「・・・失礼いたします。」
薄暗い部屋の中、一人の女性が机の上にある金属の塊をいじくっている。
この部屋は彼女が特別に作らせた大きな部屋で、彼女はここを「研究室」と呼んでいた。
「女王様・・・そろそろお休みになられた方が・・・・・」
「・・・そんな小言を言うために来たのなら帰りなさい。私は今とっても忙しくて・・・楽しいんだから。」
彼女は右手に金属の棒に柄がついた物を持ち、机の上の金属の塊に突っ込んではクルクルと右へ左へ動かしている。
「・・・それで?何か用事があったんじゃないの?」
あくまで顔をあげずに、時折「へぇ・・・こうなってるのね・・・」などと呟きながら部屋を訪れた女性の話を促す。
「・・・例の採掘の件ですが、夜通し行った結果、途中で大きな鉱脈を見つけ・・・」
と、部屋を訪れた女性がおもむろに振りかえり扉を開け
「・・・ここまで持って来なさい。」
「はい。大臣様。」
扉の外にいるのだろう女性に指示を出す。
すると、ズルズルやらゴロゴロやら音を出しながら何かが運ばれて・・・
「よし、いいわ。・・・・・女王様、これだけ採掘出来たそうです。」
「ちょっと待ちなさい・・・っと。それで?どれだ・・・け・・・・・」
女王は大臣に言われるがまま、扉の方を向くと言葉を失った。
そこには石の山、山、山。あまりの量に部屋に入りきらず、一部は廊下に出てしまっている。
「・・・いかがでしょうか?」
正直驚いた。予想では腕に抱えられる量ぐらいしか採れないと思っていたからだ。
だが、運が良い事に鉱脈が見つかったとかで、あの貴重な鉱石がこんなにたくさん・・・読んで字のごとく山のように積まれている。
「・・・っふ・・・ふふふふふっ・・・・・」
「あの・・・女王様?」
突然俯いて肩を震わせた女王に大臣は恐る恐る声をかける。
もしかしてまだ足らなかったのでは?それで女王様の怒りに触れたのでは?と・・・一旦そう思ってしまうと次々と恐怖が溢れだす。
だが、結果は予想と反するものだった。
「あはははははっ!!すごいじゃない!これだけの量があれば、かなり凄いのが作れるわ!!」
普段の公務では滅多に見せない興奮した姿を間近に見て、怒っているわけではないのだと安心する。
また、それと同時に
「では・・・この量で・・・」
「十分十分!多すぎるくらいだわ!いやぁ・・・よくこれだけ採って来たわね。褒めてあげる。」
あの滅多に人を褒めない女王が、自分を褒めて下さったことが嬉しい。
実際に自分が採って来たわけではないが・・・この言葉は後で部下にも伝えておくことにしよう。
「ありがとう。後は私が精錬しておくから。もう下がって良いわ。石もそのままにしといて。」
「かしこまりました。・・・それで、女王様?」
「ん?何かしら?」
女王は幾分機嫌よさそうに話を聞いてくれる。
「その・・・金属の塊は一体?」
「ああ、これ?そうか、あなたはまだ見てないんだっけ。」
女王は金属で出来た箱のような物の中身を見せてくれた。
「・・・なんだかごちゃごちゃしてますね。」
「そうね。やっとステルスが解除出来たばっかりだし。」
「すて・・・るす?」
なんだかよく分からない言葉が女王の口から出てくる。
やはりこの女性は自分の知らない事をたくさん知っているのだと改めて感じる。
「んー・・・まあいいわ。どうせ言っても分からないだろうから。」
そういうと、彼女は蓋のような物を金属の箱に取りつけ
「・・・これはまた今度作業するわ。まずはこの石をどうにかしないとね。」
近くの戸棚へとしまった。
「あの、お休みには・・・」
「うるさいわね。今忙しいのよ。」
「ですが・・・」
何とか休んでもらおうと声をかけるも
