超乳戦隊ギガレンジャー 最終パイ

帝国城摂政 作
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「最終パイ」
「さらば超乳戦隊ギガレンジャー! また会う日まで!」

『――――――我こそは魔乳神官タイラ。全てを魅了し、統治する者なり。さぁ、皆のもの。我に従い、我を崇めるが良い』

 静かな、声を荒げる事さえなかったが、それでもその魔乳神官タイラの声は誰の耳にも、分け隔てなく全ての者の耳に届いていた。そして、それを聞いていた者達は全員が全員、陶酔するように、心酔するように、タイラの事を崇めはじめていた。
 そして、そんなタイラの文字通りの部下である、シーボ・レジスターンスと環境征服者ロクジョウはさらに一層心酔したような眼で見ていた。

「あぁ、あらがいたいタンス! それほどまでに心地好きお声でタンス……。流石、タイラ様でタンス」
「私の心にもしっかりと届いて、今まで以上に力が手に入るのが感じますでしょう。これは私の性質と言うより……この六条帆夏の血肉がタイラ様の力に、密接に力が入りやすい体質だったみたいでしょう。
 ――――――さて、無事にタイラ様も覚醒された事ですし、あなた達の出番は終わりにさせていただきましょう」

 ロクジョウはそう言いながら両腕を振るい8本の氷の剣を作り出し、その剣を背中の6本の蜘蛛の脚で1つの脚で1本ずつ手に取っていた。そして両方の自前の手で2本の氷の剣を拾い上げる。

「この氷の剣は、絶対零度の環境を錬成した氷の剣。あまりにも寒すぎる氷は、触れると身体が火傷してしまう。六刀流剣技、阿修羅。そして二刀流剣技、武蔵。我が武術、今から特と味わうが良い。最も、既にタイラ様の声に酔っているあなた方には関係のない話でしょうが」

 蜘蛛の巣にかかったギガレンジャー、そしてシーボモンスターの合わせて7体は魔乳神官タイラの声に魅了され、魅惑された顔を披露しており、ロクジョウはそれを見て攻撃しようとして

「……あれ? 1人足りないような……気がするでしょう」

「私が居ます、よ!」

 蜘蛛の巣から1人抜け出しており、なおかつ岩陰に隠れていたギガレッドは出て来るとレッドアックスを振るい、そのままロクジョウを吹き飛ばしていた。

「……クモノスから抜け出した? いや、あの蜘蛛の巣は粘着性も高いはずで、さらにギガレンジャーの4人には厳重に蜘蛛の巣でがんじ絡めにしていたはずで、それがどうしてギガレッドだけ抜け出して……。
 ……!? そ、その姿は……」

 そこでロクジョウは、ギガレッドの姿を見て驚いていた。赤いレオタード姿のような戦闘服を着ていたギガレッドの姿は真っ赤な火炎に包まれており、何よりその胸元を覆い隠している方がエロく見えるデザインの競泳水着のような服装を着ており、その瞳は真っ赤に燃えていた。

「……その姿、まさかコア細胞の力を引き出している? バカな……あのコア細胞には、そんな力はなかったはず……」
「……あのギガレッドが何者とかよりも、今必要なのは排除すると言う事だけでタンス! 喰らえ、両替爆弾攻撃でタンス!」

 シーボ・レジスターンスは一段目のタンスから沢山の小銭を取り出すと、その取り出した小銭をギガレッドめがけて放っていて、放たれた小銭はギガレッドの周りで爆発していた。
 爆発は広範囲に及んでおり、それはギガレンジャーと復活怪人たちを巻き込んでいた蜘蛛の巣に絡まっていた者達にも爆発は巻き込まれていた。

「……フフフ! ハー、ハッハハ! これで、全てやっつけたでタンス! ギガレンジャー、破れたりでタンス! そして、世界はネームネームが支配するでタンスー! アハハハハ!」
「……そう言う訳にはいかないみたいでしょう、シーボ・レジスターンス」

