「ん…んっ…」
うとうととまどろみながら目を開ける。
うつ伏せに寝ていたので寝そべりながら首を回し辺りを見回す。
「んあっ…ふわあ……」
軽くあくびをしたその女は左に感じたいつもの感触を覚え振り向いた。
「んん……やわらかい…千秋さん……」
横で寝ている少年は幸せそうな顔で未だ夢の中にいるようだった。
女は特に変わった素振りも見せず微笑みを浮かべる。
「ふふ……今日もたっぷり出しちゃって」
少年の周りには白い液体が水たまりのようになっていた。精液である。少年は一晩中夢精をしていたようだった。
そして、その精液をぶちまけた場所は―
「おっぱいかぴかぴ……お風呂入らなきゃね。おはよう歩君!起きるわよ!」
女は上体を起こし徐々に直立になっていく。
「はっ……おっと……!危ないですよ千秋さん!」
危うく滑り落ちそうになった少年は体全体で柔らかい寝床にしがみついた。
「や…やん……もう!思い切りおっぱい揉んじゃって……朝からしたくなっちゃうじゃない……」
「えへへ……いつもしてるじゃないですか毎朝」
少年は女に向き直る。
「それに……千秋さんのおっぱいベッドで寝て夢精しない男はいませんよきっと」
そう、二人が寝ていた場所は信じられないほど巨大な乳房の上。
正確には女、柳瀬千秋の超乳。千秋がうつ伏せになり、少年細川歩がその上に乗っていたのである。
その大きさは縦横ともに2mを超えた広大なものであった。
「じゃあ、お風呂行きましょう」
超乳の山から下りようとすると、
「待って歩君!」
明朗で透き通った声を張り静止する。
そして頬を薄紅に染めながら、
「……おはようのキス、忘れちゃダメよ?」
「…ええ!おはようございます、千秋さん…んっ…」
寝転がった状態で唇を合わせる二人。
「んん……おはよう…歩君……んっ」
柳瀬千秋―彼女はデビューして1年経つグラビアアイドルだが、普通のグラドルではない。
普通ではない点は二つあり、ひとつは元男だということ、もうひとつは途方もないほどの超乳の持ち主だということである。
柳瀬千秋は元々は凄惨な家庭環境から逃げ出し路頭に迷っていた男子高生だったが、家出したその夜に科学者小池ユリアに拾われ居候することとなった。しかし、その直後に「急成長遺伝子」と「性転換薬」を投与され、千秋は麗しい美貌を持った爆乳美少女へと姿が変わってしまったのである。
その後千秋は半ば流されるままにグラビアアイドルデビューし、その巨大な胸で注目を集め一気に人気をかっさらうほどとなった。その間に胸も体もすくすくと成長し、高身長超乳グラドルとしてアイデンティティを確立してしまった。
そして、同じ事務所のアイドル細川歩との出会いも彼女を変えた。細川歩は正統派アイドル少女として活躍しているが実は男で、千秋にその秘密を知られたのをきっかけに恋仲となった。彼と幾度も行われる情交が千秋の成長を更に加速させることとなったのである。
こうして紆余曲折の末、、柳瀬千秋は女のまま、長身超乳美少女として生きる決断をし、現在に至る。
1年前、デビュー当時の千秋は、身長180cmで上から245・69・104。そして1年たった現在―
「うーん…身長は272……おっぱいが818で、92、233か…」
毎週行っている身体測定。千秋の体は週単位でも少なからぬ成長が起きるのである。
「いつも通り大きくなってますね。8m越え……そろそろ4桁いきそうですか?」
「そうね。急成長って気まぐれにきちゃうし!」
その乳は迫力の一言に尽きるとしか表しようがなかった。
見た目は直径2m以上の球体。それが二つ連なっている。これだけ巨大なのにも係わらず形は見事な美しさ。
本人の長身もさることながら乳自体の重みと圧力が視覚でも伝わってくる。間近で見ると冗談抜きで肌色しか見えない。
1年前の自分より1m近く背が高く、さらにその乳も以前の身長を凌駕する高さ。わけがわからないがこれを事実と認めざるをえないほどの超乳だった。
測定後、二人は浴場に向かう。
「歩君……しっかり抜いておかないとダメよ?」
「はい…最近はますます精力が増したみたいで…」
浴場では歩がパイズリをされていた。60cmほどもある歩の巨根を真正面から千秋の調乳が挟み込む形である。
夜の間ずっと夢精していたにも係わらずまだまだ出したらないようで延々と精液を吐き出している。
「たくさん抜いておかないと…千秋さんのことをちょっと考えるだけで勃っちゃいますから……」
「そうね……全部絞らないとね!」
歩をパイズリしながらも、浴場の壁から生える触手に泡だらけになりながら体を洗わせることも忘れない。巨体と超乳を洗うのは時間がかかるのであまりゆっくりはできない。
