私の中のミス・灰戸/灰戸A

またたび 作
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灰戸「う…ぐぅ♥  くそ…また…。」

ムンムンと果てた女性の匂いを漂わせながら灰戸は目を覚ます。
くそ、変身を一部見られてしまった。
なんて説明すれば…。

タプン…と遅れて巨大に育った超爆乳がブランブラン揺れる。
灰戸「…うぅ…相変わらずデカすぎるでしょ…。」

こんな長乳になったら、逆に気持ち悪くないか…と考える。
兎にも角にも抗体薬を作るしかない。
しかし肝心の抗体の手がかりである本は自宅にある。

灰戸「くぅ…しょうがない…。」
あまり”彼”と接触するのは気が乗らないが…

一方の達也。
あの直琉…何で急に金髪に?
まるで灰戸さんみたいな…エクステみたいなものか?
何か遊んでたのかな…だから見られたくないで…にしても、随分慌てていたな。
ま、考えてもしょうがないし、直琉の帰宅を待つとしよう。

ピンポーン、とインターホンが鳴る。

直琉かな?とドアカメラを見る。
そこにいたのは…

達也「灰戸さん?」
灰戸『あはは…また、来ちゃいました…。』

相変わらず凄い服、もとい体型だな。出るとこ出て、引っ込むとこ引っ込んでる。
棒体型の直琉とは、姉妹なのに偉く違うな。でも顔は似てる。というかほぼ同じだ。

ピピ、と解錠ボタンを押す。
程なくして灰戸が入ってくる。
歩く度にいろんな所がゆっさゆっさ…男には刺激が強すぎる。

達也「えと…また直琉はいませんよ。」
灰戸「あれ?そそそそうんなんですか。」
達也「(何で慌てるんだ?)」
灰戸「(良かった〜まだ達也君の中で直琉=灰戸になってない…ていうか、達也君さっきから私の胸とか尻とか見ながら話してる。も〜…。)」

達也「あ、直琉知りませんか?急に出て行っちゃって…携帯も持たずに行ってしまって。」
灰戸「あ〜…えっとぉ…また急に出張がって言ってたような…。」
達也「マジかぁ。まぁ直琉だからな。」
灰戸「(私、達也君の中でどんな適当な人になってんの??)」
達也「あ、だったら夕飯食べます?もう2人分作っちゃったし、勿体ないんで。」
灰戸「え?いや、そんな悪いですよぉ(いや、本だけもらえればそれでいいし!)」
達也「いいですって。遠慮なく。」

_____

灰戸「………。」
結局夕飯をご馳走されてしまった。
くそぅ。こういう時に押しに強いんだから。

達也「ほんとに直琉どうしたんだろ。」
灰戸「忙しいんですよはは…。」
達也「あ、いや、今日なんか急に金髪のカツラなんか着けてて。」

ギクッ

達也「灰戸さんへの憧れ…なんですかね?」
灰戸「へ、へぇ…直琉がねぇ…。」
達也「でも髪の毛だけ真似ても何も変わらないしなぁ。」
灰戸「(まるで体型変わらないと意味ないみたいな言い方をぉぉぉ)」
達也「直琉は黒髪が似合うのに。」

灰戸「っ!?♥」

(ちょ、ちょちょちょ何を言い出すねん!?あまりにいきなりの事で語尾変になっちゃったよぉ!?)

達也「何か体型とか気にしてるみたいだけど…あれはあれで可愛いし。」
灰戸「ッ!?♥ッ!♥ッ!?♥」
達也「時々ボーっとしている顔とか可愛いし。」
灰戸「〜♥〜♥〜♥」
達也「普段無表情だけど、たまにだす笑い顔可愛いし。」
灰戸「♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
達也「だから自信もっていいのに…て、灰戸さん。顔が真っ赤ですよ?」
灰戸「いぁぁそんなのろけ話をををををおををを!!♥」
達也「そうなんですか?灰戸さん恋愛経験多そうに見えますが…。」

ビッチってか!?ビッチっていいたいのか!?
なんなら正式に付き合ってるのはアンタしかいないよ!

