超乳ハピネス!

盛眼瑠笛 作
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「はあ…ああんっ……おっぱい…おっぱい…」


薄暗いシャワールームの中で喘ぎ声を上げながら、バランスボールほどもある自身の超乳を必死で揉む女がいた。千秋である。

彼、いや彼女にとってはオナニーは日課となってしまっており、1日に少なくとも5回はしている。

日々ますます性欲は高まり、度々湧き起こる劣情を発散しなければならないのである。


「んん…ああ、いやん…乳首…」


千秋は腕を目いっぱい伸ばし、乳首に触れようとする。腕で上乳を押しつぶすように押え、乳首までの距離を縮めようとするが、


「………やっぱり…むんっ…届かない…ちょっとだけしか…ひゅんっ…!やっぱり触れない…」


腕がつるほど伸ばし切っても、指先が乳輪の淵に触れる程度。

水着が脱げ必死に乳首を隠そうとしたグラビア撮影の時より更に成長してしまったのだ。

現在のスリーサイズは、上から245、69、104となっており、胸は2メートル半超えも近い。

重さも、両乳で212kgにまで達しており、ついに片方100kgを超えた。


「……こんなに乳首遠くなっちゃうなんて…んん……あん!」


手で乳首をいじれなくなったのを残念がっている…というわけでもなかった。


「はあん…乳首いじれないくらい…立派に育ったおっぱい…おっぱい、触れない…すごい…」


乳首に手が届かなくなるほど胸が成長したこと、そしていじって気持ちよくなりたいのにできずに我慢している自分に対して興奮しているのである。

鏡で自身の超乳と紅潮した顔、そして乳首に必死に手を伸ばしてまで快感を貪ろうとする自分の姿をオカズにし、乳肉を揉んでオナニーを続ける。


「でもやっぱり……乳首……乳首感じたい…我慢できないよぉ……」


確かに手ではもはや乳首をいじることは不可能だったが、乳首への刺激自体は不可能になったわけではない。


「やっ…ああ!ふあっ、いやああん!乳首好きっ乳首好きっ!」


千秋は胸を壁に擦り付け始めた。

特にタイルとタイルの間に乳首が挟まる時の刺激といったら至福と言っても過言ではない。

胸も成長するにつれ更に敏感になり、乳の細胞一つ一つが性感帯となっているかのようだった。


「あ、ああっ……出る!そろそろ出ちゃう……!」


絶頂が近づいてきた。大きく膨らみ、盛り上がった乳首も小刻みに震える。

乳肉を掴み、絞り出すように前に引っ張る。


「くる……おっぱい来ちゃう…あああ!ひやああ!」


乳首の先端から白い液体、母乳がほとばしった。

あの時初めて噴乳して以来、絶頂の度に大量に噴き出してしまっている。


「おっぱい射精してる…はあん!ミルク出てるよお!いやらしいおっぱいミルクうぅ!」


絶頂と噴乳の快感をより味わおうと、射精中の敏感になったペニスを更に刺激するように、壁に激しく乳首を擦り付ける。

壁に弾かれた母乳が、滝の様に床に降り注ぐ。床はあっという間に真っ白に染まった。


「はあ…はあ……気持ちいい…おっぱいやっぱりいい……」


母乳が止まり、絶頂が収まるまでに1分は費やした。

余韻に十分浸ると、千秋は思い出したかのように、


「そうだ……後片付けしないと……」


とろけ切った目のまま、千秋は壁横のボタンを押した。









「やっぱり、だんだんと母乳の量は増えてるの?」


「うん、最近、その…イってる時間も長くなってるし…」


千秋は、ユリアに体を拭いてもらっていた。

バストが2メートル後半にまで大きくなり、いよいよ日常生活もひとりではできないことが多くなってきた。

筋力は相変わらず強くなっているため、少なくとも立ったり歩いたりと言ったことは問題なく、200kg以上の超乳を揺らしながら走ることも可能だ。

だが手が乳首まで届かない今の状態では満足に自分の体を拭けないし、そもそもシャワーを浴びることも難しく、今回の様なオナニー後に母乳を洗い流すことのも一苦労だった。

なので、千秋はシャワールームに呼び出しブザーを設置してもらい、オナニー後やシャワーを浴びた際にはユリアを呼ぶようにしているのだ。


「それにしても…ずいぶん背のびたわね〜もう私超えちゃった?」


