明日は学校だ。家に着いた葵は、凄まじい成長を遂げた乳房を引き摺り、自分の部屋に入ろうとする。
が、案の定入れない。そこで非常に柔軟性というか、柔らかい特性を利用して、広いドアにつっかえるそれを押し込む。
ここまで乳房が成長すると、以前は慣れっこだった、机にのせる作業。これが異常に大変な物になり、負荷が机にかかる。片方の乳房を、いろいろ手を尽くして乗せたが、それだけで机が軋み、変な感じになった気がする。それでも、片方だ。面積があまりに広すぎて、机の上に片方さえも完全に乗っていない。これでもう片方を乗せろと言ったら無理難題。仕方なく、昔の勉強机を苦労して出し、それに乗っけた。これまた乗っかる量は半分程度。到底、彼女の超々乳を乗せきれ、支えきれる机は無かろう。
何とか勉強を終わらせて、ご飯は、凄まじい量を平らげた。それは成人男性5人分に匹敵するであろう量である。
次にお風呂だ。以前でさえ多少苦労があったのに、ここまでの成長では、中々作業を終わらせることが出来ない。
乳房は後に洗う事になり、専用の機械が出来たとか。
取り敢えず風呂に入る。その前に、服を脱がなければならない。巨大な上の服。何とか脱いでいくが、破けそうになりそうで怖い。
問題は、15組以上あるホックを外すことだ。だが、ちょっとこの超々大爆乳が揺れるだけで、超合金で作られた、ワイヤなりホックは不気味なきしみ音を立てる。とてつもない重量が伺える。何しろ、採寸したときにぴったりだったブラジャーからほんの少々である。凝視すれば何とか分かる程度ではあるが、多少乳肉がはみ出ている。
細い腕に力を精一杯込め、1組ずつ外していく。バチン、バチンと言う音がする度に、白い肉の塊が震え、ブラを苦しませる。何とか外しきった。
勢いよく乳房の体積が増えたかのように見える。だがあくまで、きついきつい束縛から離れただけだ。
体をドアに通し、超々乳が引っかかる。まず片方を握る。男が触ればまず虜にならないわけがないと思うこの触感。
だが葵はこれが邪魔で仕方がない。そんなことを思いつつ引っ張る。壁から不気味な音がしたように聞こえた。
片方を通しきり、もう片方を々手順で通していった。
風呂は、彼女と、諸機械、浴槽、湯でほぼ埋め尽くされた。と言うより、彼女の乳房が8割9割方占領している。
取り敢えず、シャワーを浴びる。体を先に入れたため、機械のスイッチを押すことは容易だ。全て向きを簡単な方にしてある。
無論、バスルームは広げた。でないと抜けられないなどといった事態が発生しかねない。
スイッチを押す。お湯が降り注ぐ。はずだが冷水だった。
「ひゃっ!」
俊敏な反応とともにその超乳は大きく暴れ回り、壁にぶつかり、乳房同士互いに激突し、それぞれ凄まじい音がした。
疲れないのか、足腰に負担はないのか、疑問である。
やがてお湯が降り注ぐにつれ再びスイッチが押された。お湯が止まった。
浴槽のふたを開けて足から慎重に、浸かる。ただでさえ、下は見えないし、奥もかなり視界が奪われている。
だんだん慣れていくしか無かろう。
足を入れて少しずつしゃがむ。お尻が浴槽の底に触れる。
少々時間があった。42℃のお湯に浸かって。
しばし時間がたった。お湯を抜き、浴槽から出る。体を洗うのだ。
頑丈に出来た椅子に座る。乳房、体の重さが、椅子に一気に集中するにつれて、変な音がした。
乳房だけで200キロもあるのだから。これを支えられる彼女の体は、いったいどうなっているのだろうか。
スイッチを押し、シャワーが出る。横には、ボディーソープはない。特製ボディーソープがある。
それを使って体を柔らかく且つ大胆に洗っていく。だが、超巨大爆乳があるため、それを避け、洗っていく。
全てを洗い終わり、湯船に再度浸かる。先ほど抜いた後再びお湯を入れるというリッチ生活である。
風呂場から「脱出」する。今のドアの広さでは彼女の超巨大乳房は通れない。横幅が片方でも1メートル近くあるのだ。
何とか通り抜けた。ここも改造せざるを得ない。
そして別な部屋へ行く。と言っても隣接した部屋だ。そこはかなり広い、否彼女にとってはかなり狭いスペースがある。
更に何やら機械がある。鍾乳洞で垂れ下がっている物の拡大版のようなものだ。まるで彼女の乳房だ。
それもそのはず。彼の機械は、彼女のこの白い一面の大地を誇る乳房を洗うための洗浄機だ。だが、乳首を洗う際に刺激が強いらしい。
再び椅子に慎重に腰掛ける。彼女の綺麗、そして繊細な細胞が大量に並ぶそれを機械に入れていく。
その空間は、人が2人ほど入れる広さだ。だが、彼女の乳房の前ではそれさえ狭く見える。
完全に入ると、ほぼ空間は満杯。日に日にかなり成長する彼女の超乳では、こんな空間では1週間ほどしか持たないであろう。
スイッチを入れると、デッキブラシのようなブラシが丁寧に洗っていく。途中、圧力を掛けられたりし、少々気持ちいいようだ。先述した乳首にそのブラシがやがて到達した。
慎重に乳輪から丁寧に洗っていく。彼女は感じてしまう。何やら。変な艶っぽい声がその部屋に響いた。
誰も聞く人はいない。
洗い終え、先ほどの風呂の分も併せて体を乾かすため、その部屋からつながる乾燥室に向かう。
やはりスイッチを押す。どこからともなく対流しようとする空気と思われる物が上辺から流れる。
だが、問題が発生した。
彼女のバストが余りにも人知を越えた規格外サイズのため、空気を遮ってしまい、下が乾かない。
だが、再び、別のスイッチと思われる物を押した。するとしたからも空気が吹き出す。
やがて数十分掛けて乾燥し、部屋から出る。ここまで1時間、否2時間近くかかったようだ。
明日の学校のことも考え勉強道具の整理、宿題の終了など様々な作業をこなし、終了した頃には日付が変わる23秒前。
ブラジャーを外し、床に就いた。明日のことを考えつつ。