リレー小説「七星魔王」

その1 バディムの人 作

私、諸星直子(もろぼしなおこ)は高校1年生。
メガネをかけたスレンダー女子。
私には幼なじみがいる。
七日町蘭子(ななかまちらんこ)
彼女は胸がAカップしかない。他は標準的な体型。
しかし、大好きな男子の先輩を手に入れたいらしい。

その先輩はバストがEカップ無いと付き合わないらしい。
蘭子はどうしても先輩を諦められないようだ。
幼なじみの私がいるというのに。私は蘭子が好きだった。恋愛感情を抱いている。
でも、私は感情を表に出すのが苦手だった。
私は蘭子に想いを伝えられない。
逆に、蘭子は感情が極めて表に出る女の子だった。
私は蘭子の恋愛を手伝うことにした。

私はオカルトの趣味があった。調べている内に面白い本を手に入れた。その名も七星魔王。
それには胸を巨乳にする方法が書いてあった。

これなら、蘭子を巨乳にできるはず。
試しに、私は七星魔王に書いてあった薬を作ってみた。これを蘭子に飲ませれば。しかし、いきなり飲ませて大丈夫だろうか。何か副作用があるとも限らない。
私は取るべき選択を考える。

1 蘭子に飲ませる。
2 自分が飲む。
3 他の人間に飲ませる。
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その2 バスタピネス 作

さも当たり前のように蘭子に飲ませた。
EカップどころかGカップは有るんじゃない?
というわけで、その勢いで大好きな先輩とやらにコクらせた。

さあ、ドキドキの告白結果は…!?

1:成功!
2:失敗!
3:有耶無耶!
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その3 バディムの人 作

蘭子の告白は成功した。
蘭子はとても幸せそうだ。
その顔を見れたら、私も嬉しい。

でも、それはそれとして悔しい。
これで蘭子は私の物じゃ無くなった。
これから一体どうしよう。
そう考えた私は七星魔王を読んでみた。
すると、そこにはクローンを作る方法が書いてあった。
しかも、私でもできそう。
これで私だけの蘭子を作れるのでは。
いやいや、こんなものうまくいくはずが無い。
うまくいったとして、蘭子本人にどう説明するのか。
そもそも私が好きな蘭子はあの子なのに、他の子で代用するなんて。
様々な思いが溢れる中、私は取るべき選択を考える。

1 蘭子のクローンを作る。
2 蘭子と先輩を破局させる方法を探す
3 もっと七星魔王を読む。
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その4 バスタピネス 作

もっと七星魔王を読み、私は蘭子とコミュニケートする分の自分を錬成した。
そう、私のクローンを錬成したのだ。
そして私は直子の名を譲り、新たな名前「奈緒」を名乗った。

さて、私の将来を考えなきゃ。
私の胸だって、もっとあっていい。
七星魔王に美容魔法が書いてあるが、何ともリスキー。

1 胸が1メートルを超えるほど一気に育つが、異性の目に1ヶ月とまらなくなる。
2 胸が90cm程まで一気に育つが、やたら太りやすくなる。
3 危険なオカルトではなく現代の科学や医療を頼ることにした。
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その5 バディムの人 作

私は胸を90cmにする方法を選んだ。
1メートルを超える方法を選んでも良かった。
元々、私は異性に対する関心があまり強くなかったから。
感情を表に出すのが苦手な私は蘭子に惹かれた。
それ以来、私は異性への関心が薄くなった。

それなのに、なぜ太るリスクがある方法を選んだのか。
私は生まれ変わりたかった。
スレンダーで蘭子に告白すらできずに恋を終わらせた直子ではなく、新しい存在になりたかった。

私が選んだ効果により、私は太っていった。ぽっちゃりした体になった。
スレンダーな面影はあまり無い。
ちょっと嬉しかった。これで私は変われるんだと思った。
あまり太りすぎるのも怖いので、私はダイエットを始めた。

でも、太ったことで体力が減った私は途中で倒れてしまった。
息が乱れる、苦しい。そんな私を助けてくれる人がいた。
彼女は獅子ヶ原舞子(ししがはらまいこ)
ほっそりした体を持つ子だ。

彼女はとてもやさしく、私のダイエットを手伝ってくれるといった。
私はだんだん舞子に惹かれていった。
蘭子への思いを捨てたばかりとは言え、こんな早く恋するなんて。

悩みつつも、私は選択肢を考える。

1 舞子に告白する。
2 ふくよかな体で舞子を誘惑する。
3 七星魔王に舞子の心を手にする手段が無いか調べる。
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その6 バスタピネス 作