 そう言って爆風が晴れると、そこにはギガレッド、そしてギガブルー、ギガイエロー、ギガグリーンの姿があった。

「ば、バカな! も、もしやさっきの爆発でギガレンジャーの4人を救い出したでタンス!? そんな事が可能、でタンス!?」
「ふっ、愚かな……」

 と、そこでタイラの声が聞こえる。タイラはロクジョウの連絡を受け、自分と言う神に酔いしれる民衆をかき分けてこちらに来ていたのだ。自分で蹴りを付けるために。

「"抗う"とは、現状に不満のある者が行う行為であり、または今の反抗に不満のある者が行う、低俗的な行為。魔性の声と美貌、そして全ての人間の欲望と情念を駆り立てる溢れんばかりの胸を手に入れた、この私を崇めず、抗うと言うのは愚の骨頂でしかありませんね。
 我には才能があり、人間を一段階先、二段階先へと導けるだけの可能性を持っていた。……しかしそれを、あのデカパイが! そのデカパイなんかに惚れている人達に邪魔され! く、くそう!
 とにかく、そんなデカパイの作った物を着て、我々の邪魔をしたあなた方をぶち殺します! 奥儀、魔の破滅光!」

 そして3mに近い身長を持つ魔乳神官タイラの眼が赤く光り輝いたかと思うと、彼女の大胆に入れられた胸元のスリットから胸が赤く光り輝いて光線が放たれる。放たれると、ギガレッドはその赤い光線を真っ赤に燃えるレッドアックスで防いでいた。

「レジスターンスが倒すでターンス! ショッピングカート・アタック!」
「……二刀流・武蔵。そして、六刀流・阿修羅」

 ロクジョウが刀を縦横無尽に振るい、シーボ・レジスターンスがレジのカートをいくつも取り出して発射していた。

「イエロー・リボンブレイド! アンド、ファイアーリボン!」

 ギガイエローがイエローリボンを振って刀を作り出してカートを切断し、エレメンタルリボンを炎に纏わせるとロクジョウの斬撃を防いでいた。

「ブルーアロー・ディスタンス!」
「グリーントンファー・フィニッシュ!」

 そしてその間に、ギガブルーとギガグリーンの2人が波状攻撃をタイラへと与える。攻撃を食らったタイラは悲鳴を上げながら飛び退く。

「ぐぁぁぁぁぁ! お、おのれぇぇぇ!」
「これで終わりですよ、タイラ! はあああああああああああああああああああ!」

 ギガレッドが力を込めると、彼女の身体が真っ赤に燃え上がり、そしてただでさえ豊かに育っている彼女の胸がたゆんと揺れながら膨張する。そして彼女の身体を真っ赤なエネルギーが包んでいた。

「レッド! アックス! フィニッシュ!」

 そしてギガレッドはそのまま軸足で回転し、勢いを付けてレッドアックスを振るっていた。そしてタイラはその猛攻撃を受け、そのまま大きな斬撃を受ける。

「ち、血がぁぁ!? 我が崇高なる身体から、血がぁぁぁ!」
「タイラ様!? お、己ぇ! 喰らえ、ショッピングカート・トラベリオン!」

 と、タイラを庇うようにして現れたレジスターンスは、その3つのタンスから大量のショッピングカートを放つ。それはどこを狙っているのか分からないくらいであり、それ故にショッピングカート地獄にギガレンジャーの4人は防ぐ事が精いっぱいだった。
 その間に、ロクジョウがサッとタイラの元へと近付いて、そっと手を添える。

「タイラ様。ここはもう十分でしょう。タイラ様は魔乳神官となられたばかりで、まだ本調子ではございません。ならば、ここは一旦引くのが得策。ここは私とレジスターンスに任せて、急ぎお帰りを……」
「えぇい、邪魔だ! 退け、ロクジョウ!」

 パチンと手を払いのけたタイラは、怒りをぐっと握りしめる拳で表現していた。

「この私が、魔乳となったこの私が、今さらあの時へ戻るなんて許されない! あいつらを、ギガレンジャーを倒す事こそ、この私の目的だ! 穿て、ジェラシーボンバー!」

 そしてタイラはショッピングカート地獄から、ショッピングカートによる防御膜から出て、ギガレンジャーの前に立つ。そしてその手から黒い、彼女の嫉妬の情念を証明せんばかりの、どす黒いオーラを放つ。
 その時を見て、ギガレンジャーの4人は眼を輝かせる。

