おいしいこと その5

扇風機のバネ 作
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私たちは今、富士の樹海にいる
今から1週間前、玲於奈の屋敷のメイドの哉深さんに玲於奈を助けるため協力してくれということだった
私たちは素人、なので3日ほど戦闘に関する初歩を習っていた
そして富士の樹海に入り今日で3日経った
話ではもうすぐ魔の領域に着くらしい
私たちの今のメンバー
私、16歳、315cm
蘇芳茄箕、16歳、289cm
花道紀菜子、16歳、244cm
寅嶋秋華、16歳、213cm
翔陣哉深、18歳、182cm
そして哉深さんの部下にあたる4人組
壱志士正菜(ひとししせいな)、24歳、150cm、頭脳明晰の作戦部長
我久慈螺子(がくじらこ)、11歳、255cm、近接戦闘の天才
杜留銘羅(ととめめいら)、22歳、151cm、正菜とコンビを組んでるトラップのプロ
環倶那芯(わぐなしん)、19歳、167cm、螺子の子守り役で援護

「そろそろ、着くわよ」
「やっとですね・・・」
「哉深さ〜ん、さっきから妙な気配がするんですけど〜」
「でもよ螺子、俺の仕掛けたトラップが発動した気配はねえぞ」
「でも、何か気持ち悪いよ〜」
「そうですね、螺子の直感は優れていますし・・・」
「そうね、少し警戒しながら行きましょう」
「うふふ・・・」
「あれ?何か聞こえなかった?」
「うん・・・」
「うふふ・・・」
「ほら、また」

ブワァァァァ

「うわ!」
「私を出し抜くなんて、あなた達には無理よ」
「あ!何でも屋の店員さんだ!」
「本当だ」
「気をつけて、あいつがお嬢さまをさらった犯人よ」
「そんな・・・」
「あなた達は知らなかったのね。良いことを教えてあげるわ」
「何?」
「あなた達が食べてたもの、それはね、あの玲於奈とかいうお嬢さまの母乳よ」
「何ですって!」
「今は澪架とかいうメイドもいっしょにだけど」
「そんな、先輩が・・・」
「哉深さん、ここは私達に任せて先に進んでください!」
「あなた達を見捨てることなんて出来ない!」
「あなたにはやるべき事があるはずです!」
「しかし・・・」
「私達だっていつまで、もつか分かりません!早く!」
「分かったわ・・・。さあ、行きましょう!」
「はい」

突然、現れた店員をしていた古都埜という女性
私達は4人組にこの場を任せ、先に進んだ

「さあて、ここから先は通さないぜ〜」
「あなた達程度の腕で私を止められると思ってるの?」
「それは無理でしょうね。でも少しくらいなら足止め出来るわ」
「そうだよ〜、せい!」

螺子が話しながら古都埜に向かって行く
古都埜は木の葉のような動きで螺子の攻撃をかわした

「くらえ・・・!」

ドンドンドン!

すかさず銃撃を放つ芯
しかし、その銃弾は古都埜を前に静止する

「そんな・・・」
「私に銃なんて無粋なものは効かないわよ」
「でも、俺のテリトリーに入ってくる馬鹿はいるぜ!」

ドン!

古都埜の周りからは炎が飛び出した
そして銀糸が古都埜を囲む
しかし、炎は炎の形のまま凍りつく
銀糸は意思を持ったかのように4人を縛り付ける

「くそ!俺のトラップが効かねえなんて・・・」
「良い線いってたと思うわ。でも私を相手にするには経験も実力もまだまだ不足よ」

パチン

古都埜が指を鳴らす
その瞬間、4人の胸が急激に成長した
4人は四肢を拘束され、服が千切れ飛ぶ
4人共、軽く見ても5mは超えている
そんな巨大な胸を抱えて立っていられるわけがなく、全員が倒れこむ

「うわぁ!」
「や、やめてぇ」
「うふふ、敏感過ぎて怖いでしょ。息が当たるだけで動けないくらいに・・・」
「く、くそ・・・」
「さあて、残りを追いかけるかな」
「行かせない〜」
「へえ、一番年下の癖にまだ抵抗することが出来るんだ」
「あなた・・みたいな・悪い・人に・・・私・達の・・正義が・・・負ける・・わけ・ない・・・」
「面白いことを言うのね。それじゃ、敬意を払って踏んであげるわ。そら!」

ズン!

「ひぃぃぃぃぃ!」

ブシャーーーー!

「うふふ、たった一回踏んだだけで気絶?まだまだよ!」

バシ!ドン!ズン!

「いひぃぃぃぃ!あがぁぁぁぁ!ぎぃぃぃぃ!」

ブシューーーーーーーーーーーー!

「ふふ、若いだけあって、綺麗なミルクを出すわね」
「止めろ・・・螺子に・・・そんなこと・・・」
「へえ、罠士って脆いイメージあるけど、あなたは武術家としても一級品ね。ミルクもさぞかし純度が高いでしょうね」

ズン!

「うわぁぁぁぁ!」

ブシャーーーー!

僅か3分と経たず、腕利きの4人がその異常な快感に屈してしまった
正菜は胸を大きくされた瞬間、空気の摩擦だけでイってしまい気絶してしまった
芯は気がついていたものの、あまりの快感に体を動かすどころか声を出すことも出来なかった
螺子は先ほどの責めで泡を吹き、白目を剥いていた
そして銘羅は

「ひい、ひい」
「もっとミルク出しなさい、よ!」

ボズン!

「あぁぁぁぁ!」

ビューーーー!

「あ・・・あ、あ・・・」
「情けないわね。でも時間くったわね」

ブワァァァァ

一方絵里達は

「まだですか?」
「さっきから同じところグルグル回ってない?」
「大丈夫、もう中に入ってるわ。見た目はいっしょだけど気配で分かるの」
「早く行こう。あの4人も心配だし」
「4人の闘気が消えたわ」
「どういうことですか!」
「たぶん、古都埜の手に落ちたと考えていいでしょう・・・」
「そんな!」
「私達がそんな人に勝てるんですか?」
「だから、今、封印を解きに行くんです。急ぎましょう」

ブワァァァァ

「まさか、もう!」
「うふふ、あんな小娘で私を足止め出来るわけないでしょ」
「く、ここは私が足止めします。あなた達は急いで!」
「はい!」

私達は哉深さんを残し、4人で封印の洞窟に向かった

続く