リレー小説企画「瑠璃色の華」

10回目(分岐3):ザッキー 作
Copyright 2001 by Zakki

 お話はちょっと逆上ります。

 瑠璃はむっくりと頭を上げた。寝ぼけた眼で壁の時計を見る・・・一時半。瑠璃達が飛鳥の搾乳を始めたのが十二時だったが,瑠璃は十二時半頃に眠ってしまったのだ。瑠璃は立ち上がって初めてスカ−トを脱いだのを思い出した。母乳を飲んでいた時にきつくなったので脱いだのだ。瑠璃はお腹の辺りをさするが,眠るまでポッコリと膨らんでいたお腹がもとに戻っていた。その代わりに心なしか胸のボリュ−ムが増したような気がする。
「まさかね・・・」
 瑠璃はその考えを振り払った。部屋を見渡すとスタンドの明かりがついているのに気づいた。
「もう,ちゃんと消して寝ないと・・・」
 瑠璃はそう思って明かりの方へ向かう。途中不意に足何かが当たる。瑠璃は足下を恐る恐る見る。
「なんだ,里美ちゃんか」
 そこには大きな肉塊が二つとスイカのようなお腹になっている。どうやら,瑠璃の後に眠ったようだ。
「もう,脅かさないで・・・」
 そこで瑠璃の思考が停止する。眼下の里美の大きなお腹が少しずつ縮んでいき,元の細いウエストに近づく。そして,それと反対に胸が少しずつと膨らみ,もとの大きさより一回りほど大きくなって止まった!瑠璃は自分の目を疑う。
「あははは・・・私寝ぼけてるのかなぁ?」
 瑠璃はそう言って明かりに向かう,不意にに甘い香りが漂う。そこにはスタンドの明かりに照らされて飛鳥が椅子に座ってぐったりとして眠っている。わずかな明かりに照らされた飛鳥の肢体は非常に官能的で瑠璃は一瞬目を背けてしまった。しかし,もう一度見たときに瑠璃は気づいた。未だに赤ん坊のように飛鳥の母乳を吸い続ける魅鈴に・・・。魅鈴は今では下着だけになっていて一心不乱に飛鳥の乳首に吸い付いている。片方の乳首に吸い付きもう片方は母乳が出てこないように指で押さえ,交互に搾乳している魅鈴のお腹はさっきの里美に比べモノにならないほど,下腹部を中心にしてまるで妊婦かと思えるほどに膨らんでいる。瑠璃はその光景にしばし注目した。魅鈴は瑠璃がそばにいるのも気づいていないようで,ただひたすら吸い続けている。薄暗い光の中,魅鈴の表情は必死さと喜びに満ちている。汗だくになりながら,超乳娘を搾乳し続ける少女それはまるで母と赤ん坊のようだった。
 やがて,魅鈴は満足したのか飛鳥の乳房から手を離してス−ス−と眠り始めた。吸われ続けた飛鳥の乳は張りつめた感じをなくし一回り縮んだもののもとの柔らかそうな,それでいてハリのある乳に戻っていた。瑠璃はボ−ッとしていたがハッとして
「早く,明かりを消して寝よ」
 あくびをかみ殺しながらスタンドの明かりを消そうとする。その時,ふと魅鈴の方を見る。そして,またしても固まった。パンティとブラだけで眠っている。かつて細く締まっていたウエストは今や見る影もなく,風船のように膨らんだお腹はパツンパツンに張っている。そして・・・さっきの里美と同じように少しずつお腹が縮んでいく。それに合わせてさっきまでピッタリだったブラから徐々に肉があふれ出す。そして91センチGカップのブラはもの凄い勢いで発育する胸に耐えきれず,ブチンッ!と鈍い音がしてブラが弾けた。戒めを解かれた乳肉はさらに勢いを増して膨らむ。お腹はさっきの半分くらいの大きさになってきている。
 そして・・・お腹が引っ込み,魅鈴の胸は瑠璃と同じくらいになっていた。
「きっと,私疲れてるんだ。あはははは・・・」
 瑠璃は目の前の光景が信じられず,そのまま深い眠りにもどった。
 翌朝・・・
 日もまだ上り切らぬ早朝,またしても瑠璃は起きてしまった。瑠璃の頭に昨日の光景が蘇る。
「はぁ,変な夢見ちゃった・・なぁ・・?」
