爆乳ライダーL&M 第6話

帝国城摂政 作
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《前回っていうか、なんというか……》
 ヒミッコクの胸の中の宇宙に閉じ込められた爆乳ライダーの2人と雨洞優は、宇宙の力を手に入れてヒミッコクから脱出する。そして新たな力を得た彼らは、怪盗アリエーヌを倒す事に成功する。この物語は8歳の少女、雨洞優が学校に通う物語である(笑)



 白木坂小学校。ごくごく普通の小学校であり、特に目立った功績を上げている訳ではない。しいてあげるとするならば去年着任した教頭のヅラが金髪であまりにも違いすぎると話題になったくらいの、どこにでもあるようなその小学校にその女の子、雨洞優は居た。
 どこにでも居る生徒のように、学校指定の帽子を深々と被って目元を隠し、赤いランドセルを背負って、みんなと同じように帰宅しようとして――――ガシッとその手を掴まれる。

「お、おい! 雨洞!」

 その少年は顔をうっすらと紅潮させて少し緊張こそしていたが、それでもその手はしっかりと雨洞の腕を掴んでいた。明らかに恋している、そんな事を易々と感じられるような少年の顔を、優はうんざりとした顔で見ていた。

「またなの、志田くん? 私には好きな人が居るの。だから告白しないでって」

「で、でも……」

 それはもう志田は何回も聞いた。何十回も言われた。だが、諦めきれないのだ。
 雨洞優、彼女は同年代と比べるとあまりにも大人びていた。この頃の子供というのは、自分よりも年上の人物に恋しがちだが、雨洞優は年上のお姉さん達よりも少年達にとっては魅力的だった。
 彼女の身体を改造したニコラ・ツクルノラは、彼女を《玉藻の前》という絶世の美女を、傾国の美女をイメージして改造を施したとされているが、そんな彼女の妖艶さが滲み出て、子供達を誘惑しているのではないか、と言うのが一番有力ではあるのだが。

 まぁ、当の本人はそれを活用しなかった。《玉藻の前》はその美貌を駆使して成り上がったが、わずか齢8歳の少女からして見れば、うざいとしか思えなかったのだろう。適当に志田の相手をしていつものように振った後、校門へと向かおうとして、トンッと肩を叩かれる。

「おい、雨洞。今日も人気者だな。兄ちゃん、嬉しいぞ」

 そう言ってガシッと肩に手を回したのに対し、雨洞は先程の志田と同じように素っ気ない対応をする。

「何をするんですか。
 ……にいさんの、ばーか」

 ――――違うのは、彼女の顔色が恋の色に満ちていたところか?



「ウププ! なんにせよ、とーっても面白いですね。
 妖艶ながらも、義理の兄なんかにそんな顔を向けて良いと思ってんのぉ? うー、ぷすぷすっ!」

 と、私は笑いながらそう言った。

「あなたはいったい……」

 私、雨洞優(8)は幸せの絶頂だった。おにぃちゃ……いや、愛しの今日お義兄ちゃんと一緒に帰る事になったのだが、その際に1人の女と出会った。
 ごく普通の女だった。白いセーラー服を着て、頭に黒いシルクハットを被った、特徴という特徴がそれくらいしかない、ちょっと変わった16,7くらいのその女はゆっくり自然にこちらへと歩いて来ると、急に

「えい」

 と、なんでもない様子で、おにいちゃんに剣を突き刺した。そしておにいちゃんは痛がることもなく、その剣の中に吸い込まれてしまったのだ。



「答えて! おにいちゃんをどこにやったの!」

「その答えには剣の中って、答えてあげるね。雨洞ユウテイル」

 と、彼女が優の事を《ユウテイル》と呼んだ事で、優の表情が険しくなる。

「……もしやあなた、あの怪盗の1人ですか?」

 そう言うと、彼女はニヤリと笑うとシルクハットを放り投げる。放り投げると彼女の姿が変わっていた。
 胸は先程まであるかないかも分からないくらいの小粒だったが、今でははっきり女神を思わせんばかりの豊かさのある実りがぼょんと揺れる。髪は緑色、いや腰まで伸びたその髪は全部意思を持った蛇である。そして目元を【働きたくない】と書かれたアイマスクを付けた彼女は、ニヤリと笑う。