達也「直琉…何してんだろ。」
灰戸「(ここでのろけ話を聞いてるよぉ!?♥)」
達也「…早く帰ってこないかな。」
灰戸「(何ソノ甘酸っぱい台詞ぅぅ!?♥)」
達也「あ、そういえば灰戸さ…ん?」

余りの恥ずかしさに俯く灰戸。
一体自分は何を聞かされているのか。
まさか達也も本人に聞かれているとは思ってないのか、そういったことがバンバン出てくる。

灰戸「(あぁ…恥ずかしすぎて♥  もうっ♥)」
ドクン…と子宮がキュンキュン疼き始める。
灰戸「(あれ…なんか♥ 変な気分♥ なに…これ♥)」
ドクン…ドクン…ドクン…
灰戸「(ん♥  これ、やば…何ぃ?♥)」
ドッドッドッドッド…と子宮が高速で疼く。
性欲が大量に生み出されている感覚。

灰戸「(あぁ♥ 達也…達也に…♥ メチャクチャに…されたい♥)」
理性ではどうにもできない程の欲求に、脳内が支配される。

達也「灰戸さん。大丈夫?何か食べ物に当たったんじゃないよね?」
灰戸「あ…いぇ♥違います…。」
達也「…そうですか。」
灰戸「…お好きなんですね。直琉のこと…♥」
達也「え?あ、いや…ごめんなさい。我ながらちょっと彼女について話過ぎました。」
灰戸「いいんです…♥ 直琉も嬉しいと思いますし…♥ でも…そうなると…『夜』はさぞお熱いんでしょ?♥」
達也「へ…へ?」
灰戸「(な、何言ってるの…私)毎日お盛んか、てことです♥」
達也「え、いやいやそんな、僕にそんな意気地ないですよっ」
灰戸「ふふ…きっと直琉も待ってますよ♥(だ、ダメ…何か思ってもないことを…)」
達也「え んーと、でも そういった仲では、まだないですから…。ゆゆ、勇気もないし…。」
灰戸「ふぅ〜ん♥だったら…『練習』します?私と♥」

達也「っ!?!?」

灰戸「(え、待って待って待って!?ちちち、ちが、違う!?)」

なんだ…自分でも思ってないことを…
まさか…日記の中にあった「ズレ」!?

達也「 は  ぇ  あ。」
灰戸「いいですよ…私の体♥ 好きにしてくれて構わないです♥」
すぅ…と片手で達也の頬を撫でる。
達也「      」
あまりの発言に言葉が出ない達也。
灰戸「(んふ♥ オドオドしちゃって…可愛い♥)さ、 ベットに行きましょ♥」
ふっ、と達也の耳に吐息を吹きかける。
ビクン、と達也の体は反応し、勿論下の…
灰戸「体は正直ね…♥ もう出して出して、て…ビクビクしてる♥」
達也「ぅう…♥」
灰戸は手で服越しに性器を愛撫する。すっかり彼の股間は準備万端に膨らんでいる。
灰戸はもはや脳内まで完璧に性欲で支配され、股間はヒクヒク痙攣しながら、今か今かと達也の一物を待っている。

灰戸「(やめて…♥やめて…♥)さ 早く…洗物なんて、後で…♥」
達也「え、 ま    あ。」
もう達也は灰戸の奴隷のように従う。
しかし、達也も限界だったのだ。
時節見える灰戸の巨大な胸の谷間や、服の上かでもわかる勃起しきった乳首…。
ちょっと湿った感じの女性の汗や…甘い吐息の匂い…。
もう達也の”雄”は制御できない。生物本来の欲求に従い、行為を行う動物になる。

達也はベットに座る。
灰戸は丁寧に一枚一枚、服を脱がす。あっという間に下着一枚。
灰戸「(ここに…達也のものが…♥)」
達也「(ごめん直琉ごめん直琉ごめん直琉ごめん直琉…だけどぉ!?)」

達也は横にさせられる。
今度は灰戸が服を、デニムパンツを脱ぎ始める。
ブリュン!と服の中で絞めつけられていた贅沢な尻肉が飛びだす。
しかもテラテラと濡れている…ま、まさか…灰戸の蜜…?
達也はその瞬間をしっかりと目に焼き付ける。ビキビキ…と更に達也の雄がそそり立ってします。
勿論、灰戸はわざと達也に見せつける様に背中を見せながら脱いだのだ。