「ええと…今は同じくらいかな?」


千秋の背中を拭きながら、ユリアは感心する。

今や、女性にしては非常に長身であるユリアとほぼ同じ180cmにまで背が高くなり、モデルのようなスタイルの良さである。


「ユリアさん、私、どこまで大きくなるのかな…?」


「うん、そうねー…」


千秋は当分は一人称を「私」にし、女の話し方をするよう努めることにした。無論、下手に男言葉を使って怪しまれないようにするため、というのもあったが……

せっかくなので、元に戻るまでは「女」を楽しみたいという思いもあることはあった。


「多分、ある程度まで大きくなったら自然と止まると思うけど……まだ実験したのはあなたが初めてだしね。ちょっとよくわからないわ。」


「そんなー…もう、無責任なんだから」


体も拭き終わり、千秋は服を着始めた。まだ着替えはひとりでも一応できる。だがこれ以上大きくなるとひとりでは無理になるかもしれない。

体が一回り以上成長してしまったため、当然服一式は新調したものだ。


「………本当に大きいなあこのブラ」


腕を大きく広げ、数日前に新しく作ったばかりのブラジャーを見て呆然とする。

カップ部分は相当な容積で、丸まって詰めれば大人2〜3人は余裕で入れそうである。

とはいえ245cmという規格外の超乳を支えるにはこれでもギリギリなほどと言える。

パンツも1m越えの尻を包むためにずいぶんと布地が広くなっている。


「……露出度高い格好は恥ずかしいんだけどなー」


服も、セーターやジーンズではなく、タンクトップとホットパンツに変わっている。

下着だけでもかなりの出費なので、服の布地面積を最低限にするためだ。

まだ肌寒い季節なのに、ずいぶんと寒い格好となっている。もっとも、千秋の場合は胸の脂肪のおかげでほとんど寒くはないが。


「でも、その服私は好きよ?なんかエロいじゃない!」


「……もう、バカ!」


確かに、黒いタンクトップに青のホットパンツといった肌の多く見える格好をした超乳美少女の姿をした、今の千秋は煽情的であった。

何よりも、一層深くなった胸の谷間が嫌でも見えてしまっている。


「あ、そうだ!エロいと言えば!」


ユリアは何かを思い出したようだ。


「ねえ千秋君、この間グラビア撮影したでしょ?あれね……」










「イ、イメージビデオ、か…」


千秋は車の後部座席に乗っていた。前にはユリアと根本社長も一緒だった。


「じゃあ千秋ちゃん、頑張ってね!」


屈託のない笑顔で助手席から社長が微笑む。

そう、千秋はまたしてもグラビアの撮影に向かっていた。しかも今回はDVDの撮影まで行う予定だというのだ。


「この間撮影したの、問い合わせが殺到したのよ。あの胸がすごい大きい子は誰なんだって」


この間、千秋が撮影してもらったグラビアだが、あれが雑誌に掲載された途端、「とんでもないおっぱいのグラドルがいる」と話題になったらしい。

確かにあれだけの、ギネス級の胸を持っているグラドルが話題にならないわけがなかった。

そこで本格的に千秋を超乳グラビアアイドルとして売り出そうというわけであった。

正直千秋は気乗りしなかったが、ここで稼がないと服代がどうしようもないと言われていたので、やむを得ず話に乗った。


「それにしても千秋ちゃん、その格好寒くないの?」


「え…いえ、全然。私、着る服があんまりなくて…」


よりにもよって昨日と同じタンクトップとホットパンツといった格好で、少し恥ずかしかった。










「じゃあ、いろいろ聞いていきますけど、落ち着いて答えてくれたらいいからね」


「は、はい……」


今からインタビューを撮影するところだった。インタビュアーが女性なのがまだ救いだった。

ちなみに、衣装は既存のものは千秋に合うわけがないのでユリアが用意してくれているらしい。今も先ほどと同じタンクトップとホットパンツ姿だった。


「み、みなさん、こんにちは……柳瀬千秋、16歳です…」


ぎこちないながらもなんとか自己紹介をする。


「すっごいおっぱいだけど、身長とスリーサイズはいくつですか?」


「えーと……身長は180cmで、上から…245、69、104です…」


16歳とはとても思えない立派な体。


「245……すごいわね〜おっぱい重いんじゃない?」


