第3話〜吐きそうになったらトイレよりゴミ箱〜
オレは山本 功。14歳の現役中学生なり。そして、大企業、「山本財閥」の社長、山本 泰三の息子なり。え・・・いや好きで「なり」とか言っている訳じゃない。作者の趣向だ。ホント怒るよ。
って・・・・・一体全体何回このフレーズ繰り返せば気が済むんだ!数ヶ月も書くのサボってたくせにシャアシャアと書くな、このマダオ(『ま』るで『だ』めな『お』とこ)が!
つーわけで、鏡子さんという人と一つ屋根の下での生活が始まったわけですっ。
とりあえず春休み終了まではまだ時間はあったがもう少ない。というわけで、鏡子さんの作った、吐くほどまずいわけではないものの、お世辞にもうまいとは言い難い夕食を食い終わった後、宿題をアセアセ片付ける俺。
プラスマイナスにゃんにゃんという問題を解いていると、鏡子さんが、宿題をしているオレの部屋へ入ってきた。
「あの・・・・・おやつでもいかがでしょうか・・・・手作りなんですけど・・・・」
うん。ま、一応小腹もすいたし。しかし、あの夕食のでき上、このブラウンというにはあまりに濃すぎ、ブラックというとちょうどいい形容になりそうなクッキーはあまり期待出来ない。
そもそもちょっと話題がそれるが鏡子さん自体、美人と改めていうとそれほど出もないような気がしてきた。そもそも美人って全員顔同じではないか!?と言う気がするのだ。例えば、●内智則の嫁と某曜子の違いを具体的にいえと言われて、ちゃんと答えられるヤツは何人いるだろう?
と、そんな言うほど美人でない鏡子さんはオレの横から、今俺の解いている問題を見ていた。
「難しいのですか?」
うん。難しい。数学は死ぬほど苦手だ。授業の度に吐きそうになってくる。ちなみにオレの嫌いな人物ベスト3は、3位:パスカル 2位:ピタゴラス 1位:・・・・親父だ・・・
もし1万円札が親父の顔なら即座にそれを五千円札に両替するね・・・・アレ、何の話してんだ・・・・オレ・・・・・
「ハハハ・・・・・面白いですね〜・・・そんなにお父様がお嫌いですか?」
やべーよ、聞こえてたよ。親父に報告しないといいな。
あ、ちなみにクッキーはうまくなかったが、かといって吐くほどまずいことはなかった。
一通り終え、さてジャ●プでも読もうかなと本棚による。すると、
「あ・・・・私お風呂は入ってきますね・・」
と、そそくさと出ようとする。オレは今日は風呂パスしようかなとか考えてると、
「ワッ・・・キャアアーーー!!!」
!!!彼女がオレに倒れ込んできた。後から聞いたのだが、つまずいて、転んだらしい。それも自分の足に・・・・・おいおいぃぃぃぃいい!!!
こうして、オレが仰向きのうえに、鏡子さんがうつ伏せにという形になった・・・・・当然のように気まずいと言うより気まずい。
しかし、オレはこれよりももっと重要な、ある意味気まずいことに気付いた。
オレの胸筋部に・・・・柔らかい物が当たっていた。
言わずもがな、彼女の乳だ。
ふわっと柔らかい感触。特に触ってもないのにくすぐられるような気持ちになった。心臓がバクバク鳴り、股間のナニもニャンニャン(自主規制ww)してきた。
間もなく、
「あ・・・・・あわわわわわわわわ!!!!ご・・・ご・・・ごめんなさい・・・・!!!」
と、鏡子さんはどいてくれた。もうちょいいてくれても良かったのだが、やっぱだめだ。あの状態を保ちたいとか思い始めたら作者とおなじく「マダオ」と化す。
そのまま落ち着き、オレの股間も落ち着いたころ、彼女はこんなことを、恥ずかしそうと言うか、それ以上に恥ずかしそうに聞いてきた。
「ああああああ・・・・ああ・・・あの〜・・・・・・わ・・・わた・・私の〜・・・・あの・・・胸、いや・・・それは・・・その・・・大きくなかった・・・ですよね!?」
え・・・・・え〜と・・・・なにがって・・・・あなた様の・・・さっきの柔らかいものでありますか?いや・・・・そこまでは見て・・・いや感じて・・・いやいやいや・・・・っっっってなかったけど、ナニ故でしょうか?(ちなみにこのセリフは心の中にとどめている。実際、オレは答えずに黙っていた。)
「あああ・・・もう・・・もういいです・・・・すいません・・・お風呂・・・入ってます・・・・」
彼女はそう残してオレの部屋から去った。
オレはだまってジャ●プを読む。ああ・・・・●LEACHマジおもろい・・・・・
と、そんなことはどうでもよくなっていた。