超乳戦隊ニュウ・ギガレンジャー 第6パイ(後篇)

帝国城摂政 作
Copyright 2015 by Teikokujosessyo All rights reserved.

「もうすぐ……そう、もうすぐだなの。成果は確かに存在しているなの」

 Pカップという超乳を誇る、両腕と両脚が赤く染まっている2m近い長身女性……文明者エージェント・パンクは携帯に映る画面を見ていた。そこには『魔乳神官タイラ-適合率;47%-覚醒率;11%』というデータが映し出されており、それを見て少し笑みを浮かべていた。

「良い感じなの。我が母の魔乳神官タイラはユシーモンスター達が集めた研究成果が身体に入っていく、これもまた文明なの。母親の身体はどんどん良いものになっておりますなの。
 研究成果の身体適合率はデータシェイドによってもうすぐ半分になっておりますなのが、まだまだ目覚める事はないようなの。本当に残念で仕方がないなの。まぁ、目覚めるのも時間の問題なのが……あぁ、覚醒したらすぐに顔をお見せしたいなの。タイラ様に尽くす、一番の娘である文明者エージェント・パンクとして顔をすぐお見せしておきたいなの……」

 嬉しそうな惚けた顔でエージェント・パンクは、ルンルン気分で笑っていた。その背後で巨大な歯車が回転していて、世界がどんどん白くなっていく。そしてその背後で沢山の女性達が苦悩の表情と共にその胸元が徐々に大きく育っていく。女性陣は悲鳴のような声を上げていたが、逃げられないようで悲痛な見た目をしていた。

「ユシーモンスター達の研究によって集められた膨乳アルゴリズム。それを我が歯車機関に混ぜ合わせる事によって、その場に居るだけで恩恵を受けられる膨乳歯車となりましたなの。良かったなのね、あなた達はすぐに恩恵が受けられて良いなのね。
 技術が一歩革新的な進歩をする事で恩恵を受けられる、それもまた文明なの」

 沢山の無理矢理集められた女性達の胸元がどんどんと大きくなっていく。すると1人の女性の胸が大きくなりすぎてビリビリという音と共に身体から引き裂かれていき、そしてその女性は胸元が引き裂かれて死に至る。その様を見て、「ひぃっ!」という声をあげる女性陣。それに対して、パンクは嬉しそうな声をあげる。

「なるほどなの。どうやらあまりに乳房に脂肪が引き寄せられ過ぎたみたいで、引きちぎれてしまったみたいなの。まぁ、タイラ様に試す前に知れて良かったなの。犠牲になったと思えば良い犠牲だったなの。これもまた文明の1つなの。
 まぁ、このまま実験を繰り返そうなの!」

『そうはさせません!』

 その瞬間、光が飛んで来て彼女の背後の歯車を破壊される。それと共に女性陣がいきなり動き出して、そのまま逃げだして行った。実験に使用していた女性陣が逃げ出した事で、エージェント・パンクは恨みがましく見ていた。

「くそう……我が文明による発展を邪魔するとは……。……恨みますなの、ニュウ・ギガレンジャー!」

「人を殺してまで、やれる事なんてなにもありません! そんなあなたを、私達が倒します!」
【ファイター変身システム、バージョンアップ! レッド、ニュウジョウ!】

「佐美ちゃんの仇、取らせてもらうよー!」
【バレット変身システム、バージョンアップ♥ ピンク、ニュウジョウ♥】

「頑張らないといけないわね。世界のために、佐美さんのために」
【バブル変身システム、バージョンアップ! ブラック、ニュウジョウ!】

「生徒会長として、そして戦士として役目を果たします」
【フローラ変身システム、バージョンアップ! イエロー、ニュウジョウ!】

「わ、わたしにも戦う事はしますからね! 頑張ります!」
【メーター変身システム、バージョンアップ! オレンジ、ニュウジョウ!】

 そして、私達6人の服装が色違いのビキニ服装へと変わっていた。露出度も高いが、それ以上に強い力を感じる。それぞれの武器を構えてパンクに突きつけていた。パンクはそれに対して、ムカついたと言った表情を見せていた。