「んんっ……パイズリ気持ちいい……!出ちゃうぅ!」
陰茎を刺激する快感で母乳も床に垂れ流される。白い液体が風呂床を染めていた。
「ん〜!気持ちよかった!歩君もすっきりした?」
「はい…これで午前中は持ちますね」
「…お昼になったら2、3回オナニーしておくのよ?」
ミルク風呂の湯船につかる二人。千秋の体格に合わせてか深さは1m近く、千秋は座っているが歩は立った状態でつかっている。
まるで市民プールだが、これでも千秋の成長を考えると将来小さくなってしまう可能性が高く改装を検討している。
「じゃ…今日も頑張っちゃおうかな!」
「はい!僕も張り切っていきますよ!」
激流のような水しぶきをあげながら千秋は湯船から上がった。
「今日は大きな撮影が2本あるからね千秋ちゃん!」
「はーい!」
車に乗せられて仕事場に向かう。ただ、車と言っても普通の乗用車ではなく千秋の272cmの巨大な体も収まる大型車である。
後部座席は可能な限り広く作られているが、千秋が座るとスペースがほとんど余裕がない。体は縮められても直径200以上ある超乳はそのままなのだ。
外観はトラックのようで、千秋が横向きに座って乗っているのである。
「ユリアさん…そろそろおっぱい窮屈かも…」
「え?ビキニじゃないんだから窮屈も何も…あ、車のこと?」
「うん…」
今の千秋の姿はビキニパンツに巨大なニプレス。驚くことに水着ではなく普段着である。
もはや普通の服は何度サイズを作り直してもすぐに着られなくなってしまうので、ユリアが開発した付け替えの楽な特殊なニプレスを着用しているのである。
つまり、千秋は日常的に腰回りと乳首以外は丸出しというとんでもない格好をしている。
「オッケー!もうすぐ千秋ちゃんにいいものあげられるからもう少し待っててね!今開発中なの」
「ありがとうユリアさん!」
着いたのは某民放。ゴールデンのバラエティ番組の収録である。
千秋は普段着のままスタジオに現れた。収録は既に始まっている。
「では、今回のゲスト、超乳アイドル柳瀬千秋ちゃん!どうぞ〜!」
軽快な司会者の掛け声とともに手を振り登場する千秋。それと同時にどよめきが上がる。
「おおお!」
「ウソ、本物お!?」
「うわーでっか!」
「偽物じゃないんだ…!」
後ろの観客たちも叫び声のような驚嘆の声をあげるほどであった。
無理もない。ただでさえ272cmというあり得ない長身、そしてなんといってもその巨体の大部分を覆いつくす超乳に目を引かない人間がいるはずがない。
「おっ……大きいですね〜。何cmですか?」
「ふふっ…どっちがですか?身長は272cmです」
実はバラエティに出演するのは数週間ぶりでその時はまだ身長は2mを超えたばかり。千秋の長身・超乳ぶりは以前から聞いていたが予想以上だったのだ。
「…そして、バストは818cmです!」
超乳を上下に勢いよく揺すりながら高らかに宣言した。
「はっぴゃく…818!すごいです!そんなにあるんですね!!!」
もはや司会者も舌を巻くほかない。しかし、バストの数値くらいはまだ前座に過ぎなかった。
「では、ここで千秋ちゃんに得意技を見せていただきましょう!」
すると奥から青い乗用車が運ばれてきた。ところどころ色あせており中古車のようである。
「千秋ちゃん、お願いします!」
生唾を飲み込みながら千秋に目配せする。
千秋は調子よくウインクをして、
「はい!」
と車の近くに向かう。
「見ててください…はーっ…」
息を整えつつ千秋はおもむろに自分の超乳を持ち上げていく。そして、
「ふんっ!!!!」
そのまま勢いよく車に乳を振り下ろした。
けたたましい轟音が周りに響き、金属の割れる音が乳の下から漏れている。
「こ、これは……!」
「ふーっ…」
千秋が乳を持ち上げると、そこには、
平たくスクラップされた鉄片―車だったものがあった。
「おおおおお!す、素晴らしい!!!」
出演者の大御所俳優が満面の笑みでやかましい拍手をした。
それに続き、他の出演者や観客までスタンディングオベーションをしだす。
「すごーい!」
「おっぱいでっかい!こんなことまできるんですね!」
「千秋ちゃん最高!」
歓声に微笑みで答えながら、千秋はさりげなく呟いた。
「実はこの胸…両方で20トンはあるんです!」
テレビ局での収録は終わり、次はDVDの収録である。
「おはようございます!柳瀬千秋です!」
千秋は既に着替えており、白黒のレッグウォーマーとソックス、角を模したカチューシャとカウベルといった出で立ち―牛娘の格好になっていた。
