リレー小説企画「乳忍・成海(にゅうにん・なるみ)」

3回目:ザッキー(物語)・たこはち(挿し絵)作
Copyright 2001 by Zakki (story)
Copyright 2002 by Takohachi (picture)

〜城主の間の天井裏〜
 なるみが天井に穴をあけ,中の様子をうかがっている。中ではこの城の城主 近衛忠信がいる。忠信は民にも慕われ,良き君主であった。しかし最近は女と戯れ,重い税を民にかけ,贅沢三昧の日々になっていた。君主の突然の変貌に疑問をもった家臣がなるみの里に調査を依頼したのだった。
「忠信様は素晴らしい君主です。しかし,最近やってきた女が忠信様に取り入ってから, 部屋に閉じこもり,贅沢をし始めたのです。我々は,城主の間に近寄ることも許されません。どうか,お調べ願いたい」
 初老の家臣は涙しながら語っていた,よほど信頼していたのだろう。それだけに突然の変貌は疑問が残る。首領からの密命を受けてこの城に潜伏していたなるみは調査のため, 給仕に化けて,城主の間に入ったが食事を忠信にぶっかけてしまい(胸のせいで下が見えず,段差に引っかかってしまったのだ),牢獄行きとなっていたのだ。
「それにしても,問題の女ってのがいないわね」
 なるみがそうつぶやいていると,突然甘い香りが漂い一人の女が入ってきた,顔はなかなかの美人だが,それ以上に目を見張るのは着物から今にもこぼれんばかりの乳房だった。大きさはさっきのなるみの乳と同じかそれ以上の大きさだ。
 なるみは,匂いと女の容姿にはっとし,口に布を巻いた。
「ねえん,忠信さまぁあたしお願いがあるんだけどぉ」
 女が甘くささやくと,忠信はでれでれとした顔で
「おうおう,何でも申せ」
 どうやら,原因はあの女のようだ。
 なるみは,懐から吹き矢を取り出し忠信へと狙いを定めた・・・ 
 ヒュッ
 針が風を切る音と共に,忠信の首がぐったりとうなだれた。
「あら,忠信さまどうしたの?」
 女は気づいていないようだ,なるみは次の針をすぐに込め女を狙ったヒュッと飛び出た針は,目に見えない速さで忠信と同じように女の動きを止めるはずだった。しかし,女は 先ほどとはうって変わった俊敏な動きで,針をかわした。
「チッ」
 なるみは舌を鳴らした。
「何処のどいつだ?!姿を見せな!」
 忠信と話している時とは全く違う鋭い声だ。なるみは天井裏から飛び降りる。ぷるんっと着地に合わせてなるみの胸が大きく揺れた。
「流石ね。元里の上忍月奈さん?」
 女は少し動揺すると,自分の顔からばりばりと変装を取った。変装の下には,少しつり上がったきつい感じの目がなるみを睨んでいる。

