タイトル未定

パトリオット 作
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2002年のアメリカのサンフランシスコには様々なギャングが日々抗争を繰り広げている。

サンフランシスコの西部に位置するアガスは小さな町だがギャングの根城になっていた、そしてこの町に復讐のために戻ってきた男の名はプライス、彼の復讐の仕方は銃でカタをつける事だった。
プライスの手にはショットガンが握られていた、この町のギャングのボスの住居のベルを鳴らすと中からは子分がドアを開けて出迎えたがプライスの顔を見るなりうろたえ
「プ、プライス!なぜお前がここに…」
「……」
「お、俺は何も知らない!知らないんだ!」
「ほざけ…」
子分はショットガンで殴られ気絶した、入っていくとリビングのほうから声がする、リビングに行くとギャングのボスは二人の子分と薄暗い部屋でTVを見ていた。
「う〜ブサイクな女だな、最悪だ…」
「男はかわいそうだな、はは…」
ズガンッ!
子分の一人がショットガンでいきなり頭を吹っ飛ばされ、あたりに血と脳髄が飛び散った。
「あ!お前は!」
「くそ!」
もう一人の子分が銃を抜こうとする前にショットガンを腹にぶち込まれTVに突っ込んだ。
「ま、待ってくれ!プライス!」
「久々だな…」
「あのことは謝る…だ、だから許し…」
ズガンッ!
問答無用でショットガンをぶち込まれたギャングのボスは息絶えた。プライスは突然来た脱力感にショットガンを床に落とし近くのソファに座り込んだ。
「終わった…」
小さい声でそう呟いて改めて周りを見ると床には頭のない死体と吹っ飛びTVに突っ込んだ死体、そして腹に大穴を空けた死体があった。すると突然
「ふ〜ん、復讐を果たしてお疲れ様のようね〜?」
そこには見ず知らずの女がいつの間にか立っていた。
「う〜凄まじい…やりすぎじゃない?」
「ほっとけ…それよりなぜあんたはここにいる?なぜ姉のことを知っている?」
「銃声が3発も聞こえれば警察としてくるわよ、それにあんたのことも調べてるからね…プライスさん?」
「なんだ…ポリか…しかも俺のことまで調べているとはね…ほんと便利でいいねぇ…ポリスは…」
自分を逮捕しに来たんじゃないかと思ったがそんな雰囲気が感じられずむしろ遊びに来たような感じだ。
「お姉さんは確か死んだのよね?」
「いいや、都市のほうの病院で治療中だ。ちゃんと調べたのか?」
「全然。」
即答でキッパリと言い切った…この女は本当に警察なのかと思ってしまう。
「お姉さんは死んだのじゃなかったの?」
「勝手に殺すな、確かに生きてるが…意識不明だ。姉はこのギャングのボスに拉致られ犯され変な薬を打たれ半殺しの目にあった…」
「機会を待ってたのね。」
「そういうこった、さぁ捕まえるんなら捕まえろ…」
すると何がおかしかったのかクスクス笑い始めた。
「何がおかしい?」
「違うの…捕まえに来たのは来たんだけど…そうあっさり降参するなんて…ちょっと可笑しくって…」
「確かにちょっと変だな…」
「でも知りたくないの?あなたのお姉さんがどんな薬を打たれたのか。」
「あん?麻薬か?」
「違うの、もっと悪い…ッ!…忘れてた…今日…私の日だった…」
突然胸を押さえて苦しみだした、すると表情もさっきの無邪気さが消えてヤバい雰囲気が漂うようになったがこれはやばいような気がする…すると突然スプレーみたいなのをかけられて眠気が襲ってきた。
「な、何を…」
「ごめん…私の…あ…」
「う…くそ…」

