おいしいこと その2

扇風機のバネ 作
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「ふふふ、ここねあのバカ乳女が言ってた店は」
まさかこんな路地裏にあるなんてね。けどここに来れたことだし。
「くくく、これであの女をまた見返してやるわ」
にしても汚い店ね。ホントに大丈夫かしら・・・
まあ考えててもしかたないわ早く中に入りましょ
「いらっしゃきませ!」
「ここね、胸を大きくしてくれる料理を食べれるのは」
「はい、当店はお客様のご要望合った料理を出すことにしております」
「ふん、まあいいわ。この間来たこの子と同じ料理を出しなさい」
「かしこまりました。」
それにしても何だろう?何か不思議な感じ・・・
「おまたせしました!」
「うわ!は、早いじゃないの。」
「はい、当店は早さと味が命ですから。それではごゆっくり」
ふん、こんな料理どうせ不味いに決まって・・・
「おいしい!」
な、なんておいしいの!
「おかわり!」
「はい、かしこまりました。少々お待ちください」

「お待たせしました」
ばっ!
もぐもぐ
「おいしい!」
「おかわり!」
「はい、ありがとうございます。少々お待ちください」

「お待たせしました」
ばっ!
もぐもぐ
「ふー」
はっ!わ、私ったらなんてはしたない!
「ふ、ふん。まあまあね」
「それじゃあ、おいくら?10万?20万?」
「はい、お客様のお気持ち分で」
「じゃあ・・・はい」
「ありがとうございました。またのお越しを」
ふん、あんな料理が50万程度で食べれるなら安かったわ
それじゃあ、明日学校に行ったらたっぷりあの女をバカにしてやるわ、ふふふ

そして翌日

「いやーーーーーーーーーー!な、なんですのこれーーーーーーーーー!」
「どうなさいましたお嬢様!」
今入ってきたメイドは全体的に青をトレードマークにして洗濯から爆弾作りまで手がける水貴澪袈(みなきれいか)、そして赤をトレードマークにして私のボティーガードを主にする翔陣哉深(しょうじんかなみ)のふたりですわ
「こ、これは・・・」
どうしてこんなことに・・・
まさか料理をおかわりしたからなのかしら
けどこれじゃあいくらなんでも大きすぎですわ
「と、とにかく失礼します」
「ひゃ!何しますのふたりとも!」
「昨日旦那様にお嬢様が学校をおサボりになったことがばれて今日は何が何でも学校に行かせろとのことなので」
「お嬢様のブラジャーを今作りますので詳しいサイズを測らせてください」
「わ、わかったわよ・・・」
さすがに学校をサボったのはやばかったわね。さすがの私もお父様にはさからえませんことよ
「哉深、あなたのブラジャーがちょうどいいみたいよ」
「わかりました。お嬢様、今私の部屋から取って来ますので少々お待ちください」
「わかりましたわ」
哉深と同じってことは・・・・・180cm!
す、すごいですわね・・・
まあ大きすぎる胸に慣れないのにいきなり澪袈サイズにならなくてよかったですわ
あっ、哉深が戻ってきましたわ
うっ!あ、あんなに大きいブラをこれから毎日着けなくていけませんの
「それではお嬢様、私がお手本を見せますのでその通りにお付けください」
「あなた達ふたりが着けてくれればいいじゃありませんの」
「いえ、これから体育の時間など着替えが必要な時におひとりで着けられなければいけませんのでお嬢様には慣れていただかなくては」
「わかりましたわ・・・」

学校

ぶるんぶるん!
「ふー、疲れましたわ」
肩が痛いですし男子の視線も痛いですわ
これまでにない視線の向け方ですわね
とにかくあのにっくき如月絵里のところへ・・・
「な、なんですのその胸は!」
なんで貧乳ズが全員巨乳に・・・
「あ〜ら菱元玲於奈さんどうしたのかしら」
「ふふ、あんたの考えることなんてお見通しよ」
「まあ、お店の店員さんが教えてくれたんだけどね」
「そうだよ〜今日から私たちは{貧乳ズ}改め{超乳ズ}よ!」
くっ、菱元玲於奈一生の不覚。こんなさえない連中達に負けるなんて・・・
そんなの、この私のプライドが許しませんわーーーーーーーーーー!

続く