灰戸「んふ♥ 下着が邪魔ってくらい勃っちゃって♥」
灰戸は達也にまたがる。
そのまま顔を達也の顔に近づけて…。

灰戸&達也「ん…じゅる♥  くちゅ♥  んんっ!?♥ んぷ…はぁ♥」

お互いの唇を重ね合わせ、ディープキス。
自分の唾液を相手に送り合わせる。時節2人の体はビクッビクッと痙攣する。
2人の顔は幸せでデロンデロンになる…。

もう達也は達也ではなく、1人の雄だった。
ぐるんと、今度は灰戸をベットの下に、達也が馬乗りになる。
そのまま両手で乱暴に、灰戸の2つの巨峰を鷲掴みにする。

灰戸「っはぅぁんっ!?♥」

バチィィンッ!?と強烈な快感が灰戸を駆け巡る。
一回揉まれただけなのに…こんな快感は初めてだ。自慰でもこんな快感あったことがない。
ビクンッビクンッと脂肪の塊であるはずの乳房が痙攣をおこす。

達也「っ!?  あ、ごめん…。」
灰戸のピンク色の声で一瞬正気を取り戻す。いけない、急に掴んだから痛かったのかも。
しかしそんな憂いは、灰戸が再び達也をぐるんとベットの下にさせる行為で書き消えた。

灰戸「いえ…♥ 最っ高だわ♥」
ユッサァン!!と爆乳が彼女の身体で踊りまわる。
大の男に鷲掴みにされても何の問題ないと言わんばかりだ。

灰戸「むしろ…はぁ♥ 服の上じゃ…はぁ♥ つまらないでしょう…?」
スルスル…と衣擦れの音。パサ…とベットの横に服が落ちる。

達也「…ぉ……ぁ…。」
タップゥン…とお淑やかに、地球の重力に従って落ち、自分の胸の張りで弾み、また落ちる。
それを2,3回ほど繰り返しただろうか?とてつもない張りと大きさ。
灰戸は両腕でその長乳を抱え込み、ギュウ…と真ん中によせる。

灰戸「さぁ…好きにして♥ 今日 この時だけ…あなたのモノなのだから♥」

達也「      」
自分の物にしたい。
揉みしだき、こねくり回し、吸いたてて、舐めまわして、グシャグシャにしたい。
達也の征服欲が、人生においてこの時が一番強まった瞬間であろう。
理性が必死に「直琉がいるだろう」と訴えても、彼の脳内にはもう届かない。
いま、まさに手で触れようとした…

ズリュリュ…と
彼女の胸が遠ざかった。

ん?いや、灰戸は何も体制を変えていない。
遠ざかったというより…縮んだ?

灰戸「……。」
彼女も最初はキョトンとし
灰戸「…………。」
次第に目を見開き、口を開き
灰戸「……………。」
絶望的な表情に変わっていく

バチィィィイィッン!!!!!と強烈な平手打ちが達也を襲う。
あまりに急だったのと、性欲で支配しきられていた達也の頭では対処しきれなかった。
どさぁっ!とベットから吹っ飛ばされる。

達也「ぅ…えぁ…。」
視界が明滅する。

灰戸「何―…このタイミ―…なのぉ!?♥」
灰戸「邪魔し―いで『じき―』 んんぅっ!?♥」

何か灰戸が叫びながら寝室から飛び出る。
こころなしか彼女の胸や尻が縮み、髪の毛も何か色が…付いでいるように見える。
しかし達也はさきの行いや、彼女全力のビンタで脳内はグチャグチャ…

達也「…何か…悪いことした…?」と呟くしか、今の彼にできることはなかった。

_

灰戸「んぅ♥ くそ♥ なんで…えぇっ!?♥」
何とパンツ一丁で事務所に戻ってきた灰戸。
グチュッ!?メキメキ…ズリュッ!と彼女の変身は止まらない。

灰戸「ちく…しょぉおっ!?♥ あと  ちょっとぉっ!?♥」

ジュルルッ!?と一際彼女の女性が萎む。
谷間はなくなり、引っかかっていたパンツもパサァ…と勝手に落ちる。

灰戸「あとちょっと…で♥ 達也は…”私”の…ものだったのにぃ!?」

鏡を見る。
すっかり貧層になった胸。といってもCカップはあるだろうが、元が元だけに貧層に見える。
更に現在進行形でスルスル…と髪の毛は頭に吸い込まれるように短くなり、色も黒くなる。

灰戸「ぁ…や…やだぁ…。」

貧相な直琉に戻ってしまう。
いやだいやだ。あと少しで達也と愛の…

「ぁっ♥ くる…くるぅぅうっ!?」
ドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッ
ドクッドクッドクドクッドクッドクドクッドクッドクドクッドクッドク
ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク

ドックゥンッ!!!?