milk story

ttn 作
Copyright 2014 by ttn All rights reserved.

「駄目だ、俺はもう・・・クソがっ・・・!こんなトコで死ぬなんて・・・!」

一人の地球人の青年はビルの屋上でつぶやいていた。
ただのビルではない。
燃え盛る、大火事の起きているビルの屋上である。

「こちら現場ですっ!現在、屋上に取り残されている青年を救助しようと消防隊は必死ですが火の勢いは収まるどころか、強さを増すばかりで一行に進みません!ヘリでの救助も行われようとしていますが、このビルではヘリも届きそうにありません・・・!!」

テレビリポーターはビル火事の現場から状況を伝えている。
火の勢いはどんどん増しておりこのままでは付近の建物にさえ引火しそうであった。
そして、たった一人残された青年の救助・・・火は強く内部からの救助は不可能。
屋上ならば、ヘリで屋上へ飛んでいけば・・・と思えるがこのビルではそれはできそうに無い。

このビルは巨人の宇宙人が多く泊まる巨大なホテル。つまりビル全体のサイズも巨大である。
ヘリの燃料を満タンに入れても、屋上まで飛んでいくのは難しいことだった。
青年は巨人に比べれば、小人であったが巨人達と同じくらい頑張って働いた。
だからこそ、この巨人用のホテルで働けていたのだった。

誰もが悲劇的な終わりを思わずにはいられなかった・・・時であった!



「すいませぇん!今来ましたぁっ!」

おっとりとした女性の声が響き渡る。燃え盛るビルを見ていた野次馬は声のした方を見る。

そこにいたのは一人の女性。
胸もお尻もかなり大きいのに尻にしか水着は着けておらず、巨大な胸がよく見える。

このピンチを救うため現れた彼女の名はアリア。シュレース星人である。

アリアはこの広い宇宙人街でも一二を争う程の巨人であった。
そのため、このような緊急時、彼女の巨体は困難を可能にしてくれるのであった!

「じゃあ、ミルクを出すので皆さぁんっ!離れていて下さぁいっ!」

アリアの声で野次馬はビルから一斉に離れる。そしてアリアはビルに向けて胸を突き出す。
アリアは次郎の事を想像する。彼の優しさ、男らしさ、毎晩行われる小さな体での・・・!
頬を赤く染め、息使いが荒くなる。そしてアリアは自分で自分の胸を揉んだ。

ぶしょおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっ!!!!!!

ビル全体にアリアのミルクがかかる。そのミルクのあまりの水量に
勢いの止まらなかった火が、一瞬にして消えたのだった。

「すげぇ・・・これがシュレース星人・・・巨人はやっぱりすげぇ・・・」

屋上で洪水のようなミルクの大雨を全身に浴びながら、青年は驚いていた・・・。



「昨日は凄かったみたいだねアリア。消防署が君に表彰状を送りたいらしいよ」
「そんなの良いですよ次郎さんっ!私は自分に出来る事をしただけですから・・・」
「優しいんだねアリアは・・・そんな君が好きさ・・・」
「次郎さんったら・・・私もですっっ・・・!!」

恥ずかしがるアリア。それを微笑ましそうに眺める次郎。
次郎の持つ新聞には、胸の谷間で青年を優しく救助するアリアの写真があった。