「「「「今だ! ギガレンジャー・フィニッシュ!」」」」

 ギガレンジャーの4人は武器を合体させて、必殺技をタイラへと放っていた。

 ぶつかり合う両者の衝撃。均衡する力と、力。そして、その中、ギガレッドの身体が赤く輝く。ギガレンジャーの放った光に、眩しいばかりの赤い閃光が加わり、タイラが押し負けつつあった。

「ば、バカな! そ、そんなはずは! そんなはずはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 そしてネームネームの支配者、魔乳神官タイラはギガレンジャーの必殺技に塵となって消えた。

「タイラ様……! き、貴様ら、許しませんでしょう! レジスターンス、例のものを出すでしょう!」
「了解でタンス! シーボ・レジスターンスのへそくり箪笥貯金!」

 レジスターンスが箪笥から取り出したのは、ネジだった。先端部には時計が取り付けられており、その上には手で回すための部分が取り付けられており、レジスターンスはそれをクルクルと回転させる。

「その名も、クロックビックリネジ! 来い、ナイチチ!」
「ナイチチ!」

 そして巻き終わると、レジスターンスはそのネジを呼ばれて来たナイチチの中に入れる。すると、いきなりネジがクルクルと回り始め、ナイチチの胸が大きくなる。それはまるで生き物のように大きく揺れると、そのままナイチチの身体全体が巨大化し始め、ギガレンジャーはそれから離れるようにして逃げ出す。


 4人が完全に逃げ出したその時、巨大な8頭身の美しいモデル姿の女性が現れた。その巨大さは50mサイズとギガレンジャーの4人が束になっても勝てそうにないくらいにまで大きく、その顔は時計の文字盤のような顔をしており、どこか怪しげな感じをぷんぷん香らせていた。

「巨大人型兵器、ゼンマイロイド! 流石のあなた方も、ここまで大きいモンスターには勝てないでタンス! ハハハ、これで我々の勝ちは、完全に決まったでタンス!」
「――――――このまま、だったらね、です!」
「なぬっ!? お、お前はタンス!?」

 そしてシーボ・レジスターンスは驚きの表情を浮かべたまま、その場に倒れる。そしてそのレジスターンスの背後からは、剣を持った1人の女戦士が立っていた。

「初めの胸(ハート)は、どこまでも続く未来の印! ギガプロト、只今参上!」

「デカパイ博士! ライブしてたデース! グッドデース! ハピネスにしてサプライズなのデース!」

 そう言って、ギガイエローはギガプロト……いや、デカパイ博士に抱きつく。

「ラボラトリーに行った時、居なかったから心配していましたデース! どこにハイドしてましたデース!」
「……私は、あの時、六条帆夏を見て尋常じゃない雰囲気を感じ取り、新発明の変わり身を作り出す装置で逃げてました、です。なので、その後は機会を窺っていた、です。そして、これが欲しかった、です!」

 そしてデカパイ博士が取り出したのは、先程レジスターンスが取り出したネジと同じ模様が描かれた、ライトのようなものであった。それをレジスターンスは「ムムム……!」と言う顔で見ていた。

「そ、それは、私が反乱用に用意していた巨大化装置! ビックリライトでタンス! だ、だがしかし、それはシーボ細胞に反応して巨大化させる装置なのタンス! ギガレンジャーには無用の長物、それを返してもらうタンス!」
「しかし、それを可能にする人が1人だけ居る、です!」

 そう言いながら、デカパイ博士はそのライトの照準をギガレッドへと向けていた。そしてそれを当てられた瞬間、スリットから見える彼女の胸の谷間がさらに大きくなっていき、腕や足もどんどん長くなっていく。そしてゼンマイロイドと同じくらいの大きさになったギガレッドは、身に纏っている真っ赤な炎を燃え上がらせ、それを巨大な炎の斧に変えていた。
 彼女の格好はそのままであり、身体を包み込む真っ赤な火炎は大きく開いた胸元と少し小さいとばかり思わせるお尻のラインを見せつけており、そしてたゆんと揺れる大きな胸を黒い服がぎりぎり隠そうとはしていたが、横からその柔らかそうな大きな肌色が見えていた。