「私の変装を見破るとはやるね。やっぱりこの胸を隠さないとダメかしらね」
 そう言って,月奈はその大きな胸を両側から寄せ上げた。着物の衿から今にも乳がこぼれそうになり,深い谷間を作った。
「胸を隠したって無駄よ。あなたからする「妖艶香」の匂いでね。妖艶香は里で作られた 色じかけのための香,しかし効果が強力過ぎるため封印することとなったが,封印の直前となって,里の上忍とその部下によって精製法と現物が奪われた・・・それがまさかこんな所にね」
 月奈は少しも動じない。
「そこまでばれてちゃ仕方がない,やえ!桜!」
 月奈がそう呼ぶと,二人のくの一が現れた。二人ともなるみ程ではないが,かなりの巨乳だ。
「この小娘を始末しな!」
「はっ!!」
 月奈の命令と共に二人が襲いかかる。息のあったコンビネ−ションだ。
「抜け忍に遠慮はないよ」
「笑止,この動きが見えるか!!」
 二人の攻撃がなるみを直撃する!!! にやりと二人が笑う。しかしそこにあったのはなるみの忍者着が被さった燭台だった。
「変わり身!!!」
「遅いよ」
 二人が気づいた時になるみは二人の首に手刀が打ち込まれ,二人の意識を断ち切った。
「次はあんただよ」
 なるみが振り向く,押さえを失って巨大化したスイカより大きい胸がたぷんっと大きく揺れた。
「甘いよ!」
 なるみの振り向きざまを月奈が襲いかかる。そのまま倒され月奈がなるみに馬乗りになる。なるみの眼前に巨大な乳房が四つ並ぶ。
「汚いわよ!」
「忍びに汚いも何もあるか!このまま絞め殺してやる!!」
 月奈の手がなるみの首に伸び,途中で止まった。
「くっ」
 なるみと月奈の間には,スイカより大きい胸がある。いくら柔らかくても,押しつぶしあった乳で,1メ−トルは間があいている。手が届くはずがない。
「残念ね」
 なるみはほっとする。しかし月奈はにやりとすると,胸の谷間からひょうたんを取り出し中から,丸薬を取り出す。
「これは何でしょう?」
「それは,膨乳丸!!」
「そう,里特製の胸を一時的に巨大化させるお薬よ。一日一個が限度だけどね」
 そう言って,月奈は口に放り込んだ。
「か,体が熱い!!」
 なるみと同じ大きさだったはずの月奈の胸がみるみるうちに膨らみ,着物から溢れだし 着物を押しのけ,ぐんぐん膨らむ,なるみの胸を乗り越えなるみの顔を覆い尽くしそうなところで止まった。
「さあ,お口とお鼻を私の胸で覆ってあげる」
 月奈の胸が覆い尽くす前に,なるみは腰のひょうたんからあるものを取り出し,口に含んだ。
「まさか!!」
 月奈が慌てて,ケリをつけにかかるが遅かった。なるみの全身から大量の汗が噴き出し 月奈の巨大な乳房を徐々に押し上げはじめる。月奈と同じように膨らみだし,月奈の大きさに近づいていく。乳首は変わらず,乳房だけがどんどん膨らむ。
「はぁはぁ・・熱い熱いよぉ,体が溶けちゃうよぉ・・・あぁぁぁん!!」
 まるであえぎ声のような声を出しビクビクと震えながらも,なるみの胸はまだ大きくなる。もうほとんど大きさに差はない。いや,すでになるみの方が大きいかもしれない。
「ふん!大きくなるのもそれぐらいでしょう!!」
 強気なセリフとは逆に月奈の顔に余裕はない。
「まだまだよ」
 仰向けのなるみがにやりとする。月奈はその場を離れようとするが,自らの巨大乳房のせいで全く身動きがとれない。焦る月奈などお構いなしになるみの胸はぐんぐん膨らみ,
「!!!!!」
 なんと月奈の体が浮かび上がり始めた。足が宙に浮き月奈はどうしようもない。不意に 汗でぬるぬるの乳房から月奈が滑り落ちる。逃げようとする月奈を大玉のような乳房が襲いかかる。形勢は完全に逆転した。それでも膨らむ勢いは変わらず,月奈の胸を飲み込み始めた。なるみの胸は月奈の顔に今にもおよびそうなところで止まった。なるみは完全に宙に浮き,その巨大な乳房にのっかている状態だ。
「お願い・・助けて」
 月奈はその巨大な肉塊の上にいるであろう持ち主に命乞いした。
「ム・リ・ヨ」
 悪戯っぽく答える。すると,月奈の胸が縮み始めた薬が切れたのだ。月奈の前に,肉塊が迫る。
「いや,いや,死にたくない!」
 混乱した月奈は何を思ったのか,膨乳丸をもう一つ飲んでしまった・・・
「あ!」
 目の前で唯一の支えであった胸は膨らむどころが見る見るうちに縮んでいく。そして,ペッチャンコになってしまった。
「いや!!なんで?!」
「あ〜あ,じゃあねバイバイ」
 なるみが少し重心をずらすと,月奈は完全に埋もれた。
 しばらくして・・・
 月奈の爆乳は見る影もなく,ペチャンコになり部下二人も完全にのびている。
「膨乳丸は一日二つ以上に飲むと,効果が逆転しちゃうのよ。それに効果は人によって違うのよ」
 なるみは誰に言うともなくつぶやくと,腰の袋からいびつな笛を取り出し,思い切り吹いた。この笛は訓練した人間しか聞こえない。程なくして,仮面を付けたくの一達が現れた。
「手配中の抜け忍よ」
 なるみはそれだけ告げると,二人は月奈とその部下を担ぎ,また消えてしまった。彼女達は「追い忍」里を抜け出した者を情報隠蔽のため,捕獲あるいは暗殺する。
「さてと」
 なるみは燭台の忍者着を着ようとするが,前が届かない胸が大きくなっているのだ,無理矢理胸を押し込め,圧縮しようとすると,無理がかかったのかビリビリに破けてしまった。
「あちゃ〜仕方ない」
 なるみはボロボロの忍者着を巻き付けた。かろうじて乳首を隠すのでいっぱいで乳が上下に分かれ,元のよりふたまわりは大きくなった乳ははち切れんばかりで,巻き付けた忍者着を今にもはじき飛ばしそうだ
「ま〜たおっきくなちゃった。ま,いっか任務も終わったし,里にか〜えろ!」
 なるみが大きく拳を突き上げると,耐えきれなくなった布がはじけ飛んだ・・・

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