コスプレショップ 8

Sandever 作
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豊満な大人の身体で、初めて自らの手で絶頂を体感した結美。
未だ覚めやらぬ快感にその肢体は打ち震えていた。

試着室に入ってかなりの時間が経過していた。
さらに店内に響くような嬌声を上げていれば、普通なら店員から声をかけられそうなものだ。

だが、所狭しと並んだ衣装に圧迫感を覚える店内は、当たり障りのないBGMが流れ、それ以外は静まり返っていた。

先ほどの店員の姿も見えない。、


結美は快感の中で、なんとか自我を取り戻しつつあった。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

息はまだ絶え絶えだが、周りを見回すほどの余裕は生まれたようだ。

「立てるようになったら、お会計しなきゃ・・・」

現実的なことも考えられるようになっていた。

結美はこれからどうしようか考えていた。

衣装によって身体を自在に変えられることはわかった。
では、何を購入すればいいのか。

下着は汚してしまったので買わなければいけない。
黒のショーツ、赤のTバックは購入決定だ。
ブラジャーは汚れていない。

CAの制服は魅力的だが、結美は大人の身体で外出してみたかった。
だとすると、CAの制服よりも、先ほど見つけたワンピースのほうがいいかもしれない。
それと、女子高生の姿で外出もしてみたい。

総合した結果、
服はLLサイズのセーラー服とワンピース、
下着は、黒ショーツ、Tバック、高校生向けのLLサイズの白いショーツ。
ブラジャーは75Lの大人向けと70Gの高校生向けを購入することにした。

店の奥に引っ込んでいた店員を呼ぶ。

「あら、ずいぶんキレイになっちゃったわね。楽しめたかしら?」

店員は、豊満な大人の身体になった結美に話しかけた。

「買ったものは着たまま帰るの?」

結美は迷った。

今着ているCAの制服は返してしまう。
着ていくなら、大人のワンピースか、女子高生だ。

家族は出かけていて、家には誰もいない。どんな格好で帰っても大丈夫だ。

結美は試着も兼ねて、女子高生の姿で帰ることにした。

「じゃあ、先にお会計しちゃいましょうね」

お年玉で支払いを済ませ、再び試着室に入る。

CAの制服を脱ぎ、再び全裸になる。

Lカップの巨大な乳房は垂れ下がらず、呼吸に合わせてゆらゆらと揺れる。

大理石のような白くきめ細やかな肌に、しなやかで筋肉と脂肪の均整がとれた長身の身体。

先ほどの快感を思い出し、卑猥な気持ちに身体が反応しそうになるが、プルプルと頭を振って振り払う。

服は購入したのだ。着たい時に着れるし、したい時にはいつでも楽しむことができる。

結美は女子高生への変身を開始する。


まずは白いショーツに足を通す。
案の定、太ももの途中で引っかかるが、すぐに変化が始まる。

するすると脚が短くなっていき、お尻のラインが徐々に小さくなり、太ももが細くなっていく。
やがてショーツがあがるようになったのを確認し、キツさを我慢して上まで引き上げる。

肥大化し、愛液を噴き出していた卑猥な性器は少し退化し、快感を残しながら慎ましやかなサイズまで縮小する。

程なくして、下半身の変化が完了する。

一番最初に変身した女子高生の身体に比べて豊満さが残ったお尻と太もも。
そこに若々しさが加わり、弾けそうな艶のある肌になっていた。

次はブラジャーだ。

下半身が小さく頼りなくなったため、身体を支えるのに戸惑いながら、ブラジャーの肩紐を通す。

カップのサイズは全く足りず、3分の2以上がカップの上からはみ出ている。
ホックはさすがに止まらなかったが、ほどなくいつものむず痒い感覚がやってきて、身体の変化が始まる。

「んっ・・・あぁん・・・おっぱいがぁ・・・」

乳房を形作る細胞が、快感を伴いながら変化していく。
シュルシュルと胸が縮んでいき、肩にかかっていた荷重が減り、身体が軽くなる。
上半身全体も縮小していく。
腕が肩に向けて詰められていき、肩は細く華奢になる。

