絵麻とロザリオ

Sandever 作
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絵麻は母親の鏡台に座って物色していた。

小学4年生の絵麻は、大人のつけるアクセサリー、化粧品に憧れる年頃だ。

「うわぁー」

きらびやかな装飾の入ったジュエリーボックスを開けると、母親のアクセサリーコレクションを見つけた。

色とりどりのアクセサリーの中に、地味ながら、ひときわ存在感を放つものが目に入る。

それは、十字架のネックレス。ロザリオだ。
かなり古ぼけていて、光沢は消えているが、落ち着いた大人の雰囲気のロザリオに、
絵麻は魅了される。

気が付くと、ロザリオを手に取り、身に着けようとしていた。

その時、

「こーら、勝手に開けちゃだめでしょ!」

いつの間にか部屋にやってきていた母親に見つかってしまった。

「絵麻もやっぱり女の子ね。アクセサリーに興味を持つようになったのね。」

母親はしみじみとそう言うと、絵麻の両肩に手を置いて、話しはじめる。

「でも、このロザリオはまだダメ。あなたにはまだ早過ぎるわ。
いい機会だから、あなたに大事なお話をするわね。」

母親は、いつになく真剣な眼差しで絵麻に語りかける。

「このロザリオはね、クリスチャンだったおばあちゃんからもらったものなの。
母親に先立たれた赤ちゃんの魂が宿っているのよ。だから、ずっと大事にとっておかないといけないの。
今はママが大切に守ってるけど、絵麻が大人になったらあなたに託すわ。そしたら、大切に守ってあげてね。」

急に真面目な話をされて面食らう絵麻。
とりあえず大事なものだということは理解できた。母親の言葉に黙って頷く絵麻。

「いい子ね。絵麻がもう少し大きくなったら、お化粧とかおしゃれの仕方を教えてあげるわね。」

静かに微笑みながら絵麻の頭をなでると、母親は部屋を出ていった。


数日経ち、母親は数日間の旅行に出かけて行った。
今日は土曜日で学校も休みだが、父親も仕事で忙しく、絵麻は一日留守番となった。
小学4年生なので留守番は慣れてはいるが、とはいえ、寂しい。

部屋着を着てリビングでつまらないテレビを見ていたとき、ふと閃いた。
「そうだ!」

絵麻はいたずら心がむくむくと湧き出し、母親の部屋に向かう。

鏡台に向かい、ジュエリーボックスを開けると、古ぼけたロザリオが目に入る。

「なんか、引き寄せられちゃうんだよね・・・」

絵麻はまた無意識にロザリオを手に取る。

「ちょっとだけ・・・」

絵麻はチェーンの留め方に悪戦苦闘しながらも、ロザリオを身に着けてみた。

鏡台に自分の姿を映してみる。小学4年生の中でも発育の遅い絵麻には甚だ不恰好だ。

「うーん、やっぱりまだわたしには早いのかな?」


(そんなことないよ。絵麻ちゃん)


突然聞こえてくる甲高い声に、絵麻はびっくりして辺りを見渡す。


(ここだよ。ロザリオの中だよ。絵麻ちゃん)


「えっ!?うそ?怖い!!」

慌ててロザリオを外そうとする絵麻。

(待って!外さないで!絵麻ちゃん・・・)

甲高い声は母親の言った通り、赤ん坊の声のように聞こえる。絵麻は手を止める。

(ぼくね、ママがいないの。ここは寒くて暗いの・・・絵麻ちゃんのここ、あったかい・・・)

絵麻は何となく理解する。

赤ん坊の魂が宿っているというロザリオ。
この冷たいロザリオの中、さらに暗くて狭い宝石箱の中では確かにかわいそうだ。

「わかったわ。赤ちゃん。ママが帰ってくるまでつけててあげる」

(絵麻ちゃん・・・ありがとう・・・あったかい・・・絵麻ちゃん・・・ママ・・・)

ロザリオはだんだん熱を帯びてくる。

「え?え?なに?」

ロザリオの熱は絵麻の身体に移り、胸元を中心に熱が全身に広がっていく。

(ママ・・・おっぱい・・・)

「え?・・・あ・・・熱いよぉ・・・あぁ・・・ん・・・」

全身にくまなく熱が行き渡ったころ、絵麻の身体に変化が訪れる。


トクン・・・トクン・・・


鼓動が大きくなり、身体全体が脈動する感覚。

発育が遅く、身長125cmほどしかなかった絵麻の身体は、未知の見えない力が加わり、その形を変えられていく。

ズ・・・ズズ・・・

布が擦れる音がし始め、絵麻の身体は脈動に合わせて徐々に膨らみ始める。

「なに?・・・身体が・・・あぁん・・・」

熱は次第にむず痒さを伴った快感に変わり、絵麻を麻薬のように陶酔させていく。
全身の細胞が分裂し、身体の境界が拡張していく。
絵麻の身体は部屋着の中でゆっくりと成長を始めた。

