乳神様コントローラー 21話

またたび 作
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「これは…売れるっ!?」

このオッパイには特殊な何かがある。
これを売れば一大ヒット作品になるかもしれない。

深夜の「ノリ」といおうか、さっきの「お楽しみ」でテンションが高いのかもしれない。
「そうはいっても…ただただ単純にオッパイ液を作っても、効能がわからないんじゃダメよね…。」

実際に自分が体感したのは一度だけ。
着のせいかもしれない。

このまま「ノリ」でやったところでインチキ商売で終わる未来しか見えない。
「ナントカ水みたいに言っても説得力ないし…どう解析したものかしら…。」

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「…という訳で、いろいろ検査をしてほしいんです。(ニコニコ)」
「……。」

この女は何を言っているのだ?
笹島知波(ささじま ちなみ)ここクリニックの女医師である。
産婦人科というのもあり、出産もその後もよく相談をうける。
その中でも母乳に関しての相談も含まれるが…

「えっとぉ…ちょっと…お待ちください…。」
さすがに返答に困る。
「け、検査?母乳の検査?」
「はい!やっぱり専門家に頼らないとわからないことってあると思うんです!(ニコニコ)」

この女は初めてだ。
母乳。女性の乳汁というのは出産に伴うホルモン変化で分泌される。
たまにそのホルモンバランスが何かしらの異常をきたすときがある。
妊娠経験なく母乳が分泌されるケースは決してないとは言えない。

こういった内容は基本、楽しい話にはならない。
深刻な内容になるが…

こんなニコニコした顔で成分を見て欲しいと言う女性は
世界に彼女しかいないだろう。

「とりあえず出しますんで。どこに出せば良いのか教えてください!」
「え、あ、ちょ…困ります!あーお客様困ります!」

こっちの憂いも何のその。すぐさま次の段階に進もうとする。

「あ、これ搾乳機ですか?」
「あ、そうですが…とういか待って!?」

一応器具としては用意しているが、使ったことはほとん
どない。

「えーと…ここに当てて…この丸いのを握ればいいんですよね?」
「え、あ…はい。左様でございます。」

もういっか。この人なんか楽しそうだし…
気が済むまで遊ばせておくか…

「おおぉ、さすが専用器具!たくさん搾れますね…。」
シューシュー…
なんとホントに一定のスパンで母乳が出てくる。
当の本人は見慣れているといった感じで何も気にせず、5分とせぬうちに搾乳ケースは彼女の母乳で満たされた。
「満タンになったんで検査お願いしまーす!(ニコニコ)
なんで満面の笑みを浮かべているのだろう…。

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そして笹島は本日2度目の驚愕をする。
こんな成分見たことない…
従来、母乳には胎児に必要なたんぱく質やビタミンが含まれる。
しかし彼女の出した母乳にはその成分は入っておらず、代わりに入ってたのは…

「え、L−アスコルビン酸?トラネキサム酸?」

双方とも美容液に入っている。普通は科学的に調合し作るものだ。
それが彼女の体から出てきた?え?マジシャン??
「そんな…馬鹿な…。」

あり得ない。
体で化学反応を起こしているとでも?
というかこんな栄養素が入ってると言うのか?

「え〜!?やっぱりぃ!?」
「え?やっぱり?」
「やっぱり何かあると思ったのよ私のオッパイは、ははははは!!」
「…?」

もう、この人に関わるのはよそう…
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「よし、これで裏取りも完璧ね。あとは…実践よ!」

というわけで茜は搾乳機を用意した。
もちろん人間用ではない。乳牛用である。

「とりま出しまくって、オークションにでも出してみるか。」
と言いながら服を脱ぐ脱ぎ。ブラも外して準備完了…と思ったが。

「そういえばオッパイって大きさによってミルクの量も変わるのかしら?」

やっぱり大きい方が出る量もすごいのだろうか?
とりあえずコントローラーを自分の胸を認識させる。
今はDカップ。茜が普段生活している時はこの大きさである。

「じゃまずは小さくしてみるか!」

と、マイナスボタンを押す。
ピピピと軽快な音を立てながら画面の数値は小さくなっていく。
D、C、B…A。こんくらいで。

ムグゥグ…プルルゥンッ!!