「はい、200kgくらいあります……」


「か、片方100kg……おお〜」


インタビュアーの女性も本気で感嘆している。


「そのおっぱいって、いつぐらいから大きくなったの……?」


「い、いつから……いつからですか?」


「そう。何歳ぐらいから?」


「ええと……確か、12歳ぐらいから少しずつ大きくなって…って感じです」


まさか女体化してほんの1カ月ほどの間に大きくなったなどとは言えないので嘘をついてしまったが、やむを得ないだろう。


「いいわよ千秋君……ナイスアドリブ!」


後ろでユリアも感心した様子だ。

こうしてインタビューはなんとか滞りなく終わり、本格的に撮影に入った。










「はい、じゃあそこで腕上げてね〜」


「こ、こうですか…?」


千秋は水着を着て撮影に入った。前にも着た黒いビキニである。

監督からどう動くかどんなポーズを取るか指定されるので逐一こなしていく。

そういう趣旨の撮影だから仕方がなかったが、カメラは執拗に胸を撮ってきた。


「じゃあ、ここでジャンプしてみよっか?」


「ジャ、ジャンプ……」


恐らく乳揺れを撮影したいのだろう、と千秋は察した。もっとも、あまりに大きいので少し体を動かすだけでも自然に揺れていたのだが。

言われるがままに何回か飛び跳ねてみた。すると、


「ん…あんっ!やん…」


超乳がまるで別の生き物のように激しく上下に躍動した上、一瞬、胸全体に絶頂のような快感が走った。

思わずうずくまっていると、


「ん?どうしたんだい千秋ちゃん?」


「い、いえ、なんでもないです。すみません……」


心配する監督をよそに、なんとか快感を耐える千秋。


「そう。じゃあ、もう何回かよろしく!やっぱりすっごいね〜ゆっさゆさだ!」


「え……」


どうやら、快感とは何度も戦わなければならないようだ。

その後、何回かジャンプして胸を揺らしていると、


「ん……?きゃあ!ビキニがぁ!」


なんと胸が弾んだ衝撃でまたしてもビキニが外れてしまい、いわゆる「ポロリ」をしてしまった。

どうやら、ビキニは前に撮影した時のと同じものだったようで、小さくなっていたのだ。

ピンク色の綺麗な乳輪と乳首が周囲に晒されるが、当然手では隠せない。


「えーと……じゃあビキニ付け直して撮影し直しで……」


監督も男性スタッフも前かがみになっていた。

こうして千秋は、快感とポロリに耐えながら、何回も乳揺れシーンを撮影しなければならなかった。










千秋は、様々な衣装で撮影することになった。これも全部、ユリアが作ったものである。

水着は他に、スリングショットやスクール水着なども着た。

スリングショットはほとんど紐であり、何度もずれて乳首が丸見えになってしまった。


「これ……もう裸じゃん!やだなあもう!」


一方で、ビキニに比べて胸を左右に動かしやすいので、「谷間の中」なども見せられることとなった。

スクール水着は露出度は低いはずだが、ユリアによると、「そういう趣味の人にとってはビキニよりそそる」らしい。

水着の他にも、いろいろな種類の衣装、もといコスプレが用意されていた。

セーラー服や警官服、ナース服など無駄に種類も豊富だった。

中でも肝を抜いたのが、「メイド服」であった。


「………なにこれっ!」


思わず千秋も絶句してしまった。

メイド服と言っても、メイド喫茶で着られてるような一般的なイメージのものではない。

まず上半身は、キャミソールのようなもので胸を最低限覆っているだけで、ヘソすら見えている。

肩や鎖骨は丸見えであり、当然ノースリーブなので艶めかしい二の腕や無防備な腋も露出している。

スカートも非常に短く、100cm以上もある尻を隠し切れずパンツが見えてしまっている。

こんな格好でも、頭にカチューシャと足にガーターベルトが付いているのでなんとかメイドとわかるが…


「ふふ……パンツ隠そうと必死にお尻押さえてるのかわいいな〜」


「もう!ユリアさんったらやめてよ!」


ほとんど痴女のような姿のまま抗議する千秋だったが、


「じゃあ千秋ちゃん、お願いしまーす」


「は、はい………お、お帰りなさい…ごしゅ、ご主人様……」


早くもグラドルが板につき始めている千秋であった。