。同時に母親の方からばたんという音が聞こえた、どうもあまりのことに失神したらしい。
其の後に父親が「で…出て行ってくれぇ!!」と君に怒りに似た悲鳴のような声で言った。
君は従わざるを得なかった。
あの後、魔剣は君に『人間などこのようなもんだ、醜い裏切りや演技など日常茶飯事。信じるだけ無駄だ。やはり信じるのは己。己の力。これのみよ…。』


男はその話をほとんど聞いていない。ただただなぜあの女の子は、自分を襲ったのか?を問い続けていた。