超乳アイドル プロデュース伝説 第3話

盛眼瑠笛 作
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「よし、社長が待っているからそろそろ行こうか」

俺は一瞬後ろを向いた。それが迂闊だった。

「待って……まだ終わってないわ」

何がだ、と言いかけたその瞬間、
世界がひっくり返った。

何が起こった今。
戸惑うのもつかの間、周りにあるベッドと目の前で笑っている茉莉を見て状況を理解した。押し倒されたのだ。

「残念!迎えに来てハイ終わりじゃありませんでした〜」

腕を掴まれベッドによりかかっているだけだったが、起き上がれない。すごい力で押さえつけられているようだ。茉莉の腕は岩の様に動かない。というか、岩の様に重い。

「ねえ……私のこの巨大なおっぱい、重さどれくらいだと思う?」

わからない。でも何百kgもあることは間違いあるまい。

「答えは…………片方だけでも1300キロ以上!両方で2700キロ以上あるわよ!約3トンよ!」

流石に耳を疑った。だが納得できるものだ。ほぼ真球に近い、しかも直径1m以上の胸なのだ。片方だけも1tあったとしてもおかしくはない。車3台分とはその他の追随を許さない大きさをよく表している。

「こんな重たいもの支えて生活してるのよ?悪いけど力で私に勝てると思わない方がいいわよ?」

その通り。加えて車3台を押しのける力などあるはずがない。

「……何をすればいい?」

俺は苦し紛れに尋ねた。なぜ俺を押し倒した?社長の差し金かそれとも―

「うん、ちょっと私の言うこと聞いて欲しいの」

だからその言うこととは何だ、と聞き返す前に俺は急に解放された。腕を放された。きょとんとしていると、

「そこどいて…」

言われるがままにベッドの横から降りた。正面からは茉莉の胸で塞がっている上、横からも胸の幅のせいで遠回りしなければならなかった。

「うふ……さあ、始めましょうか」

ベッドに腰掛けた茉莉は色っぽく呟いた。
ベッドに座ると胸が部屋の床に接地している。改めてみると本当に凄まじいデカさだ。

茉莉はおもむろに背中に手を回すと、ビキニのブラを外した。その超乳が生のままで俺の目の前に晒された。
大きいが綺麗な薄桃色をした乳首だ。他の肌と同様水々しさを保っている。俺の手のひらを目いっぱい広げても掴みきれなさそうだ。生乳を目の前に揉んでみたい気持ちを我慢していると、

「おっぱい、触りなさい…」

何を言っているんだ。

意味が分からない、と言おうとしたがどちらも意味は同じだろう。一体何を言っているんだこの女。

「だから…私のこのおっぱい揉んでって言ってるの」

胸を腕全体で包み揺らす茉莉。当然包み切れるはずもない。どうやら乳首にすら届かないようだ。

「揉まないなら……叫んで人呼んじゃおうかな〜…この状況だったらマネージャーが疑われちゃうわよ?」

口元を歪める。全くとんでもない女だ。こんなアイドルをプロデュースするのか。俺は辟易しながらもしぶしぶ承諾することにした。

「そうそう!物わかりのいい有能マネージャーね!できたら勢いよく揉んでね!」

急に満面の笑顔になった。いい性格した女だ。
とは強がって見せるが、やはりアイドルの胸を揉むとなると緊張する。心臓が限界まで高鳴ってくる。とはいってももたもたしてると叫ばれかねない。まずはそっと触れてみることにした。

「んっ…はあん…」

軽く喘ぐ茉莉。胸の表面に手のひらを当ててみただけで乳首にすら触れてないはずだが。

「そ、そう!そのままゆっくりと揉んで…はあ…」

言われるがままに手を動かす。指がどこまでも沈んでいく。しかしそれでいてちょっとでも力を抜くと押し返してくるような弾力も持ち合わせている。そういえばブラを外しているのに巨大な胸は一切崩れず綺麗な球形を保っていたしその張りは想像以上だ。

「んあ…いい!そうよ!そのまま揉んで!できれば両腕で…ああん!片方だけでいいから!ふあああん!」

気持ちいいのか激しく喘ぎ声を上げている。俺もいつまでも触っていたいこの感触の虜になりかけていた。両腕を使っても片方すら揉み切れない。だが柔らかい胸に抱き付くようにして揉むと全身が逆に胸に包まれるかのようでやめられなかった。

「あ…あ…来る!来ちゃう!そろそろ来るわ!あああ!」

言葉をよく聞きとらないうちに、それは来た―

乳首の先端から白い液体がほとばしった。

「うふ…びっくりした?これは母乳……バスト200センチぐらいの時から出るようになったの…」

茉莉は顔を紅潮させて語った。その間も母乳が乳首から水道の様に溢れ続ける。
鼻腔にミルクの甘い匂いが入り込み全身に広がる。そのせいか俺の興奮は絶頂に達した。

「ふふ……飲んで?」

いいのか?一応聞き返すが答えを最後まで聞く気はなかった。もはや俺の理性のタガは外れていた。

「……人呼ばれたらもう楽しめないわよ?」

既に俺はむしゃぶりついていた。母乳が溢れ出す乳首に直接口をつけ喉を鳴らしていた。甘い…甘くて口が緩んでとろけそうだ。

「そうよ…もっと飲んで…ああん…いいわ…たくさんミルク飲んで!」

口の中が母乳の甘さに染まっていく……
体全体に染み込んでいくようだ……
体中が甘い………

そこで意識は切れた。





気が付いた。
ここはどこだ…俺は何をしていた?朦朧としながら徐々に思い出す。すると、

「えーと…上から、B201、W69、H108と」

聞き覚えのある声だ―社長?

「あ、気付いたわね。おはよう、円君!」

なんで社長がここにいるんだ。俺の体に触っているようだが何をしているのだろうか。どうにもまだ意識がはっきりせず心なしか体も重い。

「ふう……結構でっかく育ったわね。支えるのも一苦労だわ!まあそれにしてもありがとうね茉莉!」

「ええ!やっぱり効果てきめんでした!」

何の話だ。

「どういうことです、社ちょ―」

ここで違和感に気付いた。声が変だ。やけに甲高い。
それに体の重さもこれは……下を見ると巨大な肌色の塊が二つ見えた。

「まあ論より証拠!鏡を見てみなさい」

どこから持ってきたのか社長は姿見を取り出し俺の目の前に置いた。そこには―


髪の短い裸の爆乳女が目を丸くして立ち尽くしていた。