やがてホックが留められるようになり、ちょうど良いサイズになったところで、変化が完了する。

身長は160cmほどまで縮んでいた。

乳房は先ほどよりも縮小こそしたが、未だGカップのサイズを維持しており、谷間も健在だ。
女子高生のものにしてはかなり大きく見える。

大人の色気を振りまいていた顔は幼さが混じり、美しさと可愛さを兼ね備えたものに変わっていた。

「うわぁ、かわいい!」

可愛さの残る女子高生の顔のほうが、結美には好みのようだ。

乳房の形を確かめるように手で触って持ち上げたり、身体のラインをなぞってみる。
先ほどの豊満さはないが、Gカップの乳房と、グラマーなお尻、くびれたウエストは、やはり女子高生にしてはかなり豊満で魅力的な姿だ。

「んっ・・・高校生の身体も気持ちいいよぉ・・・」

程よいサイズの乳房を揉みしだいてみる。
Lカップの時ほどではないが、先ほどとは違う、キュンと胸に苦しさを伴う快感が結美の表情を歪ませる。

結美はその快感に我を忘れそうになるが、途中で使命を思い出し、変身の続きを行うことにした。

セーラー服を手に取る。

LLサイズのセーラー服は165〜175cmとある。

スカートを履くと、先ほど縮んだ脚が再び伸びる。
大人の身体よりも華奢で、長く瑞々しい脚がスカートの下から現れる。

丈は短いが、ぎりぎりショーツが見えない、絶妙な高さに調整されている。

上着を着ると、Gカップの乳房のサイズに合わせて上着が自動調整され、上着のサイズに合わせて上半身が少し成長する。
乳房は若々しくお椀型を保っており、上着を大きく持ち上げていた。

上着の下からバサッと長い髪が現れ、背中まで伸びる。

黒の靴下を履くと、膝下がまた少し伸び、175cmに微調整される。

用意された黒のローファーを履き、鏡に全身を映してみる。

伸びた身長に合わせて、顔は先ほどより少し大人っぽくなっていた。

下着で作り出された豊満な乳房とお尻に加え、セーラー服によって追加された、長い美脚を始めとする、すらっと伸びた身長を手に入れた結美。
健康的なイメージに加え、色っぽさを兼ね備えた、完璧な容姿の女子高生に変貌していた。

「すごい・・・わたし・・・きれい・・・」

鏡に映った姿に見とれてしまう。

この姿なら、アイドルでもいけそうな気がしてしまう。

結美は名残惜しそうに試着室を出て、購入したものと、入店した時に着ていた小学生の服を持ち、店を後にする。

「また来てね」

女性店員は微笑みながら、入り口まで見送ってくれた。

「今日はすごくいい買い物ができちゃった♪」

鼻歌を歌いながら、上機嫌で歩く。

背が高くなったぶん目線が高く、いつもより格段に眺めが良い。

長い脚は歩幅が広く、いつもよりも歩くスピードが速く感じる。

Gカップの乳房は歩くたびにプルンプルンと揺れ、ブラジャーと一緒に跳ね回る。
お尻も脚の動きに合わせて左右にプリプリと動く。
スカートは風でなびくが、ぎりぎり見えない絶妙なバランスで、ショーツを隠していた。

結美は気分が良く、わざと大股で歩き、乳房の揺れとお尻の動きを大きくしてみる。
淡い快感が生まれ、徐々に表情がとろけてくる。

乳首は乳房の揺れに刺激され、カップの中でむくむくと頭を持ち上げる。
ショーツに擦れ、刺激された性器は、濃密な愛液を分泌し始める。

「あぁん・・・歩いただけで・・・感じてきちゃうよぉ・・・」

家まではもう少し先だ。
成長した長い脚でも10分はかかるだろうか。

「どうしよう・・・物足りないよぉ・・・」

結美は先ほどLカップの大人の身体で体感した快感を思い出す。
今の快感は、それに比べれば慎ましやかなものだ。

結美は快感を求めていた。

視線の先にはコンビニが1件。

結美は、吸い込まれるようにそこへ向かっていった。