「あそこまで明確な強さを見せておいたのに、それを理解出来ないとはなんとも情けない人達なの。良いでしょう、こうなれば私が真の強さという物を見せつけてやるなの」

 そう言って彼女が『W』と書かれたメモリを取り出すのを見て、私達は戦いとして構える。

『ワールド』

 彼女がメモリを刺した瞬間、世界が停止する。
 空気も、風も、人も、虫も、自然も。その全てが静寂と共に消えていく。ゆっくりと胸がたゆんと揺れる様ですら明確に見える中、エージェント・パンクの両脚が熱を帯びていく。

「暗殺だらけの中国文明!」

 そして両脚を振るうと共に衝撃波が放たれ、私達5人はそれぞれの武器にメモリを入れて必殺技を構える。

【ショックウエーブ、ヒッサーツ!】
【ウルフ、ヒッサーツ!】
【ロック、ヒッサーツ!】
【マリン、ヒッサーツ!】

 私達5人が武器を構えて、必殺技を放つ。5人が放った必殺技は途中で合体して一つの光として放たれる。

「い、いきますよ!」
【ランチャー、アプリスタート! シュシュット、ランチャー!】

 そしてオレンジが武器を構えて、そのままそれを勢いとして撃ち出していた。5人が放って一体と化した光がオレンジの攻撃で勢いを持ち、そしてパンクの放った衝撃波を相殺していた。
 そして世界の停止が終わるや否や、パンクの顔がさらに苦悩の表情に変わる。

「世界停止能力で死んでいたら良かったなのが……どうやらあなた達には『世界』の第二の力を見せないといけないなのね。『世界』の第二の能力、世界事変!」

 すると、彼女の身体から大量の蒸気が放たれる。そして彼女の両脚が肥大化して化け物のような足へと変わり、彼女の赤い四肢からは大量の歯車が合体して一体化していた。

「私は80の世界を侵略し、その文明を脳と言う情報として、そして肉体に記録しているなの。そしてこの『世界』のメモリを使う事で、私は世界そのものの力を手に入れた!」

 肥大化した化け物のような脚部はバイオパンク、生物研究が進んだ世界の文明。
 身体から放たれる大量の蒸気はスチームパンク、蒸気をエネルギーとして扱う世界の文明。
 赤い四肢に突き刺さっている歯車はクロックパンク、歯車の動きを主流とする世界の文明。
 今、彼女の身体にはその他合わせて80の世界の文明技術、その技術の粋が集まっているような状態。つまり今の彼女は、世界の力を手に入れた怪人。

「赤い戦士、桃色の銃弾、黄色の花、黒い泡、橙色の計器……そして緑色の爆発。
 たかが世界の構成要素の1つにしか過ぎない力しか持たない君達がどんな力を見せるのか。実に興味深いなの」

 彼女はそう言って、ニコリと笑っていた。


 魔乳神官タイラ……通称タイラ博士は、デカパイ博士という「胸しか取り柄がない癖に自身の才能を奪って行った博士」への復讐心からか、自身も大きな胸が欲しいという欲望に取りつかれてしまった人間である。そんな彼女はシーボという細胞の組織から、自身の感情の一部を切り取ったかのような怪人幹部を作り出した。審査する精神からの環境支配者メントアセス、調査する精神からの圧迫神官ツメンセ、検査する精神からの薬剤博士スクリなど、彼らはタイラ博士の感情から作られている。そして文明者エージェント・パンクもまた、そんなタイラ博士の感情が元となって生まれた。