「ゼンマーイ!」

 ゼンマイロイドは右腕を突きだすと、そこから銀色の歯車を発射する。ギガレッドはそれを炎の斧で切り裂く。

「ハグルーマ!」

 ゼンマイロイドは左腕も出して、そこから金色の歯車を発射して数を増やす。ギガレッドは炎の斧で切り裂きながら、ゼンマイロイドを炎の斧で斬っていた。

「ファイアーアックス!」

 そしてゼンマイロイドはギガレッドの炎の斧で倒して、勝利のポーズを出すと、ただでさえ巨大化して豊満になっている乳房がたゆんたゆんと、揺れており、それを見ていた男達は高い歓声をあげていた。


 ビックリライトを使って元のサイズに戻ったギガレッドは、他のギガレンジャー達と、元の姿に戻ったデカパイ博士と合流していた。そんなギガレンジャーの前に、環境征服者ロクジョウとシーボ・レジスターンスが現れる。

「お、己! 我々への反抗は許さないでタンス!」
「タイラ様の(一つ目の)命を奪ったあなたは許せないでしょう。レジスターンス、復活怪人を4体用意するでしょう。デカパイ博士は変身出来ないでしょうから、4体出すでしょう」
「りょ、了解でタンス! 出でよ、復活怪人達!」

 と、レジスターンスは棚から怪人を取り出して、4体の怪人が棚から現れる。

「シーボ・Re:ドクドックの伊司!」
「シーボ・Re:インチキジの波佐見!」
「シーボ・Re:サルーペの香美!」
「シーボ・Re:甘味童龍アメダマペロリン!」

 伊司は石で出来たハンマーを、波佐見は大きなハサミを、香美は炎を、そしてアメダマペロリンはキャンディー状のハンマーを持って、ギガレンジャーの4人へと向かっていた。

「奥儀、クモノス」

 ロクジョウは蜘蛛の巣を放って、復活したシーボモンスター達と共に蜘蛛の巣にて絡ませようとしたが、それを火炎を纏わせた斧でギガレッドが復活した怪人達と共に倒す。

「もうそれは効きませんよ! ロクジョウ!」
「クッ……ナイチチ達!」

 ロクジョウの号令と共にナイチチ達が現れ、ギガレンジャーに襲い掛かる。ギガイエローとギガブルーの2人がナイチチ達を倒して行く。

「反逆の時間だタンス! レシート・アタック!」

 レジスターンスは、レシートを出してギガグリーンへ襲い掛かる。ギガグリーンはそれをトンファーでレシートを破りながら、トンファーで殴る!

「トンファー・スピンアタック!」

 ギガグリーンはレジスターンスをトンファーで殴って、そのまま吹き飛ばしていた。そしてそのまま、レジスターンスへと追撃する。

「二刀流・武蔵! 六刀流・阿修羅!」
「断罪炎斧(だんざいえんぶ)!」

 ギガレッドの炎を纏わせたレッドアックス、そしてロクジョウの剣による斬撃。そして揺れる、豊かな2人の乳房。最初こそ善戦していた2人だったが、徐々に手数に利があるロクジョウが押して行く。

「2本の腕と2つの乳房で、8本の腕と2つの乳房を持つ私に勝てる訳がない、でしょう。さぁ、諦めるでしょう」
「くっ!?」
「――――なら、私が2本の腕を足します!」

 そう言って、ギガブルーが弓矢を放ち、ロクジョウの2本の腕がそれに対処する。

「――――私もプラスする、デース!」

 ギガイエローがイエローリボンとエレメンタルリボンの2つを使って攻撃するが、残り4本の腕で冷静に対処するロクジョウ。

「……残念、でしょう。こっちにはレジスターンスが居るから、8本の腕を使ってもこっちの勝ち、でしょう。さて、そろそろ蜘蛛の糸で、ジ・エンドでしょう。 ……!?」

 殺気に気付いたロクジョウが跳びあがる。

「ちっ……! どうやら、危険を感知する能力はレッドだったみたいですね」
「ギガグリーン!? レジスターンスが、負けた、でしょう?! や、役に立たないでしょう!」

 そして、ロクジョウは杖を振るう。振るうと、火炎の竜巻が上がる。それはまだかなり距離があるのに、既に汗がどんどん流れて行くほどの高温だった。

「環境征服者ロクジョウ奥儀、嫉妬火炎。火山の、マグマの熱さを、逃さず、相手に与えるこの技を、食らうでしょう!」

 ギガレンジャーの4人は集結し、そのまま武器を融合して、最終兵器へと姿を変える。

「赤い胸(ハート)は、炎のように燃える愛情の印! ギガレッド、赤井望!」
「青い胸(ハート)は、海のように広い慈愛の心! ギガブルー、青志七海!」
「黄色い胸(ハート)は、雷のように激しい元気の塊! ギガイエロー、メアリー・イエロー!」
「緑の胸(ハート)は、森のように安らぐ癒しの心! ギガグリーン、緑木冥!」

