エリーナが産んだ四つ子のカウアマゾネスは、長女はチピ、次女はネーシャ、三女はルジラ、そして末娘はロビアと名付けられ、
彼女の双子の姉のアリーナが産んだ双子のカウアマゾネスは、姉はケア、妹はニアと名付けられた。
そして時は流れ、四姉妹と双子と同時期に産まれたカウアマゾネスの娘達が18歳の誕生日を迎え、「ウイゴの儀」を行う為に「聖域」へ赴く時が来た。
(遂にこの時が来たんだねママ)
とチピが内心思いながら儀式用の装束に身を包んで祭壇の前に立ち、儀式が始まるまで待機していた。
周りにいる同じ年くらいの女の子達と比べると四姉妹と双子はバストサイズは大きく、ネーシャ、ルジラ、ロビアと双子はチピと比べて大きく、
ルジラとロビアは身動きが出来ないのではないと思う程巨大で、特にロビアの胸は身体よりも遥かに大きく、胸が本体でそれ以外はオマケかと思ってしまう程人間離れした超乳で、それ故にルジラとロビアは村の皆から慕われる人気者であった。
「ウイゴの儀」は神聖なものであり、この儀式によってカウアマゾネス達は子を残すと同時に神に選ばれた者のみがなれる特別な存在になれると言われていて、カウアマゾネス達の誰もが憧れていた儀式であった。
「さぁみんな行くよ!」
とチピが言うと、他の者達も一斉に返事をし、祭壇に向かうと、ネーシャ達と双子や他の子達はチピの後に続いて祭壇に向かい、チピが祭壇の前に立つと、コーヒースライムが大量に出現したのであった。
「うわっ!コーヒースライムだ!」
と他の子達が叫ぶと、チピは、
「コーヒースライムさん、私達に子を授けて下さい!」
と言うと、他の子達もそれに合わせて叫び、本能に導かれるように求愛を開始し。
すると、コーヒースライムはネーシャ達に向かって来て、その中でも大きめのサイズの個体のコーヒースライムが四姉妹と双子の前に来て求愛したのであった。
「では、私と婚礼しましょうね♪」
とチピが自分の目の前にいるコーヒースライムに言い、ネーシャ達と双子、そして他の子達も各々自分の目の前にいるコーヒースライムに向かって同じ事を言い始めた。
チピは自分の夫となったコーヒースライムに「コー」と命名するのだった。そして、コーヒースライムは彼女に抱かれ、キスや愛撫といった恋人にする行為の後、ミルクのような濃厚の液体を大量に分泌し始めてエリーナの全身を包み込み、彼女の乳首から乳腺に侵入を開始したのであった。
「あああっ!!入って来るわぁっ!!」とチピは快楽に満ちた表情を浮かべながら言った。
チピは自分が母乳を出す準備に入った事を感じ取り、チピはコーを応援する内容の言葉を呟きながら自身の乳房に手を当てて揉み始め、しばらくして彼女の乳首から大量の母乳が出始め、彼女の胸がムクムクと大きくなり始め、同じ変化が既に自分の生涯の伴侶となったコーヒースライムが乳腺に住み着いた彼女の両隣の双子とネーシャ、
背後のルジラとロビア、そして他の子達に表れ出した。他の子達はルジラとロビアの母乳を飲む為に乳房に群がり始め、その光景を見たチピは、「ああ……ルジラとロビアは本当に美しいわね。きっとママが確信していた通りに雄を産めるかも…」と心の中で思った後、彼女はネーシャと共にルジラとロビア以外の子達の授乳を始めた。
その後、チピは儀式に参加した子達全員分のミルクを飲ませ終わり、儀式に参加した子達が満足している傍でネーシャ、ルジラ、ロビア、そして双子と共に自分達の胸をマッサージし始めた。やがて、全員の膨乳が始まり、各々自分の夫となったコーヒースライムに感謝の言葉を述べながらコーヒースライムとの愛を深め合い、おっぱいを気に入っていったのであった。
チピは、母親であるエリーナよりも大きめのサイズの超乳にまで膨乳し、ネーシャは母親や姉であるチピよりも大きめのサイズの超乳にまで膨乳し、ルジラは母親や二人の姉よりも大きめのサイズの超乳にまで膨乳し、ロビアは儀式に参加した子達の中で一番大きい神乳といっていい程超巨大なサイズにまで膨乳し、
双子は、姉であるケアと妹であるニアは共にネーシャと同じのサイズの超乳にまで膨乳したのであった。
「すごいわロビア、あなたは皆の中で一番おっぱいが大きくなったわね」
「うん!私もそう思うよ!」
「えへへ〜♪お姉ちゃん達より大きくなって嬉しいですぅ♥これなら元気な雄を沢山産めるかも♥」
チピ達がお互いお互いの大きくなった胸を自慢していると、突然ロビアは「あっ!」と言うとお腹に手を当てた。
「どうしたの?」
「来たよ」
「来たってひょっとして…」とルジラが言うとチピ達の身に異変が起きたのである。
(えっ!?何これ?急におっぱいとお腹が熱くなってる?)