手足がニョキ・・・ニョキ・・・と伸びていき、袖から腕がはみ出ていく。
スカートの中から脚が露出し、グッ、グッと脈動に合わせて伸びていき、絵麻の視線は徐々に上がっていく。

「あっ・・・あっ!・・・なに?・・・背が・・伸びてるの?」

手足の成長と同時進行で、上半身も成長を始める。
華奢で折れそうな肩は幅が広がり、肩のラインは脂肪を纏い、丸く膨らんでいき、鎖骨が浮き出る。
二の腕は柔らかい脂肪を得てムクムクと膨らみ、部屋着のTシャツを引き伸ばす。
弱い縫い目のあたりから徐々にほつれ始めた。
背筋も伸びていき、Tシャツからお臍と丸いお腹が顔を出すが、それも上下に引き伸ばされ、お腹の中心に縦のラインが一筋現れ、上半身の成長に合わせてシャツから露出していく。
腰には徐々にくびれが現れ、艶やかな曲線を描き出す。

「だめ・・・キツいよぉ・・・」

Tシャツの肩はとうとう限界を迎え、ビリビリと音を立てて破けてしまった。

「あん・・・なに?・・・なんか変な感じ・・・」

身体は間もなく二次性徴を迎える。

乳房と下腹部に熱が集まっていく。

骨盤が横に広がり、安産型の下半身が出来上がっていく。

マッチ棒のように細い太ももと、扁平なお尻は水風船のようにプルプルと震えながらムクムクと膨らんでいく。

膝丈のスカートから太ももはグイグイと露出していき、ツンと上向きに膨らんだお尻がスカートを持ち上げる。
スカートで隠しきれなくなったお尻は丸ごと露出し、更に大きくなっていく。

下着はみるみるうちに小さくなり、膨らんだお尻の谷間と下腹部に沈み込んでいく。
食い込んだ下着は、成長していく性器に刺激を与える。

「やんっ!・・・だめぇ・・・なんか変な気分だよぉ・・・」

ムリムリと大人の姿に成熟していく性器は、食い込んだ下着とともに、絵麻に初めての性的快感を与える。
体内では子宮が密かに成熟していく。ただの管であった細い子宮口が広がり、柔らかな肉襞を得て、ねっとりと水気を帯び、男性を迎え入れる準備が整っていく。

「あぁん・・・なんか・・・気持ちいい・・・」

乳房にピリピリとした刺激を感じると、豆粒ほどの乳首がムクムクと膨らんでいく。
その内側では乳腺が急速に発達し、脂肪の増殖が始まる。
内側からぐいっ、ぐいっと押し出され、服の上からピンと立った乳首が浮き出てくる。
絵麻の胸はムクムクと脂肪を蓄え、乳房と言える大きさに成長していく。

Tシャツの中で2つの乳房はやがて谷間を構成し、それを深くさせながら増幅を続ける。胸元のロザリオはTシャツの中に入り込み、谷間に挟まっていく。

「あぁんっ・・・んんっ・・・おっぱいがぁ・・・」

Tシャツは限界をとうに超えており、胸の部分は完全に引き伸ばされて横の線ができる。
出来たばかりの乳房は楕円の形に広がり、パツンパツンのシャツの中で、更にミチミチと増殖を続ける。

「シャツが・・・キツいよぉ・・・」

ついにビリビリと音を立てて、Tシャツは背中から破けてしまった。

服の拘束から逃れた乳房は、ぶるんと大きく震えて前方に飛び出す。

Tシャツの残骸は胸元によだれかけのようなかたちで残る程度になっていた。

(ママの・・・おっぱい・・・あったかいよ・・・)

満足そうな赤ん坊の声が絵麻の脳に直接話しかける。

ロザリオはIカップまで成長した絵麻の両の乳房に守られるように挟まれていた。



突然の出来事に、今の状況がつかめない絵麻。

「わたし・・・どうなっちゃったの?・・・」

鏡台に自分の姿を映そうとするが、身長が高くなり、臍のあたりしか見ることができない。

うまい具合に近くにあった姿見に、全身を映すことができた。

「うそ・・・」

絵麻は絶句する。

絵麻の身体は、数分前までの発育不良の小学生とは全く別人だった。

第二次性徴を終え、完全に成熟した大人の姿になっていた。

身長は170cmほどまで伸び、長い手足に豊満な太ももと、Iカップほどまで膨らんだ乳房。
後ろを向くと、たっぷりと脂肪を蓄えて揺れるヒップが目に入る。

「すごい・・・わたし、大人になっちゃったの?・・・」

そうつぶやく自分の声が、大人の低い艶のある声になっていることに驚く。

(ママ・・・)

