シャドウと神楽以外この時間帯に学校にいるものはいなかった。
「大きく柔らかく弾力のある素敵な私の胸…あなただけが一人占めですわ…」
部屋の9割は神楽の胸でシャドウはその胸に挟まれているのであった。
「神楽…元にもどらないのか?」
「わかりません、けれどこのままもいいと思ってます…」
むぎゅうううぅぅぅ…
胸に圧力をかけつついじくり回している神楽はもはや暴走状態である。
「ほら…どんどん圧力は強くなりますわ…」
圧力はさらにまして容赦なくむちむちと来る胸は魔物みたいな存在であった。
「うぅぅん…4時ですね、もう一回寝ましょう」
神楽が横になると
「ほらシャドウ様もどうぞ、私の胸枕と胸布団で寝ましょう…」
ドアがふさがっている状況では仕方がない。
ベットに寝そべると神楽は抱きついて自分の胸をシャドウに多い被せた。
と言うより潰されているといったほうが正しいようだ。
なんともハイクオリティな胸だ。
「さぁ、おやすみなさい」
頬にキスをされて胸布団に入る。神楽はもう寝息を立てている。
「どうすればいいんだ…」
そう考えながら重い巨大な乳房を枕と布団にしシャドウもいつの間にか寝ていた。
次の日、グランとゼルは禁書のD棚を片付けE棚に入ろうとしていた。
「メリルが邪魔に入ったから一日ロスったな…」
「以前チックの情報はないか…」
「最新の魔物ならないかもしれないし…」
「ああ、案外そうかもな。あー肩が痛い…」
「ゲーセンでも行くか?」
「たまには行かないと暇だな…」
現実世界へ行く方法はテレポーターを使う。当然ではあるが現実世界では魔法は使用してはならない。
町のデパート6階にあるゲームセンターでは多くの人がいた。
「新しい機種が入ってるぞ」
「よし片っ端から遊びまくってやるぜ!」
新しい機種のゲームをクリアするとDDR(ダンスダンスレボリューション)の台があるところで以外な人物にあった。
「あ!ゼル!あの子…」
「あ、アイラ!」
DDRで高得点を取る少女はまさしくアイラだった。
巨大な胸がブルン、ブルン揺れる。
結果発表でSSが出たようだった。
「アイラ?」
「何してんの?」
アイラも急な二人の登場に驚きの表情を隠せないようだった。
「二人とも…なんでここに?」
レストラン
「はは〜ん」
レストランで3人は昼食を取っていた。
「家抜け出してゲーセンがよいとはね〜」
「はい…ゲームは昔からどうも好きでやめられません…」
「しかも相当なゲーマーだしな」
店員がお皿を回収していった。
「お父様には内密にお願いします…」
「厳格そうだからね…」
アイラと別れるとゼルが何かニヤニヤしていた。
「何ニヤニヤしてるの?」
「いやー、意外と庶民的だな。アイラってよ〜」
「ゲーセン通いは別にいいだろう?」
「でもすごかったよな…」
「何が?DDRの結果のことか?」
「違う違う、あの胸見たか?ブルン、ブルン揺れてたぜ」
「そういう所見てるのか…」
一通り店を見て回ると魔法界に二人は戻った。
病室にて…
「うん?」
シャドウはふと目を覚ました。
だが起き上がれない、神楽の胸が覆いかぶさって身動きがとれないのである。
「9:00か…」
神楽は以前かわいい寝息を立てていた。
「帰ろうにもこれじゃあ無理か…」
「んん…?」
神楽が起きたようだ、目をこすりながらこっちを見る。
「あの…いかがなされました?」
とか言いつついまだに胸に挟まれているシャドウであった。
「家帰らないと親が心配してるだろ?帰してくれないか…?」
「あ…そうか、昨日家に何も連絡してなかったですね、わかりましたから少し目を閉じてください」
目を閉じたが完全ではない、少し目を開けた状態である。
「(顔を近づけてきた、まさか…)」
唇をくっつけてキスをされてしまった。
「どうぞ、目を開けてもよろしいですわ」
神楽の超乳は4mにもどっていた。
「びっくりしました?魔力を戻すにはこれしかなかったので…」
神楽の顔は赤くなった。
「いいから服を着たらどうなんだ?」
神楽は下着だけだった。あわてて着替え終わると病室から出た。
保健室には誰もいなかったがなにせ一晩寝ていたことは知られては問題となる。
「言っとくが他言無用だからな…」
「わかってますわ、二人だけの秘密です」
神楽が保健室から出ようとすると振り向いて
「実を言いますと…キスは初めてだったんです…」
てことはファーストキスってわけか…
「また…お願いしますわ…」
神楽はそういうと保健室から立ち去った…
「…また?…てことはこれから先ずっとか?」
シャドウは考えるのをやめた。
「早く帰らないと親が心配してるだろうな…」
シャドウもまた保健室から立ち去った。
「(チックかキックか知らないがこのままにはできないな…)」