乳タント 夏

帝国城摂政 作
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【乳タント 『天の川ミルキーウェイ』閑話談】
【乳タント 夏】
【C.S.C.~Cooking Summer Contest~】
「コンテストの夏が来たぞ! 同士諸君よ!」

 と、『天の川ミルキーウェイ』の獅子座担当の乳タント、飯島礼央は威厳を持ったまま、同じく乳タントである2人、甘川四海と早乙女日向にそう話しかけていた。

株式会社NSP、日本サマープレゼンツと言う会社では毎年の夏、夏に関する物を人々からコンテスト形式で募集する。その名も『サマープロジェクト』。
服、料理、アクセサリー、ぬいぐるみ、本、コンピュータプログラム、踊り、行動、喋り。物体か抽象物かは関係ない。夏に関する物を何だろうと募集し、その中から優秀作品を選び出すのだが、765プロダクションの『天の川ミルキーウェイ』も参加する事になったのだが、12人で1つの作品を提出するよりかは3人1組で4作品作った方が良いと判断したのである。勿論、『天の川ミルキーウェイ』リーダーの飯島礼央が自身の能力、本能乳で判断したのだが。

「四海! これで足りるか?」
「いや、ちょっと……」
「日向。食器の方は?」
「順調。至極」
「だから、ちょっと……」
「そうだわね。じゃあ、そのまま進めて……」
「ちょっと待ってと言っているじゃないですか!」

 と、普通に話を進めようとしている礼央と、その流れに普通に乗ろうとしている日向に対して、四海が反論を出した。

「な、なんで私が夏にぴったりのお味噌汁を作る流れになっているんですか!?」

 そう四海が答えていた。

 蟹座担当のアイドル、甘川四海。
 獅子座担当のアイドル、飯島礼央。
 乙女座担当のアイドル、早乙女日向。
 この3人のアイドルは、『サマープロジェクト』に参加するための作品として、四海の作った味噌汁を出品しようとしているのだ。礼央は本能乳で良い食材を見極め、日向が夢乳でそれに相応しい器を用意すると言う事で話は着々と進められていたのである。

「私の本能乳だと、絶対入賞確実だけどね〜」

 ふん! と大きな胸を揺らしながらそう言う礼央。

「だ、だからって私の胸の谷間の味噌はそ、そんなにないんだけど!?」

 そう。四海の豊満な胸の谷間の味噌を味噌汁にすると言う話は理論上不可能だ。それを四海は言っているのだが、残念な事にここにはそれを可能に出来る力を持った女性が居る。
 ポンと、その女性、日向が四海の肩を叩く。

「な、何よ」
「つらいなら、私が夢乳で味噌を作りましょうか? 四海?」
「えっ……」

 と、四海が日向の言葉にショックを受けている中、畳み掛けるようにして礼央が言う。

「そうね〜。別に夢乳でも効果は同じですし。まぁ、その場合は夢乳の味噌で作った味噌汁のサンプルを、マネージャーに食べてもらいますが……」
「日向はそれで構いませんが?」
「じゃあ、それで話を進めましょうか?」
「日向はそれで良いんですが」

 と、礼央と日向は2人で話を進めており、四海はそれを遠くから見ていた。けれどもマネージャーに食べてもらうと何回も2人で話していると、

「や、やっぱり私が作るんだから! ぜ、絶対に私が作るんだからね!」

 そう言いつつもどことなく嬉しそうな四海を、2人は楽しそうに見ていた。

「ふむ、やはり本能通りだな!」
「やーん! ひなちゃんたち、大勝利―!」

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【備考】
名前;甘川四海(あまかわしうみ)
年齢;16歳(高校1年生)
所属グループ;『天の川ミルキーウェイ』
身長;159cm
3サイズ;B103(J)、W63、H92
乳タントの特徴;味噌乳。胸から味噌が出て来る。
イメージ;蟹座
売り;炊事ならばなんでもお任せ♪ 若妻系アイドル
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【備考】
名前;飯島礼央(いいじまれお)
年齢;19歳
所属グループ;『天の川ミルキーウェイ』
身長;190cm
3サイズ;B120(L)、W74、H105
乳タントの特徴;本能乳
イメージ;獅子座
売り;本能で全てを掴み取る、アイドルリーダー!
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【備考】
名前;早乙女日向(さおとめひなた)
年齢;14歳
所属グループ;『天の川ミルキーウェイ』
身長;145cm
3サイズ;B100(K)、W58、H85
乳タントの特徴;夢乳
イメージ;乙女座
売り;ファッションを一手に担う、『天の川ミルキーウェイ』のファッションリーダー
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