恋愛悪魔のカメラ Photo.3

帝国城摂政 作
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陽も落ちかけた放課後。僕、二階堂匠と金山凛香さんの2人は、赤く染まった教室に居た。
そんな中、僕は彼女を取る位置取りを決めていた。


(椅子と夕陽のポジショニング。それとこの新型カメラの機能性。
どうやらこの新型カメラ、光量は自動制御のようだな。ならば、後はポジショニングとかを主に考えた方が良いだろう。
少なくとも反対側にした方が良いだろう)


僕は別に写真を撮るのは趣味ではあるが、それでも適当な写真を撮りたいとは思わない。
自分で何かこうだと言う作品じゃなければ、僕は撮らない事にしている。


だからこそ、僕は考えて、写真を撮る。まぁ、プロの写真家から見たらひどい物なのだろう。


「えっと……悪魔モードはっと」


「悪魔モード?」


「い、いや。気にするな」


間違いなく、恋愛悪魔のカメラ、特にその悪魔モードは女性に反応している。
後はその効果のほどだが……。


【この前は全身だったから、今回は……胸に焦点を合わせるとするか】


はっ? 胸に焦点?
なんで僕はこんな事を考えているんだ?


「ともかく、この提案は聞くべきだろうな」


今回は試すためにやっているような物だし。こう言う物を試すのも良いだろう。
僕はそう思いながら、凛香さんの推定Bカップの胸に焦点を合わせて、シャッターを押した。

カシャッ。


「うっ……! これは……熱い!」


凛香さんの胸は制服を押し上げるように大きさを増していき、どんどん大きくなっていく。柔らかさも張りも、制服を押し上げるごとにその艶やかさを増していき、ボタンが第1、第2、第3ボタンがその大きな胸によって飛んで行ってしまった。
姫野並み、もしくはそれを超すほどの大きな胸だ。
Dカップ、Eカップと大きさは増していく。


「匠……。これは……いったい……」


凛香さんは頬を赤らめながら、僕の方を見つめてくる。
その姿を見て、とても愛おしく思い、美しいと思いながら、


【いつの間にか全身に焦点を合わせて、シャッターを押していた】


カシャッ。


「えっ……?」


僕のカメラはいつの間にかシャッターを切っていて、


「あっ……!? また……!?」


まだ凛香さんの胸は大きさを増していく中、身体まで大きさが増していく。
僕よりも少し小さいくらいの背丈はどんどんとその大きさを増していき、その胸はどんどんと背丈以上に大きさを増していく。


背丈は170、180、190を超えて、胸もG、H、Iと大きくなっていく。
そして最終的には、彼女は2m近い巨体と、その大きさに似合ったJカップの胸を持った美女になる。


分厚い眼鏡も取れ、その下にあった碧眼が露わとなる。そして、銀色の肩にかかるくらいのセミロングの髪は、銀色の腰あたりまで伸びていく。


「えっ? どうなっているんだ? 本当に?
なんで押してないはずなのに、勝手にシャッターが!?」


「そんなの……どうでも良い」


ムギュっと、凛香さんは背後から僕に抱き着く。
いつもの凛香さんらしくなく、甘えた印象が強くなっている。


「凛香……もう帰っちゃうと……寂しい……」


大きな背丈なため、ちょうど頭の位置にその大きな胸が押しつけられていく。


(甘えん坊の姫野が姉御肌に、その代わりにクールな凛香さんが甘えん坊に?
どうなっているんだ、本当に。このカメラは)


「今日も……一緒に遊ぼう」


そう言って、ニコリと笑う甘えん坊の凛香さん。


「こ、このままだと……! では、失礼します!」


そう言って、僕はそのまま足早に帰って行ったのであった。


「むっ−……。匠のいけず……」


そう言う凛香さんは、やはり僕の知る凛香さんじゃなかった。
どうなっているんだ、このカメラは。