-放課後-
とあるプレハブ小屋
外から自衛隊が拡声器を通じてはるかに呼びかけている
『君は完全に包囲されている、無駄な抵抗をやめて出てきなさい』
なぜこんなことになったかというと・・・
はるかは下校中、いきなりきつかったブラがちぎれた、仕方なく近くにあったこのプレハブ小屋でブラを付け替えることにしたが
この間の警察署を壊滅させた事件で指名手配されていたらしく、プレハブ小屋の手前で近くにいた自衛官に見つかったのだ
「あっいたぞー、こっちだー」
「本隊に連絡!、周りを固めろ!」
こういうわけで取り囲まれてしまったのだ、一応、ブラを付け替え終わったのだが外に出て行くとつかまってしまう
ガタガタガタガタガタガチン
とうとう戦車まで来てしまったようだ
「最後に猶予を与える、これでも出てこなかった場合は我々は実力を行使する」
ここはおとなしく出て行っておとなしく捕まってそれから逃げるのがいいだろう
「あれっ」
どうしたことか、足が小屋の中においてあった金具に引っかかり、抜けない
「最後まで抵抗するつもりだな、よし、威嚇射撃用意!」
「ちょっとまってよー」
はるかの声が聞こえるわけがない
「撃てー!」
バーンッバッバーンバッバン
いきなり、攻撃が始まった、
「あ、なんだ」
はるかは足が引っかかっている金具を簡単に折り曲げ、足をはずした
「えーと、どこかにないかな?」
はるかは近くにあった大きな鉄板を丸く曲げるとそれを盾の代わりにした、実際はこんなものを使わなくても拳銃の弾くらい
はるかにはどうってことない、小屋が壊れてもはるかは無傷だ
「っく、くそー、戦車隊、前へー!」
まったく効果が無い拳銃の一斉射撃に業を煮やした指揮官が戦車で攻撃してこようとする
「そんなことしていいのかなー?」
はるかは笑いながら言うと、一台の戦車へ突き進んでいき、そのまま戦車の前部に乳ハンマーを振り下ろした、
ベコッ、バコッ、
戦車の前部は完全にへこんでしまった、続いて中の人への攻撃に移った、内側から閉じられているハッチを物凄い腕力でこじ開けると
中にいるふたりの隊員を見下ろすような位置から頭部めがけて戦車の装甲をへこませてしまうほどの威力のある乳ハンマーを振り下ろした
無論、ふたりの隊員は即死、ふたりの死体を外へ放り出すと戦車を乗っ取り他の戦車を攻撃し始めた
「ッくくそー、よりによって新式のK86戦車を乗っ取られるなんて・・・」
「指揮官、いかがいたしますか?」
「もちろんあの戦車ごと吹き飛ばせ、撃てー」
ズッドーン、ドッガーン、
重い音を上げて攻撃を加えるが、まったく効かない、はるかの乳ハンマーの方がよっぽど威力がある
「今度はこっちの番よ、フフフ」
ドーン
いとも簡単にはるかの乗っ取った戦車は他の戦車を吹っ飛ばしていく
「総司令、K86戦車を奪われ、まったく応戦できません」
「なにい、お前は何をしていたのだ、もうよい、ワシが行く」
応援部隊が来る間にも次々と戦車が吹き飛ばされていく、とうとう、六台もあった戦車は跡形もなく吹き飛んでいた
「よっわーい、もう素手でやったほうが楽しい、じゃないとすぐみんな死んじゃうもん」
はるかは戦車から降りると、歩兵部隊に歩み寄っていった
「っと突撃ー!、っこ小娘なんかに負けるなー!相手は素手だぞー!」
百人ほどの集団が襲い掛かって来る、が、はるかはまったく動揺しない
「素手っ?、あなたにはこの4000ミリ砲が見えないんですか?」
そういいながら自分の乳に手をかけた、すると
ピシッーピシッーピシッーピシッー
はるかの乳首から白い塊が自衛隊員達めがけて飛んでいく
「なッ何だあれは」
指揮官はその白い塊に当たった隊員達が倒れていくのを見て言った
「うーん、教えてあげよっかな?、これは私の母乳に即効性の毒を混ぜた液体弾」
「ひっひえー」
そんな話をしているうちにもう生きているのは指揮官一人になってしまた、そのことに気がついた指揮官はジープに乗って
逃げようとする、が、いとも簡単にはるかに追いつかれてしまう、
ッパーンッパーン
無意味な発砲を繰り返す指揮官を見てはるかは少し面白くなった、そのままスピードを上げてジープの前に立ちはだかった
キリキュウルウキュイ、ドーン、
指揮官は急ブレーキをかけたが間に合わず、はるかに突っ込んだ、普通の人ならジープに突っ込まれたらひとたまりもないが
このとき、ひとたまりもなかっらのはジープの方である、フルスピードで逃げていたのが、運の尽きだったのだろう、
ジープの前の部分は完全につぶれてしまっている、指揮官は座席とハンドルに挟まれ苦しがっている、
「あんまり苦しがらないでもいいよ、私が天国に送ってあげる」
そういってはるかは指揮官を引きずりだすと地面に寝かせた、そして指揮官が悲鳴を上げる間もなく上から乳を押し付けた
「逝ってらっしゃい」
そう優しく言うとその場を後にした、しかし、応援部隊はいつになったら来るのだろうか?・・・