「だから・・・もう、下がりなさい。用事は終わったんでしょ?」
「それはそうですが・・・」
「聞こえなかったの?下がりなさい。邪魔よ。」
先程まで機嫌が良かった女王を、怒らせてしまった。
こうなってしまってはもう何を言っても無駄だろう。
「・・・失礼します。」
大臣はそのまま薄暗い部屋を後にした。
女王は大臣に目もくれず、なにやら器材を持ちだして石の精錬を始めたようだ。
「・・・さて、御褒美をあげないとね。」
こちらも薄暗い部屋。
祭りから帰り、汗を流した後。
志穂、久美、杏奈の三人は向かいあって座っていた。
「どんな御褒美がいいかしら・・・何が欲しいの?」
部屋の中心におかれた大きめの椅子に座り、眼下の二人を見つめる。
杏奈は床に正座。背筋もピンと伸び、見ていて気持ちいい。
久美はペタンと座る、いわゆる「女の子座り」で、いつものようにこちらをジッと見てめてくる。
ただ、私も含め、皆に共通しているのは「全員上半身裸」だと言うこと。
試しに作ってみた空調機器は意外に性能が良く、裸でいても特に問題は無かった。
そのせいで彼女らの乳房は丸見えで、杏奈は背筋を伸ばして胸を張り、久美は腕で挟み込む形になっているせいか、谷間が強調されている。
「私達からお願いしてもよろしいのですか?」
正座の杏奈がその背筋を崩すこと無く首を傾げる。
だが、その目が主から貰える「御褒美」に期待しているのはみえみえだった。
「ええ。出来る範囲でこたえてあげる。さぁ、言って御覧なさい。一緒のお願いが良いなら話しあっても構わないわ。」
志穂がそう言うと、二人はいそいそと近づいて話しあいを始めた。
その様子をジッと見つめる。二人が私から与えられる御褒美に浮かれてはしゃぐ姿が可愛らしく、見ていて飽きない。
「・・・ねぇ、どうする?杏奈ちゃん。」
「へっ?あ、杏奈ちゃん?」
突然の「ちゃん」付けに戸惑う。
だが、久美は特に気にしてない様子で
「うん、そう。杏奈ちゃん。いいでしょ?志穂様に全てを捧げた者同士、お友達・・・ね?」
屈託のない笑顔で杏奈を見つめてくる。
突然の事ではあったが、杏奈も悪い気はしないようで
「・・・そうね。じゃあ私も久美ちゃんって呼ぶわね?」
「うん!よろしくね?・・・それで、御褒美なんだけど、何が良い?」
「そうねぇ・・・久美ちゃんは何かあるの?」
目の前で話し合う二人。どうやら仲も深まったようでなによりだ。
あとは私が主として彼女らの望みを叶えてやればいい。
「飴と鞭」の使い分け・・・主人として当然の技量。
何より可愛い二人のためだ。願いを叶えてあげよう。
「あの〜・・・志穂様?」
「ん?決まったの?」
二人が揃ってこっちを見つめてくる。
どうやら話し合いは終わったようだ。二人とも同じ願いなのだろうか。
「はい。それでですね・・・志穂様が許せる範囲で、私達のおっぱいを・・・」
「ああ、大きくして欲しいのね?」
「・・・はい。」
久美が恐る恐る、それでいて期待を込めた目で訴えかけてくる。
杏奈も同じで、珍しく頬を赤くしてモジモジとしている。
・・・だが、残念ながら
「・・・悪いけど、その願いは聞けないわね。」
「えっ・・・・・」
「ダメ・・・ですか?」
それを御褒美として聞くわけにはいかなかった。
まあ、大体そうだろうと予想していたおねだりではあったが、今回はダメ。
なぜなら
「だって・・・どの道そうしようと思ってたんですもの。あなた達のおっぱいも、私のおっぱいも。女王と、その家来に相応しい大きさに・・・ね?」
「それって、つまり・・・」
やはり杏奈の方が頭の回転は速いらしく、私の言いたいことに気がついて顔をほころばせる。
「ええ。それは元よりあなた達にしてあげる。だから、それ以外で他に何か決めなさい。」