・・・・・・・・・・・
ムニュ…ムニュ…
「(ん?ここは?)」
ムギュ…
「え?」
何かの中にいるかのような肉の感触がするが周りが暗くて何も見えない。しかも何故かトランクス一丁…
「(確か俺は奴を殺して変な女に…)」
「あ?起きちゃった?」
どこからかあの女の声が聞こえるが周りは柔らかい肉壁のような感触しかしない。
「ちょ…触らないで…ん…今出してあげるから…」
すると上から光が刺してあの女の顔が見えた、そこから顔を出すと辺りは肌色の肉が広がっていた。
「おい、これはなんだ?」
「胸…」
「え?これが?」
また揉んでみると
「あ…」
感じやすいのか結構反応する…
「やっぱりこれって…」
「そう…私は今日…発情日なの…」
「…なんだそりゃ?」
「えと…つまり一週間に一回発情して…胸が大きくなって…性欲が抑えられなくなる…そういう日…あなたのお姉さんも…ね…」
「俺の姉さんも?おい!どういうことだ!?」
「それはね…私も同じ薬を打たれたから…ふぁぁ…もうだめぇ…」
突然両方から胸の肉が押し寄せて強く抱きつかれた。
「だめ…これ以上は正気でいられない…お願い!揉んで…私の胸をたくさん揉んで!」
「(もはや正気じゃねぇ…)わかったからそんなに強く抱きつかないでくれ…」
抱きつくのが緩くなってから胸を揉み始める。
ムニュムニュ…
「(うわ…柔らか…)こ、これでいいのか?」
「ンンッ!そう…それでいいの!もっと…もっと揉んで…」
ムニュウ…
今度は手を食い込ませるようにすると巨大過ぎるせいで掌に収まりきらない…
「あぅ!あぁ…」
結構感じているようだ、そういえばさっきから気になっていたが
「お前…名前は?」
色々あったせいでこの女の名前をまだ聞いていなかった。
「サリス…サンフランシスコ警察の…組織犯罪特殊チームの一人…」
「(そういえば風の噂でサンフランシスコ警察本部の組織犯罪課で特殊なチームを飼っているという話があったが本当だったのか…)それが…なんでこんな体に?」
「ちょっとね…アハ…みんなこの薬で…胸が大きくなったんだからぁ…」
「みんなって事は…お前意外にも誰かいるのか?」
ところが表情が一変し妖しく微笑む顔になった。
「もう…話は終わり…アハ…アハハハハ…あなたが喋ってばかりのせいで…欲求不満なんだから…」
するとサリスの胸が熱くなりサリス自身も何かに悶えている。
「あ…膨らんじゃうよ…私の胸が…」
ムクムクムクムク…
なんとサリスの胸が膨らみ始めたではないか!数分後に止まった頃には周りが胸しか見えなかった。
「こ、これって…」
「あなたがあんまり揉んでくれないから…大きくなっちゃったじゃない!」
「(なんか逆切れされたなぁ…)」
「ふん…こうなったら私があなたを壊してげる…」
さっきと性格が変わってかなり加虐的になってきた、胸で圧迫して俺の苦しむ表情を見て笑っている。
「どう?苦しいでしょ?でも私は気持ちいいの…もっと見せて…その表情を…」
四方八方から胸でムニムニと圧迫されるのは結構辛い、休みなくガンガン攻めてくるサリス…俺の姉もまさかこんな風に…?
「おい…」
「あん?何よ…?」
「教えろ、俺の姉さんも…こうなるのか…?」
「さぁ…?この薬は色々種類あるから…そんなことよりもっと気持ちよくなりたいの!」
やっぱりこんな状態じゃ教えてくれないようだ、こうなったら素直にこの女を満足させるしかないようだな。
胸に手を触れ揉んでみると
「あ…気持ちいい…もっと揉んで…」
胸に顔をうずめたり上下に動かしたりして刺激を与えるとサリスはあえぎ声を出して敏感に反応する。
「ふぁ…最高…」
大分満足したようだ、表情にも落ち着きが見えてきたがこっちもかなり疲れた…
「これで満足したか?」
「大分ね…で?聞きたいんでしょ?お姉さんのこと…」
サリスが言うには最近若い女性の胸が異常なまでに大きくなる事件が発生しているらしい。
手口は若い女性をさらい薬…別名「EXP」を打って監禁するというきわめて汚い手でやっている、しかもEXPによる巨大化した胸はまだ治すどころか症状を軽くする薬もない。
このEXPを作っている組織はいまだ不明で警察でも尻尾をつかめていないため今のところ応急処置として胸の巨大化と異常な発情を抑えるには胸に刺激を与えるしかない。
「でもね…胸を揉んでくれって誰に頼めると思う?恋人や家族にそんなお願いはやりづらいでしょ?」
「応急処置をしなかったら…どうなる?」
「胸がまた再膨乳していまう…つまり悪化するの…」
「俺の姉さんも…そうなってしまうのか…」
「意識不明だから大きくならないのかもしれない…でも意識が戻ったら…」
「想像したくねぇ…」
「だから私達みたいな特殊チームが結成されたの、さぁてお話は終わり!あなたを逮捕します…」
ところが何かあわてている様子だ、まさか手錠がないとかは…
「手錠がない…」
「お前ひょっとして署内でもドジっ子なんじゃないのか?」
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「ドジっ子ってかわ「いくねーよ…」うう…だよね…」
「どうするんだよ…」
「どうしよう…しばらくはこの胸元に戻らないから…」
すると突然サリスが胸の谷間に俺を押し込んだ!
「うぐ…何を…」
「静かに…誰か二階に上がってくる…」
確かに人が上がってくる気配がする、もしかしてギャングの仲間か?ところが姿を現したのはまたもや美女だった。
「あ…サリス…」
「え?その声はレジーナ?」
どうやらお知り合いのようだ。
「あんた何やってんの?」
「えと…応急処置…」
「一人で?それに下のリビングの死体もあんた?」
「ううん…この人…」
と言って胸の中に隠していた俺を差し出した。
「あなたは…プライスね?」
「そういうあんたは?」
「レジーナ…以後お見知りおきを…とは言わないわ…」
「どういうことだ?」
次の瞬間俺には銃が突きつけられていた。
「さて…あなたには二つの選択肢をあげる…ここで死ぬか…それとも私達に協力するか…」
「いきなりなんでそんな話になるんだよ…」
「警察が容疑者とこんなことをしたってことがばれたらマズいからね…口封じよ…」
目の前には銃、後ろには巨大な胸で俺を包み込むサリス…状況は不利か…
「どうする?答えを聞こうかしら?」
「…答えは…」

 

 

 

 

 

 

・・・
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3年後俺は警官になっていた、というのも3年前の選択であの女共に協力するを選んでしまったからだ…
まさかレジーナが知事の娘だったとはな…(そのコネで俺は警官になった…)
そして今日俺は組織犯罪課への異動が決まった、本来なら3年ではいけないのだがそれもまたレジーナの圧力で…大丈夫か?ここの警察…
まぁいいや…とにかく「EXP」を作っている組織を叩き潰すことを考えよう…