「ええ…そうよ。ちゃんとわかった?」
人気のない教室で、誰かを教え諭しているかのような女教師。
その出で立ちは、白のブラウスに紺のタイトスカートと一般的な教師のイメージそのものだった。
「英語のレッスンは終わりね。じゃあ次は……」
不意に女教師が机近くに迫り、胸を乗せた。
「放課後の秘密のレッスン……始めましょ?」
女教師は信じられないくらいの巨大な胸の持ち主であった。
ブラウスはきついどころの騒ぎではなく、第3ボタンまで緩めているにも係わらずはち切れそうで谷間が露出している。
直径だけでも頭3つ分ほどはある、重量感のある見事な超乳。
そのせいで服の生地に全く余裕がなく、ほどよくくびれた腹に可愛らしいヘソもまる見えである。
尻にもスカートに入るギリギリまで肉が詰まっており、丸く大きなラインが目立つ。今にもスカートが裂けそうだ。
「ふう……おっぱい苦しいなあ」
女教師は、自身の胸の横側を手前に引っ張った。
すると、意図も簡単にブラウスのボタンが全て弾け飛んで前が空きっぱなしになり、その衝撃で胸も上下に跳ねる。
妖艶な雰囲気を醸し出す、黒色のこれまた巨大なブラジャーが中から覗いている。乳肉が上から乗り出しており、これだけ大きな下着でもきつそうだった。
「さあ、しっかり見なさい……先生の極上のおっぱい。いやっていうほど教えてあ・げ・る」
あられもない姿で人差し指をくわえる女教師。現実にいたら即問題になるそうな淫乱教師である。
そう、現実だったら。
「よーっし、OK!一旦休憩しますねー」
監督は満足そうにしていた。思った以上のものが撮れたようで笑みがこぼれている。
「はい、千秋ちゃんお疲れ様!」
「ありがとう、ユリアさん」
そう、女教師は千秋で、さきほどまで撮影の真っただ中だったのだ。
教室も当然、スタジオである。
「やっぱり女教師役は正解だったわね〜背徳的でセーラー服よりいいかも!ブラジャーもう一着作ったかいあったわ!」
「……もう!恥ずかしいだからね!」
千秋は顔を赤らめブラジャーのストラップをいじる。きついのでちぎれないか心配だからだ。
「…の、割にはノリノリだったじゃない。『おっぱい苦しいな〜』ってアドリブだったんでしょ?」
「そ、それは…ホントに苦しかったから…!」
話は3日前にさかのぼる。
千秋が朝目覚めると突然ユリアが、
「ちょっと千秋ちゃん見て!すごいことになってるわ!」
「え、何を?」
着替えて間もない千秋がユリアの慌ただしい様子に戸惑っていると、
「パソコンよ!これ見てみなさい!」
ユリアは机にあるノートパソコンを指さすが、
「……胸で見えない」
「………ごめん、わかったわ」
ユリアはノートパソコンのコードを外し、千秋の胸の上に乗せた。千秋の胸は柔らかいので案外安定する。
そしてパソコンの画面を見ると、千秋は思わず目を疑った。
『衝撃!新生グラビアアイドル柳瀬千秋!超乳の魅力』
『何もかもがスーパーサイズ!200kg(!?)おっぱいのグラドル柳瀬千秋とは!?』
『驚異の245cm!デビュー作「超乳娘 千秋っぱい」売り切れ続出の秘密』
このようなタイトルのネットニュースが何十とあった。「超乳娘 千秋っぱい」とは先日撮影した千秋のDVDだ。ちなみに同タイトルで写真集も発売している。
「もうすっごいニュースになってるわよ!みんなあなたのことで持ち切り!」
どうやら、DVDと写真集が発売されるや否や、千秋の驚異的な大きさを誇る超乳が注目され、大きな話題となっているようだ。
前に雑誌のグラビアに載った時はまだ一部の間でしか騒がれてなかったが、今回は大々的だった。
その影響で、「超乳娘 千秋っぱい」は注文が殺到し、どこも売り切れ状態になっているらしい。
「うん、それとね!さっきおばさんから連絡が入って、ホントDVDも写真集もバカ売れで、取材の申し込みもすごいんですって!」
興奮して騒ぐユリアをよそに、千秋はパソコンで自分のことについて調べていた。
すると、とある掲示板を見つけた。
「これは……グラビアアイドルについての掲示板かな?あ!」