寝言のようにつぶやく赤ん坊の声が聞こえる。

その声の発信源であるロザリオは、Tシャツの残骸の下にあった。

絵麻は、残骸をペロンとめくってみる。

Iカップの豊満な乳房があらわになる。

今まで感じたことのない浮遊感と膨張感。
二つの乳房は絵麻の身体の動きに合わせて静かに揺れる。

その先にある乳首は小指ほどのサイズで、その周りの乳輪はぷっくりと膨らんでいる。
乳首はアンテナのように神経が張り詰めており、ホコリが付いただけでもわかるほど敏感になっている。

ロザリオはそんな乳房の谷間の一番奥に守られるようにあった。

「おっぱい、ママよりおっきいかも・・・」

絵麻は自分の手を恐る恐る乳房に触ろうとしてみる。
視界に映る手の感覚も今までと違う。
指が細く長く感じ、白い肌に青い血管が浮き出て、絵麻の脳からの命令に合わせて皮下の筋肉が躍動する。
神経は間違いなく通っており、自分の手腕だということははっきりとわかる。

絵麻は力を入れ過ぎないよう気を付けながら、手を皿のようにして乳房を下から持ち上げてみる。

「ふはぁっ・・・」

初めての感覚に思わず声が漏れる。

柔らかな乳房は下からの圧力を受け、上に持ち上がる。
谷間の位置があがり、乳房の上部に2つの丸いラインが現れる。

乳房内部の乳腺に刺激が伝わり、それが快感となって絵麻の脳に伝わる。

「はあっ・・・あぁん・・・気持ちいい・・・」

もっと快感を得ようと、乳房を持ち上げたまま、手でむにむにと揉んでみる。

じんわりとした、痺れるような快感に、絵麻は夢中になってしまう。

絵麻は手の平で乳房全体を包もうとしてみる。

「ひゃあっ!」

手の平が乳首に触れたことで鋭い感覚が走り、絵麻は思わず大きな声を上げる。

「先っぽがすごい・・・感じちゃう・・・」

強い刺激を与えないよう、恐る恐る手で乳房を包み込んでみる。

「やあっ・・・あぁん・・・」

手の平に乳首が転がされ、過敏に反応してしまう。

大きな乳房は、手をいっぱいに広げてやっとつかめるほどだ。

指を曲げてむにむにと感触を確かめてみる。

「うぅ・・・ん・・・柔らかい・・・」

絵麻は濁った眼で視線を乳房に下ろし、その感触に酔いしれる。


徐々に慣れてきたのか、動きはだんだん大きくなる。
手で乳房をつかんだまま、揉みしだいたり、上下に互い違いに揺らしてみたりする。

「あぁん・・・おっぱい・・・気持ちいいよぉ・・・」

快感に酔いしれ、夢中で乳房を刺激する。
ロザリオは上下に動き回る乳房に挟まれ、同調して揺れ動く。

「あんっ・・・なに・・・?」

下腹部に熱が集まり、下着の中からジワっと何かが出てくるのがわかった。

「やだ・・・漏らしちゃった・・・」

乳房を揉む手を止める。

何かいけないことをしているような気がして、絵麻は寸前で踏み止まった。

姿見に大人の姿を再び映し、胸元のロザリオを見る。

「・・・この子はママのおっぱいが恋しかったのね。
でもこれ、元に戻れるのかな?」

(やだよ・・・もうちょっと一緒にいてよ・・・)

赤ん坊の声が聞こえた。

「でも、私はあなたのママじゃないのよ。まだ小学生なの。
・・・でも、時々ならこうして一緒にいてあげるから、我慢してね」

(・・・うん。約束だよ)

「もちろん!」

絵麻はロザリオを外す。

その瞬間、絵麻の身体は空気が抜けるように縮み始める。
大人の色気を全身から発していた身体は、元の発育不良な小学生の姿に戻っていく。
エレベーターで降りるように床が徐々に近くなっていく感覚。
きつく締め上げられていた下着や服の拘束が、徐々に緩やかになっていく。

ほどなくして絵麻は、完全に元の姿に戻った。

戻っていないのは、ビリビリに破けた服だけだ。

「どうしよう…お母さんに怒られちゃうかな…」

ボロ切れのようになった服を脱ぎ、新しいものに着替えた。

「それにしても、大人になったわたし、キレイだったな・・・
それに、気持ちよかったし・・・」

ぺたんこになった胸やお尻をさすりながら顔を赤らめる。

「赤ちゃんと約束しちゃったし、またつけてあげたほうがいいよね?
約束しちゃったから・・・」

誰もいないのに、自分に言い訳しながら、絵麻は顔を赤らめる。その時、

「ただーいまー」

ちょうど、母が帰ってきた。
絵麻は慌ててロザリオをしまう。

「おかえりー」

玄関で出迎える絵麻。

「あれ?絵麻、着替えたの?」

「う、うん!ちょっと汗かいちゃって・・・」

「あら、そうなの」

慌ててごまかす絵麻に、気付いていない様子の母親。

「さて、わたし、トイレ行ってこよっかな!」

耐え切れず逃げ出す絵麻。

逃げながら、母親の次の外出が早く来ないかと願う絵麻であった。