巨乳系幼馴染のある日

むらさきもみじ 作
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俺こと勇樹には幼馴染がいる
名前は沙樹
なんという事はない、普通のかわいい女の子だ。

ただ一部分を除けば……

ピンポーン
「おーい、さきー」

今日は学校だ。
俺はいつも沙樹と登校している
いつも早めに家を出るのだが決まって学校には遅刻ギリギリになってしまう。
沙樹の準備が遅いのだ。

「ごめーん!思ったより制服着るのに時間かかった!」

やっとのことで沙樹が家から出てきた。
制服を着るのに時間がかかったというのも沙樹が不器用だから、という訳では無い
胸が大きすぎるからだ。
今にもその胸は制服のボタンを弾き飛ばそうとしているのが目に見えてわかる。
ボタンとボタンの隙間から見えていブラがエロい。
そして、今からその制服にはさらに負荷がかかることになる。

「結構時間やばいぞ、走ろう」
「えーっ!この制服最近買ったヤツだからあんまりダメにしたくないんだけど!」
「なんとかして保たせてくれ、また学校でジャージになるのは嫌だろ?」

実際学校は走れば10分かからない。
大した距離じゃないが沙樹の制服とってはもはや走ることそのものが危険なのだ。
しかし、しょうがない。遅刻なんてまっぴらごめんだ。先生がSHRをしている時に教室へ入る時のことを考えると制服には耐えてもらうしかない。

「行くぞ!」
「ちょっと待って!ほんとに走るの!?待ってってばー!」

制服を守るためにあまり早くは走れない沙樹に合わせて走っているのだが、それでも沙樹の胸はバユンバユンと音が鳴りそうなほど揺れ制服からはミシッミシッと音が聞こえる。

「制服壊したくないー!いやー!」

その願いが効いたどうかはわからないが、未だ制服は健在だ。どうか学校につくまでぐらいはもってほしいものだ。
前もこんな日があったのだが、その時は走り出して数歩で制服のボタンを2、3個飛ばし、沙樹はなんとか腕で前を隠しながら走った。
結局、その日は遅刻してしまった。前を隠すことに意識を向けながら走ってのだから当然といえば当然の結果である。

ギチッギチッギチップチッ!
「やばいブラ壊れそう!」

こちらにも金具が外れたよう音が聞こえました。これはまずいかもしれない。
だが、
「大丈夫あとちょっとだ!もう少し頑張れ!」

そう、もう少しなのだ。
もう学校は見えている。あとひとつの信号を渡ればすぐなのだ。
だが、無情にも信号は点滅している
ここの信号は長く、2分ほど待たされ遅刻ギリギリな奴の最後の関門として有名なのだ。
ここが正念場だ!ブラにも制服にも耐えてもらうしかない!

「沙樹!全力で走れ!」

「ほんとに壊れるー!」

ギギッ!ギチッ!ギチッ!ミシッ!ブチィ!

「ああっー!」

南無三
だがなんとか信号は渡れた。遅刻することは無いだろう。

「私のブラー!」

「どうせ替え持ってきてるんだろ」

「そういう問題じゃないしー!ただでさえ私に合う奴少ないのにー!」

「よっしゃギリギリセーフ!」

「話聞いてる!?ねぇ!?私このブラ割りと気に入ってたんだけど!?」

「さあ今日も1日頑張るぞい!」

「ねぇってばー!?」

もちろんこれから授業があるのだが走る時ほど制服に負担がかかることはあまりない。
つまりもうほとんど心配する事はない。
安心して席に着くことが出来るのだ。
ちなみに沙樹とは同じクラスだ。

