佐倉八重は乳タントの中でも最も胸が小さい事で有名な少女だった。少女はアイドルとしては悲観的な性格で、その乳タントの性質上お笑い活動しか出来なかった。今回、彼女の普段の仕事とは違う仕事が来ており、それが無事済むかと言う事にマネージャーは頭を悩ませており、特訓を開始する事にした。
「ま、マネージャーさん。きょ、今日はお願いしますです」
そう言って、ぺこりと頭を下に下げる八重。桃色の髪と赤い瞳が特徴で、身長が140cm程度と小柄な彼女はとても良い子で愛らしい子なのだが、どうも自分の事を緊張してるのかと、マネージャーはそう思っていた。可愛い子なので、特訓は止めた方が良いかとさえ思った。しかし、マネージャーは彼女のために特訓をする事にしたので、彼女のため心を鬼にしてやることにした。涙目と上目遣いをする彼女に注意しつつ、マネージャーはやる事にした。
「さて、八重。明日は何の仕事か覚えてるな?」
「は、はいです! れ、恋愛ドラマの撮影です。し、し、しかもいきなり助演です!」
そう言う彼女の胸がボヨンと小さく揺れる。
「そうだな。主演ではないとは言え、主役である最近話題の俳優、秋梨(あきなし)君と主演するんだもんな。しかも彼の事を昔から思い続けている彼女の役を」
「はぅ……! き、き、緊張でドキドキが止まらないです」
そう言って、彼女の胸がたゆんと大きく揺れたのを見て、僕は溜息を吐いた。
「八重、“大きくなってるよ”」
「はぅ……! 本当ですー!」
そう言って、Fカップとなった自分の胸を手に持ちつつ、彼女は大きく深呼吸をする。これこそが彼女の乳タントとしての特徴、言うなれば【感情胸】。感情によって乳の大きさが変わると言う、乳タントとしてはわりとありきたりな能力であった。そんな能力を持つ彼女は、感情が高ぶれば高ぶるほど胸が大きくなると言う性質の持ち主であった。そうやって胸が大きくなると、最高ではZカップにもなってしまう彼女は、その性質上普段はお笑いばかりになってしまう。今回はそんな彼女にひさしぶりに来たお笑い以外の仕事、どうにかして成功すべきだとマネージャーの僕は思っていた。
「分かってると思うが、今回の仕事は貧乳の少女と言う事で仕事を貰ったんだから、絶対に胸は大きくならないように注意しよう!」
「ま、マネージャー! 私、マネージャーのためにが、がんばります!」
そう言いながら、ちゃっかりGカップへと成長している君に言われたくはないんだけれども……。
とにかくまずは、その胸をなんとかしないと話が進まないね。そのためにはまず、いの一番に緊張に慣れてもらわないと。そうしない事には、話が進まない。いつものお笑いの仕事はそれで笑いを取れるから良いが、今回はシリアスなんだからそう言った事は止めて欲しいんだけれども。まずは手に触れる所から慣れてもらわなくては……。
「ま、まずは手をつないでいこうか」
「そ、それってもしかして……ま、ま、まま、マネージャーさんとだったりしますですか!? はぅ……!」
そう言って、彼女は目を回して倒れる。その間も彼女の胸は限界であるZカップに向けて、大きく揺れながらどんどんと大きくなっていくのを見て、僕はまだまだかかりそうだなと思うのであった。
「ならば、もう少し軽い物から始めるとしよう」
「は、はい! よろしくお願いしますです!」
手を繋ぐのがダメならば、もっと軽い物って何だろうか? 一番軽い物だと思っていたんだけれども。
「ま、マネージャーさん! な、ならば、き、き、きき、キスだったりはどうでしょうか!」
「それはさらに高い難易度だと思うんだけれども……」
「ま、マネージャーさんならば、どんな場合だろうともじゅ、準備が出来ています!」
そう言いながら、彼女はキスの状態を作ってこっちを見るけれども、流石に12歳の少女にそう言った気持ちは持たないので、僕は「止めておいた方が良いよ」と言っておいたんだが、彼女はどうも納得できないようである。結局、彼女は僕との特訓よりも落ち着いた様子で助演をやり遂げて、次の仕事を手に入れたのであった。
=====
乳タントアイドルNo.3
名前;佐倉八重
年齢;12歳(中学1年生)
身長;140cm
3サイズ;72(A)〜130(Z)、56、76
乳タントの特徴;感情乳
イメージカラー;桃色
売り; ドジっ娘系お笑い派アイドル
=====