ふと見ると、『柳瀬千秋について語ろう Part10』というスレッドがあった。パート数が多いところを見るに既に相当な人気らしい。
早速アクセスしてみると、このようなコメントがずらりとあった。
『マジでこんなおっぱいでっかい子見たことない。超好み』
『乳でかい上にむっちゃ可愛い。冗談抜きでファンになったわ』
『245kgってマジ!?服切れないだろ。そこがまたいいけど』
『DVD最高だった。興味本位で買ったけど満足!買ってよかった』
やはり千秋の超乳を褒めたたえるような言葉がぎっしりと並んでいた。
中には、『でかいって言っても限度あるだろあり得ない』といった心無いコメントもあることはあったが、賞賛の方が明らかに多かった。
「やったじゃない!みんな千秋ちゃんにメロメロみたいね!」
「う、うん……」
表現はアレだったが、素直にみんなに褒められて嬉しくはあった。なによりも体を張って、乳揺れやポロリに悩まされながらも撮影に臨んだかいがあったと思えたのだ。
だが一方でこんな聞き捨てならないコメントもあった。
『超乳エロ過ぎる。DVD見ながらオナニーしたらびっくりするぐらい精液出た』
『180cmの体と200kgおっぱいで押しつぶされながらパイズリで搾り取られたい』
『超乳揉みしだきながらデカ尻パンパン言わせて子供たくさん孕ませたい』
『めちゃシコ過ぎてティッシュ足りない』
『あんだけドすけべな超乳ぶるんぶるん揺らしてるあたり本人も淫乱だろうな』
まさに男の欲望丸出しである。
「うわ〜みんな性欲暴走してるわねー。ここまで気持ち悪いこと書けるなんて。ねえ?」
苦笑いするユリア。千秋は黙ってコメントを見続けていた。
「まあ、男ならこんな超乳に欲情しない方がおかしいけどね!そもそも千秋ちゃんの急成長遺伝子は、セックスを促進させるためのものだしね」
「う、うん……」
千秋は、顔を伏せていた。だが別に、こんな下衆たコメントを気味悪がっているからではなかった。
そもそも千秋は元男なので、このような男の気持ちはよくわかるし一方的に非難したいわけでもない。
だが、それを抜きにしても、さきほどから何度でも目に入る性欲丸出しのコメントがどうも嫌じゃない。嫌悪感をほとんど覚えない。
普通の女性が、自分とセックスしたいなどと言われたら何かしら気分を害するはずなのだが、千秋はどうもそうは感じない。
まさか褒められているから嫌とは思えないのかな…などと考えていると、
「あ、ねえねえ!この、『本人も淫乱だろうな』って、これは大当たりよね!」
「…………!!!」
千秋はてのひらを頬に当てると、思いのほか熱かった。
「はい、じゃあスタート!」
以上のような経緯ののち、また根本社長から連絡があり、取材やら新作の撮影やらを行うことになったのだ。
監督の掛け声を合図に、今回の撮影が再開される。
「いいかい、ブラウスもスカートも、なるべく艶めかしく脱いでいってね」
「はい…」
監督の指示に従い、千秋はゆっくりと服を脱いでいく。
そして、窮屈なブラジャーと、大部分が尻肉に食い込み、はいてないように見えるパンツの下着姿になった。
正確にはブラウスだけ肩にかかるかかからない程度に羽織っていたが、かえってその方が下手に脱ぐより受けがいいらしい。
「いいよ〜すごく淫乱に見える!」
監督のこの言葉に、
「本人も……淫乱」
千秋は、今朝見た掲示板のコメントを思い出し、生唾を飲み込んでいた。
「はあ、疲れたな〜」
車に乗り、家路を急ぐ二人。もはや前はつっかえるので当然千秋は後部座席だ。
千秋は、インタビュー数件に撮影と、疲労困憊だった。
「何言ってるの!あなたのなんかまだ全年齢向けよ?乳首すら出してないのに!AVなんかもっと大変だそうよ」
AVなんかと比べられても……と千秋は思ったが、どうにも遠い存在という気がしないのが怖かった。
「あ、そうだ!ごめん千秋ちゃん!」
突然、ユリアは進路を変えた。その拍子に千秋の胸がどぷんとバネの様に揺れる。
「ど、どうしたの!?」
