リレー小説企画「瑠璃色の華」

外伝 天野三姉妹?の日常(その1):日生優 作
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「藍ちゃん、早くしないと遅れちゃうよぅ」
「翠ちゃん、そんなに急がなくても間に合うよ」
飛鳥が、例によって瑠璃の部屋に遊びに来ている。
「藍ちゃん、売り切れたらど〜するのよぅ。」
「二人とも何慌ててるの??」
「あっ、飛鳥姉ちゃん、今日「ふるんじゅ駅前店」が閉店セールやるんだって!それで藍ちゃんと新しいブラジャーを買ってこようと思って。」
ふるんじゅ駅前店は、ティーンをターゲットにしている下着&部屋着の専門店だ。
「??翠ちゃんも藍ちゃんも瑠璃のブラジャーじゃ駄目なの??」
「兄貴のブラジャー、数そんなにないじゃん、あっという間におっきくなったから。」
もちろん、今までのブラジャーで間に合うわけがない。
「けどあそこ、前拠ったときには可愛いのが多くてサイズなかった気がするけど?」
「この間よって見ていたら少しだけだけどIとGカップのブラジャーがあったんだ、最近お姉ちゃんの学校の生徒が大きいのを買いに来るんだって。」
飛鳥を筆頭に頭抜けて大きい胸の持ち主が回りに多いせいか気に留めなかったが、最近、クラスの周りの娘の胸の盛り上りが大きくなってきた気がする。
「パット何枚重ねてるのかねぇ。」
「え〜、パットって入れる必要あるの?」
最近まで男の子、女の子になってからもスタイルに悩む必要が他の女子と逆に働いてる瑠璃ならではの一言である。
「・・・・ 瑠璃ねぇ、、、 私だってもっとおっきくなりたいわよ!!」
「・・・・・・・ 飛鳥ちゃん、胸でベットでも造る気?」
「胸布団、あこがれちゃうなぁ・・」
うっとりとした表情で翠が言う。
「けどそんな無駄なもの買わなくても良いじゃないの」
飛鳥が事も無げに言う。
「飛鳥姉ちゃん、何でなのよ〜私たちにとっては可愛いブラジャーが買えるかどうか結構瀬戸際なんですって」
「ほい」

飛鳥が無造作に目の前の藍の胸の谷間に指を入れる

(ドンッ!!)
効果音が聞こえそうな勢いで藍の胸が膨らんでいく
「ほーらね、無駄になったでしょ」
「えっ」
「翠ちゃんも」
同じくとんでもない勢いで大きくなっていく
「瑠璃、私の鞄とって」
鞄の中からコンベックスを取り出す。
「工事用コンベックス、5Mタイプぅ〜」
何を測るつもりであろうか?この場合には一箇所しかないが、、、
「では!」
飛鳥が測り始める。
「100センチLカップにっと、103センチNカップ、このつぼは成長期の前に一度きりしか使えないから、私には使えないのが残念だわ」
「か、、 かわいぃぃぶらがぁぁぁんん」
「藍ちゃん、103センチのその体と、その顔があったら、十分可愛いって、そう思うでしょ?瑠璃」
固まっている瑠璃がカクカクと首を縦に振る。
  さすがに小学校3年生としても小柄な二人の体に、普通の女性でも「大巨乳」と呼ばれる大きさの胸がついてるのが信じられない。しかも二人とも超がつくほどの美少女だ。
 やっと復活した藍と緑が
「ブラジャー、どうしよう・・・」

(たぶん、つづく、、 とおもふ)