乳タント 黒色と朱色

帝国城摂政 作
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「お姉ちゃん! どういう事なの!」

「やぁ、朱里ちゃん。どうしたの?」

 走って来たのか、頬を赤くした不破朱里が、自身の姉である不破巡の胸元を掴み取っていた。そのまま赤くした顔を近付けていた。
 不破巡と不破朱里の2人は乳メイタントの姉妹で、アイドルである。
不破巡は172cmの身長とその身長以上の超乳を持っており、黒髪をロールで巻いている白いワンピース姿の美女。下半身は銀色の義足になっていて、ニコリとした顔を妹の朱里へと向けている。そして妹の朱里は巡よりも少し低い身長で、黒髪ショートの赤いワンピースの少女。顔を赤くしていて、本当に可愛らしく、胸もどこか小さめの少女である。2人はそれぞれ別の乳メイタントとしての能力を持っており、『576プロダクション』のアイドルとしてそれぞれ活動している。

 そんな朱里は顔を赤くして、手に持っていた袋を巡に突き出していた。そう言う彼女の胸は徐々に、徐々に大きくなっていた。彼女の乳メイタントとしての能力は、佐倉八重と同じ【感情乳】。彼女の感情が揺れれば、揺れるほど大きくなっているのだ。
 最初は赤いワンピースにちょこっと乗っかるくらいの小さな胸だった彼女の胸は、感情乳によって大きくなっており、既に胸のサイズが服越しからでも分かるくらいの巨乳サイズになっていた。

(あらら♪ かなり感情が揺れているのね♪)

 妹の事を冷静に分析している姉に、妹がキレる。

「お姉ちゃん! これ、何なの!」

 と、彼女が突き出した袋の中から取り出した物、それは彼女の写真だった。それも胸元が大きく開いた、朱里が爆乳の時の写真だった。そして『マネージャー、私はあなたの事が大好き』と書かれていた。それは姉の巡が気を利かせて事務所の前に置いておいた物で、それを見つけた朱里が物凄い勢いで持ってきたのである。

「だ、誰が優斗なんて好きなのよ! あたしはそんな事無いのよ!」

「あらあら♪ 『576プロダクション』には多くのアイドルが居るのに、どうして優斗って限定的なのかしら♪」

「そ、それは……。あの事務所と言えば、優斗だと思って……」

 そう言いながら、モジモジと指をくっつける朱里。そんな彼女の胸はギュギュと、服を千切ろうとばかりにまだ大きくなり続けており、巨乳と言う域を越えてもうワンピースが千切れそうなくらいの爆乳サイズへとなっていた。
 それを姉は嬉しそうに見つめていた。

「ねぇ、朱里。覚えてる、マネージャーに会った時の事を」

 と、巡はそう言って語りだす。

 元々、不破姉妹は経済的に余裕が無かった。姉である巡は下半身不随によって下半身を切断しなくてはならず、妹の朱里も社交的な性格と言う訳ではなくて仕事でも苦労していた。パンの耳を焼いて食べるような、貧乏な時代を送っていた。最も、一番彼女達が苦労していた理由と言えば、

「私のこの、乳メイタントとしての能力ね」

「……」

 そう言いながら、巡はフワリと浮かぶ。文字通り、足が宙に浮いているくらいのフワリ加減だ。

 【無重乳】。彼女、不破巡は自身の身体にかかる重力をコントロール出来る。つまりは、彼女にとって下半身は、最初から有って無いような物だったのだ。下半身がなくても、宙を浮かんで仕事をする乳お化けとして、一時期は都市伝説とまでされる始末だった。妹の朱里もまた、職場で乳メイタントとしての能力を面白半分にからかわれる毎日だった。

「けどね、優斗マネージャーが来てくれてから、私達姉妹の暮らしは変わったわ」

 そんな2人を救ったのが、今のマネージャー、木崎優斗だった。彼は2人に仕事を、そして巡の両足の義足をくれた。今の高度に成長した時代でも、義足と言うのは高い物で、しかも両足となるとかなりの値段がする。それを「出世払いで良いから」と言って貸してくれた彼に、なんとお礼を言って良いのか、2人には分からなかった。
 そして彼の仕事のおかげで、2人は一定以上の、昔とは比べ物にならないほどの豊かな生活を送れるようになった。
 2人にとって、木崎優斗とは恩人なのだ。

「だから、私達は彼のためにアイドル活動を頑張っているのよね♪」

「そうそう。なんなら、この身体も……って、何を言わせるのよ、お姉ちゃん!」

「私は何も言ってないわよー」

 「全く……」と文句たらたらの朱里だが、姉の巡には分かっていた。妹が彼の事をどう思っているのかが。
 何せ、彼の話をしただけで、感情が高ぶっているのか、

 ググ、グググッ!

 と、もう既に白銀彩雲さんに特注で作って貰ったブラジャーが悲鳴をあげるくらいの大きさになっているのだから。既に姉である、巡のサイズに匹敵するくらいの大きさで、服ももう既に糸1本でギリギリ支えているような状態である。

(彩雲ちゃんの服は、裁縫乳で作っているから、どれだけ大きくなっても大丈夫なはずなのに、それすら壊そうとする妹の膨乳の力って素晴らしいわー)

 と、ニコニコと笑いながら巡はそう思い、ふとある事を思いつく。ニヤニヤと笑う巡。

「お姉ちゃん! もう二度とこんな悪ふざけはしないでよね! 妹のあたしまで恥ずかしいじゃないの!」

 そう言って、まだまだ赤い状態で説教する朱里に、巡は無重乳を使ってゆっくりと浮かびながら、朱里に近付く。そして、小さな声で妹に囁く。

「――――――今の胸だったら、写真のよりも官能的に撮れるんじゃない?」

 その言葉に、

 ボンッ!

 と顔を赤くして、煙を上げる朱里。

 そして、まだだまだだと頑張っていた彼女のブラジャーと服が、

 ググッ! ボーン!

 と、あまりの衝撃に耐えきれなかったのか、あまりの衝撃で破けて、彼女の2mはあろうかと言う巨大なサイズになっていた。

「よっぽど優斗の事が好きなのね、朱里は」

「お、お姉ちゃんのバカ―!」

 2mサイズの胸を振り回しながら、朱里はそう怒るのであった。

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乳タントアイドルNo.11
名前;不破巡(ふわめぐる)
年齢;19歳
身長;172cm
3サイズ;B179(Zカップ以上の超乳)、W58、H100
乳タントの特徴;無重乳。身体にかかる重力をコントロールする。
イメージカラー;黒色
売り;宇宙の神秘♪ 魅惑の惑星サイズアイドル♪

乳タントアイドルNo.12
名前;不破朱里(ふわしゅり)
年齢;16歳
身長;168cm
3サイズ;B88(B)→212(Zカップ以上の超乳)、W68、H89
乳タントの特徴;感情乳。感情の高ぶりによって、胸が大きくなる。
イメージカラー;朱
売り;ツンデ……お姉ちゃん、何書いているの!?
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