コスプレショップ 13

Sandever 作
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大人の身体で外出した結美。

背筋を伸ばし、長い脚を使って颯爽と歩く。
高い視界から見える景色は、まるで空を飛んでいるようだ。

そして、胸元でゆっさゆっさと揺れる巨大な乳房。
大きく開いた胸元からはテンポよく揺れる谷間が見える。

お尻も脚の動きに合わせて、プリンプリンと左右に揺れる大きなものと、脚の着地に合わせて揺れる小刻みなものが混じり合い、複雑な揺れを演出していた。


家の近くはまだ人通りが少ないが、大通りに出るにつれて、人とすれ違う機会が多くなる。

その度に、結美のその美貌に誰もが魅了され、足を止めて見惚れてしまう。

「やっぱり、見られてるって気分がいいなぁ。それに・・・」

ワンピースの上から下腹部を手で抑える。
見られることによる快感が既に結美の下腹部を熱くさせていた。

ただし、ここで更に成長してしまっては外出が楽しめないし、目的も果たせない。

結美はなるべく人通りの少ない道を選んで歩く。

なんとか成長が始まる前に、結美はコスプレショップにたどり着いた。

「あら、いらっしゃい。」
物腰の柔らかな女性店員が話しかける。

「その服、よく似合ってるわ。すごくキレイ。どう?楽しめてる?」

「あ・・・は、はい・・・」

すべてを見透かされているようで、結美は顔を真っ赤にしてうつむく。
恥ずかしてく女性店員の顔が見れない。

「恥ずかしがることなんてないのよ。私もそうだけど、女の子はみんな、可愛くてキレイになりたいと思ってるのよ。
だから、いろいろ悩んで、いろいろ試して、自分にとってのベストを見つけだしながら大人になっていくの。
あなたの場合、その方法がコスプレだったってだけのことなのよ。」

優しい言葉で女性店員は話を続ける。

「私も、ここで理想の身体を手に入れた1人なのよ。」

そう言って腕を広げ、結美に身体を見せる。
女性店員の身体はすらっとしたスレンダー体型で、控えめなだが形の良さそうな乳房とお尻が服の上からでも分かった。

結美は、もっとグラマーなほうがキレイなのに・・・と思った。

「私はずっと太っているのが悩みだったのよ。とにかく痩せたかった。だから、胸やお尻はそんなに大きくなくてもよかったのよ。」

また全てを見透かされていた。
結美はまた顔を真っ赤にしてうつむく。

「あなたの場合、あ、気を悪くしたらごめんね。
あなたは小さな身体が嫌で、大きく美しくなりたかった。そうでしょう?」

結美はうつむいたまま黙って頷く。

「人の理想のカタチって、人それぞれなのよ。それでいいの。それをお手伝いしたいと思ってこのお店を始めたのよ。」

「あなたの望みはわかってるわよ。もっと大きくなりたいんでしょう?」

また見透かされてしまった。
心のどこかで望んでいたことだが、いざ口に出して言われてしまうとさすがに恥ずかしい。
結美は赤くなった顔が更に赤くなり、恥ずかしさのあまり、両手で顔を隠す。


「いいのよ。あなたの望み、叶えてあげる。
用意してあるから、こっちにいらっしゃい。」

女性店員は耳元で囁くように言うと、結美を奥の部屋へ案内する。