チピは自分の胸と腹部が熱いと感じると、胸と腹部がムクムクと膨らみ出しのであっだ。そして、それと同じ変化が他の子全員にも現れた。
「これはやっぱり…」
「うん、ママがパパと結ばれて私達が産まれた時と同じ様に旦那様との赤ちゃんが出来たんだよ」
「私、コーとの子を妊娠したんだ」
とチピは嬉しそうな表情を浮かべながら自分の下腹部をさすり始めた。
すると、他の子達も同じ様な仕草をしながら自分達の下腹部を触っていた。
それからしばらくしてからロビアは、ネーシャ、ルジラ、そしてケアを自分の元へ呼び寄せた。
「ねえ、皆私のお腹の赤ちゃんの鼓動を聞いてくれる?」
ロビアはそう言うと、3人は黙ってうなずいてロビアの大きくなったお腹に耳を当てた。
「私達と同じものすごく強い鼓動と胎動だね」
「うん、私やネーシャお姉ちゃん、ルジラお姉ちゃん、そしてケアは、雄を妊娠出来たんだ」
ロビアは彼女の言葉を聞いて驚いている様子の3人を見回してから話し始めた。
「実はね、私達の子供だけじゃなくて、他の皆の子供の事も考えて、ママが私達四姉妹を出産した際に難産で苦しんだ際にパパが自らの力で助けてくれたみたいに聖域のコーヒースライム達に他の皆の子供が無事に産まれて来れるように力を貸してくれるように、私がお願いをしたんだよ、そしたらコーヒースライム達は快く受け入れてくれたよ」
ロビアの言葉を聞いたチピは、驚きながら言った。
「えっ!?ロビア、あなたは遠くにいるコーヒースライムと会話出来るなんてそんな事が出来るようになったの?凄いわ!」
ロビアは笑顔で答えた。
「うん!私は物心付いた頃からママのおっぱいの中にいるパパとお話が出来ていたんだよ。パパの話だと、私にそんな力があるのは、ママが私達四姉妹を出産した際に難産で苦しんだ際にパパが自らの力で助けてくれた時の影響だって。だから私は、お腹の力も借りて他の皆の子供達も無事に生まれる事が出来るようにしようと考えているの」
チピはロビアの言葉を聞いて涙を浮かべた。
「ロビア……ありがとうね。あなたのその優しい気持ちはきっとママにも届いているわよ。そうよね、ルジラ?」
チピはロビアに優しく微笑みながら礼を言い、そして自分の右隣にいたルジラに視線を移して彼女に語りかけた。
すると彼女はチピに笑顔を見せて口を開いた。
「えぇ、勿論だよ、お姉ちゃん。それにロビア、あなたは、この村にいる全ての人達の為に力を尽くしてくれようとしているんだもの、ロビアは本当に偉い娘だねぇ。でもロビア、あたし達はもう二度と、ママ達と会えなくなってしまうは分かっているけど、それでも寂しくはないよ。だって……これからは、ずっと一緒なんだもんね」
ルジラはそう言うとチピに向かってニッコリと笑いかけ、その言葉を聞いたロビアもルジラに対して優しい笑みを浮かべた。
「うん、そうだよね、ルジラお姉ちゃん!私達、これからは永遠に一緒に居られるんだよ。だから、私は全然寂しいとは思わないし、むしろ嬉しいくらいなんだけど、チピお姉ちゃんの方はどう?」
ロビアはチピに問いかけると、彼女は満面の笑顔になって答えを返す。
「あははっ♪勿論、私も凄く嬉しく思ってるよ、ロビア。だって、ママの「私達の中からーヒースライムの強い個体に結ばれ、雄であるコーヒースライムを出産し、聖域で永久に暮らす事を許され、島の歴史に名を残す」という願望を叶えらるんだもの。それにしても……ネーシャ、ルジラ、ロビア、そしてケア、あんたらおめでとう!これで、四人ともこの世で最も幸せなカウアマゾネスになれたわね!」
会話を聞いていた他の子達もネーシャ達に微笑みを浮かべていた。
それから数分後、チピ達全員のお腹は臨月にまで膨れ上がり、更に膨乳した胸から溢れ出た母乳によって洪水状態になった頃、遂に破水と陣痛が一斉に始まったのであった。
「う、産まれます!!皆さん、どうか力を貸してください!!」
そう言ってロビアは、念じ始めた。
すると、ロビアの身体は光り出し、チピ達他の全員の胸とお腹が光り、赤子は自力で這い出るように無事に誕生したのであった。
オギャアア、オギャア……
チピの赤子は、八つ子のカウアマゾネスで、ニアの赤子は、五つ子のカウアマゾネスであった。
そしてチピとニアがネーシャ、ルジラ、ロビア、そしてケアのいる方を向くと、彼女達は無事に大量のコーヒースライムを無事に出産していた。儀式に参加した子達の中で一番大量のコーヒースライムを無事に出産したロビアは、我が子に授乳しながらチピの方を向いて「お姉ちゃん、私やったよ」と満面の笑みを浮かべていた。
それを見た他の子達も笑顔で拍手をしていた。
こうして儀式は終わり、ネーシャ、ルジラ、ロビアそしてケアは、コーヒースライムを出産した他の子達と共に至高かつ永遠の若さと美貌を手に入れ、聖域で永久に暮らす事を許され、
チピとニア達カウアマゾネスを出産した子達の話を聞いたエリーナ達村人はネーシャ、ルジラ、ロビア、ケアの像を聖域の境界に建て、四人は像を通してカウアマゾネスに豊作と多産・安産等の恵みをもたらし、島の歴史に名を残した。