副作用には気を付けて!3

またたび 作
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「よし、完成ね。」
清潔にされた科学室。
そこで一人の女性が呟く。

「これで私の胸も…。」
名前は緑川 佳織(みどりかわ かおり)。
幼いころから化学者の両親から様々な知識を授かり、高校にて初の論文を制作。
大学では更に研究を重ね、博士号も取得したのだ。
そして私生活では長年付き合った彼氏と結婚。双子の子どもにも恵まれた。

しかし、そんな中、佳織にささやかな悩みが生まれた。
それが母乳である。初乳は普通に出たが、それ以降なかなか母乳の出が良くないのだ。
いままで順風満帆のように見えた人生に初めての悩みだった。

「やっぱり自分の子どもには自分のオッパイで育てたいわよね。」

と思う佳織。そして辿り着いた答えは「じゃ促進剤を作ればよいのだわ。」だった。
自分は化学においては知識も権威もある。絶対に自身があった。
そして研究に研究を重ね、特性促進剤を造り上げたのだ。

「さて、それでは早速。」

といって服を脱ぎ始める佳織。
おそらく相当量の乳が出てくると予想している。
服など着ていたらびしょ濡れになる。
淡い紫色のセクシーなブラを取り外す。
タユン…と落ち着きある音で胸が出てくる。
丁度出産を終えたばかりで乳腺が発達しているのか、やや張り気味のあるEカップ。
ためしにギュ…と乳を手で握ると、多少ジワっと先端付近から白く濁った液体が出てくるがそれきりである。
やはり出が悪い…ということで佳織特製の促進剤を飲む。

「ゴクッ…ンッ…ンッ…」
と、飲んでる間に変化が現れる。

ミチ…ミチチッ!と乳房がビクビク反応している。
いま佳織の乳房では乳腺が急速に母乳を作り上げているに違いない。
胸中の熱はドンドン大きくなり、胸の大きさ自身にまで変化が及ぶ。

「クッ…ゥッフッウゥッ!!何、何が起きているの?」

ムクムク…ムチムチィッ!!とオッパイが大きくなっていくではないか。
妊娠でやや張りつめ気味だった胸が更に張りつめグラビア顔負けのメロンサイズに。
乳首もすっかり太々しくなり、親指サイズ吸い付き甲斐のある大きさにまで成長したのだ。

「ウゥ…はぁ…はっ…す、すごいわ。こんなことが、くぅう!♥」

ググ…グッゥウ!と最後のダメ押しで大きくなり、ついにスイカにも匹敵できる大きさにまでねなってしまった。
あまりの重さに両腕でかかえこむ。やや火照り気味の柔肌が視界の大半を占めて、足先が見えない状態である。
手で押さえても揺れは収まらず、先端はすっかり勃起した乳首がピクッピクと乳揺れに合わせて振動している。

「はぁっ…はぅ…こんなになるなんて…副作用って感じかしら♥」

やや困り顔をしているが、まんざらでもない表情も伺える。
内心は嬉しそうである。まさか促進剤で乳ごと大きくなるとは思わなかったのだろう。
仮説ではあるが、乳腺が母乳を大量生産するために乳腺自体が巨大化、拡張され、それに伴い保護する乳房の脂肪も増殖、肥大化したものと思われる。

「よし、第一段階は問題なさそうね。次は実際にオッパイが出るか、ね。」

そう。彼女は決して巨乳になりたかったのではない。
問題は乳だ。母乳が出なければ意味はない。

「ちょっと、摘まんでみればいいかしら?」
とちょっと胸を揉んでみる。グニュゥ…と今までにない柔らかな感触、
同時にすっかり張りつめた乳の中に蠢いている物体がズズズ…と先端付近に集まる感覚、
そして先端、乳首付近の温度が高くなるような感覚、

「はくぅ♥で、出てくるっ!?♥」
と同時にブシュウウウウゥゥゥゥゥゥゥ…と今までに経験したことのないほどの大量の母乳が噴きこぼれる。
肥大化したての乳腺葉、乳管に大量の母乳が流れ込み、勢いよく乳口から噴出される。

「ふ、くぅ♥す、すごいっ…思った以上っ!なのっ!はぁうっ!♥」
ブシュゥ!!!ブシュウウウゥゥウウウ!!と止めどなく流れ出る奔流。
床全体に染みわたっても尚流れ出てくる。

「あっ♥何か、変な、感じぃ!こんな…こんなぁあっ!ぁはっ♥」
乳房全体から不可思議な快感が迸り、佳織は身動きが取れない。

「はぁ…はぁ…あっ!?まだ出てくるぅう!!!?♥」
モゴッモゴゴ…と感覚で更なる勢いで乳房の中から何かが出てこようとしている。
今度も母乳なのだろうか。しかし、今までとは何かが違う。何か重要なものが中から出てきてしまいそうな感覚。
本当に勢いに任せて出してしまってよいものだろうか。それとも…

⇒思い切って出してしまう。
⇒怖いので手で押さえつける。

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⇒思い切って出してしまう。

大丈夫。というより快感を楽しみたい、と本能に支配された佳織はそう思った。
「う…出るっ!出るっ!!出るぅ!♥」

ボビュルルルルルルルゥウウウウウウ!!!と今度は先ほどよりネットリとした液体が勢いよく噴き出てくる。

「むぅうんんんんんんんんんん♥―!!!!!」
言葉にならない快感。ただ母乳を出すだけでこんなに気持ちいいとは思わなかった。
全身でその快感を享受した佳織はオーガズムに身を酔いしれる。

