乳タント 紫色

帝国城摂政 作
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 乳メイタント、白銀彩雲の事はもう既にご存じだと思われる。彼女の乳能力、裁縫乳で作られた服は『身長さえ合えば他のサイズがどれだけ違ってても着れる』と言う特殊性を持つ。しかし、この能力で本当の意味で重要視されるべきなのは、乳が大きいと似合わないとされていた服装であっても彼女が居れば大丈夫だと言う点である。

「今日は『576プロダクション』の悠木紫苑(ゆうきしおん)さんでした。では、また〜」

「ご機嫌ようでございます」

 「ハイ! カット!」と指示が出されて、番組は終了してお開きとなった。俺、赤木優斗はタオルを持ってうちのアイドルの元へと向かう。

「お疲れ、紫苑」

「はい。お疲れ様です、優斗様」

 この和風な喋り方のアイドルこそ、『576プロダクション』所属のアイドル、悠木紫苑である。黒髪を長く伸ばして、紫陽花(あじさい)のかんざしを付けて、紫色の和服を着た、いかにも大和撫子が似合いそうな彼女であるが、実はまだ14歳。それでいて物腰がおしとやかと言うか、清楚で可憐とアイドルと言うよりかはどこぞの大御所のような雰囲気を持っている。

「しかし、今日もまた和服の美的感覚は素晴らしいですね。流石、白銀様です」

「なぁ、紫苑。美的感覚ではなく、センスとカタカナ語で表しても良いんだぞ?」

「……す、すいません。どうも外国語は苦手な物で」

 紫苑はどうも外国に弱い。日本に関しては礼儀作法、茶道や剣道、果ては方言にまで通じている日本通を超えた日本通とまで言っても良い彼女であるが、反面、外国に関する事はほとほと弱い。
 アイドルを『演歌歌手』、マネージャーを『補佐』、プロダクションを『事務所』と覚えていたのは、彼女が初である。

「そのカタカナ嫌いはなんとかならないのか、紫苑?」

「ま、優斗様。すいません……。いつも直そうと努力しているのですが……」

 そう言いつつ、「あぅ……」と顔を赤くして考え込む紫苑。そんな彼女の胸がまるで空気を入れたかのように徐々に、徐々に膨れ始めた。
 これが彼女の能力、『おもちち』。彼女が考え込んだりするとまるでお餅のように胸が膨らんでいってしまうのである。彼女は元々Fカップほどと乳タントにしては小さめなのだけれども、お餅のように膨らむ事によってIカップくらいへと膨らんでしまうのである。そのために和服が最初は軽く分かる程度だったのだが、ちょっとずつ膨れ始めて行った。

「あぁ……。良いよ。ちょっとずつ覚えて行けばいいから」

「はい、ありがとうございました」

 「さぁ、次の仕事に行こうか?」と俺はそう言って、紫苑を連れてテレビ局を出る。

「優斗様には多大なるご迷惑をおかけまして……。誠にごめんなさいです」

「謝らなくてもいいよ。紫苑は紫苑として、頑張って行くと良いよ」

「このご恩は必ずお返し致しますゆえ……」

 硬いな……。まぁ、良い子ではあるし。14歳の彼女の今後に期待すれば、済む話だと思う。もう少し、カタカナに慣れて欲しいだけなのだが。

「と、ともあれ、優斗様には何かお礼をしないといけませんね。今、お菓子を買って恋人に渡すと言う事が流行っているようなので、私からも渡してあ、あげます」

(もしかして、バレンタインの事だろうか?)

 ともあれ、貰える物を貰った方が良いに決まっているから、ここは貰っておこう……と言うか。

「なんだか……緊張してるのか? 紫苑?」

「へっ? な、何のことですか?」

 いつもよりも無駄に大きくなっているんだが? 緊張しているのだろうか?

「うぅ……」

 その日、緊張のし過ぎによって彼女は遂にJカップの大台にのってしまうのであった。

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乳タントアイドルNo.7
名前;悠木紫苑(ゆうきしおん)
年齢;14歳
身長;158cm
3サイズ;90(F)→101(J)、60、89
乳タントの特徴;おもちち
イメージカラー;紫
売り;大人で和風系の大和撫子アイドル
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