 彼女の元となった感情。それは仲間を守る親愛の情。
 仲間を愛し、敵を排除すると言う、ある意味勇者やヒーローに近いその気持ちがタイラ博士の独自解釈によって歪められ、さらにシーボモンスターとなる事でさらに別の物へと変わった。
 文明者エージェント・パンク。誰かを殺してでも、自分が守りたい物しか守らない、地に落ちた悪の姿である。


「さぁ、どこからでもかかって来ると良いなの」

 彼女はそう言って全身に白い蒸気を纏わせて、白い煙の怪物と化す。

「それならば私の銃で吸い取ってあげる、わ♪」

 ニュウ・ギガピンクは持っていたアブソーブシューター改を使って煙を吸い取り、それを空気の塊として放つ。しかし白い煙の怪物は、サッと動いて避けていた。そして煙の中から赤い左腕が現れ、左腕の歯車が激しく回転する。

「レッドギア・バスター!」

 そして蒸気の化け物が左腕で殴りかかろうとしたその時。とっさにニュウ・ギガブラックはシャドーバブル改によって放たれた大量の泡を放ち、ピンクを包み込む。それによって泡の膜に包まれたピンクは、その攻撃を防がれるも、強大な破壊力はピンクを吹き飛ばす。

「ピンクッ!」

「……邪魔でしかないなの。レッドギア・ラリアット」

 そう言って一瞬で近寄ったパンクはそのままブラックを地面へと叩きつける。一瞬にして倒された2人の仲間だったが、私達は倒れる訳にはいかなかった。そう、パンクを倒さないと私達の世界は終わってしまうのだから。

「ヒートハンド改! ジェットモード!」

 私はヒートハンドに火炎を灯して、そのまま空を舞う。そしてそのまま火炎を地面へと放って、飛びあがると共にパンクへと向かって行く。

「ジェット・アターック!」

 その身体を受け止めたパンクはそのまま地面へと叩きつけられていた。しかしパンクの身体から大量の蔓のような物が現れ、レッドの身体に纏われていた。

「こ、これは……もしやバイオパンクとやらの力!?」

「デット・バイオシーフ。これで一番厄介なレッドは封じたなの。後残っているのは、哀れな被害者である黄色い花と、後から加入した橙色の計器」

 そう言ってパンクは赤い四肢の歯車を大回転させる。すると彼女の身体を中心に巨大なエネルギーが具現化して武器となる。そして巨大な剣となったそれを握りしめて、パンクはその剣をこちらに突きつけていた。

「今ならば逃げ出す事も出来ますなの?
 世界と相手するだなんて、どう考えたとしても相性が悪すぎるなの。やっかいな敵とは戦わないそれが長生きするための、正しい文化なの」

 パンクは言っていた。ここで逃げれば見逃すと、さもなければ殺すと。

「刃向う者には死あるのみなの。この3人は最初に刃向った者として死を迎えなければならないなのが、あなた達はただ巻き込まれていただけなの。ならば許してあげても良いなの。だが刃向うと言うのならば、ちゃんとした処分を与えないとならないなの」

 そんな脅迫めいた言葉に対して、圧倒的な戦力を見せつけたパンクに対して、ニュウ・ギガイエローとニュウ・ギガオレンジの出した答えは。

「「私達は屈しません!」」

 そう言ってお互いの武器を、イエローはガイアブレード改を伸ばして彼女の胸元に突き付け、オレンジは『E(エレメンタル)』のメモリで磁力を操って金属をぶつけるために放つ。

「なるほどなの、それがあなた達の答えなの……ならば、死ねなの! 歯車エクスカリバー!」

 そう言ってパンクは巨大な剣を振るう。振るわれた巨大なエネルギーを持ったその剣は、イエローとオレンジの攻撃を物ともせずに2人を攻撃し、2人の水着のような服装が破れ、大きく巨大なおっぱいがたゆんたゆんと揺れていた。パンクはゆっくりと私の元へと近付いて来ていた。

「どうしましたなの? あなたの仲間は全滅、この私の力を使えば私一人だけでもネームネームの悲願は達成できますなの。
 さて、これにて最終作戦なの。今ここでニュウ・ギガレッド、沖杉留子を倒す事によって目的は遂げられますなの。これで止め、なの!」

「――――私達は、最後まで戦いますなの!」

「良い覚悟なの……では、人生の結末をこの私の手でつけて差し上げますなの」

 パンクの歯車が物凄い勢いで回転する。四肢が物凄い勢いで赤く燃え上がり、そのまま私の身体に叩きつけられようとしたその時。

 バンッ! バンッ、バンッ!