 瑠璃は大きく背伸びをしながら,足下を見て絶句する。瑠璃と同じくらいの大きさの胸をした魅鈴が眠っている。瑠璃ははだけた白い胸に恐る恐る触れる。瑠璃の手では覆いきれない程の大きさの乳は柔らかく,瑠璃の手に合わせ変形し,それでいてしっかりと手のひらを押し返す。そう,まぎれもなく
「本物だ・・・」
 瑠璃はそう呟くと里美の方に駆け寄った。ブラこそ弾けてはいないが,昨日まではピッタリであったであろうブラからこれでもかという量の乳肉がはみ出している。その時,瑠璃の中である推論が浮かび上がった。
「飛鳥ちゃんの母乳を飲んでオッパイが大きくなった・・・?」
 ゆっくりと飛鳥に歩み寄る。瑠璃の頭の中である考えが起こった。
(飛鳥ちゃんの母乳を飲めばオッパイが大きくなる)
 ぐったりとして深く眠っている飛鳥の前に立つ。
(オッパイを大きくしたい)
 飛鳥の乳は昨日魅鈴にあれだけ吸ったにも関わらず,満々と張っている。
(飛鳥ちゃんや里美ちゃんより大きくならないと)
 瑠璃は確かめるように飛鳥の親指大の乳首をいじる。ビュッと勢いよく黄色がかった白い液体が飛び出す。
(じゃないと琢馬くんは私を見てくれない)
 瑠璃はセ−ラ−服を脱ぐ,プルンッと普通にみれば大きな胸が大きく揺れる。ブラとパンティだけになり瑠璃は自分の胸元を見る。
(足りない,これだけじゃ足りない。もっともっと大きくならなくちゃ・・・)
 瑠璃には昨晩あった恥じらいはなく,ただ好きな人に好かれたいというただ一心になっていた。飛鳥の乳首を寄せ,二つ同時に頬張る。そして,吸う。甘い甘い白い液体が瑠璃の口内に流れ込む。昨夜の倍の量が出てきた。瑠璃は思いもがけない量に少しむせかけるが,それでもゆっくりと飲み続けた。
 しばらくして,瑠璃は飲むコツを掴むともっともっと飲みたいという衝動にかられ始めた。瑠璃の細い指が、大きな乳房に食い込む。ぐねぐねと指を動かすたびに、乳房はいやらしく形を変えてゆく。乳房の先へ先へと母乳を絞り出すようにする。ドバッと瑠璃の口の中に放出された母乳。涙ぐみながらも飲む瑠璃の心中に変化が起こっていた。飛鳥の母乳を飲むのに快感を見いだしていた。瑠璃の額にうっすらと汗が浮かびはじめた。絞り出すように胸を揉むようにしてから,飛鳥の乳首はビクビクと脈打ちながら瑠璃の口にもの凄い勢いで母乳を送り込む。瑠璃はそれを負けじと飲み続ける。すでに瑠璃の下腹部は大きくせり出している。
 ドクドクと流れ出る母乳に瑠璃はいつの間にか不満になり始めた。そして好奇心から乳首に下を差し込む。母乳の通り道である乳道に直接の刺激を受けより多くの母乳を送り出す。その勢いに瑠璃は顔をほころばせ飲み続ける。もはや瑠璃は母乳を飲むという快楽に溺れていた。乳独特の臭いと汗、ミルクのそれが混じって一種異様な空間となっている。
 三十分後・・・
 飛鳥の乳首から母乳の量が減り始め,ついに止まった。瑠璃が揉みしだいても舌を入れても母乳はでない。どうやら,出し尽くしたらしい。瑠璃は飛鳥の乳首から口を離し自分のお腹を見下ろすまるで臨月寸前の妊婦のようなお腹は132センチの胸の下からも大きく前にせり出している。そのお腹に指を這わせうっとりとする。この巨大な腹は飛鳥の母乳がたっぷりと詰まっている。そしてやがてこれは自分の乳をさらに巨大化させると思うとさらにうっとりした。
 そして,お腹がゆっくりとしぼみ始めるとそれに合わせ胸が大きくなり始める。少しゆとりを持たしておいたブラに徐々に肉が隙間なく詰まりはじめ,あっと言う間にブラがきつくなり始めた。寸分なく乳肉の詰まったブラは遂にその圧倒的な質量により・・・バッチ〜ン!!ブラが弾け飛び去る。それでも成長は止まらない。お腹はまだ三分の一も縮んでいない。瑠璃の予想通り胸はムクムクと大きくなり里美よりも,そして飛鳥よりも大きくなりつつある。