「ザッツ・ライト! 私の名前はメンドゥーサG! 怪盗コンビの新たな相棒であり、メガイジンシリーズ担当となっている者ヘビ。シャー、ヘビビィ!」

「……裏切り者に制裁でも加えに来ましたか? それでもおにいちゃんは関係無いでしょ。今すぐ、おにいちゃんを解放しなさい!」

「そうはいかないヘビ。貴様が裏切ったせいで、アリエーヌ・ルパン様は死んだヘビ。その報いは受けて貰わねばならぬヘビよ。それに、これが一番貴様にダメージを与える方法ヘビ。止める訳にはいかないヘビよ」

「そうですか――――仕方がありませんね」

 と、優はベルトを腰に回すと2本のメモリを構える。

『フォックステイル!』『シノビ!』
「愛ある忍! 第7戦術、なのですこん!」

 優が2本のメモリを挿すと同時に、彼女の身体を金色の光に包まれる。そして高身長とRカップ、狐耳と尻尾が特徴的な新しい爆乳ライダー、ギガエンプレスへと変わると、日本刀を持ったままメンドゥーサへと斬りかかる。メンドゥーサは視界をアイマスクで隠されているのにも関わらず、まるで見ているかの様にひょいっと避けると「シャー、ヘビビビィ!」と特徴的な笑い声をあげる。
 メンドゥーサは左手にカードを、右手に【嘘許さず】と書かれた紙を持っていた。そして2つを重ねると、メンドゥーサのアイマスクから藍色の光が見える。

「では、参りましょうか。
 女神と偉人でダブルミックス! メガイジン第1柱、降臨せよ!」

 藍色の光が2枚の紙を貫いたと同時、そこから白い煙と共にそいつは現れた。
 薄い水色の和服を着た長い緑色の髪が特徴のMカップのその美女は、頭に一本の角を生やしていた。そして背中には1対の翼を持って悠々と空を飛んでいた。そして彼女は海にも近いような、藍色の三又の槍を構えていた。

「我が名はペガサスK。基となった伝承は『ペガサス』と『清姫』。そして位はランサー。
 嘘は絶対許さないわ。ヒヒィンのない言動も妾の前でやれると思わないで欲しいわね」

 ペガサスKはくるくると三又の槍を構えると、ユウテイル――――いや、ギガエンプレスにその刃先を向けていた。メンドゥーサはペガサスの姿を確認すると、「じゃあ、私は残りの2人を始末して来るわ」と言ってすーっと煙のように消えた。

「ペガサスK……。メガイジン……ですか」

「あなたのその数値は嘘偽りでしょう。妾は嘘や偽りだけは絶対に許さないわ。
 だから……はい、どぉん♪」

 ペガサスは槍からいきなり雷を放ち、ギガエンプレスは忍者らしい身軽さで飛び立っていた。

「雷……厄介な能力ではありますが、これならどうかしらこん?」

 と、ギガエンプレスはトンッとその場でくるりと回転する。回転すると同時、ギガエンプレスの姿がぶれ、ずれ、20にも及ぶ複数の姿に分身していた。全ての姿が一緒、そして胸の大きさと揺れ方も一緒だった。

「ギガエンプレスの忍者の力、分身! 雷がいかに速かろうが、この分身の中から本体を見つけ出すのは容易じゃないこん」

「……はい、どぉん」

 と、ペガサスは宙に浮かんだまま槍の刃先を、しっかりとギガエンプレスの本体に向けて雷を躊躇いなく放っていた。慌ててギガエンプレスはサッと避けると、今度は100体規模に分身する。しかし、そんな中であろうともペガサスは的確に本体を狙い澄まして撃っていた。

(何故……?! 分身は完璧なはず?! それなのに何故、ここまで本体にだけ雷を放てるんだこん?!)