「……うん? 何が起きたなの?」

 銃声が鳴り響いて、パンクの身体に白い爆発が起きる。それが連鎖的に、いや何発も放たれるもパンクは意にも返さない。

「……あぁ、なるほどなの。丁度いい、お前にも見せてやろうなの」

「えっ? ――――!?」

 パンクに起こされるようにして、私はそれを――――私を助けようとして武器を持ったメイド部隊の姿を見た。

「あ、あなた達!?」

『沖杉家メイド部隊! 留子様に加勢します!』

 そう言いながら私を助けようと、正確な射撃でパンクのみを撃つメイド部隊。しかし、撃たれている当人は全く聞いておらず、それどころか嬉しそうな顔をしていた。

「あぁ、さらにあなたを助けようとする生贄が来たなの」

「――――! や、やめっ――――!」

 私が制止の声を出すも、パンクは止めもせずにメイド隊に火炎を与える。火炎にまみれて、彼女達が悲鳴をあげる。

「ひゃはは! タイラ様に刃向う者には死あるのみなの!」

 やめて……

「さーて、これでもう戦う気がなくなったなのね?」

 メイド隊を、仲間を……

「さーて、止めと参りましょうなの」

 これ以上は……許さない……

「必殺! ワールド・ディストラクション!」

 私に向かって振り落とされた左腕を、両腕で受け止める私。

「ハハッ! 無駄なの! この私の歯車の回転エネルギーは世界規模! たかが小娘の両腕程度では支えきれないなの!」

「……だったら! これなら、どう!」

 私はそう言って、彼女の左腕を自分のたゆんたゆんに揺れる爆乳の中に突っ込む。それをパンクは正気かと思うような顔で見つめる。

「世界を相手に! 1人の女性の胸の力で勝てる気で居るとでもなの? この私が、世界の力を甘く見るななの!」

「無理じゃない、です!」
【ランチャー、アプリスタート! シュシュット、ランチャー!】

 ドンッ、とパンクの身体を囲むようにして4人のギガレンジャーの仲間が私のようにパンクの身体を自らの胸元に突き入れていた。そして私達の身体ごと、オレンジ色のチェーンがパンクを締め付ける。

「留子ちゃん! 私もま ぜ て ♥」

「皆、一緒だよ! 留子ちゃん!」

「生徒会長として……いえ、1人の人間として一緒に止めを刺しましょう!」

「戦士の期間は短くても、決意は一緒だよ!」

「皆……よし、このまま一気に!」

 私達は互いに互いの手を繋いで、そして結束を高める。

「馬鹿な女達なの。こんな足止め、すぐに抜け出してやるなの。文明を、世界を、そしてネームネーム最高幹部の力を舐めるな、なの!」

 パンクもなんとか逃れようと、物凄い力を私達にぶつけてくる。今にも弾け飛んでしまいそう、だがそうはさせない!

