「い、いやぁ……も、もうやめてぇ……」
そうやって目から大粒大の涙を流しながら彼女、倉木明日夏(くらきあすか)は身体中から拒否の感情を表していた。
全身鳥肌と汗で既に元がどう言った人だったなのか分からなくなっていて、髪はストレスのせいなのかどうか知らないが元が黒髪だったのに髪の根元が白く染まっていた。そして大きく膨らんだHカップの胸からは薄くはあるが、ポタポタと母乳が流れ出ていた。
「ノー! それは許さないのデース! ねっ、ファームシェイド?」
「そうですウシ、モーウ・ボイーネ様?」
と、頭の黒髪から覗く髪の切れ目から牛の角を生やしており、そのぼよよんと激しく揺れる身長と同じくらい大きな胸を隠しきれていない牛柄のマイクロビキニを着た、背中に大きな牛乳瓶のような物を背負っている女性、モーウ・ボイーネは牛乳瓶から出るチューブをさらに明日夏の口に付ける。そして隣に居たファームシェイドが取り出したガムテープで捕れないようにがっちりと目張りする。
「……ムーッ! ムームーッ!」
「さて、ここからは私のミルクの出番デース! レッツゴーのスイッチオン、デース!」
と、モーウ・ボイーネは牛乳瓶の近くにあったスイッチを入れると、チューブを通って白濁色の液体が彼女の口へと運ばれていく。
「ムッー!」
「うるさいデースね……。ファームシェイド、ちょっとやるのデース」
「了解ウシ」と、ファームシェイドと呼ばれたその女子高生は明日夏へと近寄る。頭に麦わら帽子を被って青い農業用のジャージを着て、そしてその上に黄色いエプロンを羽織ったファームシェイドは、手に持った芝刈り機をイメージしたようなチェンソーを持ったまま、明日夏へと近寄る。
近寄ると、明日夏はウルウルと、上目遣いの涙目で明日夏を見ていた。
「そんな目で見てもダメウシよ、明日夏。私達はもう、ネームネームの手ごまになったウシ」
「……! ……!」
「叫んでも無駄でウシ。私は幸いファームメモリと適合して今はファームシェイドとなっているウシが、あなたの役目はモンスターではなく、今やっている事ウシ」
「……!?」
「分かって欲しいウシ。これも世界のためだウシ」
ファームシェイドが倉木明日香を説得している様子を見て、モーウ・ボイーネはクスクスと笑う。
(ま さ か、先程まで仲睦まじい従姉妹同士が、今では片方は怪人、そしてもう一方は……。考えるだけでワクワクするデース)
そしてファームシェイドに説得されてがっくりしている倉木明日香を見て、モーウ・ボイーネはスイッチを入れてミルクをどんどんと注いでいく。
すると彼女の胸がどんどん大きな物へと変わって行く。最初はHカップだったがまず空気を入れて片方の乳房だけがむくむくと膨らみ始め、そしてもう片方のおっぱいもまた一回りずつ着実に大きさを増していっている。
「おぉ! 凄いデース! もっと膨らめ、デース!」
そしてどんどん膨らみ始め、どんどん乳房が大きくなって着ていた服はもう既にびりびりと破れて衣のようになってしまっていた。そしてどんどん大きくなって、彼女の身体全体を包み隠すくらいにまで大きく肥大化していく。
「……ッ! モー!」
彼女の頭からは大きな黒い牛の角のようなものが生え始め、そして首には大きな音を鳴らすカウベルがいつの間にか付いていた。そして恐ろしい事にメートルサイズの超超乳の下から、新たに皮膚が大きく張って同じくらい大きくて卑猥な超乳が生まれだす。新たに生まれた超乳、そして4つとなった超乳はそのまま大きさを増して行き、身体よりも大きな5メートルにも渡る超乳を4つ付けた女が生まれていた。
もう既に腕や脚につけた枷は乳圧によって破壊されていたが、4つの超乳によって既に彼女に自由はないだろう。そう、もう二度と。
「……!? モー!?」
「完全に牛になってしまったウシ。いや、牛娘かウシ? どうでも良いけれども、私の役目をこれから果たそウシ」
そう言うとファームシェイドの背中から4本のアームが出て来て、その腕は4つの乳搾り用のカップへと変わっていた。そしてその4つのカップは明日夏の四大超乳へと向かって行って、その4つの乳にカップが取り付けられる。
「スイッチ、オーンでウシ!」
「……!?」
彼女の身体に電流が走ったように、首元のベルが大きく揺れる。そして刺激を受けると共にベルがチリン、チリンチリン、と何度も鳴っていて、ファームシェイドの4本の乳搾り用のカップの線から大量の彼女の母乳が搾られていく。
「まだ少ないデース。ファームシェイド、もっと本気を出すデース」
「了解しましたウシ。倍でやりますウシ!」
ファームシェイドの背中からさらに4本のアームが伸びていて、それがさらにたゆんたゆんと揺れている4つの乳を揉みしだいていく。
「さーて、揉み揉み」
「……♥」
ファームシェイドがアームを使って、上手に揉むと彼女の顔が先程までと違って、みるみるトマトのように赤く熟していく。
「もっと、もーみ! もみっ!」
「あ、あぁ……♥」
ジョロジョロ……と、小さな液体の音と共に、臭って来る……。
どうやらあまりの感触で漏らしてしまったようで、明日夏は恥ずかしそうに俯いてしまっている。
「あらあら♪ そのままだと、おっぱいが臭くなるウシ。ここは拭いてあげるウシよー♪」
そう言ってファームシェイドが動けない自分の代わりに漏らしてしまったのを見て、彼女はさらに情けなくなってしまったようで今度は顔はさっきの倍以上に赤くなっていた。そして彼女のお尻から出ている白い尻尾は、恥ずかしそうに小さく揺れていた。
(超乳プラント完成デース! やはりこう言うのは2人組が良いデース。主に処理的な問題で、ね)
モーウ・ボイーネは完成した28個目のプラントを見ながら、後はファームシェイドに任せて自分は次の作戦の準備を開始するのであった。
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ユシーモンスターNo.27
〇ユシー・ファームシェイド
所属区分;モーウ・ボイーネの超乳牛娘第28プラント管理者
使用体;女子高生、倉木響(くらききょう)
特徴;頭に麦わら帽子を被って青い農業用のジャージを着て、そしてその上に黄色いエプロンを羽織っている。芝刈り機のようなチェンソーと、背中から無数に出るアームが特徴。
所見;アームを使って彼女を助けるプラント管理者デース! 倉木響は第28プラントの実の従妹だから第28プラントも嬉しいでしょうデース! 私なりの愛情が彼女に伝わってくれると良いデース。By;天牛女官モーウ・ボイーネ
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