・・・少し大盤振る舞いだが、まあ良いだろう。
これからずっと一緒にいてもらうのだ。甘い蜜を吸わせても構わない。
むしろそれに味をしめてもらえればなお良かった。
「だったら・・・」
と、もう既に2つ目のお願いを考えていたようで、杏奈が代わりの願いを言い始めた。
「その・・・志穂様のおっぱい・・・母乳を、飲ませて頂けませんか?」
「・・・はぁ?」
何を言い出すかと思えば・・・
確かに、先程の出来事で母乳が出るようにはなったが・・・
「・・・そんなのでいいの?」
「そんなのだなんて・・・それが良いんです!お願いです、御褒美として、志穂様のおっぱいを直接吸わせて下さいませんか?」
久美の方に目線を向けると、既に彼女は私の乳首に目線を合わせ、ゴクリと生唾を飲みこんでいた。
なんだかよく分からないが、それが彼女らの望みなのだろう。
「・・・いいわ。じゃあ、御褒美として・・・私のおっぱい、飲ませてあげる。」
「あぁっ・・・ありがとう、ございますぅ・・・・・」
「志穂様の、志穂様のおっぱい・・・」
すっかり浮かれた二人はジリジリとこちらに近づいてくる。
私としてもこのまま御褒美をあげるのはやぶさかではないが
「・・・ちょっと待って。」
ピタリ、と二人が動きを止めて、こちらに期待と非難の目を向けてくる。
「大丈夫。気が変わった訳じゃないわ・・・そうね、少し待ってなさい。」
そう言うと私は二人をそのまま置いて、研究室へと入っていった。
「・・・お待たせ。」
研究室から戻ると、二人はお預けを食らったことを気にしてるのか、こちらをジッと見つめてきていた。
「どうせなら、もっともっと良い事を・・・と思ってね。」
そう言って私が取り出したのは例のリモコン。
先程研究室で多少の改造を加えて来た。
その改造というのが・・・
「・・・これで、私と、久美と、杏奈の3人のおっぱいをまとめて大きくしながら、私はあなた達からおっぱいを吸収するの。」
対象の複数化、及び同時に複数の機能を使えるようにしたのである。
・・・と、説明はしたのだが
「・・・ですが、それでは私達のおっぱいは?」
流石に杏奈は騙せなかった。
そう、彼女らは説明の通り私におっぱいを吸収されてしまう。それでは大きくなるはずが無い。
だが、私の予想ではそうはならなかった。
「安心しなさい。おっぱいを大きくするのを、あなた達だけ私の倍振り分けてあげる。んで、私はその半分を貰うの。そうしたらみんな同じ速度で大きくなって、私もあなた達からおっぱいを吸収出来るでしょ?」
つまり、上手い事調節すればいけるはずだった。
あとは、私の母乳を吸った彼女達がどういう反応を示すか・・・科学者として興味があった。
ただ母乳を吸うだけだったら特に問題は無いが、何か反応を示すかも知れない。
「・・・それじゃあ、いくわよ?」
レバーを丁度いい位置に・・・そこまで一気に大きくしなくても良い。時間をかけて、ゆっくりと・・・
そして、合わせ終わった後
「・・・吸っていいわよ!」
その声と同時に、リモコンのスイッチを入れた。
「はむっ!!」
「あむぅ!!」
途端に、二人は私の乳首に吸いついてきた。
「あはぁぁぁぁああ!!そ、そんなにいっぺんにっ・・・!」
乳首をヌメヌメとした舌が這いずりまわり、快感が訪れる。
快感は乳首だけでは無く、膨乳による快感、さらには彼女達のおっぱいを吸収する快感・・・全てが同時に私の胸に訪れてきた。
「ダメぇっ!!も、もう出る・・・すぐ、出ちゃうぅぅ!!」
快感に後押しされ、胸の奥から何かがこみ上げてくる。
それは先端の乳首に向かってせり上がって来て
――――ップシャアアアアアァァァァァァァァァ!!!