「橙子ちゃん!」

「うん! 分かったよ!」

【リダクション、アプリスタート! フンサイ、デストロイヤー!】

 オレンジの変身携帯から流れ出す必殺技の、胸を大きくするエネルギーが腕を通って私たち全員に伝わる。

むくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむく!…

 どんどんと私達の胸は大きく、美しく、気高く、優雅に、そしておっぱいとしての魅力を持って敵を押し潰して行く。

「や、やばいなの! こ、こんな事でこの私が! 文明者エージェント・パンクがやられるだなんてあり得ない! なの!」

「「「「「奥儀、アルティメットプレッシャー・バスト!」」」」」

むくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむく!…

むくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむく!…

むくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくごきっ!…

むくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくぐちゃ!…

「あ、あり得ない……なの……」

 そして10mを越えて、さらに圧縮しようとする中、私達の強敵であるエージェント・パンクは死んだ。

(やったよ……佐美ちゃん。遂に、ネームネームを倒せたんだよ……)


 それからの話。
 敵としての対象物であるエージェント・パンクを倒した私達だったが、リダクションの力は凄まじかったらしく、いや5人それぞれが合体したのがいけなかったのかもしれない。
 やめられない、止まらないと言った様子で、私達の胸は膨乳し続け、遂にあまりの巨大さ故に私達の胸がスカイツリーと同じくらいになった時、ようやくナッノ博士が助けに来てくれました。

 博士はパンクによって火炎の中に放り込まれたメイド達を手持ちのメモリで助けた後、しばらくメイド達の看護をしてくださったみたい。
 そして、私達の方を見ていつものように、いやいつも以上に説教をしていた。

「全く……ただでさえパワーアップしているというのに、それで必殺技を撃てばどれだけの破壊力を生むか分かっているはずだよね。人が散々手回しをしているというのに最後の強敵相手に、胸で押し潰すだなんて笑い話にしかならない方法で倒さないで欲しい。
 ボクがどれだけ心配した……いやなんでもない、忘れてくれたまえ。ともかく最後の決戦で、この最後はあまりにも不作法だと思いますよ? メモリの効果を打ち消す『N(ナイト)』のメモリで少しずつリダクションの力を除去していくので、それまで反省していればいいんだよ。全く、本当に……いつまでも迷惑をかけてくれる者だよ」

 そう言いながらも良く頑張ったねと、ナッノ博士が褒めてくれた。あまりにも嬉しくて、胸から大量の母乳が全員出てしまって、後でそれも驚かれて、怒られたのは良い思い出だ。
 メイド達とナッノ博士の事後処理によって、現場は元に戻った。

 その後、私達の胸元から回収されたぺしゃんこになったパンクの破片をナッノ博士が骨壺のような物に入れ、佐美ちゃんのお墓の横に埋めた。ナッノ博士曰く、彼女もまた自分の信念を全うした結果なのだから、と。

 その後のどたばた騒ぎはあまり語りたくはない。
 皆で家で勝利の宴をしながら互いの胸元をおじさんみたいに触り合い、それでまたメイド達に怒られてしまった。

 そんなどんちゃん騒ぎが終わって一か月後。
 今日この日、ナッノ博士が私達の前からいなくなる。

=========
ユシーモンスターNo.66
〇文明者エージェント・パンク
所属区分;乳房帝国ネームネーム最高幹部
使用メモリ;『W(ワールド)』
外見;両腕と両脚が赤く染まっている2m近い長身女性。Pカップと言う胸を堂々と張り、その左目には歯車のような物が付けられてカキカキと音を出して動いている。
所見;『仲間を守る親愛の情』が変化して、自分の親のみを至上とする女帝が誕生した。80の世界の文明を究明して自身の力としており、その力は世界その物。まさに最強の女とも呼ぶべき彼女も、5人の女性達の結束には勝てなかったみたいである。By;文化者エージェント・ナッノ
=========

次回予告!
沖杉留子です。
パンクを倒して、ネームネームを全壊させたと思った私達の前に、奪還摂政ヨミガエッターが現れる。
彼女はメモリの力を使って、人々の胸を膨乳させるという作戦を使って来る。
この世界に、皆で守りきったこの場所を汚すのは私が、私達が許しません!
次回、超乳戦隊ニュウ・ギガレンジャー、第7パイ!
「さよならナッノ博士! また会う日まで!」

「みんなを、そしておっぱいを守りきって見せる!」By;沖杉留子