「いや、おばさんからさ!ちょっと書店さんに寄って挨拶してきて欲しいって言われて!人手が足りないらしくてさ!」
数分後、車は少し大きめのチェーン書店の近くに止まった。
「じゃあ、すぐ済むから少し待っててねー」
ユリアは店の中にそそくさと入っていった。
「ふう……私も有名になったなー」
外はもう夕焼けが映え始めていた。人通りも少しずつ増えてきた。
車から出て外の空気でも吸おうかなと思ったが、さすがに今の自分が下手に姿を出したらその超乳で柳瀬千秋とばれるのでよした。
そんなことを考えていると、書店の自動ドアが開いた。ユリアさんかな?と思ったが、
「やった…手に入ったよ柳瀬千秋の写真集!」
「なあ、早く見ようぜ!」
千秋は咄嗟に体を低くした。自分の名前が聞こえたからだ。
恐る恐る窓の下枠近くから外を見ると顔はよく見えなかったが、高校生くらい、自分と同じくらいの学生二人が千秋の写真集を買ったらしかった。
先ほどのひとりの提案に乗ったのか、店先でもう本のビニールを開けている。
本のタイトルは間違いなく「超乳娘 千秋っぱい」。表紙は、黒ビキニを着た悩ましげな表情をした千秋だ。
「やっぱり……私のだ!」
千秋は心臓が高鳴った。思わず胸に手を当てると、分厚い乳房越しでも鼓動が伝わってくるのが分かった。
「うわ……すごいなあ。信じられないくらい大きい胸…」
「これが超乳ってやつか……本物初めて見た」
話に聞いたことはあるが、千秋以前にも現実ではあり得ないような大きさのおっぱい、いわゆる「超乳」を題材にした写真集はあることはあったらしいが、それらは全て特殊なゴムを体に装着した偽物だった。
そのような偽物は着け方の都合上、肩とかを隠さなければならない上に思いのほか質感が不自然らしいが、千秋の胸はそんな特徴は全くなく事実通り本物と認定されていた。
「身長180だって…俺よりでかい」
「これで俺らと同い年なんだって。抱きたいな……」
抱きたい……それを聞き千秋は顔を左右に激しく振った。
今朝のネットのコメントと同じだった。高校生にもなるといろいろといやらしい妄想をしてしまうのは仕方のないことだが。
だが千秋はまたしても今朝と同じく悪い気はしていない。むしろ、どんな風に抱きたいのか、自分とセックスしたいのか興味さえあった。
「抱きたいって……やっぱパイズリ?」
「うん、それもいいけど……まずはぱふぱふしてもらってから……」
「お!やっぱ男のロマンだよなぱふぱふ!こんな超乳ならなおさらだぜ!」
「も、もちろん、パイズリだって枯れるくらいやって欲しい」
ぱふぱふ……パイズリ……もちろん千秋はその単語の意味は知っている。
あの少年たちのペニスを、自分のマシュマロのように柔らかい超乳で優しく挟み込んで精液を搾り取る…
少年二人の、すっかり膨らんだ股間と自分の超乳を交互に見ながら千秋ははあはあと息を荒げた。
「じゃあ明日貸すから楽しみにしておけよ!」
「ああ頼むぜ!今夜はお楽しみだな!お互い今日までオナ禁しててよかったぜ!」
オナ禁……限界まで精液を貯め込んでるんだろうか……
思わず胸に手を伸ばしていると、
「ちょっとー千秋ちゃん?ただいまって言ってるのに!」
はっとなると、ユリアが戻って来ており車のエンジンまで入れていた。
どうやら今の今まで気づいてなかったようだ。
「もー。何ぼーっとしてたの?」
「ご、ごめん…」
引き続き談笑している少年たちを尻目に、車は出発した。
「オナニー…するんだろうな」
そんな突拍子もない独り言をしていると、
「ん、オナニー?ちょっとーここではオナニーしないでよ?車の中でミルク撒き散らされたら掃除大変だし……あ!」
ユリアは何か思い出したようだった。
「そうだったわ!千秋ちゃん、いいものがあるんだけど…」
「オナニー用の、新しい機器か…」
千秋は裸でシャワールームにいた。普段なら日課の夜のオナニーをする時間だったが、その前にユリアがこんなことを言っていた。