同じく上下も白黒のビキニだが、胸は明らかにサイズが合っておらず、乳輪すら隠せていない。
「や、柳瀬千秋、さんか……」
スタッフの一人は震えながら目を見開いていた。千秋を間近で見るのは初めてだったのである。
必死で股間を抑えているが、千秋を見ながらそんなことをするとかえって「危険」でさえあった。
「………!」
遠目でそのスタッフの様子を確認すると千秋は、
「………んふっ!」
豪快に、しかしビキニが外れない程度に穏やかに乳を揺らしてみせた。
「うっ……!あっ…あああっ…!」
それを見たスタッフは腰をがくつかせると、地面に座り込んだ。
「おい!どうしたー!」
先輩スタッフが、彼の青ざめた顔と濡れたズボンを見て察した。
「あー…気にするな。俺も3か月前同じことになったから…」
優しく声をかけると、哀れで幸せなそのスタッフを着替えに連れて行った。
「ごめんね……ついやっちゃうのよ!」
千秋はそんな様子をいたずらっぽく見つめていた。
「すみませんでした…」
「いいんだ。こっちも柳瀬千秋の収録の時は直前に抜いておかなきゃいけないのに言い忘れてしまって…」
スタッフが戻り、撮影は開始される。
「ふふっ……んも〜!おっぱいはち切れそう……!搾って?」
千秋は巨体をくねらせながら自らの超乳を刺激する。
「ミルクが……エッチなミルクが……溢れちゃうそう……んんっ…んんっ…」
少しずつ超乳を上下に揺らしていく。そして、
「んんあ!も、もう我慢できない!!!」
天井に届かんほどにまで胸を揺らすと、そのままビキニを弾き飛ばした。最近の千秋の恒例のシーンである。
「はあ…はあ…たくさん…たくさん…搾っちゃお」
片方10トンもの超重を誇る超乳が生のまま晒される様は圧巻だった。
「出したい…早く出したい……ミルク…私のミルクぅ……」
よだれを垂らしながら、自らの乳にのしかかって必死に刺激していく千秋。無論ここまで全て演技ではなく素でやっている。
「出さないと……ムラムラが止まらない……おっぱいめちゃくちゃにされたいよお……」
乳首も信じられないほどの肥大化を遂げ、なんと乳首単体の直径すら千秋の頭以上となっている。乳本体と独立して縦横無尽に揺れていた。
「ああ…ああん……出ちゃう!もう出ちゃう……私の…20トンおっぱいから……いやらしいおっぱいミルクが……!」
体全体を使い、地震のように自分の乳を揺らし続けるうちに、絶頂が見え始めていた。
「……よし、そろそろね!」
裏で待機していたユリアがスイッチを押すと、千秋のそばにある機械から何かが伸びてきた。
「あはあ……!きたあ!」
無邪気な喜びの声を上げると、それは千秋のすっかり勃起しきった乳首にかぶさった。搾乳機である。
「あっ…いやあ〜!あん!いい!私のおっぱい!搾って……搾ってんああああ!気持ちいい〜!!!」
恍惚の表情を浮かべながら、千秋は母乳をされるがままに噴乳し、搾乳機に母乳を吸い上げられる。
あまりに噴き出す母乳の量が多いため、搾乳機の口から乳を伝っていくらか零れ落ちてしまっている。
「いっ…いいよ〜…!私のミルク飲んで…いやらしいおっぱいミルク飲んでシコシコしてえ…私のおっぱいミルクに負けないくらいあなたの精液もどぴゅどぴゅしてえ…」
実は既に、千秋は自分が母乳が出るということを公表していた。
引退を撤回した直後のことだったが、思い切って自分が母乳を搾る動画を撮影して公式HPに乗せたところ反響を呼び、ますます人気に火が付いたのである。
「ああっ…おっぱい……私のミルク……まだまだ…何百リットルもでるから…飲んで…飲んで…」
「千秋さん、お疲れ様です……んんっ…ふあっ…今日は…締りがきつい…」
「うんっ…だって…今日はおっぱい搾られまくって……ムラムラしてるのにおまんこご無沙汰だもん…!」
夜。仕事が終わり帰宅したら千秋と歩はセックスをするのが日課である。
「牛になって母乳を搾ったんですね……DVDが楽しみです…」
「もう……歩君だったらいつでも目の前で牛娘してあげるよ?」
セックスする時は、千秋がうつ伏せになって歩がバックで挿入する。千秋は体格が非常に大きいためこの姿勢が一番やりやすいのである。
「でも……こんな牛みたいにミルク出す千秋さんとエッチしてたら……本当に牛が生まれちゃうかも……」
「んもう〜!牛なんか生まれないわよ!それに今ゴムつけてるでしょ〜!」
結婚するまではゴムを付けて避妊する。二人が心から愛し合っている何よりの証。
撮影の時以上に母乳を噴き出しながら、千秋と歩は夜中まで深く愛し合うのだった。