Half&Quarter

来夢疑 作
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(第一話)
(多少プロローグ異なる部分がありますが気にしないでください)「異変」〜新たな生活〜

今日(12月25日)

〜黒の部屋〜

「ふぅ〜ん。あれ?なんで私、こんな部屋に居たんだっけ?……あぁ私、保護してもらったんだけ、よいしょっと」
私は百合ヶ岬黒という者です。
ある事で須浜奏という人と出会い厄介になる事になりました。っと言っても昨日は私と白の必要な物や白の治療に付き合わせて貰い本格的な仕事は今日から始まった。「何なのこの服は!」

〜白の部屋〜

白は前回、捕まってた時ヤクザ達にいろんな薬物を投了されたため奏は治療するためいたけど今は寝ていた。
しかも「くかぁ〜〜〜」涎を垂らしながら寝てた。そこに走って来る音がして。
「奏くん!」黒がドアを強くあけた。
「ふぁい?」今起きた奏に黒はづかづかと近づき奏の胸ぐらを掴んだ。
「何よ、この服は!」「何ってメイド服だよ。似合ってな〜」
「どうしてこれを着なくちゃあダメなの」「一応、雇ったんだから着て貰わなくちゃあ。でもやっぱりもの足りないなぁ〜。やっぱり胸か〜よしこれをやろう」奏は懐から牛乳を取り出した。
それを見た黒はキレた。
「何度やってもダメだったのよ!」黒はストレートパンチが(牛乳と)奏の顔にあった。
「とりあえず何やればいいの」「……出てすぐの目の前の部屋のかだつけをして」
黒は無言で部屋を立ち去った。
数分後
「んんぅ〜ん。よく寝ました」白がようやく目を醒ました。すかさず奏は声をかけた。
「大丈夫?何とも無い?」「あなた誰ですか?」当たり前の答えが来た。その答えに奏は落ち込んだ。
「あのちょっと御聞きしたいですが〜、私の姉百合ヶ岬黒という人を知りませんか?」
奏はすねながら答えた。「目の前の部屋だよ。」
それを聞いた白はベットから下り一礼してから退室した。
そして少し経ってからもの凄いガラス製品が割れる音がして奏は慌てて向かいの部屋に行った。

〜第一研究室〜
幸い劇薬や毒物は置いてなかったけど嫌な気がしてしょうがなかった。それは的中してしまった。
棚が二人に乗ってたのであった。
「二人とも大丈夫かぁ?」奏は歩み寄った。
「大丈夫です。龍人の皮膚を舐めないでください」白は淡白に答えた。だけど黒は落ち込んでた。
「奏くん…ごめんなさい。棚を倒しちゃって、更に服まで破っちゃてすみません」深々と土下座をした。

「良いってそれよりか二人とも体を洗いなって。風呂場はここから左に出て三つ目だよ」指を指して教えた。
「だけど割ってしまったのをガラスのかだつけがまだ…」
「良いってかだつけはウチがやっとくから。それより女の子をこの時期(冬)にその格好させる方悪いよ」二人は言葉に甘え深く一礼してから風呂場に行った。それを見送った奏は呟いた。「赤ラベルかぁ〜。もしかしてヤバイのかも知れないし、やっぱ光〈ひかり〉に頼むかぁ〜」奏は急いで退室してどっかに行った。

〜風呂場〜
奏が誰かを探している最中黒達は濡れた服を脱いでいた。
「姉さん、さっきの人は誰ですか?」「あの人はねぇ、須浜奏って言う人でヤクザに捕まった私達を助けてくれて更に本当なら警察の保護を受けて私達は保養施設に置かされるはずだったけど、普通の生活を送らせるために預かってくれたんだよ」
ガラガラ引き戸を開けたら宿並の風呂場でした。
「わぁ〜〜広いねぇ」「うん」とりあえず二人は体を洗い始めた。その時二人はある事が起きているのは気付かなかった。
少し経ってから先に黒が気が付いた。ほんのり顔を赤めて。
(何だろう。何か胸がムズムズしてきた)黒はおもむろにペチャパイを触ってしまった。
ムニッ「ヒャア」(何なのこれ〜。…でも気持ち良かった。もう少しだけ…もう少しだけ触ってみよう)
ムニムニムニムニ
「んっ…うっ…あぅ……はぁん」
黒の様子がおかしくなったを気付いた白は声をかけた。
「お姉ちゃん大丈夫?」それに気付いた黒は妖しい笑顔で答えた。
「白…私、今とっても気持ち良いの。白…あなたも気持ち良くなろうよ」黒は立ち上がりユラリユラリっと白に近づいた。
「お姉ちゃんどうしたのねぇ、お姉ちゃぁぁぁん」

〜数分後〜

奏が黒達の着替えを持ってきた。
「黒〜。白〜。着替えを持ってきたぞぉ〜い」だけど返事が無かった。そしてすぐに思った。(まさかもうきたのか!)
奏は急いで風呂場の戸を開けた。だけど奏はあまり女に抵抗無かったため当然の如く鼻血を出しだ。
(ヤベェすっかり忘れてた。だけど予想通りだったかぁ)

〜黒の夢の中〜

(あれ?ここはどこ?夢の中?だけどこの景色、何か懐かしいだけど切ないどうてだろう)黒は辺りを見渡すと一人の大人と女の子が黒に走って来た。
『黒!こっち来なさい』(母…さん)そして走り続けた。
途中で黒のお母さんが足を止めた。
『黒、白。あなた達はこのまま走って下りなさい』『何で!お母さんも一緒に下りようよ』黒達も足を止めた。
『親は子を守ったり、道を拓いたするものよ。だから白を連れて逃げなさい』黒は少し悩んだが結論はひとつしか無かった。
『わかったよお母さん。私達だけ下りるよだけ母さん。生きてね』親からの返事を待たず下り始めた。
黒のお母さんは小声で何か喋った。『黒、白。あなた達には守ってくれる人がいるわ。私じゃなく父さんじゃなくあなた達を大切に思ってくれる人がいるからそれを信じて行きなさい…我が愛しき子らよ』

