全日本ビッグバスト選手権 その19

SSS 作
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赤城おろしが強く吹く中のJR○毛線○○駅。万歳の声が関東平野をこだましていた。
「水田苗さんビッグバスト選手権出場おめでとう!!」
苗「あ、ありがとうみなさん私がんばります!」
「水田さん!!群馬、沼田集落の意地にもかけて頑張るのですよ!!」
苗「・・・はあ、え!はい!!頑張ります村長さん!!」
「苗!!これは出場用の決戦水着だ!なんでも都会では「はいれぐ」ちゅう水着が大はやりらしい、これを着て審査員のどぎもを抜くのだ!!」
苗「・・・え、はあ!?・・・あっ!!ありがとうございます校長先生!!」
「汽車がきたぞー苗さん!ばんざい!!ばんざい!!」
列車の中で水田苗は思った。
「今時こんな時代遅れのハイレグ水着が流行るか!!あの人たちの脳みそはバブルって頃で完全に止まってるんだから!!」
と、毒づいている。
「まあいいわ、とにかくあの時代遅れの村から出られたし、それに都会で楽しく暮らすのも悪くないわ。ビッグバスト選手権で優勝すればセレブとお付き合い・・・出来るかも!?夢のような生活が待ってるわ!!」
と苗のビッグバスト選手権の出場動機はかなり俗であった。
「私はただ都会で楽しく暮らしたいだけ!!あんな刺激のない閉鎖的な村にはもう二度と帰るものか!!沼田集落の名誉なんてどうでも良いわ!!ん?そういえば何かしらこれ?」
と苗がハイレグ水着と一緒に渡された新聞包みに気づいた。苗の祖母が出発のさい渡したものだ。包みを開けると中から饅頭が出てきた。一日じゃ食べきれない量の大量のよもぎ饅頭である。
「・・・・ばっ・・ばあちゃん・・・私・・・頑張るよ・・・。」
となんだか感動してよもぎ饅頭を食べる苗である。
「んぐっ・・・旨い・・・。子供の頃おばあちゃんによく作ってもらったよね・・・んぐっ・・私ホントに頑張る!!優勝して沼田村の名を日本、いや世界に轟かしてみせるからね・・・って何涙流してよもぎ饅頭食べてるの!?私は!!だから沼田の事なんてもうどうでも良いってば!!」
とまあ苗はまだ自分が育った村への想いが捨てきれずにいる。この祖母に育てられた苗は「今時のどらいなやんぐ」な一面を持ちつつも義理と人情をどうしても捨てきれずにはいられない娘であった・・・。

群馬代表
水田苗(みずた なえ)
16歳
身長 :164cm
バスト:108cm(Lカップ)
ウエスト:60cm
ヒップ: 92cm
支給水着:時代遅れのハイレグ水着
備考 :セレブ思考が強い俗人だが一方で義理と人情を捨てきれずにいる田舎娘



二荒おろし(赤城おろしと一緒の代物)が強く吹く中のJR両○線○○駅。万歳の声が関東平野をこだましていた。
「田苗みすずさんビッグバスト選手権出場おめでとう!!・・・ってあれ?みすずはどうした!?」
「んん〜まぁだあの娘ぐずってるのか!?お、来た来た。」
みすず「やだよぉ!!オレ都会に行くのやだよぉ・・・この塗股集落から出だくないよぉ・・・」
「何を言うか!!隣の群馬沼田集落ではすでに選手が出発したとの情報が栃木県庁群馬情報局が入手しとるのだ!!わが栃木が群馬に遅れを取るワケにはいかんのだ!!ほれい!決戦用水着だコレ着てがんばんだぁ!!」
みすず「えお〜!?このビキニ!!バブルって頃以前のモノじゃねえ!?それに栃木県庁群馬情報局!!栃木と群馬がライバルと昔から聞いてたけどそんなモノがあるなんて・・・」
「群馬にも群馬県庁栃木対策室という組織があるんだぁ!!栃木と群馬は昔から出し抜き出し抜かれてきたのだ!!」
「村長!!その情報局によるとその群馬代表は水田苗という女の子だそうです16歳でバスト108cmのLカップだそうです!!」
「108cm!!Lカップ!!なんと豊饒な!!そんな娘を凌ぐのは栃木県中探しても田苗みすず!!お前の114pNカップのおっぱいしか・・・ん!?どうしたみすず!?」
みすず「・・・水田・・・水田苗・・・オレ行ぐっ!!優勝はともかく苗ちゃんに会えるなら行ぐっ!!」
「をん!?なんだかよぐわからんがやる気になったんは良い事だ!!ん、汽車がきたぞー!!みすずさん!ばんざい!!ばんざい!!群馬娘に負けんな!!あんなバカでかいおっぱいなんてオツムの弱い証明だぁ!!」
みすず「村長さんたち、苗ちゃん以上におっぱいがでかいオレをバカにしでねぇ!?」
列車の中で田苗みすずは思った。
「苗ちゃん!!二年ぶりに会えるね!!あれからオレは成長したんだぁ・・・」
みすずは実は中学の頃から二年群馬の中学校に通っていた事がある。「栃木群馬若年友好交換留学制度(群馬県の方だと名称は「群馬栃木若者相互好感委員会留学制度」)」によるものであった。
そこの留学先の中学で水田苗に出会った。田苗みすずと水田苗、同年で胸も巨大で名前もよく似た二人は”キャラがかぶる”という理由からみすずは水田苗には敬遠されていた。
が、実は義理人情にあつい苗でもあったのでたまに優しくもした。みすずの方は自分に似たものに親近感を感じ苗に子犬のように付きまとっていた。
で、当時の苗は地元群馬大好き人間でみすずも栃木大好き人間だったのでたまに摩擦(他県特に西日本の人にとってはどうでもいい争い)もあったりと苗はみすずをうっとうしく思っていた。結局みすずはホームシックがたたり二年で群馬をあとにしていた。
「苗ちゃんオレ、ビックバスト選手権に出て苗ちやんに認めて貰うんだぁ・・・ってああ!!オレ何村長さんたちの熱気に侵されて汽車に乗ってんだあ!?あああああ!!塗股村が離れて行ぐ!!お父ちゃん!!オレ帰りてえぇぇ!!・・・」
「・・・ねえねえお父さん。あのとても胸の大きな金色の髪の毛のお姉さん泣いてるね。」
「指さすな!!確かに外見は凄いゴージャスだけどしゃべってる事聞いてると栃木弁丸だしだなあ・・・」

そう、田苗みすずは方言丸だしの野暮ったい娘のように思えるが実は母親が金髪外人の派手な外見を持つ美少女だった。
中学の頃は『不良に見える』という理由から金髪を黒く染め、おかっぱ頭にしていたのだ。果たして彼女は恋焦がれる水田苗に会えるのか?いやそもそも大変わりしたみすずだと気づいて貰えるのか・・・。

栃木代表
田苗みすず(たなえ みすず)
16歳
身長 :166cm
バスト:114cm(Nカップ)
ウエスト:59cm
ヒップ: 101cm
支給水着:時代遅れのビキニ
備考 :栃木訛りのひどい外見ゴージャスな田舎娘