「「「「くらえ! ギガレンジャー・フィニッシュ!」」」」

 そして放たれた4色のバズーカは、ロクジョウの火炎の竜巻を突き破り、ロクジョウを貫く。

「カハッ!? タイラ……さま……負ける事を……お許し……ください……」

 そう言って、ロクジョウは倒れる。

「や、やったの?」
「う、うん。倒したんだよ」
「イエース! 私達が、ピースをゲットしたのデース!」
「えぇ! これでオールグリーン! ギガレンジャーの勝利、ゴールドメダル級です!」

 そうして喜び合う4人のギガレンジャーを、デカパイ博士は優しく見守っていた。

 こうして4人のギガレンジャーは、自分を最胸の女にしようとするタイラ、そしてその部下達の乳房帝国ネームネームを討ち滅ぼしたのだ。
 ありがとう、ギガレンジャー! 君達の事は決して忘れない!
【Fin】

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シーボモンスターNo.35
○シーボ・Re:ドクドックの伊司(いし)
作成者;シーボ・レジスターンス
立場;復活怪人
使用素材;『シーボ・ドクドックの伊司』、『2段目の引き出し』
概要;ツメンセが作り出したシーボモンスターを元に作られた、復活怪人。石のハンマーを使い、特攻を得意とする。

シーボモンスターNo.36
○シーボ・Re:インチキジの波佐見(はさみ)
作成者;シーボ・レジスターンス
立場;復活怪人
使用素材;『シーボ・インチキジの波佐見』、『2段目の引き出し』
概要;スクリが作り出したシーボモンスターを元に作られた、復活怪人。武器は大きなハサミで、切られた物は切られても無いのに血が出る幻覚がかかる。

シーボモンスターNo.37
○シーボ・Re:サルーペの香美(かみ)
作成者;シーボ・レジスターンス
立場;復活怪人
使用素材;『シーボ・サルーペの香美』、『2段目の引き出し』
概要;メントアセスが作り出したシーボモンスターを元に作られた、復活怪人。太陽で熱を集めなくても、火炎を作り出す能力を持つ。

シーボモンスターNo.38
○シーボ・Re:甘味童龍アメダマペロリン
作成者;シーボ・レジスターンス
立場;復活怪人
使用素材;『甘味童龍アメダマペロリン』、『2段目の引き出し』
概要;タイラが生み出したシーボモンスターの幹部を元に作られた、復活怪人。元となった怪人とは違い、戦闘精神のみをインストールされている。

シーボモンスターNo.39
○シーボ・レジスターンス
作成者;文明者エージェントパンク
作戦;ギガレンジャーの抹殺+メントアセスのサポート
使用素材;『レジ』、『タンス』、『レジスタンス』
概要;エージェントパンクが作り出したシーボモンスター。3つの棚を持つ古い大きな桐箪笥が身体で、可愛い顔や美しい手足がくっついている、ちょっと変わった姿をしている。箪笥の中は四次元に繋がっており、そこには無限の収納スペースがあると言う。反逆や反抗が大好きで、世界征服した後は真っ先に反発しようと考えており、語尾は『……タンス』。

シーボモンスターNo.40
○魔乳神官タイラ
立場;乳房帝国ネームネーム最高幹部、魔性の神官
変身者;タイラ博士
使用素材;『タイラ博士』、『魔のコア細胞』、『魔力』
身長;308cm 3サイズ;194(U)、121、174
概要;幹部が得た情報と核細胞を融合させる事により、全ての人間を虜にする魔性の美貌を手に入れた。また魔力を得た事で光線や魔法を使えるようになり、一説には海を割るばかりの神の力をも手に入れているとされる。その溢れんばかりの力に、タイラ博士の意識はかなり我儘になっていたため、ギガレッドの反逆を許してしまった。