「んぐぅっ!!ん、ンクッ・・・チュ、ジュジュ・・・」
「んむぅ・・・チュジュッ、ジュウウウウゥゥゥ〜・・・・」
噴乳した瞬間、杏奈と久美の二人は嬉々として乳首への吸引を強める。
それがさらなる快楽を送りこんできて
「こ、コラぁ!そんなにがっついちゃ・・・はうううううぅぅぅ!!ダメ、乳首取れるっ!!取れちゃうぅぅ!!」
段々と膨らむ乳房、送り込まれるエネルギー。
母乳を吸っている彼女らの胸も
――――・・・グ、グググ・・・・・
少しずつ膨らんでいく様子が分かる。
彼女たちも相当の快感を得ているはずだが
「ンジュウウウウウウウウゥゥゥゥゥ!!」
「ングッ、ゴクッ、ゴキュッ・・・!!」
「ふあああああああっ!!なにこれ・・・なにこれ、なにこれぇぇ!!」
なおも母乳を求めて吸い続ける。
(こ、これは・・・このままじゃ・・・!!)
前のように気絶しそう・・・そう思って
「くふうううぅぅぅぅ・・・ちょ、ちょっと待って、待って!!」
何とか力を振り絞って二人をおっぱいから引きはがす。
その際、乳首が引っ張られ「ひぐううぅぅっ!!」と意識が飛びそうになるが、何とか持ち直す。
「はぁ・・・はぁ・・・・・」
それでもまだ自分の胸には快楽が送り込まれる。
膨らむ胸、溜まるエネルギー・・・とまることはなかった。
だが、先程までの刺激に比べたらまだ耐えられる。
「あ、あなた達・・・あっ、っく・・・少しは手加減して・・・・・」
そう言いながらゆっくり顔をあげ、二人の様子を窺うと
「・・・はぁ、っくはぁ・・・おっぱい、おっぱいぃ・・・♪」
「志穂様のおっぱい・・・美味しい、甘ぁい・・・欲しい、欲しいぃ・・・♪」
(なっ!!どういうことっ!?)
まさに心ここにあらず。
狂ったように母乳を吸い続けていた彼女達は、その快楽からか、はたまた私の母乳を吸っていたからか・・・完全に思考のヒューズが飛んでしまっていた。
彼女達にあるのは目の前の乳房だけで・・・
「だ、ダメよっ!!ちょっと待ちなさい!!」
そのまま「あぁっ・・・」「おっぱい・・・おっぱいぃ・・・」と熱にうなされるようににじり寄ってくる二人に待ったをかける。
「久美っ!杏奈っ!落ちつきなさいっ!!」
何度目かの説得によって、少しの間動きが止まる。
だが、こちらを見つめる目は非難轟々で、しきりに目で「なんで止めるんだ」と訴えかけてくる。
油をたらしたかのようなドロリとした瞳で見つめられ、少し言葉に詰まるも
(ええっと・・・そうだ!)
志穂もただでは済まさない。ここは逆にこの状況を逆手に取ろう。
今彼女達はまともな思考が出来ていない。つまり、今のうちに言葉をかければ・・・
「・・・いいこと?久美、杏奈。あなた達の主人・・・絶対的に忠誠を誓うのは誰?」
「・・・しほ・・・さま・・・」
「志穂様・・・忠誠・・・」
(よし・・・いけそうね。)
いわゆる擬似的な催眠状態。
なんとかこれを利用すればこの状況を打破できるかも知れない。
相変わらず胸にはくすぶるような熱い快感がジリジリと襲いかかるが、今は何とか説得を続けるしかなかった。
「そうね、わた・・・はうぅっ!・・・私よね?それじゃあ・・・」
どう言えば説得できるだろうか・・・
「・・・そうだわ!いいこと?あなた達、これからは今まで以上に、もっともっと、私のために尽くしなさい?他の者なんていらない。私だけが全て。いい?」
「他・・・いらない。」
「志穂様・・・が、全て・・・」
「そう。私に仕えることだけがあなた達の幸せ。・・・でね?」
次の一言で二人は止まるはず。
そう思って声をかける。