「千秋ちゃん、あなたのおかげでお金入ってホントおお助かりなの!お礼と言っちゃなんだけど、シャワールーム改装してあげたからよかったら使ってみて欲しいの!」
どうやら、よりオナニーしやすいようにそれ用の機器を開発してシャワールームに設置してくれたらしい。
千秋は、自分の体を鏡に映し出す。
「また大きくなってるなあ…」
身長は182cm。男の時より10cmも伸び、ついに長身なユリアを追い抜いてしまった。
スリーサイズは上から 256、70、105。胸は2メートル半を超え、まだまだ成長は続いている。重さも両方で253kgある。
衣装や下着がきつかったのはこのせいである。
「えーと、確かこのボタンを押すんだったっけ」
千秋は、前に設置してもらったブザーとは別のボタンを押した。壁から出た金属製のアームのようなものの先に付いている。これが起動スイッチとのことである。
「!?」
突然の出来事に、千秋は頭が真っ白になった。
「こ……これは……」
千秋は身動きが取れなかった。両手両足を縛られているからだ。
縛られているのはそれだけではない。胸にじわじわ来る快感と、目の前を見て気付いたが、胸にも渦巻き状に何かが絡みついている。
そして両手足と胸に感じるぬめった感触。
鏡を見た。
それは、信じがたいものだった。
「しょ……触手!?」
それは、クリーム色をした、人の腕の2倍ほどに太いイカの足のようなものだった。
何本ものそれが、千秋の手足や超乳に纏わりついている。
「や…や…や!助けて!」
千秋は必死にもがこうとするが、動けない。触手によってがっちり固定されてしまっている。
まもなくして触手が超乳をも縛り始めた。
「ひ…ひやっ!お、おっぱいが!し…締め上げられるうぅ……!」
片乳ひとつにつき2本、合計で4本の触手が千秋の超乳に巻き付く。片方100kgを余裕で超える超乳を支えているようだった。
そして、絡みつく力を入れたり抜いたりしながら、マッサージ機のように乳房を刺激していく。
触手の表面にはローションのようなものが塗ってあり、滑りを良くしている。
「…………っっ!」
しばらく恐怖で無言でされるがままになっていた千秋だったが、触手が危険なものではないと理解し始めた。
そして、だんだんと快感を取り戻し始めた。
「ああ……いい!触手いいかも……!気持ちいい!」
千秋は、この触手の大事な点に気付いた。これは、とても効果的なオナニーができる、と。
普段の千秋のしているオナニーは、乳肉を横から刺激したり、乳首を壁に擦り付けたりするが、これには問題点があった。
そう、一部分しか触れないので、全体を刺激してより高い快感を得ることが困難だったのだ。
この触手は、その問題を全て解決してくれた。しかも、力の加減が絶妙で、普段とは違う波のようなリズミカルな快感が乳房に与えられていく。
「ふふっ……おっぱい丸ごと変形させられるなんて初めて!」
思わず子供の様に無邪気な声を上げる。
ほどなくして、超乳を支えていた二本の触手の片割れがそれぞれの乳房を離れ、合計二本の触手が乳房の先端に手をかけた。
「はわっ!はあん………!!!いやっ…ああ!壁に擦り付けるのとぜんっ…ぜんちがうぅ…」
触手は巨大な見た目とは裏腹に細かい動きも可能で、乳輪の淵から乳頭の部分まで、指の様にいじることができた。
これは壁に擦りつけるのでは実現不可能な刺激であり、千秋は未知の感覚に悦んでいた。
「………っ!?あはっあははは!!!ちょっとなにははは!あはははくすぐったい!」
背中側から新しい触手が生えており、今度は千秋の腋をまさぐっていた。いつの間にか腕を縛っていた触手が上に上がっていた。
「はっー…あははは…な、なんかお腹が気持ちいい……?」
くすぐったさが収まると、千秋は腹辺りに安心するような快感を覚えていた。
この時は千秋は知らなかったのだが、多くの女性にとって腋と乳房の境目あたりは性感帯であり、子宮に来る快感を生み出すのである。
「む……ふあああ!やん!き、来てる…!怖い怖い!」