シーボモンスターNo.41
○環境征服者ロクジョウ
変身者;環境支配者メントアセス
使用素材;『環境支配者メントアセス』、『六条帆夏』、『蜘蛛』
概要;メントアセスが、化けていた六条帆夏の肉体を自分と融合する事によって生まれた幹部であり、蜘蛛のようなしたたかさと環境を征服するばかりの力を手に入れた。背中の蜘蛛のような脚は全て彼女の思うが儘に動き、彼女の剣の腕はまさに達人級。杖も今まで以上に環境を操れるくらいに進化した。魔乳神官タイラの魔力と六条帆夏の血肉は相性が非常に良いらしく、魔乳神官タイラが居ると戦力が急増する。

シーボモンスターNo.--
○ナイチチ
立場;乳房帝国ネームネーム一般兵
概要;シーボの細胞から生まれる一般兵であり、人間の身体で言うと白血球に当たる存在。数は多いが、さして強くはなく、また胸も小さい。

シーボモンスターNo.--
○ゼンマイロイド
立場;乳房帝国ネームネーム巨大人造兵器
概要;クロックビックリネジを巻き、シーボの細胞と反応して巨大化するシステムで出来ている巨大兵器。ゼンマイを武器にして戦い、頭脳となる部分がないためにただ冷静に敵と戦う戦闘兵器。

シーボモンスターNo.--
○赤井望
立場;ギガレンジャーのギガレッド、シーボ・ブロントライム作戦の被験者
概要;元々、ギガレンジャーのギガレッドになるほど胸も大きくなかったが、過去に渡ったメントアセスのモンスター、シーボ・ブロントライムによってコア細胞を身体に埋め込まれる事によって、胸が肥大化し、その代わりに疲れやすい身体になっていたと考えられる。六条帆夏を大の親友であると、メントアセスが入れ替わる前から考えており、メントアセスが入れ替わった事を告げるとコア細胞が反応して暴走。しかしその後、仲間の助けにより、火炎を操る力を得て復活する。
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 全てが終わった、そう喜んでいるギガレンジャー。それ故に自らの頭上に現れた4人の女には気付かなかった。
 その中で、最も威圧する雰囲気を放つ女は手にした血のサンプルを、環境征服者ロクジョウがタイラに手を添えた際に回収していたタイラの血液が入ったサンプルを見て、ほくそ笑む。

「さて、どうやらタイラ様はやられてしまったみたい、だね。しかし、我が友、メントアセスがタイラ様の血液を採取し、あのできそこないのタンスに入れておいてくれたおかげで、タイラ様への忠義をこれからも行えると言う物だ。そうだろう、3人とも」

 そう言うと、後ろに居た3人が声を出す。

「えぇ。この収着使徒ユウ、皆様に愛を届けられる時を、今か今かと待ち望んでおります」
「何を言っているのよ、ユウ。愛なんて物は愚民どもが、この溶解使徒ホムラ様に対してのみ捧げれば良いのよ。そうすれば、玩具として可愛がってあげるから」
「ふ、二人とも……お、落ち着こう。ねっ、混雑使徒マリネはそう思うよ? ねっ、ねっ?」

 そう言う、それぞれそれなりに我の強そうな3人の女子を、サンプルを持った女はほくそ笑みながら見ていた。

「まぁ、3人とも……。残念ながら出番はもう少し先、だね。この世界は既に私達にとっては分が悪い。いくら私達が、今までのネームネームよりも、遥かに強いとは言っても、完全にネームネーム対策をしてしまっているこの世界を攻めるのは難しい。
 ……それに、デカパイ博士にビックリライトの存在を教えた裏切り者も、捕まえにいかなければならないしね。どうやら、こっちの世界ではない、別の世界に逃げたみたい、だね」

 そう言う彼女の顔は、本当に苦痛の表情に満ち溢れていた。

「裏切りは絶対に許してはならないのさ……この、文明者エージェントパンクの名にかけて、だね。
 さぁ、まずは裏切り者を見つけ出さなければ。さぁ、3人とも帰る、だね」

 エージェントパンクの掛け声と共に、3人の女性は続いて付いて行く。

 この世界は救われたが、それは別の世界の危機をも知らせていたのかもしれない。

【To Be Continued……?】