そして黒達は走り続け人気がない野原に着いた。時刻は夕方だった。
『ねぇ、お姉ちゃん…母さんはいつ帰って来るの?』黒は白の問いかけに戸惑った。
『お母さんが帰って来るまでいろんな所を回ってみようよ』黒は作り笑いをしたが少し陰があった。
『お姉ちゃんが子守り歌を歌ってあげるから休みましょう』『うん』白はゆっくりと目を閉じて黒は歌い始めた。
『ねんねころりや。夜空の月よ何処へ行く…(お母さんごめんなさい)』黒が歌っている最中どこで銃声の音がした。それにきずいた黒は立ち上がり銃声がした方向見て黒は叫んだ『お母さーーん。お…あさーーん。……さー…ん』

〜現実〜
「お母さん!」ガバッゴツ
黒はいきよい良く起き上がったせいで心配して顔を覗かした奏と頭をぶつけてしまった。
「痛ぅぅぅ。黒、大丈夫かぁ?」「無理」

少し痛みが取れてから奏は話しかけた。
「黒〜、風呂場で倒れていたが平気?」「平気だけどさっきので頭は最悪だよ」片手を頭をおさえようとしたら何か柔らかい物が当たった感触がした。そして、黒は下を向いた。
「何これ」「胸だ」「本物なのこれブラパットじゃなく」「だったら触ってみたら」「うん」黒はおそるおそる二つの大きな双球を触り揉んだ。
フニュ「ヒャア」「どうだった?」「う…うん本物だった。それと…」黒は口を篭らした。奏はすかさず攻めた。「それと何?」「うっ、うぅぅ…それと…気持ち…よ…良かったの。どうしてこうなったの?」黒は恥じらいながら聞いて来た。「それは…」答えようとしたら「何やってんですかお姉ちゃん」白が起きた。白は黒の異変にすぐに気が付いた。「あっお姉ちゃん、その大きな物は何ですか?」「白、あなたも下を見た方がいいよ」白は下を見て目をまるくして胸を触り始めた。
「本物だ」そして白は窓の方へ向き目を閉じた。
「神様。こんな私に大きな賜物をくれましてありがたき幸せです。これからも日々精進して生きます」それを見るのに見かねた奏は声をかけた。
「白さ〜ん。それは神様からの贈り物じゃないよ〜」「えっ、違うのですか?信じていたのに」(この歳でまだ信じていたのか)そんな事を考えていたらドアを開ける音がした。
「マスター、失礼します」「おっ光かぁ。早かったなぁ」「えぇ、マスターがなるべく迅速に解析せよという命令でした」
二人の会話について行けない黒は声をかけた。
「あの〜何の話ですか?」「ゴメン、ゴメンすっかり忘れててゴメン。例の話をしてくれないか?」光という人は頷いた。
「私は千日和光〈ちひよりひかり〉見た目は《人間》ですが。私は人造機人つまりアンドロイドです。これから私が言う事をしっかり聴いてくださいです」「は、はぁ〜」二人はここでもお訳が解らない状態だった。
「お二人が被ったりした液体には赤いラベルが付いていて。私がメインコンピュータに直接アクセスをしたところある事が解りました」「ある事って何ですか?」「ある事とは女性ホルモン剤だったのです」奏はそこに割り込んで脅した。
「良かったなぁ〜お二人さん。隣の緑ラベルを倒さなくて」「何が入っているのですか?」黒は中身の確認のため聞いて来た。
「鳥兜に入っているアルカロイドなどの医学用猛毒物や麻酔の原液が入っているから気よ付いてよ」
バシ
「本題に入りたいのですが良いですか」少しふくれ顔で光が止めに入った。
「やっぱ、光はふくれて怒っている顔がええわ〜。で続きを」
光はちょっとムッとした顔で話を続けた。
「あの棚に置かれていた薬物つまり、女性ホルモン剤は膨乳剤、乳線活性化剤でした。但しこれらは未完成物で胸に性的快感をあたえれば膨らむ仕組み何ですが心当たりがありますか?」(うっ、あります。特にお風呂の時)
顔を見て察した光はさらに補足した。「まぁ、自慰をしたのはわかってますよ。あの薬には強制実行をさせる為に媚薬のガラナが混入されていますから当然でしょ」それを知った二人は奏を睨みつけた。
「待て、二人とも違うそれはお父さんが作った産物だよ」「そうですね。マスターなら飲むだけで膨乳するとかそれ関係は容易いから違いますね」やれやれとそぶりをした。
「胸がでかくなっちゃたから着れるが無くなっちゃたし」二人う〜っと悩んでいる時ふっと白は光の胸に目が行った。
「光さんの服を着るどおですか?」
「すみません、それは無理です。私の胸よりあなた方が大きいので」「って言う事はDカップ以上かぁ」「あっ、でもマスター。あれなら着物系ですから平気だと思います」「なら持って来て」光はダッシュして取りに行き直ぐに帰って来た。
「マスター、ありました」光は袋を抱えて来てその中身を出した。
「あの〜光さん。これってあれですかぁ?」「はい」(本気だわ〜)
黒が落胆した理由には気になる服装とはそれら全て次回「集って」〜新たな仲間達〜