「あっれー勇樹と沙樹が遅刻してなーい。めずらしー」
こいつは沙樹の友達の1人、利恵だ。

「おはよう利恵、今日は運が良かったからな」

「そうだよ、私のブラが犠牲なったけどね!」

沙樹がしつこいのは昔からだ。

「ん?おっとー?」
利恵がなにか気づいたようだ。

「これはー?」

「待って!今は触ったらダメ!」

全てを察した俺はそっと後ろを向くとしよう

「ちょっと、今ほんとに待ってって、うわっ!まっ!あっ!やめっ!」

沙樹ほどではないが利恵との付き合いもそこそこ長くだいたいの性格は把握しているつもりだ。
簡単にいえば胸をこよなく愛するおっぱい星人なのだ。

「やっぱブラ越しより直接が一番いいね!」

「もーいろんな人がいる前でやめてよー!」

「じゃあ、いないとこならいいの?」

「どっちもダメ!」

「えーケチー、そういえばさ、今日体育あるけどいいの?ブラの替え2枚も持ってきてるの?」

「えっ」

えっ
持ってきてないのか
しまった、確認しとくべきだった
でも急いでたしなぁ

「どうしよー!誰か貸してー!」

「あなたほどのサイズの人はうちのクラスにいないし、そもそも学校にもいないと思うよ?あっ、絆創膏持ってるよ?」

「絆創膏!そういうのもあるのか!」

「ないわバカー!理恵も余計なこと言わないで!」

まだ一悶着ありそうだ。今度のブラはちぎれないことを願うばかりだ。

そしてついにその時が来た

うちの学校は体育服はシャツインが基本で、そうなると胸が大きい人はとても強調されてしまう。
沙樹ほどにもなると体育服についている名前が横に引っ張られ過ぎていて読みにくく、強調されすぎて男子諸君はそっと股間を抑えるほどまである

さらに今回の体育は体力テストだった
スポーツなら動かずに済む方法が何かしらあるものだがこればっかりは動かざるを得ない

「どうか無事でいてください・・・!」

「ちぎれちゃえばいいのにー」

「もうっ!理恵のいじわる!そして勇樹はこっちをジロジロ見ない!」

ちっ
バレてたか
それはともかく、最初のテストは持久走。
時間のかかるものから先に終わらせていくためだろう。絶対に走らないといけないテストのため服にかかる負荷はかなりのものとなる。

パァン!

女子がいっせいにスタートした。
男子は最初は休みだ。
沙樹はこういう時にでも手は抜かない奴だという事は知っている。
案の定、ほぼ最前列に沙樹を見つけることが出来た。
登校の時と違い制服のボタンを飛ばすことはないためかそこそこ早めに走っているのはわかる、だがそんな速さで走ると……

ぎしっ!ぎしっ!バチンッ!

早速一個目のホックを引きちぎったようである。流石というべきか哀れというべきか、それでも沙樹は手を緩める気は無いらしい。

ギチッ!ギギギギッ!

既に二個目も外れそうな音がしている。
むしろ一個ホックは減って負荷は増えているはずなのによく耐えるものだ。だがそれもゆっくりと終わりを告げようとしている

ギギギギギギッ!ミシミシッ!ググッ!ギチッ!

もはやホックの断末魔のように聞こえてきた。

ギギギギギギギギギギギギッ!
ブチッ!

さよなら二つ目のホック
だが沙樹はあともう少しで1000m走り切ろうとしている。
ホックは残り2つ
これは耐えきったと沙樹も俺も思った時、
ググググググググググッ!
ギチギチギチギチッギチッ!
と同時に2二つのホックが軋む音が聞こえてきた。
(やばっほんとに壊れちゃう)
流石の沙樹もスピードを緩めようとした時、颯爽と利恵が横から追い抜いていった。

「お先ー」

負けず嫌い。沙樹が持つ昔っからの性格の一つ。
誰しもがほかの人には負けたくないと考えることがあるだろう。何があろうと関係ない。今はただ負けたくない。せっかくここまで来たのだから抜かれたくない。沙樹はそう思ってしまった。沙樹はすべてを忘れ全速力ではしってしまった。
結果はお察しである。

バチーン!

2つのホックが同時に外れ、ついに胸がブラを吹き飛ばした。
だか、沙樹は走ることをやめなかった。必ず利恵を抜く!
陸上部でも何でもない謎のプライドである
結局ブラが外れたことで胸が縦横無尽に動き回り、もはや走ることもできないほど胸を痛めたのは言うまでもない。

「うわぁぁぁ!無理した上でまけたぁぁぁ!」

少し抜けているところもまるで昔から成長していないのである。

男子のほうは何も問題なくおわりその日の体育は終わった


「沙樹に勝っちゃったー♪しかもブラも壊したから直接揉みほうだーい♪」

「まさか!はめられた!」

「覚悟いたせー!」

「やめてぇぇ!来ないでぇ!ほんとにまっ!あっー!」

……


「ふーっ!良いものありがとう!お礼の絆創膏ね!」

「だからいらないってば!ほんとこのあとの授業どうしよう!」





結局絆創膏で過ごしましたとさ