「ヒヒッ、ヒヒヒヒィン! 驚いてくれてるなら嬉しい限りだわ。
 ――――妾の原典は清姫。美形の僧・安珍に騙されて嘘に過剰反応して最後には大蛇となったこの姫は、嘘と偽りを許さない。よってあなたのような幻覚などという騙しは、この妾には通用しないヒヒィン!」

「相性が悪いという意味こんか……」

 戦い辛いと毒吐きつつも、ギガエンプレスは今度は手裏剣を構えるとペガサスへ向かって放つ。くるくると回転して手裏剣は向かうが、それをペガサスは一個一個、的確に雷で撃ち落としていた。
 どうやら挑発的な行為も全て見通しているようである。次にギガエンプレスは呪術を用いて、火や水、雷などの魔法を構えると、ギガエンプレスの攻撃を現実ではない嘘と判断したペガサス。それを槍を振り回して、全部対処して撃ち落としていた。
 その後、ギガエンプレスは手裏剣などの忍具と呪術を交互に混ぜ、それをペガサスへ放つ。ペガサスはそれを槍と雷で対処しきっていた。

 2人の戦いは続く。時折攻守は入れ替わろうとも、ペガサスの優位は変わらなかった。なにせ相手はギガエンプレスがいくら分身で惑わせようとしても、その幻の中から本物を絶対に見つけ出すのだから。
 元々『フォックステイル』も、『シノビ』も、さほど戦闘能力が高いメモリではない。『フォックステイル』の幻、そして『シノビ』の隠密、その2つを組み合わせた虚を突く構成となっているギガエンプレスにとって、嘘を見破るペガサスKとの相性は最悪だろう。

(どうするこん? ペガサスは私の攻撃を全て見切っている。かと言ってあの雷を跳ね除けて、ダメージを与えるだけの攻撃を私は持ってないし……)

 手数で勝負するギガエンプレス、しかし相手はそれを容易く対処する。そして槍を持っているだけあって生半可な戦いでは相手にならない……。

「ヒィッ、ヒィヒヒヒッン! さて、そろそろ嘘ばかりのあなたとの戦いはうんざりになってきたわ。
 そろそろきヒヒィンのある妾から、止めの一撃を食らわして差し上げましょう!」

 そう言って彼女は槍を自身へと突き刺すと、彼女の身体に電流が宿る。ビリビリと彼女の身体から雷が流れる中、彼女の頭にある一本角が凄い勢いで光を増していた。

「雷を自分に刺して身体能力を上げる妾の切り札、"駿馬"。この雷光が宿りし角は全てを貫き、そして雷の強さを、そして妾の偉大さを見せつけるわ!
 行くわ、駿馬!」

 ペガサスは翼を羽ばたかせて天空へと飛びあがると、そのまま角が大剣を思わせるくらいに巨大化する。そして大剣と化した角を前に出して、そのまま突き刺すのを目的としてギガエンプレスへと向かって来ていた。

(ど、どうすれば……『フォックステイル』と『シノビ』、この2つでどうやれば……)

 ギガエンプレスが悩んでいる間も、ペガサスは迫って来る。

 どうすれば……そう悩んでいると、ギガエンプレスの身体から声が聞こえてくる。

【お困りでありナース?】

(……だ、だれ?)

【誰って……わたくしの名前はメカイジン第0弾のナイトンゲールと申す者でナース】

 それは優の身体の中に居るメカイジン第0弾【ナイトンゲール】からの声だった。


【わたくしは宿主様の快適な健康管理をサポート! ア〜ンド! 適切に体調チェックさせていただいているのでナース! ……どうやらお困りのようですが、どうされましたかナース?】

――――体調管理してたなら分かるんじゃないんですか? 今、私、大変な状況なんですよ! 敵のペガサスKに敵わなくて……

【ふむふむ、つまりは『フォックステイル』と『シノビ』では勝てないからどうすれば良いのか悩んでるのナース? 確かに調査してみた所、この2つのメモリは圧倒的に弱体化措置がなされていると判明したナース】

――――弱体化……措置?

【恐らくはもし裏切った時も、こちらに刃向えないようにするための措置? あるいは単なるツクルノラ様の設計ミスかと。確かにこれでは、あのペガサスKに勝つのは難しそうナース。
 ……でも、大丈夫ナース! 困った時の頼れる味方、この『ナイトンゲール』にお任せあれでナース!】

 どうするんだろうと、優が困っていると『フォックステイル』と『シノビ』のメモリが真っ白に輝き始める。

【『フォックステイル』のデータ、抽出……もっとも優れた妖術要素を確認。『シノビ』メモリに抽出したデータを加え再構成。それに今後戦いに有利になるようにメモリデータを参照……完了。
 『フォックステイル』と『シノビ』のメモリ領域を空にして、新たに強力なメモリを作成しナース】

