あ、いい忘れたけど、俺の名前は五十嵐 恵という。「恵」は「けい」と読む。そして、普通の高校1年生だった。
そうして俺は目覚めた。ん、やっぱり少し大きくなったかな?と思った。計ってはいないのだが、確実にバストは大きくなっている。メジャーがあったのでまたはかってみる。なんと101cm。5cmも大きくなっている。なぜ女になったのかはわからんが、なんか嬉しかった。
そういえば気になることがある。俺のパジャマは男の時と今では少し変わっていた。下着はどうだったっけ?パジャマを脱いでいたときは自分の体がどうなっているかしか考えてなかったのでブラジャーをしていたかパンティーは何色だったか覚えていない。今確かめればいいとお思いになるかもしれないが、いまは下着はつけていないのだ。一切。つまりノーパン&ノーブラの、グラドル好きにはたまらない状態なのだ。さて、そろそろリビングにいこうか・・・・
「母さんがみたらどう思うだろう・・・・」俺はテストで25点とったわけでもないのにひどく打ち沈んでいた。まあ、なっちまったもんはしかたないや!もともとあたって砕けろがモットーな性格なのですぐにそうなった。そして思い切りドアを開ける。「おはよう。」 「あら、おはよう・・まあ!!」 やっぱりなぁ・・・とおもってたら意外な言葉が母さんから返ってきた。「まあ、「恵」。こんなに胸大きくなって・・・とうとうブラが着けられるわねぇ・・・・」 ハアああぁああぁぁぁぁ???
はぁ?って思った点は2つある。ひとつは母さんが俺が女になったことには驚かないこと。第二に俺が別の名前で呼ばれてること。なんで?と思うかもしれんが、実は男のときは「恵」は「けい」と読むが、今、女の俺は「恵」が「めぐみ」と呼ばれているのだ。
「めぐみ」・・・・・・・べつに悪くない。しかしなぜ・・・・・・? 「先に着替えてらっしゃい。」母にそういわれた俺はとっとと着替えにいった。えーと、ここに制服が・・・って思ってたら、またまたビックリ!女モンの制服だったのだ。下着のある引き出しをひくと、きれいな白パンが目に飛び込んだ。だんだんたまらなくなってきた俺だが、すぐに飯を食い、学校へ。
すると、こんな声が!!
「ねぇ、めぐみって胸大きくなったんじゃな〜い?」
「ああ〜ほんとっ。すっご〜い。うらやましいなめぐみちゃ〜ん。」
「昨日までは貧乳だっためぐみが・・・ありえな〜い!」
もう俺は悟った。俺は、「五十嵐 ケイ」という男が「五十嵐 メグミ」という女と呼ばれる世界に行ってしまったのだ!!