新たな触手が、今度は股間に侵入してきた。胸ばかりであまりいじったことはなかったが、胸とは全く別種の、女性器を触る気持ちよさは千秋は知っていた。
触手は中にまでは入らず表面をなでる程度だが、腋を刺激して覚えた子宮への快感の相乗効果で、切なげな感覚が生まれる。
「ああ……最高……なんていい触手なの…」
乳肉、乳首、腋、股間と、あらゆる性感帯を刺激し、至れり尽くせりにオナニーの世話をしてくれる触手。千秋ははじめは怖かったこの触手が好きになっていた。
「いいわ……このまま絶頂に導いて…こんなオナニー生まれて初めて……あ、そうだオナニー」
千秋は、今朝見た掲示板や、先ほどの少年たちの会話を思い出した。
そういえば、みんなパイズリして欲しいなんて言ってたっけ…
「パイズリ…パイズリ……」
千秋は妄想した。自分の超乳に誰かのペニスが挟まり包み込まれる様子を。
それを上下に揺らし刺激する。自分の乳房はとろけるような触感に違いない、と半ば自慢しながら、
規格外のおっぱいの乳圧に悦び震えるペニスを想像するとよだれが出てきそうだった。
もしかしたらそれによってますますペニスが膨れ上がるかもしれない……などと思っていたら、
「おっおお……!触手が…」
いつの間にか触手が千秋の超乳の谷間に下から入り込んでいた。まるで千秋のおっぱいを愛しているかのようにねっとりと上下し、顔を出したり引いたりしている。
「ふふっ……エッチな触手さん……」
パイズリ妄想に臨場感が加わり、思わず乗ってきた。
「さあ、しっかり感じなさい……私の極上のおっぱいで、精液全部搾り取ってあ・げ・る」
乳房、腋、股間は絶えず刺激されたまま、体を揺らしノリノリで触手にパイズリをする千秋。
やはり、触手が谷間を行き来するのも刺激になるのか、新たな快感に文字通り胸を躍らせている。
ローションで谷間が滑るが、これが精液なんだと思うと余計に興奮してくる。
「あっ……そろそろくる……ミルク出ちゃう……」
絶頂が近づいてきた。そういえばユリアはあんなことも言っていた。
「イきそうになったら、起動スイッチをもう一度押して!絶対ってわけじゃないけどなるべくお願いね!」
千秋は手を伸ばし、またアームに付いたスイッチを押した。
「また、すごいの来るのかな……」
その通りだった。また壁から何か伸びてきた。
しかし、触手ではなかった。
「パ……パイプ!?」
細長いチューブの先端に、トイレ掃除で使うラバーカップの先端のような透明なパイプが付いていた。
パイプが乳房にくっつき、乳輪を完全に覆った。
「ま……まさかっ」
胸に絡みついた触手の動きが変わり、前方に乳房を引っ張るような挙動になった。
そして、パイプから吸引されるような刺激を受けたのが決め手だった。
「はっはう!ああああ!いやっ!ああああん!くるっきたあああ!!!ミルクが!おっぱいミルクがああ!!!」
乳首から母乳が噴き出、絶頂が始まった。絶頂中もパイプと触手が刺激をやめないため、快感はますます激しくなる。
「ミルク……ミルクぅ……吸われてるうぅ……!」
千秋の母乳はどうやらパイプに吸い上げられているようだった。丁度、牧場で機械を使って乳搾りをする要領だ。
その吸い上げられる刺激は内なる快感を乳首から放出しているようで、初めての経験だった。
「ああ……ああ……すごいっっ!私の体……めちゃくちゃにされてるよぉ…おっぱいもからだも…ひゃう…こわれひゃうよお……」
胸だけではなく、腋や股間も刺激された影響で、子宮や女性器も絶頂しているのだ。
乳肉、乳首、子宮、女性器。これら全ての絶頂が生み出す至高の感覚の合わせ技に、気絶しない方がおかしかった。
「あっ…はあん………よかったぁ……」
絶頂がようやく終わり、千秋は力が抜けきった。触手もパイプもいつのまにか外れていた。
ふと、千秋は真横にある触手に目をやると、上から撫でた。触り心地を見るにどうやらシリコン製のようだ。
「うふふ………気持ちよかった?私のおっぱい……次も一緒にイきましょうね……」
触手の先端からはローションが流れ出ており、まるで萎えたように力なく横たわっていた。