 2つのメモリは真っ白に輝き、そして1本の『E』と書かれたメモリとして再構築されていた。

【さぁ、マスター。それを使ってくださいナース! それこそマスターの新たな力、そして新たなギガエンプレスへと変身するためのメモリでナース!】



「まばゆい輝きだったわね」

 ペガサスKはそう言って、地面へと向かっていた体勢を一旦方向転換する。再び上へと飛び戻ったペガサスK。地面が煙に覆われているために、状況が見えない中で行動するのは危険だと判断した上での決断である。

「ともかく一旦煙を剥がさないとならないわ! キヒヒィンのある妾はちゃんと見通したうえで決断しないとならないのだから」

 誰に弁明する訳でもなく、ペガサスKはそう言うとパタパタッと翼を大きく羽ばたかせると風が舞い、中から雨洞優が現れる。先程までのギガエンプレスの姿とは違い、どうやら変身解除したようである事を確認したペガサスKは高笑いを浮かべていた。

「変身解除してるじゃないですか? ヒヒ、ヒヒィン。
 それで妾の攻撃を防げるとでも? それとも命を差し出すますか?」

 ペガサスKは嘲笑い、それに対して優は真剣な表情で1本のメモリを構える。

「いえ、ここからが大事なのこん。
 さぁ、みせてあげるこん。私の、新たな力を!」

『エレナ!』
「愛あるオカルト! 第77戦術、なのですこん!」

 優がベルトに『E』と書かれたメモリをベルトに差すと、彼女の服が飛んで行き、今度は白と金の二色が入り交ざった光に包まれる。白と金の光が彼女の身体に纏われると彼女の身体が先程と同じようにぐいぐいっと伸びていく。しかしそれは先程までの190cm程とは違ってさらに大きく伸びていく。

(ど、どこまで伸びていくの?! ヒヒッ、別にびっくりしてる訳じゃ……)

 そして彼女の身体は2mという大台を越えて、3mを越えて4mくらいになったところでようやくその成長はおさまった。そして今度はぐいぐいっと伸びていき、今度は胸とお尻がどんどんと実りを持って豊かに膨らんでいく。胸もお尻もどんっと大きく蠱惑的な雰囲気を纏った大きさに膨らんでいた。そしてスタイルだけでも、立っているだけでも存在感MAXな中で、彼女の髪が金と黒の二色の色に染まる。ツインテールの右側は黒、左側は金……そして分け目の所で金と黒の真ん中で渦巻いて1つとなっていた。
 黒みがかった金色の尻尾がお尻のところから9本の狐の尻尾が伸びて行く。頭には銀色の狐耳が生えていき、頭の周りで200以上にも及ぶ石球がくるくると回っていた。両腕には特徴的な変な模様が描かれており、右手には五芒星の描かれた黒い本を持っていた。

「身長384cm! 268-144-212! この新たな力であなたを倒すこん!」

 ドンッと、その立派な胸と尻を見せつける。それに対してペガサスは怒りを露わにしながら、自身の角に手をかける。

「大きくなろうが、妾の勝ちは決定しているの!」

 と、彼女はそう言って自身の大角を引き抜く。それはまるで1本の槍のようであった。

「これこそ、大槍・清きペガサスホーン! 全てを貫くこの角槍は、あなたのその無駄に育って狙いが定まりやすくなったその身体をぶち貫きますわ!」

 角を構え、そのまま真っ直ぐにペガサスKは新たな力と変わったギガエンプレスへとそのまま高速で向かっていた。それに対してギガエンプレスは両の掌を合わせて祈りのポーズを取る。

「(……この両腕に描かれているのはカブレラ・ストーン。人間と恐竜が共存するような絵が描かれたこの絵から貰うは、人と獣の2つが共存して得られる力)」

 ギガエンプレスがそう願うと共に、彼女の身体から金色の9本の狐の尻尾を持った女性の姿があった。そして彼女のオーラはウフフと不敵に笑うと、そのままギガエンプレスの中へと消えていく。それと同時にギガエンプレスの身体から出る9本の尻尾に金色の火炎が纏われており、両腕の模様が白く発光していた。

「(そして、この浮かんでいるのはコスタリカの石球。コスタリカの密林で200以上見つかったこの石の球にオカルティックなパワーを注ぎこみ、高速回転させる)」

 ギガエンプレスの身体をコスタリカの石球を高速で回転させ、それによって力がコスタリカの石球を通して増幅して行く。増幅したその力はギガエンプレスへと注ぎこまれ、ギガエンプレスの顔に黒い呪紋のような物が浮かび上がっていた。