 そして,やっと成長は止まった。瑠璃の乳は垂れてもいないのにヘソを覆い隠している。おそらく3メ−トルくらいありそうだ。
「すっご〜い!!!こんなに大きなるなんて・・・」
 予想外の成功に瑠璃はホッとしたのか,クッタリと倒れまた眠り始めた。
 そして,お昼・・・・
 最初に起きたのは飛鳥だった。そして,辺りを見渡し仰天してみんなを叩き起こし,みんなして大騒ぎになった。しかし,唯一冷静な瑠璃が説明し騒ぎは収まりつつある。
「なるほどぉ〜,私の母乳にはそんな効果があったなんて・・・」
 瑠璃の説明に飛鳥が頷く。里美も同じように納得しているようだ。
「あんな急成長した人の母乳だもん。これぐらいの効果があってもおかしくないわね」
 魅鈴に至っては喜んで乳を揺らして部屋を飛び回っている。
「魅鈴!ちょっとはおとなしくしなさい」
 里美の呼びかけに対して魅鈴はなりたての爆乳をプルンップルンッ揺らしながらさりげなくツッコむ。
「だって嬉しいんだもん。あのさぁ,じゃぁもっと飲めばもっと大きくなるのかなぁ?」
 魅鈴のツッコミに辺りがシンとなる。沈黙を飛鳥が破る。
「やってみよっか?」
「私が飲みたい!!」
 里美と魅鈴が同時に声を上げると
「ダ−メッ!!あたしはまだ飲んでないんだから」
 そう言って,飛鳥は乳首をいじり続けている。しかし快感は走るのだがちっとも母乳が出る気配はない。
「はぁはぁ,あれぇ?」
 紅い頬をしながら飛鳥は荒い息をしている。
「出尽くしちゃったんじゃない?」
「えっ!!!」
 瑠璃の言葉に三人が振り向く。
「だって,魅鈴なんかずっと吸ってたんだよ。さすがに出なくなっちゃうよ」
 瑠璃のその言葉に皆納得し溜息をつく。
「なぁんだ。もっと大きくしたかったなぁ」
「残念」
「あたし,飲んでなぁい!!」
 騒ぐ飛鳥が不意に鋭い視線が飛ぶ。
「ところで,瑠璃はなんでそんなことになってるの?」
「えっ!?」
 瑠璃の胸は今では四人の中でも飛び抜けて大きい。おそらく飛鳥でもその大きさになるのはまだかかるだろう。不自然なほど大きく実った果実に魅鈴が疑問を持った。
「ルリルリはあんま飲んでなかったよねぇ」 
「えっ!?」
「まさか瑠璃,私達が寝てる間に・・・」
「効果が体質によるんじゃない?」
 瑠璃の必死の弁解も二人の耳には届かず,瑠璃が押され始めていった。その時沈黙していた飛鳥が口を開いた。
「まぁ,いいじゃない。とにかくあんた達のバストを測らないとねぇ」
 一番悔しがっていた飛鳥の冷静な態度に二人はだまった。
「なんで,バストサイズなんか?」
 里美のもっともな意見に飛鳥は答える。
「みんなに特注のブラを作んなくちゃいけないでしょ」
 飛鳥の冷静な意見にみんなは従った。そして・・
「じゃあ,発表しまぁす!!ダラララララ・・・」
 飛鳥がドラムロ−ルを口にしながら
「新井 魅鈴さん!142センチ!ダブルLカップ!」
「わ〜い」
「杉山 里美さん!231センチ!トリプルSカップ!」
「2メ−トル突破ね」
「天野 瑠璃さん!・・・282センチ!トリプルZ!!!」
「・・・」
 瑠璃はあまりの喜びでなにも言えない。そこに飛鳥が
「あ〜あ,瑠璃に先越されちゃったなぁ」
「ごめんなさい」
「あやまんなくてイイの。すぐあたしが追い抜くんだから」
 瑠璃は時々飛鳥のこういうところに憧れる。そこに里美が尋ねた。
「ねぇ,ブラってどうするの?」
「大丈夫!!私に任せといて!!」
 飛鳥はそう言って巨大な胸をブルンッと揺らした。そんな中,魅鈴が青い顔をしている。瑠璃が心配して声をかける。
「どうしたの?」
「ルリルリ,私達明日テスト・・・」
「あ"っ」
 その後瑠璃達の勉強が徹夜になったのは言うまでもない。

続く