ホームドラマ

武蔵 作
Copyright 2006 by Musashi all rights reserved.

梅雨が明け真夏の日差しがさし始めた頃、俺は駅の反対側のホームにいた女子高生を見て一目惚れをした。
身長は僅か155cmあるかどうかわからないくらい低い。髪は少し茶色がかってまっすぐに肩まで下げている。顔は明らかに童顔、高校生には少し見えづらい部分がある。そしてなによりも目をひいたのは、身長に対して少し大きめの胸。おそらくGカップくらいはみてもいいだろう。
そんな風にその女の子を見ていると、目があってしまった。
女の子は顔を赤くして後ろを向いてしまった。と、同時に電車が滑り込んできた。

望月ハヤテ19歳、大学1年を迎えた初夏の日だった。

その日から毎日同じ時間帯、同じ場所で彼女を眺め続け、小さな幸せを感じていた。彼女も毎朝、同じ時間、同じ場所に現れていた。少し桃色がかったワイシャツに赤のリボン、スカートは膝上20cmとギリギリのとこまであげている。ワイシャツはまだ余裕があるようだけれども、胸の位置だけ微妙にきつそうだ。
しかしその小さな幸せも束の間、1週間が過ぎた頃、バッタリと彼女を見かけることが出来なくなった。
毎朝、遭えなくなると、俺の頭の中は彼女でいっぱいになる毎日だった。

どんな声をしているのだろう・・・
どんな性格なんだろう・・・
彼氏いるのかなぁ・・・
おっぱい割と大きかったなぁ・・・

こんなことばかり考える毎日になっていた。

夏休みに入ったある日、友達の家に行こうと、駅の階段を駆け上り発車間際の電車に乗り込もうとしたら、階段の最上段でわきからでてきた人とぶつかってしまった。

「きゃっ!」
「うわっ!」
ぶつかる際なにやら、柔らかいものが胸板にあたる。余韻に浸るまもなくお互い倒れてしまった。電車は普通に発車していく・・・

「いってぇな!気をつけろよ!!」

俺は腰をさすりながら相手を見た途端、息が詰まるかと思った。何せ、ぶつかった相手が彼女だったからだ。
あの娘にまちがいない!!まっすぐな髪、可愛らしい童顔、そして身体にあわないくら・・・!!ん??なんか前より大きくなっている気がする。100cmは優に超えている程、大きくたわわに実っている。俺が呆然と見つめていると、

「す、すみませんでし・・・!」

これまた癒し系のようなかわいい声がしたかと思うと彼女は俺の顔を確認するや否や慌てて俺の目の前から去っていった。
俺はホームに一人残されてしまった。

それから3週間ほどたち9月に入る。俺はあの日以来彼女を見かけることもなく時は過ぎていった。
大学の夏休みは高校に比べると微妙に長い。半ば諦めていたがついにこの日がやって来た。

9月の頭、俺が友達の家から朝帰りで駅に降り立つと、目の前に彼女がいた。
彼女の身長はこの休みの間、1cmたりとも変わらず、低いままであった。しかし、胸元は階段でぶつかった時よりも段違いに大きくなっていた。今や、200cm・・・いや、250cmはあるかな・・・ワイシャツのボタンの隙間から、肌色と水色のブラが見える。大きく成熟したのはバストだけではなかった。
以前膝上20cmのスカートは今や、パンティーが見えるか見えないかっていうくらいまで短くなっている。
「こ、この前は、急にぶつかって悪かったな・・・」
とりあえず謝るが、沈黙が続く・・・発車ベルが鳴る。彼女はまた俺の前から立ち去ると思ったら、彼女は一歩も動かなかった。

「あ、あの・・・」

そのかわいらしい声が聞こえてきた。が電車の発車する音で僅かながらにしか聞こえなかった。
再び沈黙が訪れる。
彼女はなにか言いたげにこっちを見つめる。
ブルルルルン
僅かな身動きでさえもその大きく実ったバストとヒップは大きく反応する。