「・・・あなた達は心から私の事を愛してるわよね?・・・あふぅん・・・っく、でね?私今、猛烈に気持ち良すぎて、大変なの。私の事を愛してるあなた達なら、どうすればいいか分かるわね?」
これでいい。あとは二人が止まるのを待つだけだ。
おそらく、彼女らは私の体を気遣って大人しくしてくれるだろう。
「・・・・・愛してる・・・」
「気持ちいい・・・どうすれば?・・・」
二人は見合って意思の疎通を図る。
そして、こちらを見ると二人揃って笑顔になり
「「・・・愛してるっ!!」」
「ちょっ!!ひひゃああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
二人揃って襲いかかって来た。
「ンジュ。ジュル・・・ピチャピチャ・・・・・」
「チュゥ・・・ンクッ、ゴクッ・・・・・」
胸から襲いかかる甘い快楽。
白くモヤがかかった思考が段々と晴れていく。
「・・・う、うう・・・」
ゆっくりと目を開けると、そこには久美と杏奈が一心不乱に私の乳首に吸いついている姿が。
どうやらあの後気絶してしまったらしい。外がまだ暗いので、おそらくそう時間は経っていないだろう。
「あ、ふあああああ・・・・こらぁ、まだ吸ってるの?いいかげんに・・・くふううううううう・・・・・」
と、意識が戻るとまたあの快感が。
これはまずい、と慌ててあのリモコンを手に取る。
そして、膨乳の度合いやおっぱいの吸収の度合いなどを軒並みかなり弱める。もちろん彼女達の胸の膨らむ速度はあまり変えない。
「ふぅ・・・あ、ああんっ!!・・・まぁ、これなら・・・」
時折刺されるような鋭い快感が走るものの、気絶するほど激しいものでは無くなった。
よく見ればおっぱいもなかなか大きくなっており、気絶していたあいだも着々と成長を続けたのだと思わせられる。
(あとで測らないと・・・)
だが、とりあえずは
「あむぅ・・・ゴクッ・・・ングッ・・・」
「ジュルル・・・・んむぅ・・・・」
(この子たちが満足するまで、待ちましょうか。)
「・・・っぷぁ。」
「けぷっ・・・・・んん〜・・・」
それからというもの、志穂は待ち続けた。
ジリジリと焼けるような快楽を胸に抱きながら、ジッと耐え、待ち、堪え続けた。
その結果
「・・・満足した?」
乳房でよく見えないが、おそらく乳首から口をやっと放してくれた二人は、そのまま床にコロンと寝転がってしまったようだ。
(・・・? どうしたのかしら?)
主人の目の前で寝転ぶなど、普通は考えられない。
もしや何かそう出来ない理由があるのでは、と谷間をかきわけ覗いてみると
「うそ・・・・・なにこれ・・・」
そこには丸々と腹を膨らませて寝転ぶ杏奈と久美。
150cmオーバーの乳房と同じぐらい、あるいはそれ以上せり出した腹部はパンパンに膨れ、中にたっぷりと何かが詰まっているのだろうと思わせる。
(あれ・・・おそらく私のおっぱいよね?あんなに飲んだの?この子達ったら・・・)
確かに彼女らのおっぱいを吸収したことによって常に乳腺が刺激されていた。
それでも彼女達の腹は異常なほど膨らみ、よく皮膚が耐えているなと感心する。
と、その時
「ん、んんっ・・・」
「ああぁ・・・ふあっ!・・・」
二人が急に声をあげる。
何が起こったのかと見つめていると
(・・・しぼんでいってる?)
彼女らのお腹にたっっっぷりと詰まった母乳がどんどんとその影を消していく。
その代わりに
「ああっ!っくぅぅ!!」
「ひうううぅぅぅ!!お、おっぱいが・・・!!」
彼女達のおっぱいがドクン、ドクンと脈打ち、内部から作り変えられるようだった。
そして、いつものようにぺったんこの腹に戻ったと同時に
――――ッピュ、プシャッ!
