すっかり大人の身体になった結美の目には、ハンガーに掛かったCAの制服が見えた。
「・・・でも、その前に・・・」
結美は顔を赤らめる。
結美は再びセーラー服を身につける。
大きく成長したお尻や乳房が、セーラー服におさまるか心配だったが、意外とすんなり着ることができた。
もちろん、サイズは変わっていないので、スカートは短く、大きくなったお尻は隠しきれていない。
上着も何とか着れたものの、胸の部分はパンパンだ。
上着は左右に引き伸ばされ、ブラジャーのレースが透けて見える。
胸元も乳房で引っ張られ、深い谷間が見えている。
大人の色気あふれる顔にセーラー服は、何とも卑猥な印象を与える。
「うわぁ・・・セーラー服がきつい・・・さっきまでぴったりだったのに」
結美がわざわざサイズの合わないセーラー服を着たのか。
それは、CAの制服を着る前に試着室を出て、下着を選びなおすためだった。
結美は欲が出てきたのだ。
パツンパツンのセーラー服姿で、店内を歩く。
スカートがふわっとなびき、セクシーな黒いショーツと豊満なお尻が見え隠れする。
張り詰めたIカップの乳房が歩くたびにゆさゆさと揺れ、脚を動かすことで性器がショーツに擦れる。
その感覚は快感となって、結美の脳にダイレクトに伝わる。
「あぁ・・ん・・・すごい・・・歩くだけでも気持ちいい・・・」
結美は天井に目を泳がせ、その快感を享受する。
ブラジャーのコーナーに着くと、一番右側に置いてあるブラジャーを手に取る。
「これが一番大きいのかな」
一番大きいのは「100L」のタグが付いている。
「100Lって、アンダー100cmのLカップになっちゃうってことだよね。それだとさすがにおデブだよね・・・」
最終的に、アンダーは今のまま、75Lのブラジャーを選んだ。
試しに胸に当てがってみる。
アンダーは今と同じだが、巨大なカップはセーラー服越しでもぶかぶかだ。
「お尻ももう少し大きくしたいけど、汚しちゃったからなぁ・・・」
お店に迷惑はかけられない。愛液で濡らしてしまったショーツは購入するしかない。
結美は少し考えたあと、今履いているショーツと、もう1枚を購入することにした。
「せっかく買うなら、もう少し大きいほうがいいよね」
結美が選んだのは、今履いているものより1サイズ大きい、3Lサイズだった。
デザインは赤のレースで、Tバックのセクシーなものをものを選んでみた。
「せっかくだから、CAの制服も変えちゃおうかな」
LLサイズが一番大きいようだ。結美は迷わず手に取る。
身長175cm〜185cmと書いてある。
制服以外にもストッキング、ハイヒールまで揃っていた。
「あと、かわいい私服も欲しいな」
コスプレショップなのに、私服も置いてあるのは珍しい。
結美は小さな花柄のパステルカラーのワンピースを選んだ。
サイズは同じくLLサイズだ。
「よし!完璧ね!」
選び終わると、結美は再び試着室に戻った。
再び服を脱ぎ裸になる。
女子高生になった時と同様、服を脱いでも身体に変化はない。
Iカップの乳房は、ブラジャーの支えを失ってもツンと上向きのおわん型を保持している。
お尻も負けないくらい後方、左右に張り出し、自己主張している。
結美は少し心配になった。
「これって、元に戻れるのかな?」
大きな乳房を持ち上げながらつぶやく。
「もしかしたら、最初に着てた服を着れば、戻れるのかも」
念のため、結美は確かめてみることにした。
自分の小学生の服を手に取る。
「わたし・・・こんなちっちゃかったのね。着れるのかなぁ」
まずはパンツを履いてみる。
伸縮性のよい生地を引き伸ばし、むっちりとした脚を入れ、無理やり引き上げてみる。
案の定、太ももの途中で引っかかり、これ以上は上がらないようだ。
「どうしよう・・・やっぱり大きくなり過ぎちゃったのかな」
その瞬間、下半身を中心に結美の身体にむず痒い感覚の波が走る。
結美の身体はズ・・・ズズズ・・・と音を立て、ゆっくりと縮み始める。
「あ・・・あぁ・・・」
成長する時とはまた別の快感がやってくる。
乳房は空気が抜けるようにしぼんでいく。
風船のように皮が余るのではなく、瑞々しい張りを保ったまま、小さくなっていく。
腕で寄せなくてもできていた谷間は、徐々に位置が下がり、左右の脂肪の圧迫が緩んでいく。
乳首が縮小し、乳房の縮小に合わせて乳輪もその面積を小さくしていく。
ただ、下乳のラインは、小さくなっても薄く皺が残り、かつて胸が膨らんでいた名残を残していた。
お尻も徐々に小さくなっていく。
後ろに張り出し、円形のラインを描いていたお尻は徐々に直線的になっていく。
横のラインも、骨盤の縮小に合わせてストンとした直線になっていく。
太ももで引っかかっていた小学生のパンツは余裕が生まれ、
結美はそれを引き上げてみる。
まだ変化の途中のため、少しきつかったが、腰まで上げることができた。
「んっ・・・んん・・・・・」
快感はいつしか消え去り、むず痒い感覚だけが残る。結美は目を閉じてそれに耐える。
大人の色気を振りまいていた顔も、もとの幼い小学生のものに戻っていく。
髪も頭皮に戻り、もとのショートカットになった。
「ふぅ・・・終わった・・・かな?」
むず痒い感覚がおさまり、身体を見回す結美。
どうやら戻ったようだ。
「あれ?それでもちょっと大きいような・・・」
目線が最初の時より少し高くなっている事に気づいた。
他のクラスメイトよりも発育が遅かった結美の身体は、平均的な小学生の身体になっていた。
結美は思い出した。
「そうだ、このパンツ、ちょっとだけ大きかったんだ・・・」
どうやら、ここでは着ている服のサイズが絶対で、身体はそれに合わせて忠実に調整されるようだ。
「とりあえず、元に戻ったってことでいいよね」
今の結美にとって、先ほどの変化に比べれば小さな問題だった。
「それじゃ、心置きなく大人の身体になれるのね!」
結美は心躍らせながら、Lカップの巨大なブラジャーを手に取った。