乳タント 銀色

帝国城摂政 作
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 乳タントの中には、人工的に作られた乳タントも居る。そうやって人工的に作られた乳タントの事を人は、作られた乳タント、乳メイタントと呼ばれている。彼らの多くはSTAP細胞を培養して作られ、産まれている。
シュレーヌ星人と呼ばれる宇宙人は小さな者でも人の何倍、何十倍、何百倍もの大きさを持ち合わせており、独りで妊娠し、女性しか産まれない宇宙人である。STAP細胞は酸や熱などによって細胞に強い刺激を与えて、多能性を獲得した細胞の事なのだが、とある研究所の職員がその強い刺激をシュレーヌ星人の出す乳によって引き起こせるんじゃないかと考えた。シュレーヌ星人の乳に細胞を2,3日浸す事によって、それで作られたSTAP細胞から産まれるのは、女性であり、そしてその女性は乳タントとしての特性を持っていた。そうやって乳メイタントは産まれるのである。

 ここ、『576プロダクション』にもそのようにして産まれた乳メイタントのアイドルが居る。彼女の名前は白銀彩雲(しろがねさいうん)。乳メイタントの1人であり、うちの服飾リーダーである。

 コンコン、と扉を叩くようにして俺は『衣装管理室』と扉を叩く。しばらくすると、「……Sie gehen vielleicht hinein.(……入って良いですよ)」と声が聞こえてきた。俺はその言葉を了承と受け取り、扉を開けて中へと入った。
 中には1人の少女が一生懸命図案を見ながら、衣装を作成していた。Iカップはありそうな大きく、そして柔らかそうな胸と、凍える雪のような冷ややかな長い髪。眠そうな藍色の瞳、そして水色のシャツの上に白衣を着た彼女は、物凄い勢いで服を縫い上げていた。

「順調、なのか?」

「……順調、デス。Wie viele Arten von Faden werden aufwärts gesteckt, und die Kleidung wird gemacht. Es wird gemacht werden, wenn einige weitere Minuten gedauert werden.(何種類の糸を縫い上げて、衣装を作っています。あと数分もすれば、出来上がるでしょう)」

「そ、そうか。順調、なのか……。順調ならば良いんだ」

 シュレーヌ星人の乳によって人工的に出産された白銀彩雲の乳メイタントとしての能力は、裁縫乳。彼女の作った物はどんなに伸縮にも耐えうる。どんなに乳が大きくなろうとも、決して服が伸びたりしない。それが白銀彩雲の力。これは凄い事であり、身長が同じであればカップのサイズがAカップ以下であろうと、Zカップ以上であろうと、同じ服として着直す事が出来るのである。その乳メイタントとしての力が高く評価され、アイドルの仕事の他に『576プロダクション』の服飾リーダーを任せているんだが、

「……ソウ。Tee wäre bereit, wenn Verbindung gegeben würde. Weil es plötzlich kommt, ist es überrascht worden. Obwohl es kommen wird, wenn und wird gut ernsthaft begrüßen, wenn es Manager ist.(連絡をくれたら、お茶とかを用意したのに。急に来るからびっくりしちゃった。まぁ、マネージャーならばいつ来たって歓迎するんだけれども)」

(全然、分からないや……)

 そう言いながら、俺に迫り寄りつつ、俺の腕をその豊満な胸で抑え込む彼女に俺は戸惑いを隠せなかった。彼女はドイツの研究所にて産まれたらしく、喋っている言葉もドイツ語だ。日本語はまだまだ練習中らしくて、どうにも流暢には話せないみたいである。ドイツ語が分からない俺は、彼女が読み書きできなければきっと何を言っているのか、今でも分からなかっただろう。

「まぁ、無事ならば良いんだ。で、日本はどうだ?」

「Ja.... (ええっと……)。日本、楽シイ! ドイツ、ヨリモ!」

「そ、そうか。楽しいんならば良いんだ」

 出身地であるドイツよりも楽しいかと言われると、そこまで思ってもらえるのは嬉しいがどうにも恐縮してしまうと言う感じの方が強い。

「マネージャー、良イ人! 住ム場所、働ク場所、クレタ! 生キテル、マネージャー、オカゲ!」

「それは違うと思うけどな……」

 ある日、駅前で困っている彼女を見つけて連れて来てアイドルにしたのは俺である。そして彼女が乳メイタントであり、裁縫能力に目を付けて、服飾リーダーに任命したのは確かに俺だけれども、決してそれだけで今の生活が得られた訳ではない。彼女の努力、彼女の独自の力もある。俺はただ、自分の力を出せる場を作っただけで本当に頑張ったのは、彼女である。

「これは君が頑張ったからで、ほとんど君の力の賜物なんだよ」

「Es ist immer noch zum Manager dankbar. Ich bin mir etwas, das bei der Sache beim Forschungsinstitut gemacht wurde, nett und dankbar. Deshalb, wie für ich, Sie....(それでもマネージャーには感謝しているんだよ。研究所で作られた私なんかに、優しくしてくれてその事に感謝しています。だから、私はあなたの事が……)」

 そう言って、俺にもたれかかる彼女を、俺は優しく受け止めながら、優しく撫でていた。彼女は嬉しそうに微笑んでいた。


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乳タントアイドルNo.6(乳メイタント)
名前;白銀彩雲(しろがねさいうん)
年齢;17歳
身長;179cm
3サイズ;112(I)、74、99
乳タントの特徴;裁縫乳
イメージカラー;銀
売り;新時代の服飾リーダーの片言系アイドル
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