「ふにゃ…ぃあぁっ!!!」

ひとりでに蠢く茜の乳房。
縦横無尽に揺れる様はまるで愛撫のようである。
乳首もプックリ顔を出して、やや上向きになり時節ピクピク反応する。

「あひゅ…小さくなるのもまた好きぃい!!?」


間もなく彼女の乳房がムグゥ!と一回り縮む。そのままグッググゥッ!と更に縮む。

「あんっ…オッパイ小さくなっちゃううぅう!!♥」

丸みがかった形が徐々に先端だけを残してその脂肪をムニュムニュ減らしてくる。
プルップルルと揺れる幅も徐々に減らし、遂に乳首にちょっと控えめな膨らみがついた控えめサイズになった。

「はぁ…はっ…やっぱり気持ちいコレ…はぁ…はぁ…」

しかし、今回の目的は胸を小さくすることではない。
母乳を出すのが今回の目的だ。しばらくして茜はすぐ搾乳機を自分の胸にくっ付ける。

「ひゃん♥冷たいっ!」

思わず温度差に反応してしまう。
そのまま電源スイッチを入れる。
ゴゴゴ…と動きながら胸が吸い付かれるような感覚を覚えて。

「うっ…」と思うのも束の間
プシュウウゥゥゥゥ…と控えめな乳首から想像もつかないような豪快な勢いで母乳が噴き出てくるではないか。
何本もの乳白液がレーザービームのように迸り、搾乳ケースに送り込まれる。
みるみる内にケースには母乳で満たされ始める。

「うわっ…ひゃっ!?…すっご…こん…なぁ!?でるのぉっ!?」

出てくる量は限度を知らない。
いったいどこにこんな量が蓄えられているのだろうか…
ものの数分でケースは満たされた。搾乳機の電源を切る茜。

「はぅ…も、もう十分…くぅうっ!?」

搾乳機を引き抜こうとするが、そのときにこそばゆい感覚が彼女を襲い
その刺激のより、せっかくとまりかけてた母乳がまた噴き出てしまうのだ。

「…これじゃ抜けないじゃない…しょうがない。どこか頃合いを見つけて抜くか…。」

という訳で、搾乳機を両乳房にくっ付けたままの体勢でしばらく過ごすことになった。

「なんつうあほらしい姿なのよ…。」

鏡で見て失笑をかくせない。
上半身裸で腰回りとほぼかわらない大きさの小ぶりオッパイに搾乳機が2つ。
エロビオでもこんな格好のAV女優様はいらっしゃらないだろう…。
とりあえずもまずは結果だ。

搾乳ケースには茜の母乳で満たされている。
人肌ほどの温度で生暖かい。ほのかな甘い匂いは少し懐かしい味を思い出させる。
手に触れて肌に塗るとストレスなくサラサラで、塗ったそばからスベスベしっとりする。
ふむ、さすがは乳神様の母乳。世のすべての女性に体験してほしいほどの完璧な美容液である。

「やはり売れるわね。間違いないわ。さすが乳神グフフフフ。」

もう少し綺麗に笑ってほしいものだ。こんな嫌な声を上げる神様がいるか。

「しかも原材料はタダ…?みたいなものでしょこりゃすごいわグフフ。」

しばらくほくそ笑み続けてた茜だが、ふとしたことに気付く。

「そういえば…前に私が出した母乳とはちょっと質が違うわね…。」

前に出した乳はややネットリとしていた。今回みたいにサラサラではなかったはず。
もしかして、大きさで違うのは量ではなく、質なのか?

「もしかすると効能なんかも違うのかも…これはも少し調査が必要ね。」

こうなると大きくなった時のオッパイもサンプル採集せねばなるまい。
さっきのケースを取り替える。

今度はリモコンの+ボタンを押す。
画面の数字がどんどん増えていく。
B、C、D…ん〜まぁGくらいにするk…

ブルッブルルルルゥッ!!!
「ひぅっ…ぐぅう!!!」

ムクッ!…ブルルッムググゥ!!!

「あ…やだっも、もう大きくなり始めてっ…んぅ!?」
反動に驚きコントローラーを落とす。
プルンプルンと再び丸い体を取り戻した茜の乳房は上下に揺れる。
その度にブシュッ!ビシュゥッ!と母乳が再び出てくる。

「あっくぅ!揺れて…出ちゃうっ!!」

グググ…と搾乳官を押し出しながら膨らむ。

ムクムク…ブルルンッ!と人並サイズ。

モゴッモゴゴォ…ブルンッッッ!!!と大玉サイズ。

ムグ…ムググゥ!ユッサァッ!!!!と特大サイズにまで成長

「ぁ…ナンッで…ひぅっっ!?こんなサイ…ずにしてな…っふぐぅ!!」

どうも操作している途中に大きくなりはじめた時の快感で咄嗟に+ボタンを押してしまったようだ。
Gで抑えるつもりがそれを超えた大きさに設定されてしまっている。
「止めなっ…あぁだめぇ!!?おっぱい気持ちよすぎて…もうっ…あぁっ!?」