「あぁ…きもちいい…はぁ…♥」
そして全身に気だるさを覚える。きっと果ててしまったからだろうと思ったが。
どうも、母乳がブシュウブシュウ!と出るたびに体の力が抜けていくような感じだ。

「ひゃ…ひゃれ?♥…」
そして胸を見ると、さきほどまでパンパンになっていた佳織の乳が徐々に、一回り、二回り…と小さくなっていく。

「えっ!?そ、そんぁ…だめ、もう、やめてぇ…♥」
なんとか止めようと試みるも、体中の力が抜けて上手く動かせない。
そうしている間にも稀にも見ない程のサイズだった佳織のバストはG,F、…元のEカップ程になってしまった。更にいままでよりも小さく、D,C,B…
先の巨大化で肌が伸びてしまった影響か、今度は胸全体に皺が出きてくる。

「いや、や、ぁあッ!♥あっ…あぁああ!!」
声で必死に懇願するが、覆水盆に返らず。
A,AA,AAA…もう乳と呼べる膨らみはなくなり、すっかり引き延ばされてしまった皮だけが残った状態になってしまった。
すっかり乳首は重力にまけ、真っ黒になってしまった。

「あ…あぁ…あ…そ、そんな…。」

緑川 佳織、初の実験失敗であった。

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佳織の特性薬品は、母乳を促進するために、彼女自身の乳房の急激な成長を促したが、このような魔改造には必ず副作用が存在する。
過剰に改造された機械は故障も早くなるように、急激な変化は佳織の乳房自体にダメージを与え、最終的には乳房内部全ての栄養素が母乳という形で放出。『干乾びた』状態になってしまった。
化学の天才科学者ではあったが、自身の体の快感には勝てなかった。
もはや佳織の乳にエネルギーはなく、少しは出ていたオッパイさえもでない、完全に乳腺の機能を喪失した「ヒモ」だけ残ることとなった。



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⇒怖いので手で押さえつける。

このまま快楽に身を委ねたいと思っていた佳織だが、ふと脳裏に恐怖を覚える。
これはさっきの母乳とは違う、何か大切なものに違いない。
これを出すと自分は何か、「オッパイ自体」を失うような恐怖感。

「だ、駄目っ!?」

とっさに佳織は張りつめ気味の乳房の先端。ピクピクと発射準備を完了していた乳首を思いっきり指で押しつぶす。

「ふ、くぅううう!!!い、痛いっ!!」

敏感に乳首が反応するが、そんなことは言っていられない。
これは出してはダメ。本能がそう叫んでいる。
ムゴゴゴゴォ!!と莫大な奔流は先端に一気に近づく。
が、

グッググッグググ…ググッグゥ!!!
「   ♥          ッ!!♥      ッ!?♥」

出したい出したい出したいと、体中が唸っている。
しかし理性の最後の部分で佳織は抵抗した。

しっかり両指で乳首を押さえつけ、何とか出ないように踏ん張り耐える。
ムグ…グッググゥ!!と先端付近で出ようとしていた何かの塊はいきなりせき止められる。
従来楕円形であった佳織の乳も、今は先端付近が盛り上がり、付け根付近に肉がないような歪な形になっている。
しかし、しばらく経過すると今度はゴキュ!とその塊は再び逆流して佳織の胸に戻っていった。

「(やっぱり、いま出ようとしていたのはオッパイじゃなく…『私の乳』そのものなんだわ…。)」

危うく母乳どころか乳そのものを失くすところだった。
笑えない冗談だとホッと安心したのも束の間…

ムグュ!!ムギュ!!ムグッグググ!!?と乳房が変則的に波打ち始める。
「うぁ♥どなって…あっ!!!はぁっ!?っく、うぅうう!!!」

海外モデルクラスの特大爆乳が蠢きながら更に大きくなり始める。
ブルッブルルッ!?と急激な肥大化が原因か、乳房は一気に前にせり出し、乳首自体もニュプッ!と覆い隠しながら大きくなる。

「あっ!?♥きもち、駄目…だめっこんなっきいてっない!!」

従来出てくるはずであった特製促進剤を大量に含んだ母乳が乳房中に染み渡り、ただでさえ成長した佳織の乳は再び肥大化してしまったのだ。
ブルル!…ズズ…ブルルル!…ズズ…ブルルルッ!!!と規則的に躍動と巨大化を繰り返す。
K、L、M、N、O、P…果てしないカップ数の増加。

「んぁ♥あっ、あ、あぁっ!、あ、あぅ、っあ♥」

Q、R、S、T、U、V、W、X、Y、Z、ZZ、ZZZ…

「も、ぁあ、出したいっのに、出したいの、にぃ、ダシ…ァアアッ!!!」

さっきから佳織はなんとか中で膨らみ続けている何かを出そうとしているが、肝心の出す部分、乳首がすっかり大きくなった「乳房自体」に栓をされてしまっている。いわゆる陥没乳首という状態である。
そのため出せるものも出せず、、乳腺、乳管、乳腺葉…佳織の乳は、体内の母乳で巨大化し続けることになるのだ。

「うううううう出させてえええぇぇえええ!!♥」

ぐ…ぐぐっぐぅ!!と何度も先端に力を籠めるが時すでに遅し。

「きもちいの止まんないし…出せないし…うぅううう♥!!」
男性の射精一歩手前で行為をストップさせられている状態が何度も佳織を襲う。

「イグッ!!のにっイゲッナイ!♥」
「う、ううううううううううううううううう!!!!!」

佳織は遂に気を失ってしまった。
化学の天才科学者ではあったが、自身の体の快感には勝てなかった。

結果、佳織に残ったものは、莫大な栄養素を溜め込むだけ溜め込んだ特大乳房だけだった。