私は舞子に告白した。
即時フラレた。
「ごめんなさい、あたし同性愛者じゃないから…」
トホホ。
逆に舞子から質問された。
「ねぇ、なんで女の子が好きなの?」

1 生まれつきだから。
2 過去に男子にイジメられたから。
3 直子時代、それだけ蘭子と仲良くなり過ぎたから。
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その7 バディムの人 作

私が女の子を好きな理由。
それは、蘭子と仲が良かったからだ。
蘭子はとても可愛かった。
いつも感情豊かで、朗らかな子だった。

だから私は彼女が幸せになるように、彼女を巨乳にした。
そして、彼女はめでたく自分の恋を叶えた。

蘭子がいなければ、私は空っぽだ。
舞子に告白したのだって、失われた蘭子への想いを補おうとしたからだ。

その後も、私は私を受けいれてくれる女の子を探した。しかし、中々見つからない。
友人にはなってくれても、それ以上にはならない。
中には私を太っていることから見下す女性もいた。
生まれ変わるために太ったことが仇となるとは。

最近、ますます体が重くなった気がする。
これからどうしようか。

1 さらにデブになる。
2 自分を受けいれてくれる人を探し続ける。
3 七星魔王をさらに読む。
4 自分を受けいれてくれる人を自分で作る。
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その8 バスタピネス 作

何をしても満たされない私は余計に太ることを決意した。
ラーメンにパフェに「食べ切ったら無料」を制しまくった。
さらに市販のバストアップサプリを飲んで、ウエストが一番大きくなる事態だけは回避した。
ただ、脂肪は増え続けにつきXLの制服がもうキツいけど。

さてと、直子の名前を譲ったし新しい人生考えないと…。
お、いい情報見つけた。

1 プラスサイズモデル
2 グラビアアイドル
3 声優
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その9 バディムの人 作

私はグラビアアイドルになった。
グラビアの世界ならこの体もプラスになる。

豊満な体を持つ私はすぐ人気になった。
大きな胸やお腹をアピールして人気を獲得する。
私のファンもかなり増えた。
女性ファンもそこそこいるようだ。

ここで活躍すれば、今度こそ私を愛してくれる女性と会えるかもしれない。

1 さらにアイドル活動をがんばる
2 女性ファンと会う企画を立てる
3 七星魔王を読む
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その10 バスタピネス 作

私は七星魔王を読み進め、自分に掛かる魔法を停止した。
今や太りやすくなるデメリットだけ魔法を停止。
実は明日、ゲーム発売イベントの衣装の採寸が有り、あんまりホイホイ太るとスタッフに悪い。
痩せる場合でもほぼ同じ?
さらに、これ以上太ると今の段階でXLの制服が着られず高校に行けないリスクまでついている。
代わりに新しい魔法を自分にかける。
完成後のスリーサイズを言えば、体質の悪化も無いらしい。
前回は適当がダメと?
さて、増減どっちにしようかな…。

1 太る。スリーサイズは上から193-145-161cmで制服が着られなくなり高校を中退。
2 痩せる。スリーサイズは上から113-65-97cmで制服を着られるので高校に通う。
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その11 バディムの人 作

私は痩せることにした。
以前、太ったことで息切れが激しくなった。
それに、太ったことで女性に見下されたことがある。
これ以上太っても、私にメリットは無いと思う。

それに、痩せたといってもバストは100以上ある。
グラビアアイドルとして十分やっていけるサイズだろう。
高校に通っていないと、蘭子の様子を見ることもできないし。

蘭子は彼氏とうまくやっているようだ。
さて、私はどうしようか。
せっかく痩せたわけだし、もっとグラビア活動を頑張ろうか。

1 グラビア活動を頑張る
2 今度こそ心を通わせる女の子を手に入れる
3 もっと七星魔王を読む
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その12 バスタピネス 作

私は、グラビア活動に注力することにした。
ゲームのヒロインの出で立ちでPRイベント…楽しみ。

そのヒロインの設定年齢は10歳と若いどころか幼いレベルだけど、大人顔負けの顔とスタイルの良さ(しかも爆乳!)という設定だからこっちから着たくて楽しみなのだ。

私を救ってくれるのが男の子か女の子か、分かりはしない。
全ては新しい自分に託す。

ああ、それがいいね、うん。
(完)