何とか止めようとする茜だが、ムギュッグ…ムゴゴォ!!と乳房が巨大化する度にそれに応じて
乳首から大量の母乳が迸る。そのあまりの快感に茜はなすすべなく膝をついて身動きが取れなくなってしまった。
もう一連の作業が収まるまでなんとか意識を保つことぐらいが精一杯である。

「うぅ…ぐっうぁ!?あはぁあ♥…も、もう…止まってぇえ!?」

ブルッ…ヴヴヴゥッ!!と乳房の中身が蠢き、その度に実が一回り大きく成る
内部の乳腺や脂肪分が摩訶不思議な力で巨大化している影響である。
人道の範囲を超えた魔改造は本人に経験のない快楽として処理される。
根元からじっくりその変化は進み最後には…

「ひぐぅ!?ちくッダメ…ちぐぅう!!」

先端の部分にそれが及ぶ。
最後の先端部分は急な巨大化でビクウッビクゥウッと本体よりも活発に動き回る。
まるで盛り上がってきた男性器のようにビクッ!ビクッ!と脈動しながら乳房サイズにふさわしいサイズに変換。
色もピンクから徐々に真っ赤に変化。
母乳もサラサラだったものが段々と色が濃くなり、ネットリしてきた。

「あぃ…ふっうぁあう!?あぐ…ふ、うぅっ!!」


もはや茜にその変化を確認できる余裕はない。
迫りくる快楽に必死に抵抗するのが限界である。
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ようやく胸の変化自体は終わりを迎えた。
多少ながら心と体に余裕が生じた茜は…

「なん…と…か、とめな…いと…はぁ…あんぅっ♥はぁ…。」

というのも先ほどの過程でもう搾乳ケースはいっぱいなのだ。
従来、乳牛用にかなりの量を保管出来うるものだが、わずか数分にて満タンになってしまったのだ。
一方、茜の胸はまだこれからといわんばかりにバシュバシュ母乳を出している。
唯一幸いなのは母乳の性質の変化である。
小さい時のサラサラしたものとは違い。この母乳はややネットリしている。
そのお陰なのか出る量自体は増えても。一気にドバドバと出てこない。

「(まだオッパイ中にミルクが残っているのはわかるけど…これ以上は限界ね…。)」

とりあえず搾乳機自体の電源を切ろう。
震える手で搾乳の電源ボタンを…


入れた。

「へ?」
押してから気づく。
搾乳機の電源ボタンはいま「切ってあった」のだ。

つまり…今までは搾乳機が作動していない状態だったのだ。
つまり…ただただ膨らむ快感に伴って勝手に母乳が出ていただけなのだ。
つまり…これを入れると‥‥

「ま、まずぅっ!!?」

既に遅し。
搾乳機はゆっくりと吸引を始める。
すっかり巨大化した乳房の先端付近がググ…と引っ張られ、
それと同時に乳房全体がムグ…ブルルッブルル!!!と動き始める。
まるでいままで終わっていた母乳を急速に再生産しているようだ。
その感覚は当然茜本人にも伝わってくる。

「いやっ!?待ってっ!!お願いっ嫌…やぁっ!!!」

急激に胸が張りつめる。
爆発しそうな感覚。そのままその爆弾は徐々に徐々に先端に集まりつつある。
膨大な量の乳腺から多量の液体が大移動し始める。
その感覚は茜にもダイレクトに伝わっている。溶けてしまいそうな感覚だが、いま茜にあるのはそれ以上の恐怖。

「待って…さっきでさえぇ!?あ、んな…なのに…さっき以上に…出たらぁ!?」
もう搾乳ケースにはいっぱいの母乳が溜まっている。ここに更に入ってしまったら…

「い…いやぁあああああ!!」

大惨事を止めるべく電源ボタンを押そうとするが、

ブビュ…

「ひぁ…。」

ブビュルル…

「や…ぁ…。」

ブビュビュ…ブシュウウウゥゥゥゥ!!!!

「あっ…グッ…ヒアアアアアアアアッ!!!!!」

ブシュウ!!!!ビュシュシュ…ブシャアアアアアアアアアアァァァァァ…

遂に大量の母乳が噴きこぼれる。
胸の巨大化によってすっかり敏感になっていた性感帯に一斉に大量の濁流が流れ込んでくる。
先程の比ではない快楽に、茜は叫ぶことしかできなくなってしまった。
ケースから「ピシッ!」と破滅の音。おそらく許容量が限界を迎えたのだろう。
一方の供給側はまだまだこれからと更に生産性に磨きがかかり始めた。

ピシッ…メキメキ…ビキッ!!!

電源ボタンも押し忘れ、彼女はただ今後の悲惨な光景を想像することしかできなくなってしまったのだった。