彼女の顔がなんだか赤くなるように見えた矢先、、、

びり、びりびりびりびり・・・

彼女のパンティーが破れてしまったようだ。俺はなにが起きたのかいまいちわからなかったが彼女は動じなかった。

ミシ、ミシミシ・・・ッブツ!
ボタンの一つがはじけた。とうとうワイシャツは限界を超え始めたようだ。
ブツッ、ブツブツッ・・・
ひとつの戒めが解かれると、連鎖反応のように全てのボタンが俺の前に転がり落ちた。ワイシャツの中は水色のブラの中にぎゅうぎゅう詰めになったおっぱいがブラの中からこぼれ、はみ出ていた。どうやら、今つけてる特大のブラでもきつくてしょうがないのだろう。
そんな心配をよそ目に彼女の顔が真っ赤になると、彼女のおっぱいも大きく膨れ始めた。
ギシギシギシ、ギシギシッブツ!!
ブラの正面が破れてしまった。彼女のおっぱいはブラという名のダムが決壊すると自由の身となってどんどん大きくなっていった。

「っあ、ぁああ!!」

彼女は恥ずかしそうに細い腕で自分の成長するおっぱいを押さえるが腕が埋もれるばかりで、成長に歯止めは、かからなかった。
彼女はその場にうずくまる。おっぱいに負けずにヒップもたくさんの肉がつき、スカートも今やただの飾りとなっていた。

俺は呆然と立っているしかなかった。

彼女の耳まで赤くなり、おっぱいは、彼女の足を埋めて、ホームに広がり始めた頃に成長は止まった。

「あ、あの、私・・・私あなたの事が好きなんですぅ。」

急なセリフに俺の頭はパンク寸前。思考回路停止。
ただ一言、ただ一言だけ、「お、俺も・・・」

この一言を聞いた瞬間、彼女の恥らしい姿はどこへやら、彼女は急に俺の身体に抱きついた。逃げ道などない。ぱっと見、300cm〜400cmはありそうなおっぱいが俺の身体を包み込み、俺はホームの上に倒れこむ、彼女は俺のからだの上に馬乗りになり、俺の顔を覗き込むが、俺の顔は彼女の超乳の下にあるわけで、お互い顔は確認できなかった。

「んん〜ムゴムゴ!!」
呼吸も難しい今、早くおっぱいをどけてほしい。しかし、この柔らかさは手放せない。

「ぅ、嬉しいです!!あの、私、竹田サクラっていいます!今年で17歳の高校2年生です!!よろしくお願いしますぅ!!・・・っあ、あの、大丈夫ですか??」

100kg近い重りを乗せられた今、大丈夫!!・・・なわけがない。

「私、極度の上がり症で、緊張すると身体が熱くなって、おっぱいやらおしりやら大きくなっちゃうんですぅ、だからさっき凄く緊張しちゃって、で・・・こんなに・・・でも初めてあなたを見た時はB94のIカップでH91だったんですけど、その日以来、どんどん成長しちゃって、恥ずかしくて・・・いつもの時間にホームにいられなかったんです。そして、階段でぶつかった日には、B115のQカップでH99だったんですけど、あなたの顔を見た瞬間おっぱいとおしりが成長しちゃって大変でした。その夜には、Qカップのブラに今まで納まっていたのが不思議なくらいに大きくなっちゃって、おしりも110cmくらいになっちゃったんです。街中であなたを見かけるとすぐに心臓がドキドキしちゃって、ぁあ、私、恋してるんだなぁって自覚しました。」

俺は、すでに失神してるにもかかわらず、彼女は続けた。

「だから、今度会った時は逃げてばかりいないで自分の気持ちを伝えようと思いました。でも、いつも以上に緊張しちゃって、この有様です。たぶんおっぱいは400cm超えちゃったと思いますし、おしりも130cm〜140cmじゃないでしょうか。でも安心してください!しばらくすると、少し縮むんですよ。私のおっぱい。でもたぶん、萎んでも、250cmは超えると思います。っでも、おしりは少しも縮まないんですよ、おかしな話ですよね・・・」

「・・・・・・」

「一目惚れでした。。。そして、ちゃんと気持ち伝えられて、しかも承認してくれて、嬉しいです。私も落ち着いてきました。」

サクラは縮んでもなお、大きな胸をどけ俺の顔を、失神した俺の顔を見て、
「だ、大丈夫ですか??目を覚ましてください!だいじょ〜〜ぶですかぁ??」

まだ、夏の暑さが残る、青い空の下、俺とサクラの恋は今、始まったばかりなのだ。

おしまい。