 ギガエンプレスの身体を周る、オーパーツと呼ばれるような物体。それによって注ぎこまれる膨大なエネルギーの全てを、ギガエンプレスは処理し切れていた。むしろこう言ったオカルティックな力を解明する事こそが、このメモリの真骨頂のようだった。

「(凄い……これが『エレナ』のメモリの力……。どんな人物か分からないけれども、その力の凄さはちゃんと使わせていただきます!)」

 ギガエンプレスは祈っていた手を離すと、両手で枠を作る。そして両手で作った枠をペガサスへと向けていた。枠を向けると同時に、コスタリカの石球がライン上に並んで浮かんでいた。

「――――オカルティック・アウトレンジレーザー、発射!」

 ギガエンプレスの手から光がレーザーとして放たれ、コスタリカの石球に当たると同時にその勢いがさらに増して行く。そしてペガサスの身体がレーザーによって焼かれていた。レーザーが通った後、ペガサスの身体がすすとなって消えていた。安心したギガエンプレスは元の姿へと戻っていた。

「ふぅ……これでようやくと言う所でしょうか。
 でもおにいちゃんを持ったまま、メンドゥサGを探しにいかなくちゃ……多分だけど、黒山さんと白雪さんの2人のところに行ったんだと思う。だから、2人の学校に行こうかなぁ」

 優はそう言いながら、変身した際に飛んだ学生服を取りに行っていた。そして優は服に手を通すが――――

「……あれっ? なんかこの服、きつい? それに、これは?」

 ふるふるっと、何故か変身前なのに優の身体からは9本の狐の尻尾が出ていた。



 一方その頃――――黒山渚と白雪このはの2人はと言うと……爆乳ライダーの2人は校庭で倒れていた。そして2人の前には、奇妙な格好をした2人の女性が立っていた。
 1人は黒い長袖のゴシックドレスを着た小柄な少女。背中からは黒い煙突が出ており、そこから出た白い煙が彼女に巻かれて彼女の存在を胡乱としていた。そして彼女は両手に血で出来たナイフを持っていた。

「女神と偉人でダブルミックス! メガイジン第2柱、降臨!
 我が名はヴァンパイアJ! 基となった伝承は『吸血鬼』と『ジャック・ザ・リッパー』。そして位はシリアスキラー。
 お母さんじゃないの? ……じゃあ、し ん で?」

 もう1人は白い半袖のゴシックドレスを着た長身女性。半袖というか、上半身と下半身の大事な所しか隠していない服装であり、たゆゆんっと揺れる豊かな胸と母性を感じさせる雰囲気。太陽を思わせるタトゥーを全身に描かれており、そして背中にはリュックを背負っていた。

「女神と偉人でダブルミックス! メガイジン第3柱、降臨!
 我が名はヴァンパイアM! 基となった伝承は『吸血鬼』と『マタ・ハリ』。そして位はスパイ。
 えぇ……大丈夫よ、Jちゃん。私がお母さん役をやってあげるわ。彼女のような悪い人は、私に騙されるために居るのだから」

 2人はしっかりと立っており、そんなメガイジンと名乗る彼女達の足元で爆乳ライダーの2人は倒され、うちひしがれていた。

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メガイジンシリーズ第1弾;ペガサスK
神話モチーフ;ギリシャ神話系統ペガサス種
偉人モチーフ;清姫
位;ランサー/槍を持つ人
身長;158cm
バストサイズ;108cm
バストカップ;Mカップ
外見;薄い水色の和服を着た長い緑色の髪が特徴のMカップの美女。頭に一本の角を生やしており、背中にある1対の翼を持って自由自在に空を飛ぶ。手には海にも近いような、藍色の三又の槍を構えている。
説明;メンドゥーサGが《ペガサス》と《清姫》の2つをモチーフにした作ったメガイジンシリーズの1体。雷を用いた攻撃を得意としており、モチーフとなった清姫の伝承から嘘や偽りなどを見抜く能力に長けている。また自慢の一本角は大陸すらも割れるほどの破壊力を持っており、必要に応じて角を槍として使えるだけの戦闘技能も有している。
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