彼女らの乳首、4つの先端からそれぞれ母乳が溢れだす。
だが、漏れたのはそれっきりで、まるで彼女らの乳房に母乳が充填され切ったのを表すようだった。
「ん、んん・・・・」
「ふぅ・・・っしょ。」
唖然としていると、二人がゆっくりと起き上がる。
その動きに彼女らの乳房は重たげにドムゥン・・・と揺れ、少しだが母乳がジワッと滲み出る。
そして、二人は揃って正座をすると
「・・・ご馳走様でございました。我が最愛の主、志穂様・・・」
「志穂様のおかげで私達、あんなに素敵な体験と、こんなにすてきなおっぱい・・・あぁっ・・・志穂様、愛しておりますぅ・・・♪」
胸を地面にムニュゥゥと押さえつけながら、丁寧に御辞儀をする。
「え、ええ・・・あなた達、大丈夫?」
何やらただ事ではないと分かり、声をかけるが
「なにが、でございましょうか?」
声をかけられただけで嬉しいのか、若干息を荒げながら杏奈が返事をする。
いや、これは確実に何かあった・・・そう思い、記憶を辿ると
(・・・もしかして)
あった。心当たりが・・・そうとしか考えられない。
確かめるために質問してみる。
「・・・ねぇ、久美。例えばだけど、いきなり見ず知らずの人が私の体に触れるとするじゃない?そうしたら・・・」
「絶対許しませんね。絶対、絶対です。だって、志穂様は私達の最愛の人・・・」
「そ、そう・・・じゃあ杏奈。私や、そこにいる久美以外の人間っていうのは・・・」
「見る価値もありません。視界にすら入って欲しくないですね。私が見つめるのは、あなた様だけ・・・あぁっ、志穂様・・・」
・・・当たりだった。
あろうことか、彼女達は大きな快楽、送り込まれるエネルギー、失った正気に加え、私の言葉によって・・
(狂ってしまった・・・・・)
様々な条件が重なったとはいえ、彼女らの心の根底には私がいて、そこから全てが決められる。
そのように変わってしまった彼女ら。そんな彼女らを私は
(・・・かわいい・・・とっても・・・・・)
堪らなく可愛く感じてしまう。どうやら私もどこか狂ってしまったようだ。
文字通り、彼女達を「手に入れた」私は、早速彼女らを愛でることにする。
「・・・おいで?」
一言声をかけると、二人は嬉々として私の足元にやってくる。
二人の頭を撫でてやると、とても嬉しそうで・・・
――――・・・チュッ
おもむろに二人は私の乳首へと口を付ける。
それが彼女なりの親愛の証なのだというのに気づくまで、そう時間はかからなかった。
「・・・まだまだ足りないわよねぇ?」
自らの乳房を見て思う。まだ足りない。
女王の胸は500cm。多く見積もって550cmだろう。
つまり、彼女に代わって女王になるには少なくともそれを越えなければならない。
それに
「志穂様ぁ・・・♪」
「お慕いしております・・・好きです、愛してます・・・♪」
この子達のおっぱいも大きくしておいてあげないと、今後何かと不便そうだ。
「・・・久美、杏奈。ちょっといい?」
二人は揃ってこちらを見上げてくる。
その子猫のように縋りつく目がなんとも可愛らしい。
「・・・あなた達、私が女王になるのには賛成?」
「はい、勿論です。」
「志穂様以外が女王など考えられません。」
キッパリと言い放つと、また乳首に「チュッ・・・」と口づけをされる。
「あふんっ・・・そう。なら、おっぱいはもっともっと大きくないといけないわよね?」
そう言いながら、近くに置いていたリモコンを手に持つ。
「・・・今から私達全員のおっぱいを大きくするわ。いっぺんにやると大変なことになるし、欲望も尽きちゃうかもしれないから・・・すこーしずつね?」
「少しずつ・・・ですか?」
「そう。すこーしずつ・・・それこそ、普通に生活出来るぐらいすこーし。で・・・今日は一日中リモコンをつけちゃいましょう?」
『一日中』と聞いてパッと目を見開く彼女達。
「それって・・・」
「ええ。今日一日でどれだけ大きくなるかしらね。そ・れ・に。」
二人の頭では無く、アゴに手をやって・・・
「今日一日・・・たっぷり可愛がってあげるわ?」
「「あっ・・・・ふあぁぁ〜・・・・・♪」」
彼女達の目は、私以外何も映してはいなかった。